新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

TOP500

こぶた文庫

せんせい・70代以上・東京都

  • Line
自己紹介
絵本講師の資格を取得しました。その後おもちゃコーディネーターを取得し、2011年9月には念願のペーパークイリングインストラクターの認定を受けました。いろいろやったけれど、やはり絵本が一番!顧問をしている『絵本サークル・アイビー』は、2012年に20周年を迎え,親しい絵本作家さんをお招きして記念会を致しました。ここ数年は絵本にどっぷり浸かっています。
好きなもの
ドイツ、韓国、台湾。世界の雑貨。
絵本(蔵書は3500冊以上。)
小淵沢えほん村(絵本サークルの合宿先になって22年、毎年2〜3回出掛けます。)
ぺ−パークイリング・ペーパークラフト。
頑張っている教え子たち。
ひとこと
絵本を学際的に研究するのではなく、生活必需品というような感覚で捉え、読み続けて行きたいです。

こぶた文庫さんの声

439件中 291 〜 300件目最初のページ 前の10件 28 29 30 31 32 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい とうとう書いてしまいました!  投稿日:2006/06/15
ぐりとぐら
ぐりとぐら 作: 中川 李枝子
絵: 大村 百合子

出版社: 福音館書店
間もなく40歳になる、日本においては古典の部に入る絵本ですが,まったく古さが感じられません。すでに親子3代で楽しんでいるご家庭もあるのではないでしょうか?
この絵本は学生時代から,例えば実習などで読んで、以来今日までに130回くらい読み聞かせをしたのでは、と思います。うち100回近くは現任校で学生や受験希望者の前で読みました。学生達の感想の多くは「懐かしい!」でしたが、過去に3回だけ、「先生のように『ぐりとぐら』を上手に読めるようになりたい」という評価を学生からもらったことがありましたが、その嬉しさは格別でした。ページをめくるタイミングや間の取り方なども含めて見てくれていたのだとおもいます。

絵本はたくさん知っているけれど、「ぐりとぐら」は私にとっては絵本の原点といえます。リズミカルな文と2匹を中心にした楽しい展開に,子どもたちもかつての子どもたちも喜んでいました。圧倒的に大勢の方がレビューを書いておられるので今日まで遠慮していましたが、とうとう書いてしまいました!

この絵本が好評なのは,子どもが大好きなものが3つ(動物、食べ物、乗り物)そろっているから、と研究会で伺ったことがあります。他にもあるのだろうと思いますが、探してみるのも楽しいかもしれません。それにしても美味しそうなカステラです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ちっちゃいこどもたちのせつめい  投稿日:2006/06/15
あなはほるもの おっこちるとこ
あなはほるもの おっこちるとこ 作: ルース・クラウス
絵: モーリス・センダック
訳: わたなべ しげお

出版社: 岩波書店
モーリス・センダックによる、たくさん登場する子ども達の表情や仕草がかわいい絵本です。お話しの脈絡はないかもしれませんが、「あなはほるもの」「あなははいってすわるとこ」「あなははなをうえるとこ」「あなはねずみがすむところ」「あなはむこうがわをのぞくとこ」「あなはふみはずすとおっこちるところ」たくさんの説明の中、ところどころに穴に関してのコメントが出てきます。サブタイトルは『ちっちゃい こどもたちの せつめい』とありますが,これは大人が子どもに教えてあげる説明の例ではなくて、子どもたちによるステキな答えを集めたものかもしれない、と思いました。「どろんこは とびこんで すべりこんで おっころりんの しゃんしゃんて やるところ」原文を知りませんが,ワクワクする訳だと思います。

テキストを聞きながら、登場するたくさんの子ども達を一つ一つ見ていくこと、きっと楽しいと思います。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う だからなんなの?  投稿日:2006/06/13
だちょうのプーイ
だちょうのプーイ 作・絵: みやざき ひろかず
出版社: ひかりのくに
初めてみやざきさんの絵本を手にしました。構図も絵も色彩もユニークでステキだと思います。
でもテキストは…? 走ることが大好きで誰よりも速いだちょうのプーイですが、あそこまで大げさに競走しなくてもいいのではないか?と思いました。走ることが好きならどうぞご勝手に,というのが読み終えた感想です。

でも子どもは好きかもしれません。自動車やレースカーや飛行機まで登場してプーイと競走しているのですから。少なくとも子どもが好む2つの要素が含まれていますよね。(動物と乗り物)1週間前に購入したのですが、近いうちに仲良しのHちゃんと読んでみます。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 教員の本質を問われました。  投稿日:2006/06/07
からすたろう
からすたろう 文・絵: 八島 太郎
出版社: 偕成社
長いこと教育の仕事に携わっている私には、身につまされるお話しでした。いじめがいけないこととわかっていても、自分たちとちょっとでも異質を感じる者を疎んじたり無視したりすることは形と内容を変えていつの時代にもあることなのでしょう。もしかしたら、私も絵本の中で「うすのろ」「とんま」と言っている一人かもしれません。人間を育てる、という自覚とともに、自分自身の内面が濁っているのでは?と振り返ることの大切さを改めて教えてもらったような気がします。いそべ先生のように一人一人と向き合って、その子どもの良いところを見つけられる先生はきっとたくさんいらっしゃると思いますが、カリキュラムに振り回され、暗黙のノルマ達成に必死になっている教員の現状は事実です。いそべ先生のように6年生を校外に連れ出して、自然の中で学ばせることは現在は難しいのでしょうね。ならば保育者のたまご達にはその大切さを理解してもらいましょう。一緒に学ばなくては…

