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はじめてのクリスマス(偕成社)

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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子19歳

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汐見台3丁目さんの声

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ふつうだと思う 黒色の魅力を語る本  投稿日:2018/08/21
ピエールくんは黒がすき!
ピエールくんは黒がすき! 文: ミシェル・パストゥロー
絵: ローランス・ル・ショー
訳: 松村 恵理

出版社: 白水社
一言でまとめると、黒という色の魅力を語る絵本でした。私の中での驚きは、黒や白が色ではないと考える人もいると書いてあったところです。え? 色じゃなかったら何なの?と思ってしまいました。カラフルじゃないってことなのでしょうかね。

私が小さかった頃、黒や紫とかで絵を描く子は、心に何かを抱えている子だ、みたいな考え方が教育現場?であったような気がするのですが、それがざっと40年くらい前の話ですが、その後、時代と共に、スタイリッシュな黒みたいになった気がします。

恥ずかしながらスーラージュという芸術家のことは全然知りませんでしたが、折り目やへこみをつけたら光の屈折とかで黒が違う色に見えるという技法を見てみたいなと思いました。

正直なところ、ちょっと小さなお子さんには難しいような気がしました。でも、絵のタッチがとても素敵です。特に、ピエール君が夜、真っ暗の中で怖くて眠れないページの絵がとても気に入っています。
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なかなかよいと思う 13歳  投稿日:2018/08/18
ファニー 13歳の指揮官
ファニー 13歳の指揮官 著: ファニー・ベン=アミ
編: ガリラ・ロンフェデル・アミット
訳: 伏見 操

出版社: 岩波書店
本の最初の2ページくらいを読んだ時点で初めて気づきました。あ、これは今年、見た映画の話だと...

13歳のユダヤ人の女の子が自分より小さなユダヤ人の子どもたちを連れて、スイスまで逃げ延びる話です。話の中にもでてくるのですが、彼女たちに協力してくれる人たち、その逆で、彼女たちを虫けら同然に扱おうとする者たち。自分がその時代に生きていたとしたら、どちらになったのだろうと思うと怖くなります。願わくば、前者でありたいです。

知識がないと背景が分かりづらいと思いますが、文自体は大変読みやすく、是非、読んでほしいです。
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自信を持っておすすめしたい 炸裂しています!  投稿日:2018/08/18
ねえ、どれがいい?
ねえ、どれがいい? 作: ジョン・バーニンガム
訳: 松川 真弓

出版社: 評論社
『続』の方を先に読んだことがあるのですが、本当に、この選択肢から? いや〜、困るなぁというものばかりで、ページをめくる度に、うっと思わず声が漏れます。楽しすぎです。 
バーニンガムさんのセンスが炸裂しすぎていて、これは本とか全く興味がないような男子でもくいつくと思います。最後もとても好きです。お薦めです。
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なかなかよいと思う ちょっと生意気な子なんだけれど  投稿日:2018/08/09
ふしぎメッセンジャーQ ぼくのあぶないアルバイト
ふしぎメッセンジャーQ  ぼくのあぶないアルバイト 作: 斉藤 洋
出版社: ポプラ社
題名に、ん?と思って読んでみました。いやいやいやいや、斉藤洋の本を恥ずかしながら初めて読みましたが、すごい面白いですね。一気に、まったく中だるみなく読めました。

内容は、小学生の男の子が主人公なんですが、この子は、今で言うと放置子に認定されてもおかしくないかも?というくらい、一人行動が多いんです、物語の中では。彼の親のことは一切出てこないんです。
でも、そこが多分、小学高学年の子どもたちには魅力的に映るかもしれません。小学生でアルバイトって?という感じもしますが、なかなかたくましくて素晴らしい! 結末が、とても不思議なのだけれども、こういう終わり方もいいのかもと思う話でした。

物語って面白い!が体感できる本です。
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ふつうだと思う 夏の夜にピッタリ  投稿日:2018/08/07
おばけばたけ
おばけばたけ 作: 林 なつこ
出版社: マイクロマガジン社
何てウワテな男の子なんだろう!と思ったら、そうきたか!という展開でした。夏の読み聞かせにいいかなと思いました。最初に、きゅうりの板ずりのことや大根おろしのことが書いてあるところも、おちゃめでした。出来たカレーライスもきっとお化け級に美味しいんでしょうね!
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ふつうだと思う 小さきものたち  投稿日:2018/07/28
ちいさなエリオット おおきなまちで
ちいさなエリオット おおきなまちで 作: マイク・クラトウ
訳: 福本 友美子

