
葉っぱの葉と子で「葉子(はこ)」。 なんて素敵な名前なんでしょう! でもね、みんなで自分の名前の意味について話をしている時に、はこちゃんはすぐに答えられなくて悲しくなってしまうのです。 おまけに、そこに陽太くんがやって来てからかうのです。 「やーい やーい 葉っぱの子!」 はこちゃんは思わずひとり大好きな公園に駆け込んで泣いてしまいます。 「そんなに へんな 名前かな。」 そこではこちゃんに語りかけ、透き通るような声で歌ってくれたのは? はこちゃんを優しく包み込んでくれたのは? 美しい緑に囲まれて、すっかり元気になったはこちゃんは、家に帰ってお母さんに聞きましたよ。 「わたしの なまえ、どうして『葉子』っていうの?」
一人にひとつ。その子だけの大切な宝物。 それが「名前」です。 でも、子どもたちはその「名前」をしっかりと受け入れるためには色々なことを思うものです。 特にちょっと変わった名前だったり、からかわれやすい名前だったりするとね。
はこちゃんのお母さんが教えてくれたお話の内容ときたら… 読者のみんながうらやましくなっちゃうはず。 「はこちゃん、なんていい名前もらったのでしょう!」ってね。 本当に瑞々しくて美しい絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

「葉子」という名前をからかわれて悲しくなった、はこちゃん。その名前に込められた思いを知り……。名前の由来から親子のきずなを感じる絵本。

小学生の女の子、葉子(はこ)ちゃんが主人公。
はこちゃんは、お友だちの名前の由来を聞いて羨ましくなるのです。
しかも、男の子からもからかわれてすっかり落ち込むのですね。
でも、公園で、不思議なすみれたちの歌を聴いて、心が落ち着き、
家に帰って、お母さんから、自分の名前の由来を聞いて大好きになる、
というストーリー。
小学校のおはなし会で読みました。
やはりみんな主人公と同じくらいの年齢なので、
とても聞き入っていました。
もちろん、口々に、自分の名前も教えてくれました。
名前の素敵な存在感について体感させてくれますね。
「ビューティフルネーム」という歌を思い出しました。 (レイラさん 40代・ママ 男の子19歳、男の子17歳)
|