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人の言葉の重み
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投稿日:2009/04/14 |
人の言葉の重み、大切さを教えてくれる絵本です。
ちょっとした子供の誤解から、町の中で泥棒だという噂が広まってしまったピーボディ先生。
先生は子供に、言葉の持つ力の重みを枕の羽毛を使って考えさせます。
決して感情的に怒ったりせず、子供にじっくりと考える機会と時間を与える先生に、自分も見習いたいと思わされました。
そして、失いかけた信頼がまた戻ったのを見たとき、ホッとするのと同時に、心がじんわりと温かくなるのを感じました。
ただ、やっぱりこの状況では噂がどうこうは抜きにして、誤解を受けてしまうのは仕方ないという気持ちがあったのも正直なところ。
たとえ正当な理由があったにしても、周りがそれを見たらどう感じるか考えたら、先生の行動はちょっとどうかな?と考えてしまいました。
せめてお店の人に声くらいはかけたほうがいいですよね。
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しっかりとした心
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投稿日:2009/04/14 |
いいものをつくる職人は、信念というもをしっかりと持っているもの。
読後にそんなことをしみじみと考えました。
かご職人の父を持つ少年。
満月の夜に町へかごを売りに行く姿に憧れを抱いていました。
ところがやっと願いが叶って共に町へ出かけたとき、心無い言葉を浴びせられて少年は大切なことを見失ってしまいます。
子供の心のもろさがあらわれた様子に、そっと大切なことのヒントを与える職人仲間。
これからは父の作ったかごのように、丈夫でしっかりとした心を持ち続けていられるのではないかと感じました。
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眠りに誘われて
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投稿日:2009/04/14 |
ポカポカ春の陽気が気持ちよくなってきた今日この頃。
このタヌキのように気持ちよく眠りに誘われたくなります。
そう思ったのは私だけではなかった様子。
すやすや気持ちよさそうに眠るタヌキに、気付くと誰かがそばで一緒に眠っています。
それはどんな生き物でも。
って、昆布も??笑
繰り返しのリズムがまた心地よく、読んでいて穏やかな気持ちになれます。
娘は何がおかしいのか、ニコニコ笑っていましたが。
たくさん寝転んでいるみんなに、「これはなんだ?」「これはなんだ?」と質問の嵐が待っていました。
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くるくるうんちよー!
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投稿日:2009/04/13 |
いろいろな動物のうんちを観察し、トイレの勉強もできる絵本です。
フラップの簡単なしかけで、楽しみながら読むことができます。
何でも覗きたくなるねずみのチュウ。娘と同じです。
地面の穴をツンツンつつく姿は本当に我が子を見ているようです。
ただ、みんなのおむつのなかをかたっぱしに覗かせてもらうのって・・・
しかも、みんなうんちしたおむつをそのままにしているし。
などと親が変な突込みを入れたくなるのですが、娘はそんなのおかまいなし。
片っ端からおむつをオープン。
まだ「見せてくれる?」って読んでいないのに・・・笑
それでもうんちの勉強にはなったようで、我が家の犬がうんちをするときには「くるくるうんちよー!」(実際、本ではぐるぐるうんち)などと言っています。
ちなみに本ではみんなおまるでうんちをしようということになっているのですが、自分もおまるがいいと言い出したので、次からはトイレと読んでいます。
「うんちっち」からこの「おむつをみせて」と、最近うんちブーム到来な娘です。
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キラキラ
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投稿日:2009/04/13 |
NHK「みんなのうた」で放送された歌が絵本になったとのこと。
この歌は聞いたことがありませんが、絵本を読んでいると太田裕美さんのさわやかな歌声がきこえてくるような気がします。
初めて挫折を味わった父を助けたのは、まだ小さい小学生の息子でした。
小さい体で一生懸命に父を励まそうとする姿は、とてもけな気で心がじんわりと温かくなります。
子供は親の力を借りて成長するものですが、親もまた同じ。
そんなことを改めてしみじみと感じることができました。
一生懸命って何て素敵なんだろう。
子供の頑張る姿に、キラキラしたものを見ました。
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余韻がたまらない
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投稿日:2009/04/13 |
「犬を庭園の中に入れてはいけません」
元魔術師のこの言葉。
もし入ってしまったらどうなるのか、気になってしまいますよね。
やんちゃな犬フリッツを預かることになった少年アラン。
フリッツを追いかけて、この庭園に入ってしまいます。
オールズバーグならではの余韻がたまりません。
あれはやっぱり魔法だったのか。
そうともとれるし、そうじゃないとも考えられます。
どちらかといえば前者よりで、それは同じオールズバーグ作品の「西風号の遭難」でも同じようなにおわせ方のラストでした。
そして、魔法だったとしたら、最初からあの元魔術師は魔法のとける時期を分かっていたのか。
いろいろ考えるのがまた楽しいです。
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そこで気付くのかよ〜
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投稿日:2009/04/13 |
ベンガル地方では日本のことわざのように、「たまごからうま」という言葉が使われているそうです。
そんな言葉のもとになったお話。
ハチャメチャ劇が愉快で楽しいです。
馬を買いに行った男ダーが買わされたのは、うまのたまご。
ここでおかしいと思わなければいけないのに、思い込みって恐ろしいものです。
馬のたまごと思ったらもう馬のたまごなんですね。
そして、そのたまごから生まれるのはうまでしかありえない。
たとえそれが馬らしからぬ行動をしたとしても。
一体どこまで気付かないのか、見ていると楽しくなってきます。
そして「そこで気付くのかよ〜」と突っ込みを入れてしまいたくなるタイミングで、ようやく馬でないことに気付くダー。
日本の落語のようなオチで終わるのも、また笑えます。
あとがきもまたいろんな豆知識がつまっていて、ちょっとした物知りになった気分になります。
最後までじっくり楽しんで欲しい作品です。
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ちょっと怖い
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投稿日:2009/04/12 |
大きな栗の木にできたさるのこしかけ。
それを眺める楢夫の目の前に、3匹の小猿が現れます。
ちょっと生意気な楢夫に対し、わざとらしく敬う素振りを見せる小猿の大将。
いいところへ連れて行くという言葉に、何か怪しさを感じずにはいられません。
その先には何があるんだろう?
楢夫ならずとも、引き込まれていきます。
楢夫のその後には、ちょっと恐怖を感じます。
生意気な態度に、猿たちがちょっとこらしめてやろうと思ってのことだったのでしょうか。
不思議な体験をした楢夫がこれからどう変わっていくのか、もしくは全く変わらないのか、気になります。
宮沢賢治のこの作品。
言葉の言い回しなどやや難しい部分もありますが、話自体はその世界に入り込みやすいです。
さいとうさんの描かれる絵によるものもあるかもしれませんね。
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引き込まれます
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投稿日:2009/04/12 |
町でも一人だけ浮いているウエズレーは、夏休みの自由研究にとんでもない大きいものをつくりだします。
一つの目標をしっかり持つことができたら、それはとても強い力になることを改めて感じることができました。
目標に向かって一つずつ努力をするウエズレーの世界にどんどん引き込まれていきます。
それは今までちょっかいを出してきていた、町の子供たちも同じでした。
ウエズレーをすごい形相で追いかけていた子供たちが、最後にはとても穏やかで楽しそうな表情で後をついていくのです。
ウエズレーのつくりあげた国が、どんな国なのか、その表情から読み取ることができます。
この絵本を読み、夏休みに大きい目標をかかげて頑張る子供たちが増えたら、とても素晴らしいと思いました。
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迫力あります
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投稿日:2009/04/10 |
よく怖いものなんかを見たときに、「夢に出てきそう」なんて言ったりしますよね。
ベンの見た夢も、怖いものではありませんでしたが、それと似た感じのものでした。
世界の名所が次々と水にのまれていくシーンは、かなり迫力があります。
そんな中、チラッと気になった人影。
その場ですぐ前のページに戻って確認してしまいました。
やはり、そこがオチに繋がるわけですね。
ベンの最後の行動に、不思議な体験がとてもさわやかに感じました。
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