出版社: マイクロマガジン社
人って、誰かに気付いてもらったり、寄り添ってもらうことで、とても自分の存在価値が大きくなって、生きる勇気や楽しみが与えられるものなのかもしれませんね。読み終わった後に、そんな感情がじわ〜と心の中に浮かび上がってきました。
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なかなかよいと思う そうだよな〜  投稿日:2018/06/20
いまから ともだち
いまから ともだち 作: くすのき しげのり
絵: たるいし まこ

出版社: 東洋館出版社
転校生の気持ちなんて、転校の経験がないと分からないものですよね。でも、何度も転校している間に、何度も最初からやりなおさなくてはいけなくて、もう何も期待しなくなったり、そこに溶け込もうという努力をすることにつかれてしまうという話はよく聞きます。
友達になるには、いつからとかってないんですよね。その言葉に、ちょっとハッとしながら、いい話だなと思いました。

この話の中では、先生がとても子供たちに好かれていることがすごく伝わってきて、また先生が子供たちをとてもよく見ていて、どの子のことも信じているところが分かり、素敵な学校だなと思いました。超少人数ながらの良さもありますよね。

さりげなく教室の文庫とかに置いておいてほしい本です。
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なかなかよいと思う しっとりとした本でした  投稿日:2018/06/12
よぞらをみあげて
よぞらをみあげて 作: ジョナサン・ビーン
訳: さくま ゆみこ

出版社: ほるぷ出版
とても文章の短い絵本でした。女の子が眠れないとある夜、窓の外から入ってきた風に誘われて、屋上へ行き、そこで心地よい眠りに落ちるという、とても至極簡単な話なのですが、とてもおしゃれな雰囲気が漂った絵本でした。

ああ、こんな風に人目を気にせず、屋上で眠ってみたいなと、思わされます。読んでいるだけで、屋上でそよぐ優しい夜風すら感じられました。

都会の片隅の日常を断片的に描いているのですが、ああ、外国ではこんな小さいうちから、そう言えば自分の部屋で眠っているんだったなぁとか、でも、お母さんやお父さんは、ちゃんと子供たちの声が聞こえるように各ドアを少しずつ開けているんだなとか、そんな文化的なことも描かれているし、やはりお母さんという存在は、子供をそっと見守っているのねと再認識させられたりと、とにかく、静けさのなかにある心地よさを感じられる本でした。

小さな子にはあまり良さが分からないかもしれませんが、私はとても気に入りました。特に、女の子のタンスの引き出しから洋服がはみ出ているところとかも、細かい日常がさらっと描かれていて好きです。でも、シーツを夜中に干しっぱなしってのはちょっと驚きましたが...
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ふつうだと思う 守護神  投稿日:2018/06/12
いつも だれかが…
いつも だれかが… 作・絵: ユッタ・バウアー
訳: 上田 真而子

出版社: 徳間書店
ふと、私たちが今まで生きてこられているのも、この絵本のように目に見えないけれど守護神がまもってくれているからかもしれないと、素直に感じました。日本で言うとご先祖様が守ってくれているという感覚が近いのかもしれませんね。

さらっと、ユダヤ人のことやナチスのこととかも「絵」では描かれていて、その辺は微妙だなとは思ったのですが、というのも、私の中では、ユダヤ人には守護神はいなかったのか?という気持ちも出てきてしまい複雑な気持ちになってしまうからなのですが、どちらかというと大人向きの絵本なのかもしれません。

タッチとかユーモアあふれる絵は、私好みで大好きです。
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なかなかよいと思う あれあれあれ?!  投稿日:2018/05/17
ぺちゃんこスタンレー
ぺちゃんこスタンレー 作: ジェフ・ブラウン
絵: トミー・ウンゲラー
訳: さくま ゆみこ

出版社: あすなろ書房
題名に魅かれて手に取ってみました。一気に読めました。冒頭の弟の口のきき方に、まあ、母親としてはちょっと気になるところもありましたが、ええ!! こんなことありえるの?ということの連続で、なかなか面白かったです。なかでも、え〜? 自分の子どもを、飛行機代が高いからって封筒に入れて送っちゃう?と、現実的に考えると眉をひそめるようなことがあり、びっくりだけれども、きっと子供は純粋に楽しむんでしょうね。幼稚園の年長さんぐらいからの読み聞かせにピッタリだと思います。お薦めです。
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