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四つのおはなしが楽しめます
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投稿日:2008/01/31 |
短いお話ばかりなので、小さな子どもでも楽しく読めそうです。
弱い立場のものが、最後には勝つものばかりで、読み終わってすっきりとします。
長いお話から、だんだんと短いお話が入っているので、あきないで読めると思います。
絵からウクライナの様子も分かります。
服の形や色合い、家の中のペチカやじゅうたん。
ストーリーテリングでは、耳だけでお話を聞かせるので、子どもたちの想像ができないところも、
絵に描かれているとよく分かります。
両方の体験が、子どもたちのお話への楽しみにつながると思います。
昔から伝わる民話は、子どもたちにお話の楽しさだけでなく、生きる力も与えてくれます。
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高学年の男の子にどうぞ
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投稿日:2008/01/31 |
学校での読み聞かせで、高学年の男の子に喜んでもらえる絵本を選ぶのが大変ですが、
オールズバーグ作品は、どれもよさそうです。
この絵本は、本当に怖い!
SFの小説のようです。村上さんの訳も素晴らしい。
「アンネの日記」と同じように、船長の日誌が綴られていて、感情があまり書かれていないので、
その恐怖がより伝わってきます。
石が描かれていないところも、本当に不気味で恐ろしさが増します。
それを見つめる船員たちの表情といい、後に長く伸びた影といいぞっとします。
でも、最後の日誌の最後の文章で、ちょっと救われます。
怖いだけではないところがいいです。
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兄弟愛にほろり
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投稿日:2008/01/31 |
作者の作品には、兄弟がよく出てきます。
それも、いつもけんかしています。
けんかをしていても、兄弟はやっぱり兄弟。それだけ、気の置けない関係ということです。
心の奥で思いやっています。
このおはなしは、映画化されるだけあって、スケールも大きいし、臨場感があります。
モノクロの絵が、効果的です。
ゲームを始めてからは息をつく暇がないくらいの展開で、どうなるのかと引き付けられます。
細かい表現が、夢ではないと感じさせます。
兄弟が助け合って、なんとか乗り越えようがんばる姿にじーんとします。
いつもじゃまな存在の弟の肩を抱き、優しくみつめる兄。
この絵がいいです。
きっと、明日にはいえ、夜にはまたけんかをしてるでしょうけどね。
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ラストにすっきり
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投稿日:2008/01/31 |
表紙の絵からして、なんとも感じの悪いおじさんだと思えます。
そんな嫌な性格の歯医者のビボットは、おばあさんから不思議ないちじくをもらいます。
そのいちじくを食べて見た夢が、本当になるというのです。
ビボットの感じの悪さが、そこでも書かれています。
読み進めて行くうちに、どんどんビボットが嫌いになって行きます。
そして、ビボットの飼っているマルセルが、どんどんかわいそうになって行きます。
ビボットは何のためにマルセルを飼っているのでしょうね。
そしてついに、マルセルの反撃の時が来ます。
マルセルを応援する気持ちが高まります。
マルセルがついにやりました。
サッカーで言うところの「ゴォーーール!!」です。
なんてナイスなラストでしょう。
読み終わって、すっきりです。
マルセルは、きっと毎晩毎晩、その夢を見ていたのでしょうね。マルセルの思いのほうがずっと強かったということです。
自分の思い通りの夢を見る自身がないので、もらっても食べる勇気がありません。
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禅の心を持つパンダ
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投稿日:2008/01/31 |
ユーモアのある姿のパンダのシズカくんなら、堅苦しい禅の説教も、あたたかく心にしみていきます。
子どもの頃、祖母から聞いたような寓話で、懐かしく感じました。
でも、子どもには新鮮に感じるようです。
シズカという名前は、原文では「静かな水」と書かれているそうです。
禅の心のイメージに合っていると思います。
作者は、本当に日本を愛して下さっているようです。
「しあわせの石のスープ」も温かくなるおはなしでした。
他の作品も読んでみたいです。
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3歳のハローワーク
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投稿日:2008/01/30 |
子どもはいつから、自分も大人になるんだと気が付くのでしょう。
大きくなったらあれがしたい、これがしたいと思うようになるのでしょう。
娘も息子も、小さい頃は自分が小さいなんて思っていませんでした。
大人と対等だと思って、なんでもまねをしていました。
大きくなったら、なにになる?は長い間、子どもたちは自分に問いかけ続けます。
答えを見つけるためには、選択種が多いほうがいいです。
自分にあった答えを見つけてもらいたいです。
小さな子どもには、いっぱい夢を見てもらいたい。
この絵本はそんな思いが詰まっています。
大人になるって楽しみと思ってもらいたいですね。
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魔女と悪魔
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投稿日:2008/01/30 |
心の中にすむ存在を表しているのでしょうか?
魔女は人をだましたり、人を傷つける心。
悪魔は怠けたり、だらしなくする心。
だから、魔女とはともだちにならなかったのかな。
だまされなかったと言っているから。
でも、悪魔はゆとりともいえる。
たまには怠けたって、だらしなくたっていいじゃない。
そんな谷川さんの声が聞こえてきました。
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ドキュメント映画のようです
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投稿日:2008/01/30 |
同じ場所でも、視点が違うと面白いです。
小さな生き物の視点が特に面白く、スケールが大きいです。
その生き物になりきって見ることが出来ます。
映像ならすぐに消えてしまうけど、絵本だからいつまでもこの世界に浸れます。
片山さんの絵が迫力があって、より想像が膨らみます。
いろいろな角度から辻褄の合うように描かれるのは、大変な作業だったと思います。
ページをめくって、ここがここだとさがすのも楽しそうです。
いろいろな生き物がいることが、いろんな視点で描かれることで伝わってきました。
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絵がぴったりです
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投稿日:2008/01/30 |
この絵本は深く考えず、ただ楽しめるところがいいです。
高畠さんの絵の不思議さがぴったりです。
なんだか、ゆらゆらと揺らめいて見えてくるから面白いです。
文章のしたのもやもやとした絵が、次の場面への変化を感じさせます。
ありえない世界なのに、淡々と読み進めて行けるのは、絵のおかげだと思います。
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水害の後処理が大変
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投稿日:2008/01/29 |
住んでいる地区が10年前に水害にあいました。
「パンダコパンダ」では、水が透明でなんだか楽しいそうだけど、実際は泥水に襲われます。
壁にもしっかりと浸かったところまで線がついてしまいます。
泥水に浸かるので、乾かしても洗えなければ使えなくなります。
屋根で真っ暗の中、助けを待った友人の話は、涙なしにはきけませんでした。
まりーちゃんたちは、大変な思いをしたことでしょう。
でも、それをいつまでも悲観せず、前向きに掃除をしている姿に元気をもらいます。
この地区の子どもたちは、心に大きなトラウマを持つことになりました。
もしこの絵本を先に読んでいたら、水害というものがあると知っていたら、
ショックも少しは違っていたかもしれません。
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