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すばらしい!
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投稿日:2006/02/08 |
さみしかった冬から、耳を澄ましてみると、ほら、春の声が聞こえるよ。
山がザワザワしゃべっているのが聞こえる?
冬から春へと季節が移り変わるようすを、自然や動物達を通じて感じることができます。
みんな、春を待ってたんだ。
絵本に出てくる生き物達がとても愛おしく思えてきます。
命が生き生きしています。
すばらしい!
春が待ちどおしい季節、この絵本と子供達と一緒に、春の声を耳を澄まして聞いてみたい。そんな思いがする絵本です。
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驚きと感動。
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投稿日:2006/02/08 |
「ぼくのうしろにいるのはだあれ?」
姿が半分だけ見える動物は・・・「かめ!」
子どもたちの元気な声が聞こえてきそうです。
いぬ、かめ、ねこ、ぞう・・・
子どもたちに馴染みの動物たちが次々と現れます。
きっと、得意げに、見つけた動物の名前を
さけんでいるのではないでしょうか。
うしろ、まえ、うえ、した・・・と、方向も様々。
それは、最後にあっ!と驚く仕掛けが用意されているからです。
繰り返しとともに、人気の動物たちが次々出てきて、
1歳から楽しめます。
最後のシーンでは、きっと皆、驚きと感動すると思います。
年少クラスの読み聞かせにと準備した絵本です。
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あっぱれな作戦!
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投稿日:2006/02/06 |
ねこはさかながすき。
さかなもねこがすき。
で、ときどき、ねこはさかなのなかにはいって
ねこざかなになるのです。
ユニークな「ねこざかな」シリーズのお話。
(第1話は、図書館に置いてないのですごく残念。)
今回は、ねこざかなが海で散歩をしていると、のこぎりざめに追われます。逃げるけれど、とうとう捕まってしまいます。
「たべられるまえに、おわかれのうたとフラダンスをおどらせて。」
それが作戦なのか・・・たぶん作戦なのでしょう。
ねこざかなの踊りをまねして、ちゅうがえりにしっぱいしたのこぎりざめは、はなからおちてすなはまにうまってしまいます。
こうして、難をのがれたねこざかなは、意気揚々として帰って行きます。
残されたのこぎりざめの姿は、笑えます。
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おちゃめな王さま
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投稿日:2006/02/06 |
にわとり小屋でぎゅうぎゅう詰めになったにわとりを見て、かわいそうに思った王様が、にわとり小屋の戸をあけたとたん、にわとりが飛び出して大変なことに。
王さまは、悪気はなかったんです。でも、王さまがそれを隠したため、事態が大きくなって行きます。
ますます、しゃべれなくなっていく王さま。
本当は、正直にあやまらなければいけないのだけど、子供みたいでかわいい。
最終的には、口止めされためんどりが産んだたまごのめだまやきが、しゃべっちゃうんですが、それを聞いたコックさんは、「だれにもいいません。」
つまり、嘘をついて黙っていたのは悪いことだけど、このお茶目な王さまを許してあげたんですね。
楽しく読むことができました。
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気に入った歌を子守唄に。
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投稿日:2006/02/06 |
おばあちゃんが子供達を寝かしつけます。
「ねえねえ おばけも よなかに ねるの?
おはなし してよ。 うた うたってよ。」
子供達にせがまれて、おばけの子守唄を歌います。
「ひとつ
ひとつめこぞうが あくび
そろそろ おやすみ ねんねんよう」
おばけの数え歌になっています。
いろいろなおばけが出てきます。
読み終えて、「どんな子守唄歌ってくれたの?」
と、娘が聞くので、「赤ちゃんの時は、森の熊さん。それから、七つの子」
歌ってと言われたので歌ったら、眠れないと言われてしましました。(笑)
それでも、昔は気に入った歌を子守唄代わりにして、歌ってあげてたのよと、心の中でつぶやいていた私でした。
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吸い込まれそうな青い空。
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投稿日:2006/02/04 |
地面に寝転がって、空を見上げたことありますか?
