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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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こぶた文庫

せんせい・70代以上・東京都

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自己紹介
絵本講師の資格を取得しました。その後おもちゃコーディネーターを取得し、2011年9月には念願のペーパークイリングインストラクターの認定を受けました。いろいろやったけれど、やはり絵本が一番!顧問をしている『絵本サークル・アイビー』は、2012年に20周年を迎え,親しい絵本作家さんをお招きして記念会を致しました。ここ数年は絵本にどっぷり浸かっています。
好きなもの
ドイツ、韓国、台湾。世界の雑貨。
絵本(蔵書は3500冊以上。)
小淵沢えほん村(絵本サークルの合宿先になって22年、毎年2〜3回出掛けます。)
ぺ−パークイリング・ペーパークラフト。
頑張っている教え子たち。
ひとこと
絵本を学際的に研究するのではなく、生活必需品というような感覚で捉え、読み続けて行きたいです。

こぶた文庫さんの声

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自信を持っておすすめしたい 想像力と感性磨き  投稿日:2006/05/13
ことば
ことば 作・絵: 五味 太郎
出版社: 架空社
月刊かがくのともで入手以来、楽しく読んでいました。
授業で学生に紹介するようになって、最近は特に男子学生からどこで売っているのか?と質問にあいます。絶版かと思っていましたが、別な出版社で発刊されていると知って大喜びしているところです。

登場者の吹き出しとその色と形で何を話しているのかを考えながらお話しを作っていく、ユニークさがたまりません。想像力と感性を発揮でききれない学生にはいい教材だとも思いました。子どもたちともお話しを作りながら、楽しい時間が過ごせることでしょう。さっそく学生にも入手方法を紹介します。 
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なかなかよいと思う 講演会に行ったばっかりに…  投稿日:2006/05/12
かばくんのふね
かばくんのふね 作: 岸田 衿子
絵: 中谷 千代子

出版社: 福音館書店
大昔、絵本の研修会で伺ったことです。講師は現在有名な児童文学者の方でした。ある幼稚園の保護者会で講演した後に、一人のお母さんから質問があったそうです。動物の絵本を選びたいのだがどんなものがよいのか…。先生は迷わず「かばくん」を薦めたそうですが、その母親は怪訝な表情で立ち去ったとのこと。きっとたくさんの動物が登場する図鑑的な絵本を求めていたのだろうとのことでした。動物の絵本は様々ありますが、きっかけとなる絵本は、正確さを大事にしている内容であることなどを中心にして慎重に選びたいものと同感しました。

「かばくん」につづいて「かばくんのふね」は2年後に出版されました。かばくんと動物園の仲間たちが洪水に遭ったお話しと、素直に読めば楽しくやさしいお話しなのですが、かの講演会のお話しが未だに忘れられないでいる私には、こちらは少々物足りない感じがしました。動物園が洪水の被害に遭うことはあるでしょう。でもだからといって、他の動物たちが我が子を助けて!とかばくんに依頼するのかなぁ。

絵本の講演会にはあまり足を運ばない方がいいのかもしれません。何か最近、疑心暗鬼になっている私のようですね。もっともっと素直に向き合わなければ。
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なかなかよいと思う 表紙の絵とタイトル  投稿日:2006/05/11
ぼくはあるいた まっすぐ まっすぐ
ぼくはあるいた まっすぐ まっすぐ 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: 林 明子
訳: 坪井 郁美

出版社: ペンギン社
表紙の絵とタイトルがいまだにシックリいかない絵本です。
マーガレット・ワイズ・ブラウンは素晴らしい絵本のテキストをたくさん書いていますし、林明子さんに至っては推して知るべし存在です。私が捻くれているからか、20年前にこの絵本を初めて見たときは“足の悪い男の子が努力してやっと歩けるようになったお話し”の絵本かと思ってしまいました。
原題は[Willi’s walk]ウィリーのさんぽ(?)。タイトルはこちらの方がよかったのでは?と思います。特に翻訳物は表紙の絵とタイトルって大切ではないでしょうか?

舞台は日本ではなく、ヨーロッパのどこかの町のようで、石畳の街並や広い畑や小川は私も好きな風景です。さすが林さん!と感心してしまいました。おばぁちゃんのチョコレートケーキも大きくて美味しそうです。

電話が鳴って「もしもし…」で始まる、斬新な絵本だと思います。子どもたちも学生たちもこの絵本が大好きです。もちろんわたしも!! 矛盾でしょうか?
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なかなかよいと思う 扱いに迷よってしまう  投稿日:2006/05/11
おじいちゃんの ごくらくごくらく
おじいちゃんの ごくらくごくらく 作: 西本 鶏介
絵: 長谷川 義史

出版社: 鈴木出版
おじいちゃん、おばあちゃんの死をテーマにした絵本が最近多くなったように感じます。この絵本は授業で学生が読んでくれましたが、落ち着いて、それでいてさっぱりした読み方で、今回も学生たちはしぃ〜んとして見ていました。

