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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

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MYHOUSE

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自信を持っておすすめしたい 楽しくお着替え  投稿日:2023/08/23
はけたよ ずぼんぼん
はけたよ ずぼんぼん 作・絵: minchi
出版社: PHP研究所
小さな子って、自分で何でもやりたがる時期がありますよね。
お着替えもその一つですが、まだまだ一人では上手くいきません。
親としては手伝ってやった方が早いのだけど、「イヤ!一人で!」のこの時期にピッタリの絵本です。

ズボンの片方に両足を入れてしまう、お着替えあるあるですね。
絵本では可愛いきのこ柄のズボンに、これまた可愛らしい二人のきのこちゃんたちが女の子をさりげなくお手伝い。
上手にはけたと思ったら、ちょっとお尻が出ちゃったりするのもご愛敬。一生懸命な姿がなんとも微笑ましい^^

「のこのこきのこ」「ずぼんぼん」、リズミカルに歌いながらやればお着替えも楽しく出来そうですね。
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自信を持っておすすめしたい 優しい気持ちを育てる  投稿日:2023/08/22
おたすけハッピー
おたすけハッピー さく・え: かしわら あきお
監修: わたなべなおみ こばやしてっせい
発行: NTT印刷
発売: サンクチュアリ出版

出版社:
「すくすくこころえほん」シリーズ、「おかおをポン!」より少し上の年齢のお子さんにピッタリの絵本です。
「きもちわるい」「こわい」といったマイナス感情が、自分の行動によって「きもちいい」「にこにこ」といったプラスの感情に変わる体験を、楽しみながら学ぶことができます。

場面に応じて絵本を傾けたり、ひっくり返したり、フリフリしたり。すべてのページにハートマークがあって、おたすけアクションでハッピーになると赤いハートに変わります。
絵本を通してたくさんの感情語に出会い、自分の気持ちを大切にしながら相手の気持ちも尊重できる、自然と相手を思いやる優しい気持ちが育ちそうですね。

カラフルでかわいらしいイラストで、プレゼントとしてもオススメです^^
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自信を持っておすすめしたい 気持ちを伝える  投稿日:2023/08/22
おかおをポン!
おかおをポン! さく・え: かしわら あきお
監修: わたなべなおみ こばやしてっせい
発行: NTT印刷
発売: サンクチュアリ出版

出版社:
「にこにこ」「えんえん」「どきどき」・・こういう気持ちを伝える言葉を「感情語」というのだそうです。
この絵本は、いろんな感情が言葉にしてあり、その気持ちを分かりやすいお顔の表情で描かれています。
しかもページごとに、顔の色と感情語の色が一緒でとても分かりやすいです。

「わくわく」「うきうき」といったプラスの感情だけでなく、「いらいら」「ぷんぷん」といったマイナスの感情もしっかり描かれているところがいいなと思いました。
小さな子にとっては、自分の感情を抑えたりすることなく、素直に思いきり表現できることが大切ですよね。

表紙には赤ちゃんが一番興味のある人間の顔、そして赤ちゃんにもハッキリ見えやすい黒をバックにしたカラフルで鮮やかな色彩も魅力です。

親子でお顔をポンポンしながら、楽しい親子時間が過ごせそう。プレゼントにも喜ばれそうですね。
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自信を持っておすすめしたい オノマトペ  投稿日:2023/06/01
もこ もこもこ
もこ もこもこ 作: 谷川 俊太郎
絵: 元永 定正

出版社: 文研出版
「もこもこ」「にょきにょき」「ばく」「もぐもぐ」・・・
説明描写や会話などは無く、書かれてあるのはオノマトペだけ。
と言っても、この絵本が発刊されたのは「オノマトペ」という言葉をまだ誰も知らなかった70年代。もう40年以上も前の絵本なのに、今読んでも全く古さを感じさせません。

楽しい擬音語や擬態語、美しい色彩とアートで可愛いデザイン。
これは何の生き物だろう? いや、そもそも生き物なのか?
大人たちはあれこれ考えてみるけれど、赤ちゃんや小さな子どもたちにはこれが何を意味しているのかなんて関係ない。
純粋に色や形を楽しみ、音や響き、リズムを喜ぶでしょう。

