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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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ほしの

ママ・50代・広島県、女の子19歳 男の子16歳 男の子14歳

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ほしのさんの声

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あまりおすすめしない 疲れます  投稿日:2010/10/24
おかえし
おかえし 作: 村山 桂子
絵: 織茂 恭子

出版社: 福音館書店
娘は、おかえしのおかえしの・・・の言葉の繰り返しを面白がってはいますが、お返しが続いていく行為そのものを面白がっているわけではないみたいです。
それと、絵が、たぬきさんの家に元からある家財道具が、娘にはボロに見えるらしく、こんなものあげるの?と納得できない様子。きつねさんの家のものはきれいに見えるようですが。
言われてみれば、たぬきさんちのは、古道具に見えなくもないな。

私はというと、贈り物とかお返しというのがどうも苦手で、そういうことをする時は、悩みこんでしまうことが多いのですが、だから、たぬきさんやきつねさんがご近所さんにいたら疲れるだろうな。
そして、他の方の感想にもあるように、子どもまでお返ししちゃうのはやりすぎかなと思えます。

それに、私はごちゃごちゃしている我が家にすごくストレスを溜めていて、要らないものは処分したいなと思っており、それなのに、荷車にどっさり家財道具を乗せて、しかも中古を持ってこられたら、なんて思えてしまって、ついつい自分の身に置き換えて考えて、そんな人間関係に読んでいて疲れてしまいます。
お花辺りまではアリなんですが。
ただただお返し合戦が続く単調さにも、読むのも疲れるし。

もっと素直に楽しめばいいんでしょうが、私には無理なようで残念です。
それにしても、両家にお父さんはいないのかな。
5歳の娘ですら、お父さんが帰ってきたら困らないのかな、と疑問に思っています。
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自信を持っておすすめしたい すてきなお友だち  投稿日:2010/09/23
だるまちゃんとやまんめちゃん
だるまちゃんとやまんめちゃん 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
だるまちゃんシリーズは、私はてんぐちゃんしか読んだことがなくて、もっと小さい子向けのシリーズだと思っていました。
シリーズのほかの作品は知りませんが、この絵本を読んで、こういう長いのもあるんだなとびっくりしました。

先日、娘が幼稚園から持って帰ってきました。
我が家にあるのは、こどものとも社から、特選こどものともライブラリー、という名で、月刊絵本として本年度発行されているものなんです。過去のこどものともの名作をハードカバーで復刊したもので、書店では手に入らない、今しか手に入らない、ものなのだそうです。

てんぐちゃんと比べると、こちらの本はずいぶん現代風ですね。
てんぐちゃんでは、かまどがあったけど、こちらは台所ですね。スリッパまで履いてるし。サッカーしてるのも現代風?

そんなことはさておき、子どもって、初めて会ってもすぐに仲良くなれますね。
でも、一般的には、いっぱい遊んで仲良くなれるのに対し、だるまちゃんとやまんめちゃんは、ちょっと会話しただけで、もうお友だちです。
だるまちゃんのお母さんも、ちょっと会っただけのお友だちのおばあちゃんの為に、ネーブルいっぱい持たせて、いいお母さんですね。

ネーブルって、ビタミンや糖分があって、風邪には良さそう。多分それでネーブルなのかなと思います。
そして、山に生えている果物であれば、やまんめちゃんがすでに採っている筈でしょうから、お店で買うような果物を持たせるのは、そういうことなのかなと思いました。

やまんめって名前、何かなと最初、思いました。
やまんばは、山の婆だからやまんばで、やまんめは、小さい女の子なんでやまんめかと納得。一般にある言葉なのかな?。

やまんばあちゃん、一般に想像されるやまんばとは全然違いますね。
加古里子さんはあとがきの中で、「昔話に出てくる山婆、山母、仙女は恐ろしい妖怪が多いのですが」本来は「常に敬虔な態度で自然に接し、利用や採取狩猟の時は、許認の手続と細心の配慮と行動で臨んで」いた人々なのに、里人に伝承されるうちに「最も重要な自らも自然の一部である自覚や共存共生の精神がうすれ、単なる奇妙な風俗や怪奇惨虐説話となっているのは残念の極みです」と書かれています。