声に出して読んだら、きっと涙が止まらないと思います。でも授業で紹介してみようかなぁ。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ユニークな絵本だから好き!  投稿日:2006/06/01
ともだちや
ともだちや 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
3年ほど前に、このシリーズの関して作者である内田鱗太郎さんからお話しを伺いましたが、降矢さんの手によるきつねの姿には驚かれたのだそうです。くまに買われて(?)200円稼いだ後に、おおかみに声を掛けられ……最後は無料の「ともだちや」に変身します。何ともユニークな出で立ちのきつねに私は哀愁も感じました。

絵もユニークですが、お話しだって立派にユニークだと思います。友達はお金で買うものではないことを誰もが理解出来るのではないでしょうか。ちょっぴりどきどきして、少しハラハラして、それからほっとして最後はニコニコになりますよね。

こういう絵本も好きだなぁ〜。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 夜の幼稚園を楽しもう!  投稿日:2006/05/28
よるのようちえん
よるのようちえん 作: 谷川 俊太郎
絵: 中辻 悦子

出版社: 福音館書店
絵本サークルの読み聞かせ活動日に、男子学生がこの絵本を読んでくれました。へんてこりんなものが次々と現れて、笑いながら見入ってしまいました。

数年前に、谷川さんと中辻さんからこの絵本の製作過程などについてお話しを伺ったことを思い出し、同時に中辻さんは『もけらもけら』の構成に携わった方であることに気がつきました。

ここに出てくる夜の幼稚園は、お泊まり会の時の夜の幼稚園とは違っているはず。子どもたちも興味深く楽しむのではないかと思いました。また私はへんてこりんなものが増えていくたびにどれがどれだかわからなくなってしまいましたが、子どもたちはそんなことはなく覚えられるのでは…とも思いました。夜明けとともにいつもの幼稚園の姿に戻ることで安心して読み終えることが出来るのではないでしょうか。

リズミカルなテキストですから、読んであげる大人は絶対に下読みをしてから読んであげてほしいです。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 気負わず、気取らず、自然体で。  投稿日:2006/05/25
パパとママのたからもの
パパとママのたからもの 作: サム・マクブラットニィ
絵: アニタ・ジェラーム
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
学生が授業で読んでくれました。大勢の前で読むだけに担当者はしっかり読む練習をしてきます。だから学生たちも安心して見ていられるだろうと思います。

子どもの持つ素朴だけど大切な質問に対して、一人一人丁寧に答えているくまのパパとママが素敵です。気負っているわけでも、気取っているわけでもなく自然体なのがいいと思います。
「パパとママ、どっちが好き?」と子どもに聞かれるのもあまりいい気持ちのすることではありませんが、子どもにはこのくまのご夫婦のような愛情たっぷりの返事をしてあげたいものです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい びっくり!おどろき!サプライズ!  投稿日:2006/05/23
ちんろろきしし
ちんろろきしし 作・絵: 元永 定正
出版社: 福音館書店
世の中には不思議なものが色々ありますが、これも不思議な本です。およそ絵本の装丁とは違いますが、著者が元永さんだったので、ページをめくる前は自叙伝かと思いました。中をめくってびっくり!驚いたのなんの!! 見覚えのある元永さんの絵に全く意味不明のことばが書かれています。タイトルの「ちんろろきしし」に続くのは「ぴろめぱじらせよきみじれ」…!どのページもどのページも?のことばが続くのです。
でもどのように読んでも良い、どこから読んでも良いということのようですので、じっくりゆっくり楽しもうと思います。「もこもこもこ」「もけらもけら」「ころころころ」「カニツンツン」「いろ いきてる」など元永ワールド満載の絵本とは言えない絵本です。サプライズ探しも出来そうです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ともだち、なかよし、けんか、なかなおり  投稿日:2006/05/17
またあした
またあした 作: さえぐさ ひろこ
絵: 広川沙映子

出版社: ひさかたチャイルド
おはなしチャイルド5月号です。
「ともだちになろうよ」のひろかわさえこさんが絵を描いています。
くまくんときつねちゃんの友情物語。ちょっとしたことから喧嘩になった2匹。涙の粒を一つ作ったきつねちゃんがかわいらしいです。そしてくまくんの悪口をいったあとにその様子を想像してぐふふふと笑うところなど、ありきたりでない楽しい展開だと思いました。
最後に2匹が雨の中を「また あした」とわざわざいいにいくところがとてもいいです。


【事務局注:このレビューは、「またあした」おはなしチャイルドシリーズ 2006年度5月号(チャイルド本社)に寄せられたものです。】
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 気持ちに寄り添うこと  投稿日:2006/05/13
きもち
きもち 作: 谷川 俊太郎
絵: 長 新太

出版社: 福音館書店
『えほん』を テーマにした授業で必ず紹介しています。文字や文章がほとんでなく、絵を見て登場者の気持ちを考える、子どもはどう捉えるのかなぁと思います。一人一人の持つ気持ちについて考えるきっかけになると思います。両親がけんかして海の中で溺れる夢を見ている場面は身につまされるし、きっとどこの家庭でもあることなのだろうと思います。でもその後に仲直りをしたであろう様子が描かれているからこそ子どもは安心するのでしょう。

子どもたちには心が穏やかな時に読みたいと思いました。
参考になりました。 0人

439件中 291 〜 300件目最初のページ 前の10件 28 29 30 31 32 ... 次の10件 最後のページ

絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット