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ヘンテコリンだけど最高に純粋で強くて優しい〜
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投稿日:2013/11/02 |
宮西達也さんらしいなぁって思いました。ってことは宮西達也さんってもしかしたらヘンテコリン? いえ、ちっともヘンテコリンではありません。とっても純粋で強くって優しいって事です。今の世に探すのは困難なくらい純粋で、強くって、優しいおじさん。
変なことでうじうじ悩んだり、嫌な気分になったりしたときに勇気づけられる一冊です。
私は強い意志もないし、すぐ諦めるし、自分が犠牲になるほど優しくもないなぁ・・・と思いました。でもお風呂では、一日の良かったことを振り返り感謝するし、大したことなかった一日ならただただ気持ちいいお風呂に感謝しています。そこは一緒でした。
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考えさせられました
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投稿日:2013/09/09 |
初めて読んでからもう何年も経ちますが、たまに手に取って自分の本だから印をつけてあるところをパラパラ見ます。
表現の中ですごく「わかるなあ・・・」と思うことが多いからです。
たたみかけるような表現で、たとえば「心臓をギューとわしづかみされているような」「エレベーターでどこまでも落ちていくような」痛みを伴う孤独感。ただひたすらそれが通りすぎていくのを待つ・・・なんて、経験していなくても近い気持ちになったような気がしました。そういう箇所が何カ所もありました。
中学校にいけなくなった主人公のまいが母方の祖母の家でしばらく暮らします。そこは「狭い教室という重く煮詰まったような人間関係に身動きもとれないような気がしていたのが嘘のような」ところにまいには思えました。この表現で想像できます。
そこで魔女修行という名の「人間として大切な事」を学ぶのです。
このおばあさんのような生活はもう私には出来ませんが、本当は学んでこなければならなかった事だと思います。おばあさんに年が近い私は果たしてまだ見ぬ孫に教えることが何かあるでしょうか???
私も魔女修行しなくては・・・と焦りを覚えました。
特に女の子と近い未来のあばあさんにお勧めします。でも小学館のこの本、もう手に入らないのですよね。小学生にはこの小学館のがいいのですが・・・重版を切に希望します。
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その後の話もこういう話も作るのは楽しい
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投稿日:2013/09/09 |
この本、勝手に『桃太郎』そのものの話だと思っていましたが、『桃太郎』につながる話でした。あくまでも創作ですが、昔話のその後の話を作るのも楽しいですが、昔話につながる話もいいですね。「そういうことかぁ〜」と思わず納得してしまうような気がしました。
タケという少年の賢さ、太郎を思う気持ちが、また太郎は宿命を背負って『桃太郎』になっていくのですね。想像力のすばらしさ!!
この話は作者の長男さんの誕生祝いに作られたそうですが、そういえば我が子にも本を読んで聞かせたときにけっこうオリジナルの付録をつけていたような気がします。これにはまったく及びませんが・・・
おもしろいので他の昔話にもこういう本編につながる話があるといいなぁ〜
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運動会前後には必ず読みます
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投稿日:2013/09/03 |
今年もまたこの話を読む時季がきましたね。今年の子ども達はどう思うでしょうか・・・。
徒競走の前ってこんな気持ちになりますね。ドキドキとともにおしっこへ行きたい・・・
友達とトイレに走った少年は、けがをして泣いている幼い男の子に出会います。この時、私ならどうしただろう? おうちの人を探したり、誰か大人に頼んだり・・・ この少年は優しいですね。でもそのせいで徒競走の自分の順番が来てしまいます。遅れても走ったところにこの少年のまじめさがよく出ています。
なんで走っちゃたんだろう・・・もう恥ずかしい〜という気持ちもすごくよく分かります。
優しい先生に励まされて、先生の鉢巻をしめたこの少年の運動会はきっと素晴らしいものになったことでしょう。
これを紹介した時、ある男の先生が、自分はいい匂いはしないけれど同じようにしたいと思うと感想を言ってくださいました。この先生もいい先生だなあと思いました。
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ミューアの森って本当にあるような気がします
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投稿日:2013/07/09 |
図書館で見つけました。えっ!これが絵本?と思うほど字も多いし、長くてびっくり。
でも絵に惹かれ、読み進めるととてもいいお話でした。
世話好きのリスのヤム母さんは3匹の子育て中。隣の木に住むふくろうのホーじいさんから行ってはいけないと注意をされたのに、遠くの、車という魔物がひっきりなしに通る危険なところ、人間の住む庭先まで桃を取りに行きます。そこはお父さんもたぶん命を落としたところ。それを聞いても母さんはどうしても子ども達に食べさせてあげたかったのでしょう、3回も道を渡ろうとしたあげくに・・・かなしい結果になりました。この時の母さんの姿は涙なしには見えません。
いのちと引き替えの桃を子ども達に渡し、魔物に会わなくてもいいように、ミューアの森に種をまき、育てる役目を子リス達に与えるのです。いつの間にか保護者のように子リスを見守るホーじいさん。やがて月日がたち、子リスたちも成長し、親となったのを見守り、ミューアの森においしい桃ができた事も見届けたホーじいさんは旅立ちます。
本当にこんな話がどこかにあったような気がしてなりません。私たちにとって便利な自動車は小動物にとっては魔物なのでしょうね。
かなしい場面もありましたが、優しく、強く成長していく姿が良かったです。絵も優しいタッチで素敵です。ふりがながついていたら子ども達にももっと読みやすいのになぁと思い残念でなりません。
また『きつねとぶどう』という話を思い出しました。
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季節には読みたいです
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投稿日:2013/06/28 |
時季なので各学年に読みました。それに天女の羽衣伝説は今回富士山ともに世界文化遺産に登録された三保の松原にも関係すると思い、紹介しました。
羽衣を松の枝にかけて、水浴びしていた天女、気づくと大事な羽衣が見当たりません。木こりが盗んだのです。そしてその木こり、羽衣だけではなく天女にも心を奪われ、家に招き、羽衣がないと天に帰れない事をいいことにとうとう天女をお嫁さんにします。このように書くとすごく悪人のようですが、そうではなく二人は幸せに暮らし、子どもも授かるも、屋根裏に隠した羽衣を天女に見つかり・・・
という話です。
子ども達は、天女はだました木こりを責めなかった事を印象的だといいましたが、私は許せなかったから、天に帰り、大事な物を隠した罰として、大事な物(斧)を埋めさせ、夕顔の木に登るという試練を与えたのだと思っていたので、びっくりでした。
天まで登ってきて、天女に迎えられても、やはり大きな罰が待っていましたね。
この本はずいぶん抜粋させたものでしょうか・・たしか立原えりかさんだったか、もっと長い同様の話を以前読んだことがあります。
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子どもにもわかりやすく、思いを馳せたいことです
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投稿日:2013/06/04 |
3月11日のあとで・・・とあれば、東日本大震災の話だと想像がつきます。
おじいさんは毎年巣箱を作り、家の周りにやってくるヤマガラの成長を楽しみに生活していました。そのなにげない日常が、あの震災により変わっていきます。
私たち人間は専門家が計測した放射性物質の数値でその怖さを知りますが、草や虫、それを食べる鳥など動物には知らせることはできません。
自然界に大きいな影響を及ぼしたということ、ヤマガラのヒナの数や巣立ちで教えてくれたのではないでしょうか。そして怖さだけではなく、生き物の強さ、たくましさも教えてくれています。
この絵本の絵がとても優しくて、温かくて、特におじいさんの横にいるイヌやネコにもおじいさんの愛情が感じられます。
低学年の子どもにも分かるようにこういう絵本は必要ですね。
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知らなかったことばかり
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投稿日:2013/06/04 |
身近にいるだんごむし。でも私はその生態を知ろうともしていなかった・・・そんな私もこの本を読んでびっくりの連続。なるほど、だからこんなところに住んでいるんだと納得の連続。これは子どもに受けること間違いなし!!
想像どおり、みんな「へー」って聞いてくれました。後日担任の先生から、飼い始めたらしいと・・・ 少し可哀想なだんごむし。話の中にもあるように、やさしく触っているかしら、そしてちゃんと観察しながら育てて秋になったら元の場所に返してあげるかしら・・・と心配でたまりません。
そして、なぜ段ボールやコンクリートを食べる必要があるのを研究しようを思う子がいないかなぁと楽しみにしています。
この本のシリーズ(わたし、くわがた・ぼく、あぶらぜみ)で一番人気でした。
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賢いラーニ、それにしてもこんなにたくさんになるとは・・・
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投稿日:2013/06/04 |
デミさんの絵本はとても学ぶことが多いです。
これは算数の昔話。「1つぶのおこめ」、ひとつぶではなく「1」となっているのが算数って感じですね。
強欲な王様は不作で人々が飢えても決してお米を分け与えてくれません。それどころか宴会を催すのが王なる正しい行いだと思っています。そんな王に誰が何を意見しても分からないでしょうね。でも諦めてはいけません。
ラーニという少女は宴会に使われる王のお米がこぼれ落ちていても盗んだりせず、拾い届けたため、王より褒美をもらうことになります。そこで賢いラーニは、1つぶ、2つぶ、4つぶと前日の倍のお米を1か月間もらうことにします。しばらくは大したことはないと思っていた王もそのうちにびっくりするほど多くなり・・・。ついにその合計は〜
してやったりです!! 蔵が空っぽになって王は改心したでしょう。そんなに悪い王ではないですもの。褒美を与えたり、褒美を最後まで与える約束は守ったのですから。
それにしても1つぶがここまでたくさんになるとは・・・「倍」ってすごいですね。
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ストレートに伝わりました
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投稿日:2013/05/27 |
いつもと趣を変え、この本を1.2.3年生に読みました。各クラスにすでに読んだことのある子が予想どおりいましたが、皆、笑いのところではクスクス、または大ウケし、進むにつれとても真剣にきいてくれました。
まず、読む前に「正義の味方ってどんな人だと思う?」って尋ねてみるとあるクラスの一人が「イケメン!!」とナイスな答え。「そうかなぁ・・・」
言葉が通じなくても、イケメンでなくても、それによってたとえみんなに信じてもらえなくても、守りたい人を守る・・・自分が傷ついても・・・
そんなドラフラ星人の気持ちがストレートに伝わったと思います。
子どもだったシンジ君と大人になったシンジ君が最後につながり、とてもドラマティックでした。
表紙のドラフラ星人を見て、こっちが正義の味方だったんだぁと口々に言っていました。 素直にとてもいいお話でした。
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