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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

エレンディラ

ママ・30代・東京都、女3歳

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自己紹介
2歳の娘を持つ主婦です。
自分が小さい頃、絵本やおもちゃを
ほとんど買ってもらったことがなかったので
そのウラミをはらすかのように
今おもちゃや絵本の魅力にはまってしまっています。

読み聞かせや遊びを通して、自分が経験できなかったことを
娘と一緒にやり直しているような感覚で楽しんでいます。
好きなもの
アンカー積み木

ガルシア・マルケス

有機野菜

エレンディラさんの声

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自信を持っておすすめしたい 不気味だけど病みつき  投稿日:2007/06/11
きゅうりさんあぶないよ
きゅうりさんあぶないよ 作: スズキ コージ
出版社: 福音館書店
暗示のような、ナンセンスのような、でも絵の迫力でお話を陳腐にさせないあたりはさすがスズキコージさんの作品、不気味な世界観が漂っています。

意味が分からないって怖いですよね。
きゅうりさんがマイペースに淡々と武装していく姿は
何がしたいのかまったく分からない格好。
目がねやエプロンやローラースケートや毛皮の帽子を
身に着けたって、役に立つのか?と思いますよね。

ストーリーの最後は、思いもよらぬどんでん返し。襲いかかろうとするねずみにきゅうりさんが反撃するようなシーンを想像していましたが、ねずみはきゅうりを見た途端「怖い!」と言って逃げ出すのです。それをきゅうりは追いかけ回す。
たしかに狂気を感じさせるほどのヘンテコリンな武装は
怖いです。立場逆転。手負いの獅子ばりにきゅうりさんは最初から天敵のねずみに果敢に襲いかかります。よっぽどうらみ骨髄だったのでしょうか。

私は猟奇的な事件の多い最近の世相を暗喩しているようにも感じました。
意味の分からない事件。
ある日突然おとなしかった少年が暴挙に出る。
しかし実は突然ではなく、少年はインターネットで武器を購入し、いじめっ子に仕返しをするタイミングを虎視眈々と狙っていた…。みたいなのを感じさせませんか。考えすぎかな。

もうすぐ2歳の娘も、気になるのか何度も読んでとせがみます。神妙な顔して聞いているので面白いですよ。
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自信を持っておすすめしたい ガーリーな地面に注目  投稿日:2007/06/07
おきておきて
おきておきて 作: ブライアン・ワイルドスミス レベッカ・ワイルドスミス
絵: ブライアン・ワイルドスミス レベッカ・ワイルドスミス
訳: 香山 美子

出版社: フレーベル館
内容はごくごく単純。赤ちゃん向けですね。
この手の内容はよくあるけど、だからこそ手に取るなら
挿絵の抜群なものを選ぶべきと思います。
そういう意味でこの本は絵が芸術的ですばらしいです。
この作者のものはどれも素晴らしいですが。

そして、いろいろな個性的でステキな動物の絵もさることながら、動物たちの寝ている草原やお花畑がとてもガーリーでまるでワンピースの柄のようなのです。そんな何気ないところに惹きつけられてしまいました。

本当に絵として完成度の高い良質な絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 人気のわけが分かりました。  投稿日:2007/06/07
14ひきのこもりうた
14ひきのこもりうた 作・絵: いわむら かずお
出版社: 童心社
あんまり個人的には好みではなかったのですが、
人気のシリーズのようなので一冊図書館で借りてみました。

ところが、読んでみて親の私がやられてしまいました。
森の夕暮れっていうシチュエーション、弱いんですよね。
「パチ、パチ、まきがはぜている」とか
「お風呂場に夜のくうき」とかの情景描写、
幼児向けの本にはめずらしいですよね。
私は田舎で育ったので懐かしくなってしまいました。

こういう雰囲気を題材にした絵本って、すごく新しい試みだと思います。なかなか自然の中で遊ばせることのできない現在の環境では、こういう感性を身につけることはできないですから。貴重な絵本ではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 1歳児大爆笑  投稿日:2007/06/07
どんどこ ももんちゃん
どんどこ ももんちゃん 作: とよた かずひこ
出版社: 童心社
1歳10ヶ月になる娘に読んであげると、ももんちゃんが「どちっ」とこける場所で大爆笑。うちの子は何回も読むうちに話を理解するタイプだと思っていたので、最初から大爆笑が取れたのにはびっくりしました。

1歳児に分かる本で楽しい本をお探しの方、
この本間違いなしですよ!
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自信を持っておすすめしたい なぜかお気に入り  投稿日:2007/06/07
くつしたくん
くつしたくん 作: 中川 ひろたか
絵: 100%ORANGE

出版社: ブロンズ新社
もうすぐ2歳になる娘に、ちょっと赤ちゃんっぽすぎるかなと思いつつ読んであげると。すぐにお気に入りに。
2回読んで丸暗記です。

大人から見ても、とてもポップかつ懐かしい感じの絵で
なんとも言えず可愛いです。

この、理屈じゃなくなんとも言えず愛くるしいなあ…と表現できないものに限って子供もはまりますね。
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自信を持っておすすめしたい 黒電話がかわいいアクセント  投稿日:2007/06/07
もしもしおでんわ
もしもしおでんわ 文: 松谷 みよ子
絵: いわさき ちひろ