おじいちゃん子のぼくの存在はおじいちゃんいとって本当に嬉しくかけがえのないものであったことと思います。つねに「ごくらくごくらく」といっていたおじいちゃんが本当に極楽へ旅立ってしまった……。幼い子どもはこれをどう受け止めるのでしょうか? いずれ身内の誰かの死に出会うとしても、わざわざ読んであげなくてもいいのでは…と考えます。こういう経験は絵本からではなく、実体験があってこそ、と思うのですが…。まして敬老の日などには間違っても読んではいけないと思いました。
長谷川さんの絵が素晴らしいので、どのように扱ったらいいのか迷う絵本でした。
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自信を持っておすすめしたい 原書でも読んでみたい  投稿日:2006/05/06
ベーコンわすれちゃだめよ!
ベーコンわすれちゃだめよ! 作: パット・ハッチンス
訳: 渡辺 茂男

出版社: 偕成社
この絵本を購入したのは1977年でした。日本に於ける初版本です。『だんごどっこいしょ』のようなお話しで、「しっかり!」と心の中でエールを送っている、というかハラハラしている自分がいました。ふるどうぐやのおじさんの怒った顔が愉快です。ベーコンは忘れてもおちゃにいただくケーキを私だったら絶対に忘れない!と思いながら読みました。

ムースさんによると韻を踏んでいるとか。ぜひ原書で読んでみたいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 読んでもらって大笑い  投稿日:2006/05/06
しんちゃんのはなび
しんちゃんのはなび 作: 新沢 としひこ
絵: あべ 弘士

出版社: 童心社
絵本を人に読んでもらって、ニコニコやニヤニヤしたことはたくさんありますが、大笑いをしたのはそんなに多くないと思います。この絵本は中川ひろたかさんと作者の新沢としひこさんのコンサートでご本人に読んでもらい、大笑いをしました。新沢さんが身振り手振りを加えて読まれ、もうおかしいったらありませんでした。コンサート終了後に購入して新沢さん・あべ弘士さんそれぞれからサインもしていただきました。
絵本の読み方は色々あるけれど、あそこまでダイナミックに読んでこそ、しんちゃんをはじめとする人々の花火大会への期待と、花火の素晴らしさが際立つのではないかと思ったものです。しずかにしなさい!と言い続けていたお母さんの「たーまやー」と大声をあげる場面は最高です!
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自信を持っておすすめしたい ハチャメチャ ディスコ  投稿日:2006/05/04
やまのディスコ
やまのディスコ 作・絵: スズキ コージ
出版社: 架空社
こどものとも50周年の記念展(正式タイトルはこうではありません)でスズキコージ氏によるライブペィンティングをみて、その描き方に感動し、3日後もう1度行って、完成作品を見てきました。ダイナミックなすばらしい作品でした。
この絵本にしても、「エンソくんきしゃにのる」にしても、ほげたさんにしてもスズキ氏の絵本は?!と思うことが多いです。でもこんなハチャメチャなディスコがあってもいいのでは?と思えば、むしろ笑いが出てきます。この絵本もあのライブのように素手で直接描かれたのしょうか?
手抜きの一切ない絵が楽しく、隅々まで見ることで、ディスコミュージックが聞こえてきそうです。

それにしてもくまのたいしょうは懲りないんだなぁ〜。
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自信を持っておすすめしたい かわいい!絵本  投稿日:2006/05/01
ロンパーちゃんとふうせん
ロンパーちゃんとふうせん 作・絵: 酒井 駒子
出版社: 白泉社
はっきりいって、かわいい!絵本です。
ロンパーちゃんが、黄色い風船をお友達にしてまじめにおままごとをしている姿も、その風船が風に吹かれて木に引っかかって涙している姿もかわいい!です。記憶にはないけれど、子どものときに同じような経験をしたような気さえしてきます。
黄色い風船が印象的。ロンパーちゃんの表情も印象的です。酒井駒子さん、すごい!!と思いました。
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自信を持っておすすめしたい ビスケットがおいしそう!  投稿日:2006/05/01
ぼく おかあさんのこと…
ぼく おかあさんのこと… 作: 酒井 駒子
出版社: 文溪堂
少々寂しいことがあったので、酒井駒子さんの絵本を5冊、立て続けに読んでみました。「絵本は大人が子どもに読んであげるもの」なのですが、「大人が感動することもあるもの」では…と思いました。

2歳半のHちゃんに読んだとき、彼女は真剣に見てくれましたが、果たして「ぼくとはケッコンできないっていうし」というところはわかったのかなぁ?と不安になりました。もう少し経ってから、「これ読んで…」と再び言ってくれることを期待しましょう。

寂しさはすぐに消えることはありませんが、少なくとも読んでいる間は、うさぎのぼうやに感動移入していました。「サヨナラおかあさん」といわれて悲しい表情をしているお母さんと「あのね おかあさん… また ぼくとあえて うれし
い?」とたずねるぼうやがいいですね。

表紙のビスケットがおいしそうです。
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自信を持っておすすめしたい 丁寧に読みたい  投稿日:2006/05/01
きつねのかみさま
きつねのかみさま 作: あまん きみこ
絵: 酒井 駒子

出版社: ポプラ社
あまんきみこさんのお話に酒井駒子さんの絵。なんという贅沢な絵本なのでしょうか。
女の子ときつねの子ども、そしてなわとびという馴染みのある遊びが読み手に安心感を与えてくれます。楽しさも伝わってきます。絶対にありえないことなのですが、純粋な心を持っている子どもにはファンタジーとして自分の世界を広げていくことでしょう。お話しと絵を楽しみながら丁寧に読んでいきたいと思いました。
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