
昔、あるところにお母さんぶたと3匹のこぶたがいました。お母さんぶたは貧乏で、子どもたちを一人では育てきれなかったので、「自分で暮らしていくように」と言って、3匹をよそに出しました。 最初に出かけたこぶたはわら束をかついた人からわらを買い、わらの家を作りました。次に出かけたこぶたは木の枝の束をかついだ人から枝を買い、木の家を作りました。3番目のこぶたはレンガをたくさん運んでいる人からレンガを買い、レンガの家を作りました。

よく知られたイギリスの昔話ですが、あまり知られていないのは後半の展開。レンガの家を吹き飛ばせなかったオオカミが、3番目のこぶたと知恵比べをします。いずれも時間にからんだやり取りで、こぶたが機知を働かせますよ。あっさりと残酷な行為を表現する結末は、昔話の真髄といった感もあります。 ――(ブラウンあすか)

福音館もこちらの「3びきのこぶた」もどちらも、オリジナルに忠実なので、すきなのですが、どちらを購入しようか迷いました。
もともと、子ども達は、今のかわいらしい「3びきのこぶた」が頭にインプットされているので、福音館も童話館のお話も「このブタ、悪いなあ!!」と衝撃的な結末です(笑)
@福音館のブタの絵は、ほんと、悪そうです(笑)
童話館は、そんなブタでも、まあ、かわいらしいです。
Aお母さんがコブタたちを家から出すシーンも、「暮らしていけなくなったので、、、」という理由が、なんだかせつないのですが、
福音館は淡々としたシーンで、
童話館は、おかあさんとチビブタさんが涙を流した絵が描かれているので、なんだか、救われる・・・(笑)
この2点の理由で、うちのロマンチストなムスコ君には、せめて、絵まで悪すぎるブタではなく、絵ぐらいは、かわいらしいブタのほうがよいだろう、、、と童話館の「3びきのこぶた」を選びました!!! (どどさんさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子3歳)
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