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ある秋の夜、医者のずいとん先生の家の戸をトントンたたく音がする。見ると、一人の女が立っていて、病気の子どもを診てほしいという。案内されたずいとん先生を待っていたのは…。医者ときつねの化かしあいの、結果は…?
対象年令は少し高く、小学校1、2くらいからではないでしょうか?絵本というより、絵本の形をした童話に近いと思います。
日本昔話に出てきそうな、化けぎつねと、そのきつねに負けず劣らず、欲深く、図々しい性格のずいとん先生の悪知恵くらべといった内容になっています。
長谷川義史さんのイラストで、赤を多く使った表紙がちょっとおどろおどろしいのですが、内容はけっして怖いものではなく、読みようによってはかなり笑えるお話だと思います。
さぁ、この勝負、勝ったのは果たしてどちらだったのでしょうか? (てんぐざるさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子4歳)
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