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月の華

ママ・50代・京都府、男の子12歳

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月の華さんの声

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自信を持っておすすめしたい 第一印象は怖い  投稿日:2015/11/21
エンソくん きしゃにのる
エンソくん きしゃにのる 作: スズキ コージ
出版社: 福音館書店
「怖い機関車の本かりるー」
息子が図書館で見つけたこの絵本の第一印象は、まさに「怖い」でした。列車に乗った羊たちの顔がなんとも気持ち悪く怖く見えたのです。
それでも、蒸気機関車の大好きな息子の心をつかんだようで、借りてきた沢山の絵本の中で最初に読んでくれとせがんだのも、何度も何度も読みたがったのも、この絵本でした。
エンソ君が田舎のおじいさんのところに一人で行く、初めてのたびでした。
やさしいおばさんと入れ替わりに乗ってきた羊飼いと羊たちにはびっくりでした。高原の駅で買ったお弁当の中身にも!!
これはどこの国のお話なのでしょう?
何度も何度も読むうちに、怖かった羊の顔も可愛くなってきましたとも。
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なかなかよいと思う こわっ  投稿日:2015/11/04
あおだ すすめすすめ
あおだ すすめすすめ 作・絵: ベネディクト・ブラスウェイト
訳: 青山 南

出版社: BL出版
「この真っ赤なちっちゃいきかんしゃのぼうけん」シリーズはいつもどことなくとぼけたお話でよく手に取るのですが、これはきれいで楽しいのだけれど、この「あおだすすめすすめ」は思わず『こわっ!!」と言ってしまいました。
回り道のため、とにかく青信号を行くように言われた運転士のダフィでしたが、信号の示すまま、自分は何も知らずに海の下や、他国の線路を走り続けるのです。
しかも、水や石炭も十分ではなく、水が無くなって池で汲んだり、石炭が無くなって枯れ木を集めたりして走ります。
島国日本では絶対考えられませんし、こんなに準備不足な鉄道なら、一日持たずにつぶれてしまいます。
怖いと思いながらも、この物語が成り立つ大陸に思わず心ときめいてしまいますね。
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なかなかよいと思う おつきさまが怖い  投稿日:2015/11/04
おこった月
おこった月 絵: ブレア・レント
訳: はるみ こうへい
再話: ウィリアム・スリーター

出版社: 童話館出版
どうやら北アメリカ大陸あたりに伝わる民話のようです。
読む前は、月が怒って天変地異を起こすのかな?と思っていましたが、読んでびっくり!女の子から
「顔中あばただらけだわ。なんてみっともないんでしょ。」
と笑われた月が、その女の子を連れ去ってしまうお話でした。
顔を馬鹿にされて怒ってその相手に危害を加えるなんて、なんて人間ぽいお月様でしょう。
その子を助けるために友達の男の子が星に矢を射て、なんとはしごを作り出し、太陽の使いのような男の子とおばあさんに助けてもらいながら、空の国に行き、女の子を救出します。

さて、このおばあさんがくれた、「緑の松ぼっくり・魚の目・バラの花・小さな石のかけら」ですが、後に追ってくる月を阻む「女の子の泣き声・大きな湖・バラの茂み・とてつもなく高い山」になってくれます。
これは、日本の昔話の「三枚のお札に似ている」と思いました。

「人を馬鹿にしてはいけない」「誰かのために努力するものには天の助け、人の助けがある」などの教えが含まれているのでしょうね。
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自信を持っておすすめしたい ただの乗り物絵本と思いきや  投稿日:2015/11/04
のろまなローラー
のろまなローラー 作: 小出正吾
絵: 山本 忠敬

出版社: 福音館書店
この絵本ただ乗り物の物語絵本かと思ったら、なんと!しっかり教えのある本ではありませんか!

ゆっくりゆっくり道を均しながら走るローラー君を、大きなトラック・立派な自動車・小型の自動車が馬鹿にしながら追い越していきました。
でも、でこぼこ道の坂道・山の途中・見晴らし山でそれぞれの車はパンクをして修理のために休憩することになってしまいました。
その車たちを追い越すたびに、「それはおきのどく、しっかりなおしておいでなさい」と声をかけてゆっくり道を均しながら追い越していきます。
ローラーのおかげでスイスイ走ることが出来るのにそのローラーを馬鹿にしていた三人は、さぞや自分が恥ずかしくなったのではないでしょうか。
はじめに行って、道を均さなければならないのだから、人間の世界でも始めての事を切り開く人には、ローラーのような大きさと力と、あせらない慎重さが必要なのですね。
せめてローラー君のような人に感謝できる自分でありたいものです。
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自信を持っておすすめしたい 心が温かくなります  投稿日:2015/11/04
でんしゃが きた
でんしゃが きた 作: 竹下 文子
絵: 鈴木 まもる

出版社: 偕成社
ちょうど、「きのさき」や「はしだて」として活躍していた、381系特急列車が引退するころに読みました。
田んぼの向こう、踏み切り、鉄橋、あちらこちらから「でんしゃがきた」。
電車に乗る人、電車を見る人、全てに物語があります。人は自分の物語を思い返すたびに、そこかしこにでんしゃが登場するのでしょう。
その思い出の電車がなくなってしまうのは切ないものです。
この絵本は沢山の人の人生を思い心が温かくなる絵本でした。
最後に登場する壊れた線路を急いで直してきた電車は、三陸鉄道・・・皆に勇気と力をくれた電車。
これからもずっと、人々の人生に「でんしゃはくる」のですね。
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自信を持っておすすめしたい 少しずつ学ぶ  投稿日:2015/11/04
はしれ、きかんしゃちからあし
はしれ、きかんしゃちからあし 作: 小風 さち
絵: 藍澤ミミ子

