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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい この技術を持つ人がフランスでも一桁に  投稿日:2009/10/08
ルリユールおじさん
ルリユールおじさん 作: いせひでこ
出版社: 講談社
 パリの朝。季節は晩秋から初冬でしょうか。
 バラバラなったお気に入りの植物図鑑を抱えた女の子が街を歩いています。
 もう一方のページには、コートを着た初老にさしかかった男が、背を
まるめつつ、こちらも街を歩いています。
 次ページも、女の子は図鑑を直す方法をさがし歩きまわっています。
 一方、男は郵便局に寄り、カフェで立ち話をし花屋の前を通り、自分の仕事場へ、長いバゲットを一本手に帰ってきます。
 女の子が、男の仕事場の看板“RELIEUR(製本・装幀)”を見つけ、……。
 ここまでで、8見開き使われていて、『なんて、素敵な絵本なんだろう』と、もう感心してしまいました。
 
 おじさんの仕事場や作業の描写の詳細さ。
 作業をするおじさんの手。
 解説付きの作業工程の描写。
 そして木に夢中な女の子(ソフィー)との噛みあわないようで、会話になっていく展開。
 完成し生まれ変わった図鑑。
 その名も『ソフィーの木たち』に、息子は、「うわぁ〜」とだけしか言えませんでした。
 エンディングに清々しさを感じました。

 印刷技術の発明と共に歩んできた、実用的な職業が、ルリユールだそうです。
 制約のあったフランスで成長した技術ですが、いまやこの60工程全てを手仕事でできる製本職人は、フランスでも一桁になったという「後書き」を読んで、購入を決めました。

 パリにアパートを借り、何度も路地裏の工房に通いスケッチした、いせ先生の『この素晴らしい技術を伝えなくちゃ。』という情熱が伝わってきます。
 ソフィーのコートやジャンパースカートそしておじさんのセーターの
色のブルーが街中でも仕事場でも、とても印象に残る美しさでした。
 出会えて良かった一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 趣味が同じって、喜びを分かち合えるもの  投稿日:2009/10/08
おばけとしょかん
おばけとしょかん 作・絵: デイヴィッド・メリング
訳: 山口 文生

出版社: 評論社
 扉絵のセピア色の日焼けしたページに?
 左ページのポケットカードの貸し出し日・返却日に???でした。
 
 本好きの女の子ボーが、ある夜眠れず本を読んでいると、部屋のあかりが消え…。
 行ってしまいましたおばけの世界へ。
 そこはおばけ図書館。広いですよ〜。  
 なのに一冊も本がありません。からっぽの棚・棚・棚です。
 ボーに用があったのではなく、ボーの読んでいた本を拝借したかったとのこと。
 なりゆきで、ボーはおばけたちに読んであげる事に…。
 『足の臭い魔女(?)』を36枚の絵で、読者にも読ませます。
 息子はここで語り部になっていました。
 
 本がないおばけたちに、お話を作ることをレクチャーし、次ページからまた絵で語られていてオシャレです。
 
 ボーが、おばけと作った“お話本”のエンディングを読むシーンは、図書館に本がいっぱいになっていて、夢か現実が迷いながらも、とにかく明るく和やかでよいシーンだなと思います。
 
 作品中に、読者が、絵を見てお話を作る楽しみを経験できて、登場人物たちと共感できますね。
 趣味(好きなこと)が同じって、お互いの距離を縮め、喜びを分かち合えるものですね。たとえ、異界に住む相手でも(笑)。
 ラストのカードは、粋ですねぇ〜。
 私もおばけ図書館に行って、おばけの作った作品を読んでみたくなりました。
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自信を持っておすすめしたい  最後の一言が、笑えます。  投稿日:2009/10/08
トムのしっぽ
トムのしっぽ 作: リンダ・ジェニングス
絵: ティム・ワーンズ
訳: せな あいこ

