新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

TOP500

もゆら

その他の方・60代・神奈川県

  • Line
自己紹介
 自宅と図書館の本棚を行ったり来たり。街から本屋さんが引潮のように消えていく。悲しいなぁ。
好きなもの
 心躍る音、きらめく色、時を孕んだ文字、手にとって読む絵本。やっぱり、想像したり、創造することかなぁ。
ひとこと
 絵本に励まされ、教えられ、涙や笑いをたくさんもらって育てられ、しあわせなこと、しあわせなこと。

もゆら箱

公開

  • もうなかないよ、クリズラ
  • おおやまさん
  • つみき
  • ポッケのワンピース
  • あめのひのくまちゃん
  • でんしゃが きた
  • 福音館文庫 ミス・ヒッコリーと森のなかまたち
  • まめだぬき
  • 宮沢賢治の絵本 貝の火
  • 海をわたった折り鶴
  • むしのほん
  • おじいちゃん、戦争の話を聞かせてください。 五年一組 八木 湧太郎

もゆらさんの声

606件中 581 〜 590件目最初のページ 前の10件 57 58 59 60 61 次の10件 最後のページ
なかなかよいと思う おんなのこって・・・  投稿日:2013/11/03
まっててね
まっててね 作: シャーロット・ゾロトウ
絵: エリック・ブレグヴァド
訳: みらい なな

出版社: 童話屋
 妻が娘のため、あるいは自分のために買った(らしい)絵本。
娘とふたりでいるとき、読んで聞かせていたっけ。
男のお父さんは、お嫁さんの気持ちを十分にわかってあげられなくて
何だかムニャムニャした気分になりました。
 何気ない日々のくらしのこと、些細でありがちな失敗のこと、
そうか、娘はこういうふうに考えているのか・・・
そうか、妻もこういうふうに考えるのか・・・
エリックさんの、アメリカのくらしをあぶり出す線画タッチに興味を覚えながら、
男ってダメだなあ・・・、おんなのこって、しっかりしてるなあ・・・
と、お父さん反省しきりの一冊でした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい こんな本が描けたらなあ。  投稿日:2013/11/03
りんごとちょう
りんごとちょう 作: イエラ・マリ エンゾ・マリ
解説: 真船 和夫

出版社: ほるぷ出版
 娘は、リンゴがみどりと赤とあることをこの本で覚えたようです。
おわりのない、いのちのおはなしです。
 みどりと、赤と、しろとくろ。
マリさんご夫婦の優れたデザインに魅され、
何度もなんどもページを繰る娘でした。
観察することの大切さを、だまって教えてくれた絵本です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う わたしも、ぬけました。  投稿日:2013/10/30
ロージー、はがぬける
ロージー、はがぬける 作: M.マクドナルド
絵: M.スイート
訳: まつのまさこ

出版社: 冨山房
 ちょうどこどもの歯が抜けかけている時
この本を興味津々で「買う!」と言ってきました。
歯がグラグラしてるときって、気になるんですよね。
何かの拍子で抜けたとき、どきどきして「うわ、ぬけた・・・」。
そしてその歯を、まじまじ見る、自分のなのに見たことなかったから。
ロージーもじ〜っと、見てましたね。
 ロージー家族のやさしい心配り、
「歯の妖精さま」と「歯の妖精より」の手紙のやりとりが、
とても印象的で素敵で、我が家でも何かの折の方法にいただきました。
やわらかなマリアンさんの絵、野菜模様のソファーも微笑ましい。
 それにしても抜けた後、
「投げる屋根がない!」と、こどもの質問攻めでした。あちゃ〜!
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 家族でおでかけ  投稿日:2013/10/30
おでかけのまえに
おでかけのまえに 作: 筒井 頼子
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
 じぶんの荷物をじぶんで一生懸命つめて、
明日の天気が気になるからてるてる坊主つくって、
忘れないように枕元にぜ〜んぶ用意して、
目が覚めるや思いっきりカーテン開けて、
もうそわそわ、何時に出るの? お弁当はな〜に? お父さん起きた?
天気はだいじょうぶ? 込んでるかな?空いてるかな?
もうそわそわが止まらないほど、うれしくてうれしくて、
なんでもかんでも手伝いをしてあげたいのです。
 失敗は親にだってあります。こどもならなおさらでしょう。
我が家でお気に入りだったのは、
家族三人で出かけることを、こども本人が何よりうれしく思っている、
それがひしひしと伝わってきたからでした。
「ばんざい、ぴくにっく!」 みんなでワクワクです。感謝。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ふとんのとも  投稿日:2013/10/28
おやすみなさい コッコさん
おやすみなさい コッコさん 作・絵: 片山 健
出版社: 福音館書店
 ねむりにつくまえの必需品。
これをよんで!という時は、かならず眠いときでした。
ふとんのなかで、しずか〜にして、あったまってきたら
ゆ〜くり、ゆ〜くり、よみはじめます。
片山健のブルーの絵が、目ににじんだようにねむりをさそいます。
ページをくるごとに、またひとつねむりがちかづくように
ゆ〜っくり、ゆ〜っくりとよんでいきます。
ふとんもねむったよ〜、くらいでほぼ目はとろんとろん。
お月さま、こんやもありがとう。とってもよい本を、ありがとう。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい こどもはステキだ。  投稿日:2013/10/28
ももいろのきりん
ももいろのきりん 作: 中川 李枝子
絵: 中川 宗弥