出版社: 福音館書店
蒸気機関車の本には珍しい、戦争時代をはさむ絵本でした。
戦争が始まる前、「はやあし」と「ちからあし」は夜の機関庫で今日見てきた景色のはなしをしました。仕事中に出会ったときにはお互い声を掛け合いました。
それなのに戦争で「はやあし」には爆弾が当たり、もう二度と機関庫に帰ってくることはありませんでした。
戦火を潜り抜けた「ちからあし」は、復興のためにいろいろなものを運びました。sの姿は、人々に力を与えてくれたに違いありません。
やがてまちが元気を取り戻すと、ディーゼル機関車や新型特急列車が走り始め、「ちからあし」は町をはしれなくなりました。
けれど、遠くまで運ばれて、なんと「はやあし」の客車を引いて走ることが出来るようになったのです。
蒸気機関車の大好きな息子はまだ3歳、戦争が何かもわかりません。
それでもこういった絵本を通して、少しずつでも、戦争の恐ろしさ、人が傷つけあう愚かさを学んでいくことと思います。
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なかなかよいと思う 赤ちゃんによさそう  投稿日:2015/11/04
ひこうき
ひこうき 作・絵: バイロン・バートン
訳: こじま まもる

出版社: 金の星社
黒くはっきりした線の絵なので、0歳でも楽しめそうな絵本です。
息子は3歳になってから読んだので、「もうおしまい?」と少し物足りなさそうではありましたが、それでも、半年に一度わたしの実家に帰省するときに乗る飛行機を思い出したようで、「またひこうきにのってバアバとこにいこうね」と何度も言っていました。
また、水上飛行機や、空に文字が書ける様子の絵には「え?これはどういうこと??」ととぼけた調子で面白い顔をしていましたので、また何かそういう写真や動画などがあれば見せてあげようと思います。
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自信を持っておすすめしたい 1994年バージョン  投稿日:2015/11/04
ちいさいひこうき
ちいさいひこうき 作・絵: ロイス・レンスキー
訳: わたなべ しげお

出版社: 福音館書店
わたしたちが図書館で借りた「ちいさいひこうき」は白黒朱の三色刷りの絵本です。それでも、やわらかく可愛い絵だったのですが、この画像を見てカラーバージョンが読みたくなってしまいました。
このスモールさんはシリーズで機関車版もあるのですがそれと同じように、この飛行機版も、プロペラ飛行機が飛び立つまでの行程がよく解説されています。今まで考えたことも無かったことですが、とても面白いと感じました。
さらに途中でガソリンのパイプが詰まってエンジンがおかしな音を立て始めたときにははらはらしました。
草むらに無事に着陸して修理をし、再び飛べたときにはスモールさんと一緒にこちらまでにっこりしてしまいます。
スモールさんの飛行機への愛情を感じる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい ほのぼのゆったり  投稿日:2015/11/03
きかんしゃヘンリエッテ
きかんしゃヘンリエッテ 作: ジェームス・クリュス
絵: リーズル・シュティッヒ
訳: はたさわ ゆうこ

出版社: フレーベル館
時間を守らない機関車ヘンリエッテ、おばさん機関車なのかな?
とても優しくて、乗り遅れる子がいないように、最後の一人が乗り込むまで、のんびり気長に待っています。
ガタゴトガタゴト シューュ!シューッ!
野や森を動物たちに挨拶しながら進んで、お花畑で一休み。
その間にこども達はおばあちゃんのためにお花を摘んだり、野うさぎにクローバーをやったり。
田舎の村の子供たちは、別の村のおじいちゃんおばあちゃんの元へ、ヘンリエッテによって送り届けられるのでした。
迎えに来ていたおじいちゃんおばあちゃんの嬉しそうな顔!
ユニークささえ感じる絵からは、ぬくもりが伝わります。
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自信を持っておすすめしたい 今度は何をやるのかな  投稿日:2015/11/03
おさるのジョージ キャンプにいく
おさるのジョージ キャンプにいく 原作: M.レイ H.A.レイ
訳: 福本 友美子

出版社: 岩波書店
ジョージはかわいいこざるでしたが、とても知りたがりやでした。
いつも好奇心から、事件を引き起こしてしまうジョージですが、何が起きても終わり良ければ全て良し!にしてしまう、賢く運のいいこざるです。
今回は火と水のお勉強でした。
キャンプファイヤーでマシュマロを焼くときに水がいるからと、水汲みを頼まれたジョージでしたが水で日が消えるのを見たら、自分もやってみたくなり他人のまだ消してはいけない火を消してしまいました。
もちろん逃げます。なんだかんだで森の奥に逃げ込み、動物に興味を持ち、スカンクに臭い汁をかけられてしまいました。そのにおいを消そうと色々試すうちに森の中に火を見つけ、バケツの水で消し止めて、山火事になるのを防いだのです。
さすがですね。気になるのは、ジョージについてしまったスカンクの匂いですが・・・
これはなんと、トマトジュースのお風呂に入ったら良いにおいになりました。

これ、何かの化学反応でにおいが消えるのかと思って調べたら、迷信のようです。
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