新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

Naoはるいちご

ママ・50代・千葉県、男の子30歳 男の子27歳 女の子22歳 男の子20歳

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Naoはるいちごさんの声

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自信を持っておすすめしたい はいってもいい?−えっ、ちょっとむり  投稿日:2006/07/18
てぶくろ
てぶくろ 作: (ウクライナ民話)
絵: エウゲーニー・M・ラチョフ
訳: 内田 莉莎子

出版社: 福音館書店
表紙と、背表紙の絵がロシアっぽさを出しています。寒い国ならではの分厚い皮の手袋に、次々と動物たちが住まおうとするお話で、ついにはちきれる!というところで、落とし主の飼い犬がやってきて吠え立てることで話は終わります。

子供のころ文庫で読んでもらったときのスピードが好きでそのまま子供にも読んでいます。それは、何回も「だれだ、てぶくろにすんでいるのは?」とたずねるシーンで、「くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえると はやあしうさぎと おしゃれぎつね あなたは?」という答えを、動物の名前を一気に早口言葉のように読んで、最後にゆっくりと「あなたは?」と切り返すやり方です。だんだん増えていく動物の数に舌をかむこともありますが、聞いているほうは楽しそうです。
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自信を持っておすすめしたい うりゃりゃりゃ、でたあぞうーー!  投稿日:2006/07/18
さんまいのおふだ
さんまいのおふだ 作: 水沢 謙一
絵: 梶山 俊夫

出版社: 福音館書店
ひよわなこぞうさんと、ものすごい迫力のおばばが対照的に描かれています。でも、きらいじゃない。しつこくないのは色が落ち着いた地味なトーンだからなのかもしれません。

お札を一枚、また一枚と切り札に使って逃げていくのがみどころ。次は何を出すのかな?という気になります。やっとこさっとこ、こぞうさんが逃げ込んだ寺のおしょうさまと、おばばのじゅつくらべはとんちがきいていて面白いラストになっています。
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なかなかよいと思う いちごの鼻、磁石の鼻、魚のまゆげ  投稿日:2006/07/18
やぁゆきだるま!
やぁゆきだるま! 作・絵: ロイス・エイラト
訳: ふじさき なおこ

出版社: 偕成社
雪だるまの飾り付けの材料が、いろいろあって、楽しい。お話が終わったあとに材料の写真がまとめて載せてあるのも良い。グアテマラのひも、ボリビアのぼうし、ペルーのくつしたなど、南米独特の織物が目を引く。
お話の中の雪だるまは紙だけれど、最後の方に作者とアメリカの子供たちが作った雪だるまの写真が10枚ほど載っている。日本人が作る雪だるまはたいてい、団子二個重ねだけれど、むこうのは三個重ねが多いようだ。
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自信を持っておすすめしたい 飲んでみたいな涙のお茶  投稿日:2006/07/13
ふくろうくん
ふくろうくん 作: アーノルド・ローベル
訳: 三木 卓

出版社: 文化出版局
文化出版局のこのシリーズはどれも素敵な本です。サイズが小さめですが、文と絵の量のバランスがよくて、読むときに落ち着きがあります。

「ふくろうくん」には5つの短編が入っていて、どれも好きでうが、私は「なみだのおちゃ」の発想が好きです。ゆわかしいっぱいに泣いてお茶を入れるなんて、かわいい! 泣いているときはいろんな悲しいことを思い出して一生懸命涙を出すのですが、最後にソファーにどっかり腰を下ろして、お茶を楽しむ姿はゆったりとして嬉しそうです。
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なかなかよいと思う マーケットがお休みで大旅行へ出発  投稿日:2006/07/13
アップルパイをつくりましょ
アップルパイをつくりましょ 作・絵: マジョリー・プライスマン
訳: 角野 栄子

出版社: BL出版
長男が3歳のときに購入し、まだ一人っ子だった彼と楽しみました。絵の自由奔放なところが、お話の流れとスピードにぴったり合っています。アップルパイを作ろうとしたら、マーケットがお休みで、それじゃあ、いい材料を集めに、イタリア、フランス、スリランカ、ジャマイカを旅してパイを焼いてしまうお話です。最後にお友達を招待して、みんなでパイを食べますが、そのテーブルのにぎやかなこと、両足をテーブルに上げている子や、牛にほっぺをなまられている子、頭に皿をのせている子がいます。テーブルの上には鶏が走っていますし。いろんな肌の子がいるのもアメリカらしいなあとおもいました。
最後のページにはレシピがついています。お子さんと一緒に作ってはいかが?
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自信を持っておすすめしたい 私がアノダッテになってパンを作りたい  投稿日:2006/07/10
マフィンおばさんのぱんや
マフィンおばさんのぱんや 作: 竹林 亜紀
絵: 河本 祥子

