心がほっこりします
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投稿日:2011/07/09 |
心優しいワニ、ヨワニン。魚や動物が可哀想で、他のワニのように食べることが出来ません。
ある日、こざると友だちになりますが、お腹がすいてたまらなくなり、こざるを食べようと思わず口を開けてしまいますが・・・?!
こざるの大好きなバナナがヨワニンと、ヨワニンとこざるとの友情を助けてくれます。まさにバナナが救世主!
いつしか色も形もバナナそっくりになったヨワニン、今では森の人気者です。よかったね、ヨワニン!
途中のかぞえ歌もおもしろく、読んだ後に心がほっこりあたたかくなる絵本です。
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ハンバーガーがおいしそう♪
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投稿日:2011/07/08 |
「ペンギンきょうだい れっしゃのたび」の第2弾。
前回の続きにあたる今回の船の旅は、さらに夏っぽい仕上がりになっています。前回の最後に空気を入れた浮き輪も登場します!
今回もハンバーガーがとても美味しそうです。うちの子たちも「僕だったらコレ!」などと、一緒に楽しそうに見ていました。
よ〜く見てみると、前回も登場していたお客さんたちが今回もちゃんといます。立派な紳士、赤ちゃん連れの母子はおじいちゃんと、毎回お土産ドッサリの友人多きペンギンさんや、子犬連れのシロクマ・・・それぞれを追ってみるのも楽しみの一つです。
今回はしっかりもののおねえちゃんが、何かやらかします。でも、無事おじちゃんの家に到着し、そこでも「ちゃんと着いたよ」の電話・・・ 夏休みにピッタリの絵本です。
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こまかいところまで楽しい☆
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投稿日:2011/07/08 |
我が家も毎年夏休みに、電車でおばあちゃんの家に行くので、シチュエーション的にはバッチリの絵本でした。
前日の準備のワクワク感もよく伝わってきます。おねえちゃんの持ち物には、おばあちゃんたちへのお土産もちゃんと入っていて、それが何なのかは最後に分かります。
とにかく食べ物が美味しそう!三人のお弁当は勿論、何でもないおにぎりでさえ、とにかく美味しそうなんです。オムライスにケチャップで顔が描いてあったり、細部にわたって楽しく見れます。
きわめつけは、切符事件!おねえちゃんやペンちゃんが必死になって探してる中、一人呑気に座って眺めてるギンちゃんも愛らしい♪
まわりのお客たちも、それぞれページを追っていくと、何度でも楽しめます。うちの子たちのお気に入りは、切符を拾ってくれた「立派な紳士」。他にも赤ちゃんのアザラシ連れの母子だとか、ついページの中で探してしまいます。
無事、おばあちゃんの家に着き、くつろぎながらお土産を渡す三人。「みんな着いたよ。お土産もありがとう」と電話で話すおばあちゃんの声が聞こえてきそう。夏にピッタリの絵本です。
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オニもたじたじ
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投稿日:2011/06/03 |
とにかく面白かったです!お話の内容は勿論、読んでいてリズムの良い文章と、動きのある絵が絶妙で、子どもが何度も「読んで!」と持ってきた1冊です。
やまんばの娘と知らず、まゆを食べようとする鬼。かたや鬼と知らずそのお手伝いをするまゆ。端で見ているキツネの表情もまた面白い。
木を引っこ抜いたり、岩屋を蹴っ飛ばしたり、そのたびに鬼は驚き、内股になったりする姿は何とも情けない・・・
「どうしてお湯をわかすの?」「どうして笑ってるの?」のやりとりは、何となく「赤ずきんちゃん」を連想し、「もう、いいんじゃない?」「まあだ、まだ」のやりとりは「三枚のおふだ」のようで、読み進めていくうちに、聞いている方もドキドキが高まっていきます。
そしてとうとうお湯に放りこまれたのは・・・!?
でも、最後はやまんばの家でごちそうになり、すっかり仲良くなった二人、めでたしめでたし、でした!
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幻想世界へようこそ!
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投稿日:2011/06/03 |
「めっきらもっきらどおんどん」が好きな6歳息子に読んでみましたが、こちらはちょっと怖かったようで少し不評でした。それでも私としては秀逸な作品だと思うので、五つ星で!