出版社: アスラン書房
 扉絵に、ぶたのしっぽをくわえ、ぶたの後ろを歩いている犬の絵に、吹き出しつつも???でした。

 こぶたのトムは、自分のしっぽを「ばっかみたい!」って、思っていました。
 なるほどほかのこぶたと見比べてみても、ちょっと長めで、クルリンと丸まっていて、特徴があります。
 でも、私はとってもチャーミングだと思うんですけど。
 シープドッグのサム、馬のハンニバル、牝牛のジェラルディン、そして、ねずみのしっぽでさえトムには、素敵に思えます。

 みんなで、文句ばっかりのトムのため、“トムのしっぽ真っ直ぐ変身計画”が考えられます。
 みんな、友だちのため一生懸命に考えたアイディアを出しますが、とっても面白い。
 な〜るほど、やったね〜、と思ったら、問題が浮上。
 思い通りに変身してみて、生まれ持ったもの(ナチュラルさ)のよさに気づいたようでしたが…。
 最後の一言が、笑えます。
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自信を持っておすすめしたい 現世での努力も虚しく思えます  投稿日:2009/10/08
じごくのそうべえ
じごくのそうべえ 作: 田島 征彦
出版社: 童心社
 うわ〜、まさしくこれこれこれ〜。
 これが、地獄です。迫力あります。
 子どもの頃に、聞いた地獄。
 母の話より祖父の話が恐かった。
 祖父の語る地獄は、『絶対に悪いことしない』と思わせられました。
 読んでいて、懐かし〜ィ。
 地獄が懐かしいというのもなんですが、子どもの頃にかえって読みました。
 
 さて、そうべえさん。
 さんざんなめにあいましたね。
 閻魔様の下した罪状に、これじゃみんな地獄行きになってしまいそうで、笑いました。
 現世での努力も虚しく思えます。
 いっしょに落ちたメンバーの生前の職業が、良かったですね。
 手に職は付けておくものだと思いました(笑)。
 これだけのアドベンチャーを体験したら、ホント恐い者無しですね。
 息子は、鬼のお腹の中での皆の活躍に「わっはっは。」でした。

 上方落語だけに、テンポの良い言い回しに、読み手の調子も出てきます。
 おちも、良かった。大満足でした。
 将来、孫にも読んでやるよう、今から息子に言い聞かせました。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 降り方の違いががわかる素敵な絵  投稿日:2009/10/07
あめじょあじょあ
あめじょあじょあ 作: イ・ミエ
絵: 田島 征三
訳: おおたけ きよみ

出版社: 光村教育図書
『とべバッタ』の田島先生の絵です。
韓国で先生野江は人気で、この絵本は韓国が先だったそうです。
“じょあじょあ”は、雨が勢いよく降る様子を表す言葉だそうです。
 
 雨は、どうして降るのでしょう?
 から始まって、地球の中で、水がめぐりめぐっているシステムを、とってもわかりやすく、ユーモアをまじえ教えてくれます。
 田島先生の描く雨は、それぞれ降り方の違いががわかる素敵な絵でした。
 息子、「ほほ〜、わかりやすい。」と一言。
 楽しんで学べる良書です。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 子猫のようなライオンの声が可愛らしい  投稿日:2009/10/07
あめだまをたべたライオン
あめだまをたべたライオン 作: 今江 祥智
絵: 和田 誠

出版社: フレーベル館
 口をパカーと開けてあくびをしていたライオンの前にあめ玉だぽたんと落ちてきて、くにゃりとくずれ、生き物と思ったライオンが一口にぺろんと食べたら…。
 吠えようとしても「ニイ」という子猫のような声しか出ないライオンが、可愛らしい。
 すっかり自信を失って、穴ぐらにひきこもり。
 こうさぎが、穴ぐらを通りかかって…。
 運んできてくれたお食事を食べるライオンの表情がおもしろい。
 声が治って、「ライオンなんだよ」と、こうさぎに事実を告白するシーンがいいな〜。
 ラストもあったかです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい  朝鮮の昔の世界への旅  投稿日:2009/10/07
さんねん峠
さんねん峠 作: 李錦玉
絵: 朴民宜