今回、谷川俊太郎さんの読み聞かせ動画も見せていただき、絵本はもっと自由であっていいんだと思いました。
これまで数多くの子どもたちに喜ばれてきた理由が分かりました。
これからもきっと沢山の子どもたちに愛される絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 狐の小学校  投稿日:2023/02/13
宮沢賢治の絵本 茨海小学校
宮沢賢治の絵本 茨海小学校 作: 宮沢 賢治
絵: 西村 繁男

出版社: 三起商行(ミキハウス)
主人公が偶然迷い込んだのは、なんと狐の小学校。
そこで狐たちの授業を参観することになります。

校長室の立派なこと!先生たちもきちんとした服装で授業をしている。そして講義の内容が想像以上に高度でビックリ!
特に修身の講義の「最高の偽は正直なり」という格言は、なかなかに奥が深くて哲学的でした。
そしてそれが狐罠の話につながっていく流れが面白く、なるほど修身と護身を一緒に勉強するのも納得がいきました。

食品化学の授業は、鶏肉や卵の成分の勉強。なにやら美味しそうな話になっているのがいかにも狐の授業らしくて面白い。
狩猟の授業にいたっては、人間が狐を狩る話ではなく、人間に養鶏を勧めてその鶏を捕って食べようという話。しかもそれを実際に学芸会で話した生徒がいたとか・・笑

人間から見た狐の世界と、狐の側から見た人間の世界と、なんだか主人公と同じく頭がぐらぐらするような不思議な感覚。
今回初めて読むお話でしたが、宮沢賢治の魅力が一杯詰まっていて、西村繁男さんの素朴で優しい色彩で描かれたユーモラスな狐たちが、賢治の独特の世界観にピッタリでした。
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自信を持っておすすめしたい 優しい祈り  投稿日:2023/02/11
しあわせに なあれ
しあわせに なあれ 詩: 弓削田 健介
絵: 松成 真理子

出版社: 瑞雲舎
この作品は、弓削田健介さんの「しあわせになあれ」という合唱曲から作られた絵本です。

名前は両親から子どもへの初めての贈り物。子どもの数だけ名前があって、名前の数だけ親の思いが込められています。
そしてどんな名前にも「しあわせになあれ」という優しい祈りが、消えない愛のうたとなって聞こえてくるのです。

息子が生まれてから今まで、何千回、何万回名前を呼んできたことでしょう。
そんな子どもはこの春高校を卒業します。生まれて初めて親の元を離れ、一人暮らしを始めます。
今までのように一日に何度も名前を呼ぶことはなくなるでしょう。それでも、今まで呼んできた名前を、声を、そして「しあわせになあれ」という思いを忘れないでいて欲しいです。
そして私自身の名前も、両親の愛や、周りの人たちの優しい思いに支えられていたことに、この絵本を通して気付かせてもらえました。

この合唱曲は今回動画で初めて聞かせてもらったのですが、とても素敵な曲ですね。
松成真理子さんの美しい透き通った水彩画にも心癒され、幸せな気持ちになれました。
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自信を持っておすすめしたい ダイバーシティ&インクルージョン!  投稿日:2023/02/10
おかしの まちの おかしな はなし
おかしの まちの おかしな はなし 作・絵: いわさき さとこ
出版社: フレーベル館
絵本の舞台のお菓子の町は、お店もみんなかわいいお菓子の形で、住んでいるのもお菓子たちです。
そんなおかしな町の和菓子と洋菓子は仲が悪く、顔を合わせればケンカばかり。
そんな中、不思議な住人が引っ越してきます。

お話を通していろんなお菓子が登場するので、とにかく美味しそう〜!
「どのお菓子が好き?」「これは何のお菓子かな?」‥親子での会話が弾みそうですね。

和菓子には和菓子の良さ、洋菓子には洋菓子の良さがあり、それらを融合するともっと美味しいお菓子が出来ました。
生クリームをはさんだどら焼きに、あんこをはさんだマカロン・・とっても美味しそうです!

