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ルートビア

ママ・30代・宮城県、男5歳

ルートビアさんの声

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こんな素敵な絵本が、絶版だなんて…　

投稿日：2006/03/09

なにしてる？
	作・絵: いせひでこ出版社:

なにしてる？　あらあらあら　おともだち
のいせひでこさんの三部作の中の一作です。

図書館で見つけて、よく借りました。
ここに出てくるお友達、おそらくは一歳ぐらいの子でしょうね。
もう愛らしくて愛らしくて…
この方の書かれる赤ちゃんほど、まあるくて、
表情豊かで可愛い赤ちゃんを、私は見たことがありません。
特に、表紙にもなっていますが、
ティッシュを全部引き出すイタズラをしている赤ちゃんの後姿がもう、なんともいえません。
最近思い出して、またあの胸がキューンとなるような赤ちゃんに出会いたくて、
探してみたのですが、絶版なのだそうです。
ああ、なんということ。

図書館などで、見る機会があれば、ぜひ、ぜひお手にとって見てください。

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あの珍品たちがどうなったのか知りたい　

投稿日：2006/03/09

ボビンとプッチのアンティークやさんまんげつのよるのゆめ
	作・絵: スズキタカオ出版社: ポプラ社

ボビンとプッチのアンティークやさんがお気に入りの息子。
続きの、まんげつのよるのゆめを図書館で見つけました。

とにかく、可愛い絵です。
少し、コミックチックなようにも見えますが、子供には親しみやすいようでした。

ただ、最初に出てきた、かもおじさんから買った、
あの珍品たちは、いったい何の為に出てきたの？
私はてっきり、この品物たちが、いろいろと物語を引き起こすのではないか、と
読みながら期待していたのですが…
結局最後まで出てこず。
そこが残念です。

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本当は、いい子なんだよね　

投稿日：2006/03/09

デイビッドがっこうへいく
	作・絵: デイビッド・シャノン訳: 小川仁央出版社: 評論社

これは…小学校へ行く前の子には、ぜひ、読んでもらいたいなあ。

こういう事、しちゃいけません。
言うのは簡単ですが、
こういうお小言は、右の耳から、左の耳へ筒抜けになったりします。

こういうユーモラスな絵本だと、
「いっけないね～」と、子供の方から言ってくれます。

それにしても、デイビッドって、つわもの！
叱られても叱られても、またやらかしてくれます。
なかなかの、剛の者と見ました。
懲りずに、次は何をやってくれるのかな？
まがりなりにも、母の立場にいる人間としては、
ちょっと怖いような、楽しみなような。

最後にがんばって、教室をキレイにしあげたデイビッド。
先生に星をもらえました。
とっても嬉しかったでしょうね。
半分泣き笑い（のように見えるんですが）の顔をみたら、
先生でなくても、許してしまうかも。
本当は、とっても素直で、いい子なんですよね。

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私の自慢のおうち　

投稿日：2006/03/09

リサのおうち
	作: アン・グットマン絵: ゲオルグ・ハレンスレーベン訳: 石津ちひろ出版社: ブロンズ新社

リサとガスパールに初めて出会ったのが、この本でした。

リサのお家は、あの名高いポンピドゥーセンターにあるのです。
もちろん、ばれちゃダメだから、そうっと暮らしています。
でも、センターが休みの時は、堂々と歩けるんです。
さあ、冒険に出発！
読んでいる私もドキドキワクワク。
すっかりリサになった気分です。
この誰もが知っているビルは、ぜーんぶ私の物なのよ。
いいでしょう！

リサは、本当に女の子なの？！と思うほど、やんちゃ。
でも、とってもチャーミングなんです。
フランス人が、よく女性をほめる時に使う言葉に、
「エスプリ・ペチヤン」という言葉があるのだそうです。
ペチヤンとは、シャンパンがあわ立つ、目がきらきらひかる、才気がほとばしるの意。
まさに、リサのためにあるような言葉ですね。

ところで、リサとガスパールって、想像上の生き物なんですよね？
ということは、リサとガスパールタイプ以外の、
想像上の生き物も、これから出てくるのかな？

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小さいモモちゃんデビューの前に　

投稿日：2006/03/08

復刻版ちいさいモモちゃん2 ルウのおうち
	作: 松谷みよ子絵: 中谷千代子出版社: 講談社

自分が大好きだった、モモちゃんシリーズ。
小学校の４年生ぐらいまで、このシリーズが、
世界中のどの絵本よりも大好きでした。

まだ４才の息子には、早いかも、と思っていたところ、
図書館で、モモちゃんの絵本に出会いました。

子供って、時に残酷なことをいいますよね。
モモちゃんも、ルウに、「おうちへかえりなさい」
なんて言ってしまいます。
でも、それは一時だけのこと。
すぐに大切な友達を探しに森へ出かけます。
この素直さが、大人には、ちょっとまぶしいですよね。

何冊か、その後モモちゃんの絵本を借りましたが、
息子の一番のお気に入りは、最初に出会ったこの絵本です。

さあ、息子も、そろそろ「小さいモモちゃん」デビューしてみましょうかね。

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寝る前に、連続２０回…　

投稿日：2006/03/08

ノンタンおよぐのだいすき
	作・絵: キヨノサチコ出版社: 偕成社

海にやってきたノンタン。
迷子のちびっこかめさんのために、おかあさんを探すことにします。

でも、その途中で、さかなに「ごちそう」呼ばわりされて、追いかけられるはめに。
ノンタンピンチ！
ノンタンは、おさかなに食べられてしまうのでしょうか？

本当にハラハラ、ドキドキ、ワクワクするお話です。

なんと、息子のお友達の女の子は、夜寝る前に、連続２０回も、この本をおねだりしたのだとか…

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いたいの、美味しい？　

投稿日：2006/03/08

ノンタンいたいのとんでけ～☆
	作・絵: キヨノサチコ出版社: 偕成社

転んで泣いてしまったタータンの為に、ノンタンがおまじない。
「いたいの、あっちのお山へとんでけ～」
ところが、痛いのを飛ばされたお山は黙ってはいません。
「だれだ、痛いの飛ばしたやつは、食べてやる～」
あわてたノンタン、今度は海へとばします。
すると、今度は海が怒り出します。
「だれだ、痛いの飛ばしたやつは、食べてやる～」
困ったノンタン、さあどうする？

「いたいのいたいの、とんでけ～」
お母さんなら、誰もが使うこのセリフ。
多少効力が薄れた頃、この絵本に出会いました。
息子は「いたいのかいじゅう」が大層お気に召した様子。
「いたいのかいじゅう、美味しいっていってる？」
と、よく泣くのを忘れて、たずねてきました。

ただ、ノンタンの、くせのある性格があまり出ていなかったので、
少し物足りなかったかな？

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しゃっくりのつらさ　

投稿日：2006/03/08

ノンタンしゃっくりひっくひく
	作・絵: キヨノサチコ出版社: 偕成社

しゃっくりをしている、ノンタン達の顔が、本当につらそうな絵本です。
しゃっくりを、絵で表現できるなんて、すごいなあ、と思いました。

水をのんだり、さかだちしたり、ノンタンたちは、それはもう大変！

でも、最後はやっぱり、定番の「びっくり」なのね。
個人的に、びっくりでしゃっくりが止まった経験って、
あんまりないんですが…

ノンタンのことだから、もっとすごいことをやってくれる気がしていたので、
少し肩透かしだったかな？

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コミュニケーション絵本　

投稿日：2006/03/08

14ひきのひっこし
	作・絵: いわむらかずお出版社: 童心社

細やかで美しい、四季の自然と、
家族の絆を描いた、有名なこのシリーズ。

特に、一作目のこの作品は、絵本を見ている子供達に問いかける場面が多く出てきます。
「いちばんうしろでがんばっているのはだれ？」
「あなから顔を出したのはだれ？」
子供達が、言葉を獲得し、理解しはじめた頃に読むといいかもしれません。
子供達の方も、一生懸命、わくわくしながら「ええとね…それは…」と探してくれます。
絵本は、ともすれば、言葉を理解できないままに終わってしまう可能性もあります。
お母さんの言葉のシャワーももちろん素敵。
純粋に、絵を楽しむのも面白いこと。
でも、子供達自身が、絵本の内容を理解すると、もっと楽しいですよね。
この絵本は、絵本の世界をもっと広げてくれる、コミュニティー絵本です。

もちろん、読み終わったあと、カバーをはずして、表紙を見ることをお忘れなきよう！

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泣く子も黙る絵本　

投稿日：2006/03/08

ねずみのでんしゃ
	作: 山下明生絵: いわむらかずお出版社: ひさかたチャイルド

息子が、もっと小さかった時の事です。

ある、仲良しさんのお友達のお家に遊びに行った時のこと。
楽しく遊んで、さあもう帰りましょう、と言ったら、
息子は大泣き。
「まだ帰りたくないの！　もっと○○ちゃんと遊びたいの～」
手のつけられない泣きように、ほとほと困っていた私に、
そこのお家のお母さんが、出してくれたのがこの絵本。

「このご本、とってもおもしろいから、貸してあげる。
この本を返しに、また遊びに来てね」
お友達のお母さんの、素敵な一言に甘えて、
その場でちょっと読み聞かせてみると、あれだけ泣いていたはずの息子が、嘘のように物語にひきこまれています。
動物が好きで、電車が好きで、ちょっとびっくり、でもわくわくの大好きな息子。
その、すべてが登場するこの絵本を読み終わると、「帰る…」といいました。
もちろん、家に帰ってからも、何度もこの絵本をせがまれました。

息子の本棚には、たくさんいわむらかずおさんの本がありますが、
そのきっかけが、この本でした。

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