出版社: 岩崎書店
 息子が3年生の時の教材だったけれど、「絵本でもう一度見てみたい」し、私にも「面白いから読んでみて」と勧めてくれました。
 朝鮮の民話です。
 
 さんねん峠の言い伝え、
 〜
 三年峠でころんだならば
 三年きりしかいきられぬ
          〜
 があるそうです。

 みんな長生きしたいので、転ばぬようにおそるおそる歩いていました。
 ある秋の日、隣村へ反物を売りに行った帰りに通りかっかったおじいさん。
 石につまずいて転んでしまいました。

 病は気からとよく言ったものです。
 おじいさんが寝込んでいるページで、笑ってしまいました。
 げっそり、げんなりの表情が、良く描かれています。
 そこから一転、おじいさんの嬉しくて、調子づいている様子がまた楽しい絵から伝わってきます。

 リズミカルな文体でストーリーも楽しいですが、絵がとても美しい。
 おじいさんが、秋の美しい眺めにうっとりするページをはじめ、どのページも、あったかく優しい色づかい、隅々楽しめる細かい描写に、本当に見とれてしまいました。
 絵本をとおして、朝鮮の昔の世界へ旅をしてきたような読後感でした。
 息子は、「絵本で楽しむべきお話だ」と絵を堪能していました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい あらかじめ読んでからお考えください(笑)  投稿日:2009/10/07
こんたのおつかい
こんたのおつかい 作・絵: 田中 友佳子
出版社: 徳間書店
 明るくさわやかな始まりに、どんなことが起こるのかな〜と、わくわく読んでいたら、“はなのみち”“もりのみち”に別れたあたりで嫌な予感。
 お母さんの言いつけを守らない一歩に、『ダメ〜〜〜〜〜』。
 やっぱり、こわあ〜い。
 お豆腐屋さんで、こんたが涙目で「おばけください!」の一言が、字の効果もあり大爆笑でした。
 どんぐりのお金に、息子は、ニッコリ。
 天狗も鬼もおばけも迫力ありました。
 降矢先生の絵を見ているような錯覚を覚えました。
 恐がり屋さんには、お母さんがあらかじめ読んでからお考えください(笑)。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 女の子の目の動きだけで、理解できる絵  投稿日:2009/10/07
わたしとあそんで
わたしとあそんで 文・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: 与田 凖一

出版社: 福音館書店
 クリーム色をベースにして、色がついているのは、主人公の女の子と太陽と出てくる生き物たちだけ。
 けれど、大きな動きから小さな動きまで良く伝わってくる絵です。
 朝日が昇って、真上に来るまでの時間、女の子が近くの森の入り口(でしょうか?)に遊びにやって来て…。

 この年頃のこどもたちは毎日が新しい発見の連続で、ワクワク感いっぱいに過ごしている時期でしょうね。
 おそらくこの子も朝食をとっている時間も惜しげに、外にかけだしてきたように見えます。
 
 出会った生き物たちみんなに逃げられた後、石に腰掛けみずすましを見ているシーンの女の子の表情が特に可愛らしいです。
 そして、次ページからの女の子の目の動きだけで、ストーリーの展開が理解できる絵に感動です。
 また、文が、女の子の語り口調で、この子の気持ちをストレートに文字にしているところが、こどもたちにも共感を呼ぶのではないでしょうか。
 「小鹿は、初めてなのに怖がらなかったね〜。」と息子。
 小鹿には、女の子がただいっしょに遊びたいだけって、わかっていたんでしょうね。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 私の話にされちゃいました  投稿日:2009/10/07
おかあさんのパンツ
おかあさんのパンツ 作: 山岡 ひかる
出版社: 絵本館
 楽しいです。
 そうなっちゃうかもね。
 そうそう、きっとそうだよね〜。
 息子が、私の笑い声で覗きに来たので読ませたら、
 「ははがはいたら、みんな絵がなくなるよ。横縞になっちゃうよ。」と、私の話にされちゃいました。あ〜にくたらしい〜。
 さくらんぼ模様も、ねずみさんのプリントも、おかあさんがはいたら模様が、こんな風に変わりそうな気がします。
 とかげの模様は、私もちょっと考えちゃいました。
 そして、納得。
 でも、…。
 親子で、笑って読んでください。
参考になりました。 0人

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