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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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えっこ

ママ・40代・東京都、男13歳 女10歳 女6歳

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えっこさんの声

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ふつうだと思う 友人は絶賛していましたが・・・  投稿日:2005/03/09
めっきらもっきらどおんどん
めっきらもっきらどおんどん 作: 長谷川 摂子
絵: ふりや なな

出版社: 福音館書店
友人の勧めで手にとった絵本です。彼女は、親子で大受け!と、絶賛していたのですが、我が家での受けはいま一つでした。期待し過ぎだったのかもしれません。

今、縄跳びにはまっている末娘は、縄跳びの場面は好きで、何度も見ていました。私は、日本語のリズムの良さと、絵が降矢ななさんであることに注目しました。内田さんのともだちやシリーズをついつい思い浮かべてしまう人ですが、こんな仕事もしてらしたのですね。
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自信を持っておすすめしたい 大きなテーブルの周りに集う幸せ  投稿日:2005/03/09
おおきなテーブル
おおきなテーブル 作: 森山 京
絵: 広瀬 弦

出版社: ポプラ社
絵本は主に子供のためのものなのでしょうが、中には、この内容は大人でなくては本当にはわからないよなあ・・・と思うものがたくさんあります。この絵本もそんな本だと思います。

大きなテーブルに集ってにぎやかに暮らしていた一家でしたが、子供の成長につれて、一人去りまた一人去りと、とうとうおばあさん一人が残されてしまいます。

まるで、わが実家のようです。こう思って読んでいる親は大勢いるのではないでしょうか?今の私の家族も、子供達が巣立ってしまうと、このようになっていくのでしょう。このもの寂しさは、幼児や小学生にはなかなかわからないと思います。

でも、わからないなりに、折りをみて繰り返し読んでいれば、じんわりと心に沁み入るようになり、成長とともにお話に対する感想も違ってくるのではないでしょうか?子供の成長にバロメーターになるような本です。

広瀬弦さんの絵ですが、どのメージをめくっても、ダイニングキッチンに大きなテーブルがおかれた、同じアングルの絵です。そして、その時、その一家で何人暮らしているかで、サイドボードの食器の数が変わっていて、片隅の棚においてあるものが、本だったりおもちゃだったりと、細かく描かれていました。

本当に、大人の心にシーンとした攻撃をかけて来る本でした。里の両親に電話して、声を聞きたくなります。
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自信を持っておすすめしたい あやちょうちょう こやちょうちょう  投稿日:2005/03/09
とりのみじさ
とりのみじさ 作: 樋口淳
絵: 梅田 俊作

出版社: ほるぷ出版
あやちょうちょう こやちょうちょう
にしきさらさら こがねざくざく
びびら びい

という鳥の歌が気に入ってしまい、しばらくはなにかあるとこれを唱えていました。おやつの前に「あやちょうちょう」、終って「あやちょうちょう」、幼稚園に行く前に「あやちょうちょう」、嬉しいことがあると「あやちょうちょう」といった具合です。

樋口さんの日本語は、リズムがよくて読み易く、こどもの知らない言葉が出て来るのですが、それが、語彙をふやす手助けになると思いました。梅田俊作さんの絵は、ユーモラスで親しみ易く、悪役であるはずの欲張りじさがかわいそうになってきました。

今、日本人の新作の面白い絵本も翻訳ものの絵本も、山ほどあります。時々は、昔話を読み聞かせ、その底に流れる日本的な物に少しでも接することが出来るようにしてあげたいと思います。
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なかなかよいと思う かわいいおひめさまが、おおきないびき?  投稿日:2005/03/09
おやすみなさい おひめさま
おやすみなさい おひめさま 作・絵: ミック・インクペン
訳: 角野 栄子

出版社: 小学館
眠ろうとしていたおひめさまが、まわりの動物なんかがうるさくて眠れない。みんなに、順番にしずかにしてって言って、最後に眠れたという、他愛もない話です。

イラストがかわいいのと、ちょっとした仕掛け絵本であったのが気に入ったようで、娘は繰り返し見ていました。仕掛け絵本も、あまり複雑だと、すぐ壊れてしまうので、これぐらいがいいようです。
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なかなかよいと思う 取り合わせの妙  投稿日:2005/03/07
ソースなんてこわくない
ソースなんてこわくない 作: 松谷 みよ子
絵: 武田 美穂

出版社: 講談社
題名からびっくりです。「ソース」って、あのトンカツやコロッケにかけるソースのことかしら?
そして、初めに出て来るのがおもちゃのピアノ。これがいったいソースと何の関係があるのだろう?

