ある日、茶色のちび犬くんは何もかも忘れて目が覚めてしまいました。何より大変なのは、自分の名前を思い出せないこと。僕誰だっけ!? そこでちびくんは街を走り回り、出会った人(犬)たちに自分が誰なのか聞いていきますがどうしても名前がわかりません。僕はピンクのはなの茶色の子犬で、どろんこあそびがすきで、いつもリスを追いかけてて... 少しずつ自分のことがわかっていく楽しいお話です。
自分のことがわからないってなんだか不安なはずなんですが、走り回ってるちびくんはなんだか楽しそう。ちびくんの走り回る様子を見ていると、読んでいるこちらもわくわくしてしまいます。この絵本は読み終わったあと、必ずもういちど最初から読み返すはず。こどもが大好きなしかけがあります。 また、絵の美しさは特筆もの。鮮やかで楽しいタッチで、新聞や布の模様をうまく使うなど、細かいところまで楽しめます。
自分の名前を忘れたちび犬くん。名前を探して街へ飛び出した。いろんな友だちにあって、少しずつ自分の情報が集まるけれど…。とっても楽しい元気印の絵本。
朝起きると「あれ、ボクの名前なんだっけ?」。名前を忘れたちび犬君は、いろんな友達の所を尋ねて歩きます。でもみんなが思い出してくれるのは、名前以外のことばかり…。最後に楽しい結末が待っている元気印の絵本。
実は始め読んだ時 ワタシ自身 意味がわからなかった。
こんな終わり方でいいの? って(笑)
この本は 何度も何度も繰り返し読み 絵もじっくり見ないとわかりません。
味わいがじわ〜っと出てきて 徐々に楽しくなる本です。
子供が大好きな繰り返しの文章。
自分の事は忘れているのに どうして友達の名前は覚えてるの? という不思議。
色々な犬種が出てきて 楽しい1冊です。
(睦未さん 30代・ママ 男の子13歳、男の子10歳、男の子9歳)
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