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多夢

ママ・60代・兵庫県、女の子24歳

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自己紹介
娘への読み聞かせがきっかけで、絵本が好きになりました。
今は、自分が楽しむために読んだり、
幼稚園や小学校での絵本の読み聞かせをしたりといった形で、
絵本との関わりを持っています。

               (2024.3.27)
好きなもの
絵本作家  村上康成さん、とよたかずひとさん<BR>童話作家  佐藤さとるさん、あまんきみこさん<BR>新日本画家  中島 潔さん<BR>猫より犬派 コーギーが大好き。<BR>好きな料理はカレーライス。<BR>アニメは名探偵コナン。親子で毎年映画を観に行っています。
ひとこと
現在の感想の傾向としては、幼稚園や小学校での読み聞かせの感想、自分自身で読んだ感想が主になっています。<BR>私の感想が少しでもお役に立てれば幸いです。<BR>絵本ナビさんには、常に様々な情報を提供して頂きありがとうございます。<BR>初めて絵本ナビに感想が掲載されて、19年になりました。<BR>絵本ナビさんとは、長いお付き合いをさせていただいています。これからも宜しくお願いします。<BR>ひとりでも、絵本の好きな子どもが増えますように。<BR>                            (2024.3.27)

多夢さんの声

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自信を持っておすすめしたい 「どこがすてきなの」と、前半怒る娘  投稿日:2006/01/30
すてきな三にんぐみ
すてきな三にんぐみ 作: トミー・アンゲラー
訳: 今江 祥智

出版社: 偕成社
「なにがすてきなんだろうね。」という事から、読み始めました。
前半は、黒マントに黒ぼうしの三にんぐみのどろぼうの残虐なシーンが続きました。
「どこがすてきなの」という娘の怒りに同感しながら、後半を読み進めて行きました。
ある日、さらってきた子供に、宝物の使い道をきかれます。
三にんは、考えた末に今度は、子供達を連れてきます。すてごやみなしごたちです。
何を始めるのかと思ったら、宝物で、すてきなお城を買ってみんなで暮らすのです。
そして、お城の周りには家が立ち、村ができ、どんどんおおきくなっていきました。
すてきな三にんぐみのどろぼうのおかげで、すてごやみなしごたちは、幸せに。
そして、そのすてきな三にんを忘れないようにみっつの高い塔を建てました。
「さんにんに、そっくりだね。」
絵を見て、娘はいいました。
前半、こわかったからどうなるかと思いましたが、最後にきてほっとした感じがしました。

ちょっとしたきっかけで、悪い人がいい人になったり、いい人が悪い人になったり。
だから、どんな人と出会うかによって、人生変わるものだなって思います。
また、変われるんだなって思います。
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自信を持っておすすめしたい かわいい!!  投稿日:2006/01/30
○×うさぎ
○×うさぎ 作・絵: あきやま ただし
出版社: 佼成出版社
とってもかわいいうさぎの みみちゃん。
みみちゃんの耳はとても表情豊かなんです。
うれしいことがあると、あらら、おみみがくるっとまるくなります。
反対に、みみちゃんがおこると、おみみがばつになっちゃうんです。
表情もくるくるかわって、見ていてあきません。
娘は、みみちゃんが好きで何回も借りてきています。
かわいいみみちゃんに、是非是非会ってみてください。
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自信を持っておすすめしたい 詳しく知らなかった自分がはずかしい。  投稿日:2006/01/30
いっすんぼうし
いっすんぼうし 作: 石井 桃子
絵: 秋野 不矩

出版社: 福音館書店
だいたいの話の流れを知っていても、くわしく憶えていなかったので、自分も娘と一緒に楽しんで読みました。
ですから、そうだったのかと教えられる部分が沢山あって、いままで詳しく知らなかった自分がはずかしくなりました。

この絵本の他に、手軽に読めるような短い文章で、漫画のような絵本もありますが、5,6歳にもなると、やっぱり、文章のしっかりしたものを読んであげることが大事だとおもいました。
とくに、日本の昔話を読んで聞かせる場合は、読み応えのある文章と、それにまけない絵のものをお勧めします。
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自信を持っておすすめしたい なんど読んでも、涙がでます。  投稿日:2006/01/26
ないたあかおに
ないたあかおに 作: 浜田 廣介
絵: 池田 龍雄