いくつもの?で、物語が進んで行きます。

風が吹くと桶屋がもうかるではないのですが、ピアノ、ちょうちょの曲、へび、ソース、コロッケ、夕飯とテンポよくいろんな物が登場します。読み終えた時には、我が娘はピアノに向かって、ちょうちょだけでなく、知っている曲を全部弾き、「お母さん、コロッケ食べたーい」

もうずっと前に書かれたお話のはずなのに、現代っ子の心を捕えていました。武田美穂さんのイラスト(絵というよりもイラストですよね)で、より身近に感じられました。
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自信を持っておすすめしたい 読み聞かせには向かないけれど・・・  投稿日:2005/02/28
ふき
ふき 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 講談社
こんなに読み聞かせに向いてない絵本はないと思います。だって、読んでいる私が涙ぼろぼろで、読めなくなって来るのですから。

登場人物それぞれの、思いやりのある人間的な気持ちが余す所なく描かれていて、どの人の気持ちを考えるても胸が締め付けられそうになってきます。

特に、幼い子供を残して逝かなくてはならなくなってしまったふきのお母さんや、その妻の気持ちを受け継いでひたすら仕事に精を出したお父さん、大好きな父を奪われて敵討ちを決意したふきの心の中で燃える冷たい炎を思うと、私たちが今行きている時代はなんて穏やかなのだろう、それなのに、私たちはなんていい加減に行きているのだろうという気持ちになります。

4歳の娘には少々難しかったようです。でも、折りをみて読み続けて行きたいと思います。彼女が、この絵本の登場人物の気持ちが一人ずつ理解できるようになることが、彼女の成長の証だと思うのです。
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自信を持っておすすめしたい 子供にも本物を教えてくれます  投稿日:2005/02/25
白雪姫 グリム童話
白雪姫 グリム童話 作: グリム
絵: バーナデット・ワッツ
訳: 佐々木 田鶴子

出版社: 西村書店
白雪姫の話が、こんなに長いことを子供達はこの本で初めて知りました。

幼児向けに短く書き直された話は、魔女のお妃、七人の小人、毒リンゴ、王子様に助けられるハッピーエンド・・・といったエッセンスだけで構成されているのがほとんどではないでしょうか。魔女のお妃が3回も森の中の家を訪れていることや、小人達に厳重に注意されているのに3回もお妃の罠にはまってしまうほど白雪姫がおばかさんであること(いいすぎかしら)、お妃は熱く焼かれた鉄の靴をはかされて死んでしまうことなどは、残念ながら書かれていないことが多いと思います。

でも、残酷な場面だからと言って、安易に割愛してしまってよいのだろうかと思うのです。長く読まれて来た物語には、大人の浅智慧をはるかにしのぐパワーがあると思います。その意味で、この絵本は子供に本物を教えてくれるすばらしい絵本だと思います。

言わずもがなですが、絵は魅力的です。特に森の植物や動物には魅せられます。
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ふつうだと思う あかるいあかずきん  投稿日:2005/02/07
あかずきんちゃん
あかずきんちゃん 作・絵: ジョナサン・ラングレイ
訳: 斉藤 洋

出版社: 岩崎書店
グリムのあかずきんと比べると、あかずきんちゃんが庶民的で、おおかみがおとぼけで、おばあさんが元気そうで、おかあさんが親しみ易く、全体的に明るいお話でした。

作者が、独自に細かい所を書きなおしたとは、断ってあるので、大人が読んだり、グリムのお話を知っている子供が読むのには問題ないと思いますが、初めて読んで、このあかずきんちゃんを覚えてしまうと困ってしまいますね。
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自信を持っておすすめしたい ゴールデンコンビ  投稿日:2005/02/07
かちかちやま
かちかちやま 作: 松谷 みよ子
絵: 瀬川 康男

出版社: フレーベル館
松谷さんのお話に瀬川さんの絵。昔話のゴールデンコンビです。リズムのよい文章に表情豊かで迫力満天の絵に、一気に読み終えて、ようし、もう一度!

こどもにとっては、覚え安くて魅力的なキーワードが沢山でてくるようです。とちのみのもち、狸汁、かややま、とうがらしみそ、などなど。その後のおままごとやごっご遊びに登場しました。
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自信を持っておすすめしたい 楽しいおるすばん  投稿日:2005/02/07
ぼくのたからものどこですか
ぼくのたからものどこですか 作: 角野 栄子
絵: 垂石 眞子

出版社: 福音館書店
さすが、角野栄子さん、あそびごごろいっぱいの楽しい絵本でした。こんなふうにして、留守番ができれば、親も子供も安心ですね。

ただ、最近は小学生といえども、一人で留守番させるのは不安なご時世です。この絵本では、ノブくんは幼稚園児でお留守番。それに、一人で幼稚園から帰って来たみたいです。昔(この本の初版は1988年)はもっともっと安全だったのでしょうね。
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