出版社: 福音館書店
やわらかで、あたたかくて、パン屋さんの香りまでただよってきそうな絵です。地下室の台所の棚には、美味しそうなジャムのつぼがたくさん。おおきななべや、おさじもずらり。子供に「パン屋さんってこうなんだろうなあ」とイメージできそうです。

ぱんやでマフィンおばさんを手伝うアノダッテが、夜中にこっそりパンを作ったことで、パンがむくむくふくれて、ふくれて、大変なことになるのです。アノダッテは普段うちの子供がやりたいけれどできないことをみんなやってくれます。なるべくたくさん作って、いろんな味を入れて、かざりもつけてしまいます。たのしいなあ。けれども、ふくれすぎたパンのゆくえは・・・。

パンの色もすばらしくいいです。煙突から出ている煙もパンの色。ラストの絵でまちじゅうの人に家からはみ出たパンをちぎって配っている光景はほのぼのとして気持ちが和らぎます。本を閉じたら、きっとパンが食べたくなるでしょう。 
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自信を持っておすすめしたい じてんしゃがふんわり空を飛ぶ!?  投稿日:2006/07/10
じてんしゃこぞう
じてんしゃこぞう 作: もり ひさし
絵: 菊池 貞雄

出版社: Gakken
30年近く前に初めて読んで、まず心ひかれたのはじろうの部屋。こういう何でも作ったり、発明したりする部屋が欲しかった。当時、自分の部屋なんて、よほどお金持ちでなければなかったし、こんなにちらかしていたら、さぞ親に怒られたことだろう。

がんばりやで明るいじろうが、なんとか補助なし自転車に乗ろうと、発明をしていくのが楽しい。風船をくくりつけて飛んだり、プロペラをつけたり。大人になって読むと、「これは物理的に不可能!」と笑えるが、子供にはたまらなくうらやましく、自分も作りたくなると思う。

じろうはお話の中では年齢が書かれていないがおそらく小学校低学年。この本は次男が幼稚園年中のころ、一番よく読んだ。
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自信を持っておすすめしたい 運よすぎ!!  投稿日:2006/07/09
よかったねネッドくん
よかったねネッドくん 作・絵: レミー・シャーリップ
訳: やぎた よしこ

出版社: 偕成社
なんでだろう、すんごく単純なのに、ネッドくんが災難に見舞われて、でも助かっちゃうというこの繰り返しが楽しい。
不幸の絵は白黒で、ラッキー!助かった!というときの絵はカラーだ。実際の人生はこんな風に超ラッキーには行かないから、絵本で楽しめてしまえるのが魅力なのかも。
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自信を持っておすすめしたい 1から30番まで絵合わせできた?  投稿日:2006/07/09
はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー
はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー 作・絵: バージニア・リー・バートン
訳: 石井 桃子

出版社: 福音館書店
お話も楽しいけど、絵が楽しい! けいてぃーのすむじぇおぽりすの町全体の地図があって、その周りを地図中の1から30まで赤い旗のついた建物、市役所、製材所、郵便局などが囲んでいる。それらをひとつひとつ見つけ出すのが楽しい。この時間を許して読んであげると、ちょっと時間がかかる。

また、子供のころ私は英語が分からないから「けいてぃー」という名を「男の子」のイメージで読んでいたが、大人になったある時、「けいてぃー」は女の子の名前だ!ということに気づいた。英語版では確かに「けいてぃー」は「she」で表現されている。英語では、車などは女性形で指すのだということをそのとき知ったのだった。

しかし長年の習慣は抜けないもので、今読んでみてもどうしてもけいてぃーのイメージはがんばりやの男の子なのである。子供のときの記憶はなかなか変えられないものだ。
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自信を持っておすすめしたい きゃーーーー!  投稿日:2006/07/03
ちっちゃなちっちゃなものがたり
ちっちゃなちっちゃなものがたり 作: ジェイコブズ
絵: 瀬川 康男
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
子供のころ、通っていた文庫で真っ暗な中でこのお話を聞いた(ろうそくは一本ともしてあったけれど)。
呼んで聞かせてくれるおばさんの顔を食い入るように見つめ、話に引き込まれた。おはなしの最後のひと声にこちらは「ぎゃっ!」
今はこどもを「びくり」とさせて楽しんでいます。
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