私も、もう随分昔になってしまいました。
空はとても広い。
青く澄み切った空を見上げていると、吸い込まれそう。
そう、別世界を見ているよう。
小さい自分が恥ずかしくなる。
また、頑張ろうという気になる。
そんな、感覚。忘れてた。
季節は春。
桜が散る中、寝転がる女の子。気持ちよさそう。
いつの間にか、犬やちょうちょたちも寝転がる。
青い空。
ちらちら舞い散るさくらの花びらがきれい。
暖かくなったら、澄み切った春の空を見に行こう。
きっと、新しい発見があるかもしれない。
ワクワク、ドキドキ、そして、ほのぼのとしたお話でした。
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心穏やかに、優しくなれます。
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投稿日:2006/02/03 |
私のお気に入りの一冊です。
村上康成さんの絵は、子供にしろ動物にしろ、とても愛らしくかわいい。
絵本を眺めているだけで、心が穏やかになり優しくなれます。
この絵本には、たくさんの鳥がでてきます。
シジュウカラにはじまって、ヒレンジャクという鳥まで。
知っている鳥もいれば知らない鳥もいますが、どの鳥もかわいい。
そして、絵本の中には、四季があります。
冬に始まって春になり夏が来て秋がやってきます。
鳥と一緒に四季を感じ、鳥の鳴き声に耳を傾けると、時間を忘れるくらいゆったりした気持ちになります。
心がギシギシしたときは、この絵本を手にとって心を休めています。
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日本の昔のよき伝統
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投稿日:2006/02/02 |
流しびなの由来をご存知ですか?ひなまつりの元になった行事だそうです。
人の形をした紙の人形で体をなでて、それを川に流すことで汚れを祓い、災厄祓いを願ったそうです。
ももちゃんは、おかあさんがおってくれたおひなさまで、おばあちゃんに体をさすってもらいます。
そして、その流しびなを流していると、川の中から手が出てきて、ももちゃんの流しびなを誰かが持っていってしまいます。
ももちゃんは、慌てて追いかけると、そこには、病気で苦しんでいるかっぱの女の子がいました。
ももちゃんのおひなさまで、その子の体をさすって流します。
ももちゃんも一緒に祈りました。
すると、そのかっぱの女の子は元気になり、お礼に小石を三つもらいました。
いつの時代でも、子を想う親の気持ちは変わらないものなんですね。その親の姿を見て育つ子供は、きっと優しい子になるんだと思います。
日本の昔のよき伝統は、残していってもらいたいと思います。
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ふくろおばさんはとっても寒がりです。
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投稿日:2006/02/01 |
題名を見て、「おもしろそう」と興味シンシン。
早速、読んでみました。
とても、さむがりのふくろうおばさんがいました。
マフラーをしていても寒いので、体がすっぽり入るセーターを編んで着ました。
それでも寒いので、今度は大きな袋を編んで、木にかぶせました。
それでも、まだ、寒いので隣の木にも袋を編んでかぶせました。
それでも・・・
ふくろうおばさんは、寒がりです。
とうとう、森全体に袋をかぶせました。
少し暖かくなったかな。ふくろうおばさんが思ったとき、森に住んでいた動物達が暑くて飛び出してきました。そして、きつねさんが言いました。「もう、春ですよ。袋を取ってください。」ようやく、袋はなくなりました。でも、袋をほどいたけいとは、また、冬がきたら作るようです。
娘は、期待していたよりも今ひとつだったようです。
でも、このとーても寒がりなふくろうおばさんの発想はすごいです。自分が寒いからといって、森全体に袋をかぶせちゃんなんて。すごいです。おもしろいです。
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心まで、ヌクヌク
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投稿日:2006/01/31 |
田舎のおばあちゃんのこたつは、あったかい。
男の子が、「ポカポカして、暖かいのはどうして?」と、その理由を聞くと、「それはな・・・」
おばあちゃんの答えがとてもユニーク。
「コタツの中で、ひよこがポカポカうまれているからだよ。」
「ほんとー?うそだ。いまはホコホコしているよ。」
その答えは?
それじゃ、ポッポポッポは?ヌクヌクは?ホカホカは?
おばあちゃんの次から次へとユニークな答えが続きます。
最後には、男の子も負けじと「カッカしているのはね・・・」
男の子とおばあちゃんの賭けあいがとても楽しい。
「暖かい」を表現する言葉が、こんなに豊富にあるのにはおどろきました。
おばあちゃんの絵がかわいくて、読んでいて心までヌクヌクしてきました。
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