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夢いっぱいの幻想的な版画絵本
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投稿日:2004/01/16 |
満開の桜の下で女の子が舞い踊るという幻想的な表紙に惹かれました。バレエが好きなのに上手になれなかった女の子が、大きな桜の木の中で「森のくつや」を開いているウサギから靴をプレゼントされ、桜の精と思われるバレエ団のウサギたちと踊るうち自然に上手になっていた、というお話なのですが、ウサギたちと踊るシーンの描写が素敵です。「うさぎたちといっしょにはしるとき、じぶんのからだがすきとおって、たしかに風になったとおもいました。…とびあがるとき、…たしかにちょうになったとおもいました。そして、くるくるまわるときは、からだじゅうがうすももいろにそまって、さくらの花びらになったようにおもわれるのでした」。はっと我に返るとウサギたちはいなくなっているのですが、女の子はもう自由に上手に踊れるのでした。
去年の2月、バレエを習い始めたばかりの娘にプレゼントしました。娘はとっても喜んでくれて「あたしの本! 宝物にする」と言って、他の絵本とは別の場所に大事にしまってあります。
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かわいい!
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投稿日:2004/01/16 |
まんまるのおてて、プクプクした足の裏、くしゃくしゃになった髪…とにかく、赤ちゃんの顔も体も、とにかくすべてがかわいい! 下の子供が1歳の時に本屋さんでこの本を見つけ「うわーっ、なんてうちの子にそっくりなんだろう」と感動して、子供に見せるというよりも、自分の保存用に思わず買いました。丸くて柔らかくて一番赤ちゃんらしい、ただただかわいかった頃の姿を忘れないように。子供って、すぐに大きくなっちゃいますからね。
でも、帰って読んでやったら子供も気に入ったようで「あんよがでたよ」と言うところではいつも、座ったまま自分の短い足を一生懸命上げて、自慢げに私に見せてくれます。
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心と体に響くリズム
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投稿日:2004/01/16 |
心に響く詩の内容、体に響く言葉のリズム。行間からにじみ出てくる優しさ。子供にもわかる易しい言葉なので、すっと入ってくるんですね。かかりつけの医院の待合室にこの本が置いてあり、見つけた娘が突然その場で声に出して読み始めたので、びっくりしました。そして、家に帰っても最初から最後まで覚えていて、大きな声で暗唱するのです。子供が思わず声に出して読みたくなる詩って、すごいと思います。
娘のお気に入りは「つもったゆき」「ふしぎ」「わたしとことりとすずと」の3つ。「うえのゆき さむかろな。つめたいつきが さしていて。したのゆき おもかろな なんびゃくにんも のせていて。なかのゆき さみしかろな。そらも じべたも みえないで」。全ての物に命を吹きこむ金子みすゞさんの感性に脱帽です。
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おなかがすいてきちゃう
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投稿日:2004/01/16 |
子供の大好きな動物さんたちがたくさん出てきて、それぞれの大好きな食べ物を、大きな音を立てながら、それはそれはおいしそうに食べる、というお話。ぶたさんが「つるつるつるるる〜」ってきつねうどんをすすったり、たぬきさんが「かぷりっぺっぺっ」ってスイカを食べたり。 ただそれだけなんですが、絵が楽しい。一つ一つが凝ってるんです。最後のページは、なんと妻(オオカミ)がネギを刻み、向こうのちゃぶ台で夫(羊)が新聞を読んでいるという…なんだかどこかの家の夫婦の主従(いや従主?)関係を象徴するようなシーンが。
うちの子供(二歳)は、そのページに出てくる全部の食べ物を一つ一つ指でつまむ真似をしては「はい、ねーちゃん、どーぞ!」「かーしゃん、どーぞ!」と順番に食べさせてくれるのです。そのページに載ってる食べ物を全部食べ尽くしたところでやっと次のページへ…という感じでなかなか読み終わらず、全部読み終えるともうすっかり満腹〜。
大人は大人なりの解釈で、子供は単純にその語感で楽しめる一冊です。
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まずアメ玉を食べてから
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投稿日:2004/01/16 |
表紙を開くとまず、色とりどりの丸が目に飛び込んできます。我が家では、本文に入る前に、あの丸をアメ玉に見立てて「○○ちゃんは何色?」「はい、どうぞ」なーんて、甘くて大好きな飴を食べる真似をするのがお約束になってます。「みーんな、食べたかな? じゃあ、始まり始まりー」って。いつから始めたのか、もう忘れちゃいましたが、お姉ちゃんにたまたまそうやって読んでやったら大喜びして恒例になってしまったような…。むかーしむかし、公園に来る紙芝居のおじさんが、子供たちに読んで聞かせる前に練り飴を配ったような、あんな感じでしょうか(経験ないけど)。お話が始まる前の楽しい行事(?)です。
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「でました」???
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投稿日:2004/01/16 |
「でました」って言って、地平線から出てくるはずもなさそうな物が次々に出てくるんです。それが山だったり飛行機だったり、凡人には全く予想も付かない物ばかりで、「次はなんだろう?」って、子供たちはもう釘付けです。そして、出てくるとゲラゲラ大笑い。二度目からは、次に出てくる物が分かっているはずなのに、それでも出てきたとたんに大爆笑。深く考えずに、とにかく笑いたいときにお薦めです。
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懐かしい!
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投稿日:2003/12/07 |
実はこれ、今からもう30年も前に、私が小学校に入園して初めて図書室で借りた本なのです。懐かしくてたまりません。
特に、いろいろなパンが出てくるページが楽しくて、おいしそうで、借りてる間中、わくわくしながら毎日ながめていた覚えがあります。
娘もあのページが大好き。「ここはわたしが読む!」と言って、
一つ一つ読み上げては、弟にパンを食べさせる真似をしています。弟もちゃんと食べているのが笑えます。
大人になった今では、あのページに加え、いろんな職業のカラスが出てくるページを見ては、細かいところまでよく描いてあるなーと感心しています。
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「声に出して読みたくなる」絵本
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投稿日:2003/12/07 |
娘が三歳の時、保育園から帰ってきて「ミハイル・イワノビッチ」だの「ナスターシャ・ペトローブナ」だの言っているので、いったい何のことかと思ったら、この絵本に登場するクマの名前でした。なぞめいた呪文のような響きをもつこれらの名前に、なぜかすごく惹かれるらしく、すぐ覚えてしまったようです。
絵本を見てみると、大きいクマ、中くらいのクマ、小さいクマのセリフは、それぞれの体の大きさに合わせて、大きな活字、中くらいの活字、小さな活字で書かれてあって、それを見た娘はちゃーんと声の大きさを使い分けて読み分けているのです。ちょうど、文字を続けて文章として読めるようになった頃だったので、そういう仕掛けが楽しくてたまらなかった様子でした。
たいていの絵本は声に出して読むものだと思いますが、この絵本はまさに「声に出して読みたくなる」魅力に富んだ一冊だと思います。
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「最も心に残った贈り物」と喜ばれました
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投稿日:2003/11/13 |
自分の出産の時、友達に同様の本をもらって感激したので、同僚に赤ちゃんができた時、私もお祝いに贈りました。我が子が主人公の絵本なんて、他人から見れば「親ばかテイストどっぷり」のこっぱずかしい代物かもしれませんが、「あの日」を思い出し、初心に返るには最高の絵本です。
贈り先に届いたのは産後3か月頃だったのですが、ちょうど夜中も眠れない日々が続いていたらしく、「生まれたばかりの赤ちゃんを手にして読むと、胸がいっぱいになって思わず涙が出ました。色々頂いたお祝いの中で、最も心に残りました」と喜ばれました。
うちでは娘もすっかり口が達者になり、こちらも思わずカッとなることも多いですが、時々この本を開いては、小さな命を初めて抱いた日の感動を思い出しています。今では娘も、自分で読んでうれしそうにしています。子供って、自分が生まれたときのお話って大好きなんですよね。そうやって、自分がどんなに愛されて生まれてきたのかを再確認しているのかもしれませんね。
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楽しいリズムに1歳の子も大喜び
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投稿日:2003/11/11 |
下の子が今、一番お気に入りの絵本です。双子のかぽとゆぽが、うちで作ったどんぐりパンを二人だけで祖父母の家まで届けに行く、というお話なのですが、絵はかわいらしくほのぼのとして、言葉はとってもリズミカル。「ぱりぽり ぴりぱり ぴりりぱり」「ずんずかずんずん でんでけでんでん どんどこどんどん だんだかだんだん」などなど。下の子は、それを聞くだけでもう、ケラケラと大笑いしています。主人公の2人以外にも楽しい隠れキャラがいて、大人も楽しめます。
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