あれだけ仲が悪かったどら焼き親分とケーキ婦人が、最後にはとっても仲良しになっていたのは微笑ましかったです。どら焼き親分のタキシード、ケーキ婦人の着物姿も素敵!
個々の違いを認め、受け容れる大切さを、お菓子の世界を通して学ぶきっかけにもなりそうですね。

カラフルで美味しそうなイラストと楽しいお話に、ワクワクしながら読める1冊です。
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自信を持っておすすめしたい 「ことば」について考える  投稿日:2023/02/09
ことばとふたり
ことばとふたり 作: ジョン・エガード
絵・訳: きたむら さとし

出版社: 岩波書店
普段当たり前のように使っていることば。もし言葉が使えないとしたらどんな気持ちになるだろう。どんな世界になるだろう。

ことばを知らない生き物がいた。
考えてみると、そもそも言葉とはコミュニケーションツール。一人きりで暮らしているのだから不必要なのでは?
でもその生き物は自分の感情を表現出来ずに苦しんだ。

「楽しい」「おいしい」「あったかい」・・自分の思ったことを言葉に出来るってなんてすごいこと!
そして、その言葉を伝え合える人がいることはなんて素敵なこと!

言葉を持たなくともちゃんと感情はあるし、それはまだ言葉をしゃべれない赤ちゃんや動物を見ても分かります。
たとえ言葉は通じ合えなくても、身振り手振りや表情などでお互い分かり合えるし、「ハグ」はどんな時でも最強ですね!
そして、そうやって仲良くなった二人には、もう言葉を超えて分かり合える世界がありました。

きたむらさとしさんの色鮮やかでどこか抽象的なイラストも味わい深く、多くの気付きを与えてくれる1冊です。
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自信を持っておすすめしたい 大迫力!  投稿日:2023/02/08
恐竜トリケラトプスとウミトカゲ
恐竜トリケラトプスとウミトカゲ 作・絵: 黒川 みつひろ
出版社: 小峰書店
恐竜絵本といったら黒川みつひろさんのビッグホーン&リトルホーン! 30周年を迎えられたとのことで、長年愛されているシリーズの最新作です。

今回はモンゴルに生息していたとわれるデイノケイルスの子どものディノを群れへ送り届けようとするビッグホーンたちの新たな旅の始まりのお話です。

とにかくウミトカゲのモササウルスとティロサウルスが大迫力!全長17メートルもあったというのですから驚くばかりです。
そんな恐ろしく狂暴なウミトカゲを前に、ひるむことなく子ども恐竜を助けようとするプテラぼうややビッグホーンたちの勇敢さに感動しました。

恐竜が生存していた白亜紀には、アメリカ大陸とアジア大陸とは地続きだったのですね。
これからどんな冒険が待ち受けているのか、次回作が楽しみです。
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自信を持っておすすめしたい 修学旅行みたい  投稿日:2023/02/07
100ぴきかぞく
100ぴきかぞく 作: 古沢たつお
出版社: 大日本図書
お父さんとお母さんと98匹の子どもたち、100匹の猫家族のお話です。
この子どもたちには1匹1匹ちゃんと名前があって、毛の色や模様、洋服、性格だってみんな違う。名前も個性があって、それを100匹描き分けられるすごさ!古沢たつおさんの愛情がひしひしと感じられます。

とにかく100匹集まると大迫力!
食事だって100匹ぶん。ズラリと並んだお皿が壮観です。
着替えだって、お風呂だって、この数でみんなが一斉に動くのでとにかく大変!いやぁ、お父さんお母さんはスーパーマンですか! 

おじいちゃん、おばあちゃんの家へ行くのも大移動。電車に乗れば当然満員。でも町の人たちは慣れているのか、みんな温かい目で見てくれています。
銭湯へ行っても貸し切り状態だし、晩ご飯の様子はまるで宴会。なんだか毎日が修学旅行みたいで楽しそうですね^^

絵本のお話に加えて絵探し要素もあるので、細かいところまで楽しめます。
お気に入りの猫ちゃんを見つけて読むのも楽しそうですね。
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