話題
あなたのからだをだいじにするほん

あなたのからだをだいじにするほん(Gakken)

SNSで話題、発売即重版! 入園・入学準備にもぴったりの一冊。

  • 学べる
  • 役立つ
話題
てのひらを たいように

てのひらを たいように(フレーベル館)

歌うと元気が湧いてくる!

  • かわいい
  • 盛り上がる

TOP500

おるがん

ママ・40代・愛知県

  • Line

おるがんさんの声

1896件中 831 〜 840件目最初のページ 前の10件 82 83 84 85 86 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 高学年の男の子にどうぞ  投稿日:2008/01/31
いまいましい石
いまいましい石 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: 河出書房新社
学校での読み聞かせで、高学年の男の子に喜んでもらえる絵本を選ぶのが大変ですが、
オールズバーグ作品は、どれもよさそうです。

この絵本は、本当に怖い!
SFの小説のようです。村上さんの訳も素晴らしい。
「アンネの日記」と同じように、船長の日誌が綴られていて、感情があまり書かれていないので、
その恐怖がより伝わってきます。
 
石が描かれていないところも、本当に不気味で恐ろしさが増します。
それを見つめる船員たちの表情といい、後に長く伸びた影といいぞっとします。

でも、最後の日誌の最後の文章で、ちょっと救われます。
怖いだけではないところがいいです。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 四つのおはなしが楽しめます  投稿日:2008/01/31
麦の穂
麦の穂 作・絵: エヴゲーニィ・ラチョーフ
訳: 田中 潔

出版社: ネット武蔵野
短いお話ばかりなので、小さな子どもでも楽しく読めそうです。
弱い立場のものが、最後には勝つものばかりで、読み終わってすっきりとします。

長いお話から、だんだんと短いお話が入っているので、あきないで読めると思います。

絵からウクライナの様子も分かります。
服の形や色合い、家の中のペチカやじゅうたん。
ストーリーテリングでは、耳だけでお話を聞かせるので、子どもたちの想像ができないところも、
絵に描かれているとよく分かります。
両方の体験が、子どもたちのお話への楽しみにつながると思います。

昔から伝わる民話は、子どもたちにお話の楽しさだけでなく、生きる力も与えてくれます。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 兄弟愛にほろり  投稿日:2008/01/31
ザスーラ
ザスーラ 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 金原 瑞人

出版社: ほるぷ出版
作者の作品には、兄弟がよく出てきます。
それも、いつもけんかしています。
けんかをしていても、兄弟はやっぱり兄弟。それだけ、気の置けない関係ということです。
心の奥で思いやっています。

このおはなしは、映画化されるだけあって、スケールも大きいし、臨場感があります。
モノクロの絵が、効果的です。

ゲームを始めてからは息をつく暇がないくらいの展開で、どうなるのかと引き付けられます。
細かい表現が、夢ではないと感じさせます。
兄弟が助け合って、なんとか乗り越えようがんばる姿にじーんとします。

いつもじゃまな存在の弟の肩を抱き、優しくみつめる兄。
この絵がいいです。
きっと、明日にはいえ、夜にはまたけんかをしてるでしょうけどね。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい ラストにすっきり  投稿日:2008/01/31
まさ夢いちじく
まさ夢いちじく 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: 河出書房新社
表紙の絵からして、なんとも感じの悪いおじさんだと思えます。
そんな嫌な性格の歯医者のビボットは、おばあさんから不思議ないちじくをもらいます。
そのいちじくを食べて見た夢が、本当になるというのです。
ビボットの感じの悪さが、そこでも書かれています。
読み進めて行くうちに、どんどんビボットが嫌いになって行きます。

そして、ビボットの飼っているマルセルが、どんどんかわいそうになって行きます。
ビボットは何のためにマルセルを飼っているのでしょうね。

そしてついに、マルセルの反撃の時が来ます。
マルセルを応援する気持ちが高まります。
マルセルがついにやりました。
サッカーで言うところの「ゴォーーール!!」です。
なんてナイスなラストでしょう。
読み終わって、すっきりです。

マルセルは、きっと毎晩毎晩、その夢を見ていたのでしょうね。マルセルの思いのほうがずっと強かったということです。
自分の思い通りの夢を見る自身がないので、もらっても食べる勇気がありません。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 禅の心を持つパンダ  投稿日:2008/01/31
パンダのシズカくん
パンダのシズカくん 作・絵: ジョン・J・ミュース
訳: 三木 卓