出版社: 偕成社
節分が近づくと、鬼が出てくる絵本に触れることが多くなると思います。
昔は、鬼といえば悪者というイメージがありましたが、最近では、いい鬼もいるんだよというような絵本もたくさん出ています。
それがいいのか悪いのかは別にして、この「ないたあかおに」は、とても素敵なお話だと思います。
40年前に書かれたお話ですが、長く読み継がれてほしい絵本です。

最後のあおおにの手紙には、いつも涙が出てきます。
何度読んでも感極まって、読む声が震えてきます。
あおおにくんのあかおにくんに対するやさしさに、とても感動し、あかおにくんの寂しい気持ちが伝わって、一緒に涙してしまいます。

娘は、5歳。お話を聞いて、「あおおにくんがこわい」といいました。まだまだ、このお話の内容がわかっていません。でも、いつか、このお話の内容を理解する日がくるよう願っています。
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自信を持っておすすめしたい ラピたちの願いがみんなに通じますように。  投稿日:2006/01/25
さくらうさぎ
さくらうさぎ 作: 安藤 和津
絵: 奥田 瑛二

出版社: 三起商行(ミキハウス)
うさぎのポコットとラピは、かわいい子うさぎがほしくて、毎日神様にお祈りをしていました。
「神様、心の優しい、お耳がピーンと長いかわいい赤ちゃんが、はやく生まれますように。」
そして、ヒラヒラとふりそそぐさくらの木の下で、ラピは、空の神様にお祈りをしました。
「どんなくるしいことも、つらいこともガマンします。だから、かわいい子うさぎをさずけてください。」
ところが、ある日、突然ポコットが、旅に出ると言い出します。
なんでも願い事がかなうという金色の魔法のにんじんを、どうしてもさがしにいくというのです。

子供ができないうえに、ポコットがいなくなるなんて、ラピがかわいそう。
なんて、切ない話だろうと思いました。

ところが、ある日、ラピは神様が赤ちゃんをくださったことに気がつきます。
そして、かわいい子うさぎが生まれました。
さくらの花びらの色をして、目は、澄んだ空色をしていました。
ポワンポワンと名づけられた子うさぎは、その容姿から、ほかのママうさぎたちから嫌われます。
当然、友達もできません。
さくら色の体がいけないのなら、ごしごしあらえば、とれるかもしれない。

ポワンポワンの気持ちを思えば、とても悲しくなりました。

でも、ラピはポアンポアンが大好きだし、ポワンポワンもママが大好きだから、こわいものはありませんでした。
ある日、ポコットが帰ってきました。
ポコットの手には、魔法のにんじんが、キラキラと金色に輝いていました。
ポコットとラピは、なにをお願いするか考えました。
二人が導き出した答えは・・・

切なくて涙が何度も出そうになりましたが、最後は幸せになってホッとしました。
みんながやさしくなれば、悲しい思いをしなくてすみます。
ラピたちの願いが、世界の大人、子供達にも通じますように。
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自信を持っておすすめしたい 懐かしい響き「このゆびとまれ」  投稿日:2006/01/24
このゆびとまれ
このゆびとまれ 作・絵: 平出 衛
出版社: 福音館書店
女の子が指を立てて、ちょうちょに声をかけます。
「いっしょにあそぶものこのゆびとまれ!」
ところが、ちょうちょはなかなかとまってくれません。
かわりに、ウサギさんやおさるさんが出てきて、「とーまった!」
ちょうちょは、止まってくれず、次から次へと動物がやってきて、女の子の指に止まります。
はたして、ちょうちょは女の子の指に止まってくれるでしょうか。

「このゆびとまれ」という懐かしい言葉に惹かれました。
昔はよく遊んだものです。
今の子は、こんな言葉で遊ぶのでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい だから、友達っていいね。  投稿日:2006/01/23
どっちーぬくん
どっちーぬくん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 鈴木出版
どっちーぬくんは、友達と遊ぶのが大好き。昨日は、雨で遊べなかったけど、今日は、とってもいい天気。
「あそぶぞ!」と、元気に出て行ったものの、友達には「ちょっと、待って」と言われます。
ところが、どっちーぬくんは、待つのがにがて。
くまさんにも、やぎさんにも、かばさんにも言われて、我慢できずに「ぼくとどっちがだいじなんだわん!」と言ってしまいます。そして、どっちーぬくんは、悲しくなって、泣きました。
でも、「ともだちより、だいじなものあるわけないじゃない。」と、用事を済ませた友達がやってきて言います。

子供は、いつも自分中心です。どっちーぬくんの気持ちは、純粋でありのままの子供の姿です。そして、友達と、けんかしたり仲良くなったりして、友達の有難さも覚えるし、成長していくのでしょう。
だから、友達っていいですね。
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自信を持っておすすめしたい 心も体もあったまろ。  投稿日:2006/01/23
あったまろう
あったまろう 作・絵: もろはらじろう
出版社: 鈴木出版
ぶるぶる寒い雪の中で、うさぎさんが温泉を見つけます。
ところが、その温泉は、「さるのゆ」だったり、「くまのゆ」だったりで、入れてくれません。
ところが、うさぎさんが暖かい石を動かしてみると、なんと、温泉がでてきました。
そのせいで、「さるのゆ」も「くまのゆ」も、お湯がなくなってしまします。
でも、大丈夫。やさしいうさぎさんは、さるさんもくまさんも、みんなであったまったのです。

文字がすくなめなので、5歳の娘にはどうかと思いましたが、雪で隠れた看板を見つけたり、お湯がなくなったところに気がついたり、楽しんでみていました。
「うさぎさん、やさしいね。」と、娘が言ったときは、親ばかでうれしくなりました。

寒い冬、うさぎさんのやさしさは、心も体も暖かくする絵本でした。
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自信を持っておすすめしたい 是非、大人の方から読んでみてください。  投稿日:2006/01/21
アンジュール ある犬の物語
アンジュール ある犬の物語 作: ガブリエル・バンサン
出版社: BL出版
アンジュールに出会ったのはいつだったろう。
ある書店で、ぽつりとたたずむ犬の表紙に惹かれて、手にとっていました。
字のない絵本。
でも、白黒のデッサン画からはすごいエネルギーを感じました。
むだのない絵からは、主人公の犬の様々な思い、訴えかけるものが、読者にまざまざと伝わってきます。
哀愁漂う犬の姿にショックをうけ、一筋の希望に感動を憶えたものです。
今、その絵本は実家にあって、娘にはまだ読んであげていませんが、機会があればと思っています。
ただ、この絵本は、是非大人の方に読んでもらいたいと思います。それから、子供に読んであげるかあげないか、判断してください。
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自信を持っておすすめしたい うれしい気持ちの輪  投稿日:2006/01/19
まりちゃんのこいぬ
まりちゃんのこいぬ 作・絵: せきおか まゆみ
出版社: ポプラ社
まりちゃんには、ちいさなお友達がいます。
子犬のシロ。シロは、まりちゃんが大好きで、どこへだってついていきます。
でも、シロには秘密がありました。
シロには、ちいさなお友達がいます。
子猫のミケ。ミケは、シロが大好きで、どこへだってついていきます。
でも、ミケには秘密がありました。
ミケには・・・

と、ちいさなお友達からお友達へつながっていきます。
そして、今日は幼稚園の入園式。
はじめての幼稚園なので、まりちゃんはドキドキ。
そこへ、てんとう虫さんがやってきて、まりちゃんは、なんだかうれしくなりました。
まりちゃんのうれしい気持ちが、てんとう虫さんに伝わって、お友達からお友達へ、うれしい気持ちがつながっていきます。

絵がとてもかわいいので、買いました。娘が1歳の時です。
その娘も今年は年長さん。
お友達の輪を大事に、幼稚園生活を送ってくれたらなと思いながら、読み返しています。
簡単な同じ文章の繰り返しなので、ちいさなお子さんでも楽しめると思います。
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