この絵本で、やまんばあちゃんややまんめちゃんに出会えてよかったです。やまんばあちゃんややまんめちゃんが本当にいたら、会って仲良くなりたいです。

今、娘の最もお気に入りの絵本になっています。
普通に書店で手に入らないのがとても残念です。
特選こどものともライブラリーは任意契約なのですが、契約して本当によかったなと思える一冊でした。
別のだるまちゃんシリーズも読みたくなりました。
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ふつうだと思う 知らぬが仏  投稿日:2010/09/22
もりはおもしろランド 4 もりのはいしゃさん
もりはおもしろランド 4 もりのはいしゃさん 作: 舟崎 靖子
絵: 舟崎 克彦

出版社: 偕成社
シリーズものなんですね。
娘は、シリーズの別の本を知っていると言っていました。

娘のお気に入り度は、まあまあ好き、かも。
でも、私が読んだ限り、何だかなぁ・・・、です。

はりねずみさん、知らぬが仏だよなぁ。
入れ歯になって快適になって喜んでいるけど。
お口に入れるものなんで、その入れ歯が、あんなことになっていたなんて。
まあ、お話なんでいいんでしょうが、でも、やっぱりいいのか、歯医者?
私ならこんな歯医者さんにかかりたくないなぁ・・・
不安だなぁ・・・
はりねずみさん、かわいそう。
って大人目線でしか読めない自分が悲しい。

お勧めしないとまでは言わないけど、評価は☆三つかな。
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自信を持っておすすめしたい 今更ながら  投稿日:2010/09/10
がたん ごとん がたん ごとん
がたん ごとん がたん ごとん 作: 安西 水丸
出版社: 福音館書店
読んであげるなら0歳から、とあります。
上の子である娘は、確かに0歳の頃から喜んでいました。
そして、大きくなるうち、比較的早いうちに、この絵本は卒業していきました。赤ちゃん絵本なんだと思っていました。


下の子である息子は、0歳の頃から時々読みはしましたが、全然興味なしでした。
それが、2歳半を過ぎた最近、なぜか今更ながら突然好きになりました。
最初、自分で勝手に本棚から持ってきたんです。

言葉が遅めの息子なんですが、最近、急激に言葉が増えて、いろんな物に対しても、好奇心が急激に旺盛になって、汽車とかコップとかりんごとかが出てくるのが楽しいのかもしれません。
音も、繰り返す言葉が楽しいみたいです。
文字は読めませんが、暗記しちゃってるようで、私が読むのと一緒になって声を出して読んでいます。

うちは、娘も息子も母乳でしたので、哺乳瓶は知らないのですが、二人ともそんなことは関係ないみたいです。
哺乳瓶を知らないお子さんでも十分に楽しめますし、うちみたいに二歳半にもなって急に好きになれるような絵本です。

私は最初、絵が好きになれなかったのですが、慣れてくると、何ともいえずカワイイと思えて、今では絵も好きになりました。
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自信を持っておすすめしたい 本物のセミは苦手ですが  投稿日:2010/09/09
とくべつな よる
とくべつな よる 作: 岡島 秀治
絵: 稲田 務

出版社: 福音館書店
去年の夏、娘が幼稚園から持ち帰った絵本です。
当時、何回か読みはしましたが、その後読んでと持ってくることはありませんでした。
最近、何故か虫の絵本に興味があるみたいで、いろいろ持ってくるのですが、これもその中の一冊です。

娘は、本物の虫は、セミも含めてとても苦手なんです。
でも何故か本は持ってきます。
この絵本を読んでも、特に感想も何も言いませんが、何かを感じてはいるかもしれません。
私も、虫はとても苦手で、子どもの頃、セミ捕りもしたことありませんが、この絵本は素敵だなと思います。
生命の誕生の神秘さを感じます。
(って、ここでは幼虫からセミになるので、誕生とはちょっと違うとは思いますが)
絵もとても美しいです。
終わり方に余韻がないのは、それはそれで詩的な感じを受けました。

虫が苦手な方でも大丈夫な絵本だと思います。
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ふつうだと思う ひょえ〜、な絵本  投稿日:2010/09/09
かまきりかあさん
かまきりかあさん 作・絵: 杜 今日子
出版社: 福音館書店
娘が幼稚園から持ち帰った、去年度の3月の月刊絵本です。
最近、娘は何故か虫の絵本をいろいろ持ってきますが、その中の一冊です。

「ちいさなかがくのとも」ではなく「こどものとも年少版」です。
何となく、かがくのともっぽい内容に思えます。
かまきりの赤ちゃんの誕生の絵本ですが、私は、自分では絶対買わないであろう絵本です。
そういう意味では、月刊絵本で持ち帰って読むというのは、親の好みに左右されず偏った絵本の読み方にはならないのでいいことなのかなと思います。
虫が苦手な方にはちょっと辛い本です。世のお母さん方は、虫が苦手な方が多いと思いますが、泣く泣くお子さんに読まされている方も多いでしょうね。

題に「かまきりかあさん」とはありますが、母さんが出てくるのは最初だけです。
「おしりから ぷりっ」
「ぷりっ ぷりっ」
と卵を産むのですが、その表現がおならみたいで、娘には面白いみたいです。
確かにかあさんは出てきますが、何故、題につくのかなって思います。
卵を産んだ後は、母さんはどこかへ行ってしまって、虫はそれが当たり前なのですが、卵や産まれた赤ちゃんをお世話するわけでもないですし。

かまきりがどうやって産まれてくるかを知ることができるので勉強になります。
そして、おおきなおなか卵を抱え、それを産むのですから、やっぱり虫さんでも産みの苦しみがあるのかなと、絵を見て感じました。
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自信を持っておすすめしたい 娘よりも息子が好き  投稿日:2010/09/08
わたしのワンピース
わたしのワンピース 絵・文: にしまき かやこ
出版社: こぐま社
この本を買ったのは、娘が四歳の時だったか、でも特に気に入った様子もなく、その後、時々読みはしましたが、あまりお気に入りではないようでした。
女の子なんで、こういう絵本が好き♪だといいなと親としては思わなくもないですが、日頃、男だからとか女だからという育て方はなるべくしたくないと思っているので、それはそれでいいのかなと思っています。

ところで先日、ふと、息子がこの絵本を気に入るんじゃないかなと思って読んでやったら、ビンゴで、とてもお気に入りになり、自分から何度も持ってくるようになりました。
息子は、お花とかうさぎさんが大好きなんです。ララランとか、そんな表現も二歳児ということもあって好きなんで、息子の心を捉えたのかもしれません。

で、娘ですが、あまり好きではない理由を先日話してくれたのですが、お花畑に行くとワンピースが勝手に花柄模様になる、というのが嫌なのだそうです。真っ白なワンピースは、うさぎさんが自分でお絵かきをして花柄模様にして欲しいのだそうです。お絵かきが好きな娘らしい感じ方だなと思いました。

でも、絵本としては素敵なんで評価は5です。
私は、娘に買って初めて読んだ絵本なんです。私が幼い頃に出会っていたら、当時きっと大好きだったろうなと思います。
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なかなかよいと思う 加筆があればなぁ  投稿日:2010/09/08
えほんのせかいこどものせかい
えほんのせかいこどものせかい 作: 松岡 享子
出版社:
「本を読み始めた幼い子どもの両親に贈る、絵本と、読み聞かせのガイドブックです」
と帯に書いてありました。
両親向けとはありますが、どちらかといえば、集団への読み聞かせをしている方への本に思えます。
というか、ある程度子どもに本を読み慣れた両親にはいいですが、読み聞かせ初心者の両親が、いきなりこれを読むと、ちょっとキツイかなと思えます。

いい本だとは思いますが、出版されてから随分年月が経っていますし、ある程度の加筆が欲しいかなと感じます。
そもそもこの本の元となった冊子は、40年以上も前のもので、この本自体が出てからも20年以上経っています。

著者は、「絵本のよしあしを見きわめる目を養うために、“満二十五歳以上”の絵本を読みましょう」と書かれ、いくつかそれに該当する絵本も紹介されていますが、そこで紹介されている絵本は、もはや古典の絵本で、もちろんどれも今でも子どもたちに受け入れられる素晴らしい絵本だとは思いますが、この本の初版当時に新刊だった絵本も、そろろろ満25歳になろうとしています。

また、著者が素晴らしさを繰り返し書かれている「シナの五にんきょうだい」は、その後、差別問題で絶版になり、今は別の出版社から別の訳者で出版されたりしていますが、その辺りの著者の意見も知りたいなと思うのです。
当時と今とでは、世の中も随分変わっていますし、この本の本質的な良さは変わらないとしても、時代の流れを踏まえて、著者もまだバリバリ活躍されている方なので、何らかの加筆があれば、もっといいのになと思うのです。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 躾っぽくない  投稿日:2010/09/08
ノンタンぶらんこのせて
ノンタンぶらんこのせて 作: キヨノ サチコ
出版社: 偕成社
絵本で子どもを躾けるのは嫌いなので、そういう絵本は読みたくありません。
この絵本も、しつけ絵本なのかもしれません。
でも、お話として、普通に楽しいと思います。
なので、子どもたちに読んでいます。

最近、息子のお気に入りです。
部分的に文章を覚えていて、よく声に出しています。
「じゅんばんじゅんばん」も喜んでいます。
でも、喜んでいますが、順番の意味なんて全然分かっていないかも?

絵本の読み聞かせは、子どもたち二人がそれぞれ自分の好きな本を持ってくるので、お姉ちゃんの好きな本と順番ねっていつも言っているのに、弟はお姉ちゃんの本の番になっても、自分の本ばかり読んで貰いたがり、駄々をこねます。あまりにごねるので、お姉ちゃんが我慢して弟の本を続けて読むことになったり、良くも悪くも、この絵本は躾に役立っていません。(このぶらんこのせてを、順番を守らずに読まされたりもします)

でも、躾けは大事なんで、基本的には無理やりお姉ちゃんの本、読んでますけどね。

しつけとは関係なく、絵本として楽しいと思います。
主人公のノンタンが、お利口さんではなく、子どもらしい自己中心的なところもいいし、お友だちも、遊んであげないとか、子どもらしい、ちょっと意地悪な反応もいいと思います。この絵本を読む子どもたちにとって、とても共感できる内容だと思います。

近所の保育所のサークルに行ったときに、保育所の子どもたちがブランコで遊んでいて、順番に並んでいて、先生と一緒に数を数え、「おまけのおまけの」と歌っていました。
こうやって、保育所とかでは絵本の世界を楽しんでいるのだなと感じました。
そこの保育所もですが、我が家でも、「かわりましょ」の後に、何故か「ぽっぽ〜」と汽笛の音も付け加えています。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 迫力があります  投稿日:2010/07/29
この世でいちばん すばらしい馬
この世でいちばん すばらしい馬 作・絵: チェン・ジャンホン
訳: 平岡 敦

出版社: 徳間書店
対象年齢5歳からとありますが、5歳の娘には読んでいません。
絵が素晴らしく迫力があり、それが逆に今の娘には不向きかなと思えます。平和について知って貰いたくはありますが、この本はまだ先かなと思います。
大人にはお勧めの絵本です。

ハン・ガン、武将の頼みで、本当は、戦争のために馬の絵は描きたくなかったんだろうなと思います。馬の運命が分かっていたんでしょうね。
「馬をたいせつにしてください」と言うのが、わが子同然である馬への心だったのか。
戻ってきた馬が、今は静かに絵の中で暮らせているのが、良かったです。

この絵本の絵も、実在のハン・ガンの絵と同じ手法で描かれているとのことですが、この絵本の原画とハン・ガンの絵、の両方を見てみたく思いました。
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