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貝の子プチキュー

貝の子プチキュー

  • 絵本
作: 茨木のり子
絵: 山内 ふじ江
出版社: 福音館書店

税込価格: ¥1,980

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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作品情報

発行日: 2006年06月
ISBN: 9784834021431

出版社のおすすめ年齢:5・6歳〜

この作品が含まれるテーマ

【絵本ナビ×福音館】福音館の絵本とグッズ、そろってます

出版社からの紹介

プチキューは小さな小さな貝の子どもでした。いつもひとりぼっち、さみしくなるとエンエンエンと泣きます。ある日、一度も行ったことのないところへ歩いてみようと、したべろみたいな足をふみだしました……。

ベストレビュー

ほんものの絵本

詩人の言葉を読み、きれいな海の絵が見たくて自分用に買いました。

不自由はなかった小さな貝の子が、退屈なままでない、自分の足で世界を広げようと、いつもの場所を飛び出します。
きれいなものが見たくて、宝石がしまってあるという岩場を目指して
海の奥へ、奥へ

イカの結婚式に遭遇し、魚たちみんなで眺めます。
イカの行列なんて設定がおかしくて、印象的です。

星を眺める岩場について、きれいなきれいなものを眺めることはできたけど、寒くて、疲れて、力がもうない。
カニの子と喧嘩して、最中に絶命

残ったのは貝殻だけ。それも流されプチキューを知る者はいない。


小さなお話かと思っていたのに
とことん大きなお話でした。


けれどなによりびっくりしたのは2歳の娘がずっと聞いていたこと。
途中で絶対膝を離れると思っていたのに
最後まで集中力が切れることもなかった。
次の日もせがんできちんと聞いてくれた。

難しくないはずはないし、楽しくもないと思うのに
ほんものの言葉と絵にはこれほどの力があるのかと感激しました。
(ミルキーミルキーさん 20代・ママ 女の子2歳、女の子1歳)

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