出版社: フレーベル館
ユーモアのある姿のパンダのシズカくんなら、堅苦しい禅の説教も、あたたかく心にしみていきます。

子どもの頃、祖母から聞いたような寓話で、懐かしく感じました。
でも、子どもには新鮮に感じるようです。

シズカという名前は、原文では「静かな水」と書かれているそうです。
禅の心のイメージに合っていると思います。
作者は、本当に日本を愛して下さっているようです。
「しあわせの石のスープ」も温かくなるおはなしでした。
他の作品も読んでみたいです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 3歳のハローワーク  投稿日:2008/01/30
おおきくなったら なにになる?
おおきくなったら なにになる? 作・絵: フランソワーズ・セニョーボ
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 偕成社
子どもはいつから、自分も大人になるんだと気が付くのでしょう。
大きくなったらあれがしたい、これがしたいと思うようになるのでしょう。
娘も息子も、小さい頃は自分が小さいなんて思っていませんでした。
大人と対等だと思って、なんでもまねをしていました。

大きくなったら、なにになる?は長い間、子どもたちは自分に問いかけ続けます。
答えを見つけるためには、選択種が多いほうがいいです。
自分にあった答えを見つけてもらいたいです。

小さな子どもには、いっぱい夢を見てもらいたい。
この絵本はそんな思いが詰まっています。
大人になるって楽しみと思ってもらいたいですね。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 魔女と悪魔  投稿日:2008/01/30
あくま
あくま 作: 谷川 俊太郎
絵: 和田 誠

出版社: 教育画劇
心の中にすむ存在を表しているのでしょうか?
魔女は人をだましたり、人を傷つける心。
悪魔は怠けたり、だらしなくする心。

だから、魔女とはともだちにならなかったのかな。
だまされなかったと言っているから。

でも、悪魔はゆとりともいえる。
たまには怠けたって、だらしなくたっていいじゃない。
そんな谷川さんの声が聞こえてきました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ドキュメント映画のようです  投稿日:2008/01/30
ぼくからみると
ぼくからみると 作: 高木仁三郎
絵: 片山健

出版社: 福音館書店
同じ場所でも、視点が違うと面白いです。
小さな生き物の視点が特に面白く、スケールが大きいです。
その生き物になりきって見ることが出来ます。
映像ならすぐに消えてしまうけど、絵本だからいつまでもこの世界に浸れます。

片山さんの絵が迫力があって、より想像が膨らみます。
いろいろな角度から辻褄の合うように描かれるのは、大変な作業だったと思います。
ページをめくって、ここがここだとさがすのも楽しそうです。

いろいろな生き物がいることが、いろんな視点で描かれることで伝わってきました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 絵がぴったりです  投稿日:2008/01/30
ゆめのつづきは……
ゆめのつづきは…… 作: 斉藤 洋
絵: 高畠純

出版社: フレーベル館
この絵本は深く考えず、ただ楽しめるところがいいです。
高畠さんの絵の不思議さがぴったりです。
なんだか、ゆらゆらと揺らめいて見えてくるから面白いです。
文章のしたのもやもやとした絵が、次の場面への変化を感じさせます。
ありえない世界なのに、淡々と読み進めて行けるのは、絵のおかげだと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 水害の後処理が大変  投稿日:2008/01/29
まりーちゃんとおおあめ
まりーちゃんとおおあめ 作・絵: フランソワーズ
訳: きじま はじめ

出版社: 福音館書店
住んでいる地区が10年前に水害にあいました。
「パンダコパンダ」では、水が透明でなんだか楽しいそうだけど、実際は泥水に襲われます。

壁にもしっかりと浸かったところまで線がついてしまいます。
泥水に浸かるので、乾かしても洗えなければ使えなくなります。
屋根で真っ暗の中、助けを待った友人の話は、涙なしにはきけませんでした。

まりーちゃんたちは、大変な思いをしたことでしょう。
でも、それをいつまでも悲観せず、前向きに掃除をしている姿に元気をもらいます。

この地区の子どもたちは、心に大きなトラウマを持つことになりました。
もしこの絵本を先に読んでいたら、水害というものがあると知っていたら、
ショックも少しは違っていたかもしれません。
参考になりました。 0人

1896件中 831 〜 840件目最初のページ 前の10件 82 83 84 85 86 ... 次の10件 最後のページ

絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

出版社おすすめ

  • はいるかな
    はいるかなの試し読みができます!
    はいるかな
    出版社:ニコモ ニコモの特集ページがあります!
    コンプレックスは長所だ!動物たちは、その特徴を使って ボールを入れることが出来るかな?

全ページためしよみ
年齢別絵本セット