カッパの国のお餅を食べたら、人間の世界のことを全部忘れてしまったというのが怖かったらしいです。どんなにカッパの国が楽しくても、やっぱり本当のお父さんお母さんが一番ですもんね。
おっきょちゃんが自分の布人形を見つけ、記憶を取り戻し、泣いてしまうあたりは読んでいてもつらかった。でも、ガータロや家族もいい人(カッパ?)でホッとしました。
最後はめでたしめでたしでしたが、カッパの国のことをすべて忘れてしまっていたのは良かったような寂しいような・・・でもカッパ並みに泳ぎが上手くなったおっきょちゃん、いつかまたガータロたちに出会える日が来るかも・・・
お話は勿論、挿絵も素晴らしく、幻想的な色遣いに大胆な構図、のびやかな動きなど、素敵な作品だと思います。
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性別を超えてオススメ
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投稿日:2011/06/03 |
上の娘が大好きだった絵本、下の息子には「男の子はあまり好きでないだろう」と勝手な思い込みで、今まで読んだことがなかったのです。
でも、やっぱり名作絵本は男女関係なく引きつける魅力があるんですね。息子も何度も「読んで」と言うお気に入りの1冊になりました。
始めの、あきが赤ちゃんからだんだん成長する場面は、母親である私が我が子の成長と重ねてしまい、懐かしさで胸が詰まる思いがします。
こんが乗り遅れたと思った時、上の娘は本当に涙を流し「こん、乗れなかったの?」と心配してくれました。そしてしっぽを挟んだだけだと知って「あ〜、よかった・・」とホッとする。この絵本を読んだ子どもたち(大人も)みんな、同じ気持ちになったことでしょう。
砂丘でもドキドキすることが起こるけど、いつもこんは「だいじょうぶ、だいじょうぶ」、「あきちゃん、心配いらないよ」と自分が大変な目に遭っていてもあきを気遣う優しさ・・・
優しいおばあちゃんに直してもらい、綺麗になったこん、よかったね!そして、こんとあきは、ずうっとずっと大切な友だちなんだろうなと思いました。
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黄色い大切なおともだち
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投稿日:2011/05/03 |
街でもらった黄色い風船。手を離すと飛んでいってしまう特別な風船。でも、お母さんの知恵で浮くけど飛ばない不思議な風船になって、ロンパーちゃんの素敵なおともだちになりました。
その黄色いおともだちとままごとしている時に、いたずらな風が吹いて、木の枝にひっかかってしまいます。
一緒にごはんを食べて、一緒に寝ようと思っていたのに・・・泣きじゃくるロンパーちゃんを優しくなだめるお母さんもまた素敵。そこには「よるくま」と同じ、子を思う母親の愛情と優しい空気が流れています。
夜、ロンパーちゃんが窓の外を眺めると、その黄色い風船はまるで・・・
全体的にモノクロな画面に、風船の鮮やかな黄色が印象的です。お話は、ロンパーちゃんの子どもの目線と、お母さんの大人の目線、それぞれの心情がとてもよく表れていて、読んでいて自然と優しい気持ちになれる絵本です。特に寝る前の読み聞かせにピッタリの1冊。
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友だち作りが苦手な1年生に贈る本
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投稿日:2011/04/29 |
引っ越ししてきた1年生。ほんとの名前はふみかだけど、すぐプンとふくれるのでぷんかちゃんと呼ばれています。 友だちが出来なくて、いつも一人でお絵かきや折り紙して遊びます。
そんなぷんかちゃんが嫌いなのは、毎日学校から帰ったらお母さんに「学校どうだった?」、「誰と遊んだの?」などと聞かれること・・・
でも、「ぼくのともだち、ぷんかちゃん」と言われた時、なぜだかほっぺたやおなかがあったかくなり、からだがはずんで、いつの間にかスキップしてた。
「ぼくのともだち」と言われるのって嬉しいね!そうやって友だちの輪がどんどん広がって、たくさん友だちが出来ると素敵だね。
一人遊びも楽しいけど、友だちと遊ぶのはもっと楽しい。ほんのちょっとしたきっかけで、案外友だちって出来るものだね。
なかなか友だちが出来ない1年生の心情がよく表れていて、挿絵もとても可愛くて、オススメの1冊です。
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会話が弾みます!
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投稿日:2011/04/22 |
図書館で旧版の方を借りて読んでみたら、1年生の息子が大ハマリ!「この本、絶対買って!」と珍しく言うので、こちらの口コミを覗いてみると、田中パパの「この本は借りて見よう、はダメ。必ず買うこと」の一言で購入決定!
新版が出ているのを知り、こちらを購入しました。漢字が全てかなに変わり、訳も少しずつ違っています。我が家は新版で良かったです。旧版を読んでると決まって「ねぇ、これコアラだよね?なんでクマって書いてあるの?」とうるさかったので・・(新版はちゃんとコアラになっていました)
「ねえ、どれがいい?」ときかれる質問は、どれも嫌な究極の選択。でも、それが子どもには楽しいらしい。
「ブタに服!だって他の服着ればいいし!」、「ヘビにまかれるの!だってワニのは完全死んでるし!」、「お母さんがどなるの!だって学校だとみんな見てるし恥ずかしいから!この男の子だって、こっちの方が顔が真っ赤でしょ?」・・・などと、色んな理由をアレコレ並べてしゃべる、しゃべる!
決して、お話自体は長くないのに、子どもとの会話が弾みすぎてしまい、なかなか読むのが終わらない楽しい1冊。でも、最後はホッと出来る場面でお話が終わります。オススメです!
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「いのちは、いのちから生まれるんだ!」
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投稿日:2011/04/16 |
最初に手に取って中を開いて驚いた。「これは、四コマ漫画?」・・・でも、その内容は恐ろしく哲学的で奥が深かった!
「どうして雨が降るの?」というカエルくんの素朴な疑問から始まって、「命はどこにあるの?」「自分はどこから生まれたの?」・・・
四コマ漫画で少しずつ少しずつ、子どもにも分かりやすく、その問いに答えていってくれる。
そして「いのちは、いのちから生まれるんだ!」、「カエルくんのいのちは、カエルくんのお父さんとお母さんのいのち」、あぁそうだ、子どもたちの命はまさに私の命そのもの。当たり前のようでいて、初めて知ったような目が覚める思い・・・
そして「いのちはつながっている」・・・私が生まれるずっとずっと前から、そしてこれからも未来へずっと続いていく命。
子どもに読み聞かせをしながら、それ以上に自分自身が感動した1冊です。
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