出版社: 童心社
ある朝まだねむいももちゃんにお日様やあひるやちょうちょから電話がかかって散歩のお誘い…。
小さい子むけの絵本は味気ないものが多い中で、
この本は上質なファンタジーが繰り広げられています。
言葉遣いもとても上品な感じです。

小さい子は電話に興味がありますよね。まだどういう仕組みか理解できてないから小さい子にとってはミステリアスな存在でもあります。だから、おひさまやちょうちょさんから電話がかかってくることも、すんなり受け入れられるのかもしれません。こんなワクワクすることが起こったら、外に飛び出さずにいられないでしょう。
こどもは朝早起きして、顔洗ったら元気にお外に出ようね、というやさしいメッセージがこめられているとも思います。

いわさきちひろの絵は言うまでもなくいいですが、
よく見ると、電話が引きずられて横になってたり、お日様に
足が生えてたり、チャーミングで笑えるポイントがあったりします。
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自信を持っておすすめしたい ウサギは愚か?  投稿日:2007/06/04
さかなってなにさ
さかなってなにさ 作・絵: せな けいこ
出版社: 金の星社
この本はなかなか意味深な絵本だなあと感心しました。

まずは「百聞は一見にしかず」。なんでも自分の目で見て確かめるうさぎさんはエライ。やっぱりニンジンをアレンジしたようなものと実際の魚とは程遠かったわけですから、視野が狭いということは、それだけで人生損ですよね。

でも、うさぎさんは見ても分からなかったんですけどね。
そして結局はまた元に戻って食べ飽きたはずのクローバーを食べる…。
「井の中の蛙」ってやつかな。結局自分の価値観でしか物事を捉えられない。「ブタに真珠」かなあ。

でも冒険は徒労に終ったかもしれないけど、うさぎさんは自分にとってクローバーやニンジンが一番ってことが分かったのだから無駄ではなかったですよね。

またちょっと違うかもしれませんが、「水槽の中の魚」という哲学の話を思い出しました。
水槽の中の魚は自分の住んでいる水槽がどんなものなのか外から確認することはできない。
つまり、人は誰しも自分の住んでいる世界を内側からしか見ることができない。宇宙の外から見ることなんてできませんからね。物事を100%客観視することはできないのです。
「無知の知」ですね。

だとしても、子供には将来うさぎさんのように自分の世界の殻を破って果敢に外の世界を見てきて欲しいです。例えば海外へ赴き色々な文化に触れて欲しい。そしてせめて海の向こうから日本を見て、良さを再発見してくれたらいいですね。

なんか色々拡大解釈してしまいましたが、全然教訓めいてるわけじゃなく、子供には単純にバカバカしくて笑える絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい ジョジョ可愛い〜  投稿日:2007/06/04
ぎゅっ
ぎゅっ 作・絵: ジェズ・オールバラ
出版社: 徳間書店
「ぎゅ」という台詞だけの絵本です。
絵で読む絵本なので、読んで〜とは来ずに自分でながめていることが多いです。
でもたまに読んで〜って来ます。

そんなときちょっと戸惑います。
いろんな言い方で「ぎゅ」って言ってみますが、
それだけで子供にストーリーが伝わるか自信がなくて、
つい「ジョジョはお母さんに会いたいんだね」とか、
アドリブで注釈をつけてしまいます。
なんかせっかくの絵で読む醍醐味が台無しのような…。
でもまだ子供は1歳で、一人で読める年齢ではないので仕方ないですね。

絵がとても愛らしいので気に入っています。
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なかなかよいと思う 親にはうけました。  投稿日:2007/06/04
どこへいってた?
どこへいってた? 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: バーバラ・クーニー
訳: うちだ りさこ

出版社: 童話館出版
実は娘に読んで聞かせましたが、反応がいまいち。
自分的には、絵も内容も趣味がいいので好きなのですが…。

かえる かえる
けろっけろっ
まるたにのって
うたってた

など

マザーグースに近いような、詩のようなかんじで、
ストーリーとかオチがあるわけじゃないので、
「だから何?」って顔されました。
まだ詩は1歳には早いかな…。
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なかなかよいと思う 絵本版サトラレ?  投稿日:2007/05/30
ガラスのジゼル
ガラスのジゼル 作・絵: ベアトリーチェ・アレマーニャ
出版社: 編集工房くう
ちょっと前にブームになった、思っていることが周囲の人に全部聞こえてしまうというサトラレの話ととても設定が似てますね。

ガラスでできた美しい子供ジゼル。だけど頭のなかも透き通って見えてしまう。いいことも、悪いことも。
周囲の人々に疎まれジゼルは町を出たが、どこへ行っても異端児扱い。結局ジゼルは誰からも受け入れられないまま今もなお旅を続けている…。

救いがないですね。異質なものを嫌うのは人間社会の真理でもありますが、ちょっと子供に読ませるのは厳しすぎるかな…。
もし自分は変だと感じている子供が読んだら、社会への期待が持てず人間不信になってしまいそうです。
絵もダークな色合いなので子供向きじゃないですね。

ただ、大人が読むアート本としてなら、ジゼルのはかなげな感じもいいですし、ちょっとシュールな終わり方も受け入れられますし、絵も60年代風おしゃれな感じでなかなかいい作品だと思います。
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