出版社: 福音館書店
 こどもが自分自身に気づき、勇気をもらった一冊です。
元気でゆめいっぱいのおはなしと、大胆でシンプルな絵の自由さに
こどものこころが何かに触れて、はじけた思いがします。
 キリンなのにももいろ、キリンなのに紙でつくる、自分の思うままに。
雨にぬれても、お日さまでかわかす。
色がはげても、気にしない気にない。
元気なキリン、世界一きれいなキリンにつくりあげること。
すべてがプラス、プラスへと展開するその小気味よさに
おもわずページをくってしまいます。
 魔法の紙を手にした主人公が、最後に描くことに決めたものが
おおきなおおきなキリンのおうちだとわかる時、
キリンが好きで、絵を描くことが大好きなこどもの気持ちが
胸いっぱいにひろがってきて、泣きそうになりました。
 作者のこどもへの愛を感じずにはいられません。
中川李枝子さんと宗弥氏ご夫婦に、こころから感謝です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う ちりんからん、ぽてっ。  投稿日:2013/10/28
うめぼしさんのうた―わらべうた
うめぼしさんのうた―わらべうた 絵: ましま せつこ
出版社: 福音館書店
 わらべうたっておまじないの、リズムうたですね。
お手玉だったり、ハンカチ落しだったり、けんけんだったり、子守りだったり、
素朴な遊びの中でうたわれていましたっけ。
こんこんさんやら、赤い山青い山やら、ブツブツ念仏みたいに唱えて遊んでいる女の子を横目に、われら坊主は風呂敷はためかせてチャンバラをしていたものです。
 ましませつこさんのわらし絵に、きれいなにほんのことばが並んで、
ぜんぜん知らなくても、何だか昔みんなとあそんだ風景が思い出されてきて、ほっこりさせてくれる、そんなやさし〜い絵本です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う ボクもここにいるよ。  投稿日:2013/10/28
ふわふわくんとアルフレッド
ふわふわくんとアルフレッド 作・絵: ドロシー・マリノ
訳: 石井 桃子

出版社: 岩波書店
 ミニマムな三人家族と、一人息子アルフレッドの相棒:お気に入りの人形くまのふわふわくんのふしぎなできごとです。
 こどもはエスパーですから、何でも兄弟にしちゃうし、主人になって命令をくだしたり、切り捨てたりもします。
 作者ドロシーは、新しいぬいぐるみを突然アルフレッドに与えることで、こどもの不安定な心情、切り替え場面を、とても上手に描き出しています:
1)郵便屋さんが荷物を持ってきた場面、アルフレッドのだまって荷物を見上げる雰囲気としぐさ
2)積み木がひとつ外に転がる箱の、上にぞんざいに置かれたふわふわくんのことば言わぬ静かなカット
 アルフレッドとふわふわくんがエスパー会話している最中に、両親の普段通りの行動でとぼけを加えるなんて、アメリカンコメディーっぽくて楽しいですね。
 最後は何食わぬ顔で兄弟気分のアルフレッド。家族であれば気まぐれもあるさ、仲直りははやい方がいい。お互いを大切にしようね。ドロシーさんに感謝。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい えっへん!  投稿日:2013/10/27
10までかぞえられるこやぎ
10までかぞえられるこやぎ 作: アルフ・プリョイセン
絵: 林 明子
訳: 山内 清子

出版社: 福音館書店
 表紙のこやぎ、凛々しいですね表情が。自信に満ちています。
数を数えることができるという、それはそれは誇らしいちからをこどもが持つと、得意満面になって、二倍も三倍もたくましくなります。本読みを聞いているこどもも、耳からそれを感じ取るのでしょう。次第にいっしょに数を数え始めます。
 登場するどうぶつも、やさしい家畜ばかり。ほのぼのとした自然の中で、どうぶつたちの一大事を、ちいさなこやぎが解決するおはなし。林明子さんの絵が、ページの隅々に聡明さの花を添えています。おしまいにはアヒルさんにも、数を教えているようですよ。さあみなさんで、1、2、3、感謝。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい たぬきのバカ!  投稿日:2013/10/27
かちかちやま
かちかちやま 絵: 赤羽 末吉
再話: 小澤 俊夫

出版社: 福音館書店
 真面目に働くおじいさんにいじわるを言うたぬき
こども:「たぬきのバカ!あっちへ行け〜」
 真面目に働くばあさまにウソを言うたぬき
こども:「たぬきのバカ!あっちへ行って」
 たぬきにばあじる食わされたおじいさんに悪態をつくたぬき
こども:「たぬきのばか!うぇ〜ん」
 うさぎに背中を焼かれて逃げてくたぬき
こども:「わるいことばっかするからだよ〜」
 うさぎに焼かれた背中へ唐辛子ぬられて痛がるたぬき
こども:「ほら〜、いったじゃん・・・」
 うさぎにどろぶねに乗せられて川底へしずむたぬき
こども:「たぬきのバカ!・・・うぇ〜ん」
 明らかに最後のたぬきのバカ!は、最初のバカ!と違うようです。
民話の力で、こどもは何かを学んだようです。
どんどはらい
参考になりました。 1人

606件中 581 〜 590件目最初のページ 前の10件 57 58 59 60 61 次の10件 最後のページ

人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット