日・中・韓平和絵本へいわってどんなこと？（童心社）

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ためしよみ

ｍｉｋｉ２２２

ママ・40代・千葉県、男の子13歳　女の子11歳

持っている

ｍｉｋｉ２２２さんの声

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また良い作品に出会えた　

投稿日：2023/02/14

宮沢賢治の絵本茨海小学校
	作: 宮沢賢治絵: 西村繁男出版社: 三起商行（ミキハウス）

少し影のある作品が多い印象の宮沢賢治氏と、明るい作品を手がけている印象の西村繁男さんの組み合わせが、最初は意外に思えましたが、読んでみるととても合っていて思わず唸ってしまいました。ミキハウスの宮沢賢治絵本シリーズは、名著が多いですね。

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彼らが帰ってきた！　

投稿日：2023/02/14

交通安全大王
	作: よしながこうたく出版社: 好学社

一度見たら忘れられない、強烈なインパクトの給食番長がまたもや戻って来ました。なになに、今度はお祭りの話？でも題名は交通安全大王ってどういうこと？　えーっ！停まっている車をみこしに見立てて、揺さぶり始めちゃった！
相変わらずぶっ飛んでいる給食番長と、その仲間たちに、ハラハラさせられっぱなしでした。

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圧巻の大家族　

投稿日：2023/02/14

100ぴきかぞく
	作: 古沢たつお出版社: 大日本図書

表紙をめくり、見返し部分を見てビックリ！タイトル通りの１００匹の猫がいきなり名前付きで勢揃いしています。家族というだけあって、模様はみんな似ているけれど、どの子も違う服を着ていて、描くのが大変だっただろうなぁと余計な心配をしてしまいました。しかも１００匹とも、全てのページに登場しているんですって。
１匹１匹何をしているか眺めてみたり、特定の猫ちゃんを探してみたり。ストーリー自体は特に何てことありませんが、いろいろな楽しみ方が出来そうです。

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気付きと元気をもらえました。　

投稿日：2023/02/13

白髪の国のアリス
	著: 田村セツコ出版社: 集英社

「さすが」のエッセイを読み、思わず涙が込み上げてきました。「認知症になってしまっても、あんまり悲しまないで。励まさないで。叱らないで。ニコニコしていてほしい。」
父が晩年、忘れっぽくなってしまった時にも、私は悲しんだり、励ましたりしてばかりいました。もっと早くこの本に出会って、歳を取ることは辛いことばかりじゃない、楽しいことも沢山あるんだと気づけたら良かった。変わっていく自分を不安がっていた父に「さすが」の言葉をかけて、元気づけてあげたかったです。
思わずほろりと来てしまいましたが、セツコさんはこの本でも元気いっぱい。明るく楽しく、読者参加型で楽しませてくれます。いくつになっても少女の気持ちを持った、茶目っ気たっぷりの素敵な女性だから、こんなに可愛い絵が描けるんでしょうね。

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野球音痴な私でも　

投稿日：2023/01/10

バッテリー
	作: あさのあつこ絵: 佐藤真紀子出版社: 教育画劇

主人公と相棒の出会いについて書かれた序章なので、野球のことがあまり分からない私でも、問題なく読むことが出来ました。主人公の巧は、プライドが高く、周りのみんなに常に苛立っていて、なかなか感情移入することが難しかったです。私はどうしても親目線で読んでしまいますが、同年代の子が読むとまた違う印象を受けるのでしょう。
反対に、巧とバッテリーを組む少年、豪は懐が深く真っ直ぐな性格で眩しく見えました。この正反対の性格の二人の今後のお話も、読んでみたくなりました。

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素晴らしい絵　

投稿日：2023/01/10

テオのふしぎなクリスマス
	文: キャサリン・ランデル絵: エミリー・サットン訳: 越智典子出版社: ゴブリン書房

クリスマスイブの夜を、一人きりで過ごすテオの姿を見て、胸が痛みました。子供にとっては楽しくてたまらない１日のはずなのに「ひとりぼっちじゃなく、いられますように」が願いだなんて、あまりにも寂しすぎます。
個性的なオーナメント達と賑やかな冒険をしている様子を見ながらも、心のどこかでテオへの同情を感じてしまいましたが、最後には本当のハッピーエンドも待っていてホッとしました。
エミリー・サットンさんの絵が素晴らしく、ページをめくるのが楽しみでたまりませんでした。特に、見開きいっぱいに描かれているページの数々は、思わずため息が出てしまうほどです。
クリスマスの、新たな定番絵本となることでしょう。

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素敵な暮らし　

投稿日：2023/01/10

レミーさんのひきだし
	作: 斉藤倫うきまる絵: くらはしれい出版社: 小学館

花模様が描かれた、可愛い水色の引き出しを覗いているおばあさんの表紙を見て、中には一体何が入っているのだろうと興味を惹かれました。読んでみると、引き出しの中には、空き瓶や空き箱、リボンなどが沢山。そのどれもがとても可愛い上に、それらの活用方法も素敵です。
幼い頃に集めていた包装紙やリボンといった宝物を懐かしく思い出しました。少女の気持ちを持ったまま、チャーミングなおばあさんになったレミーさん。素敵なプレゼントをくれた優しいパートナーと、幸せな日々を送ることでしょう。

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歴史をテーマに旅をする　

投稿日：2023/01/05

るるぶ地図でよくわかる！ 47都道府県の歴史大百科
	出版社: JTBパブリッシング

次の旅行先はどこにしようかな、とパラパラ眺めるのも良し。自分が住んでいる都道府県の歴史スポットを探してみるのも良し。色々な楽しみ方が出来る良書だと思います。広く浅く、情報が網羅されていて、実際に旅行に出かける時のお供としては、これ一冊では心許ないので、行き先が決まったら他の本を合わせて利用したいと思います。

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みどりのゆびはないけれど　

投稿日：2023/01/05

岩波少年文庫みどりのゆび
	作: モーリス・ドリュオン訳: 安東次男出版社: 岩波書店

残念ながら、現実世界ではみどりのゆびもなければ、戦争がなくなることもないでしょう。でも、争いごとを避ける方法の根っこの部分は、テトの考えと何ら変わらないような気がします。みどりのゆびに代わる何かを、見つけることが出来ればと願ってやみません。

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忠言耳に逆らう　

投稿日：2023/01/05

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ
	編: くさばよしみ絵: 中川学出版社: 汐文社

環境についての話し合いをしながら、頭の中では、もっと豊かになって、欲しいものがどんどん手に入る裕福な社会を望んでいる。この事実を、一国の大統領が、国際会議の場で指摘するというのは、とても勇気が必要だったことでしょう。「わたしたちは発展するためにこの世に生まれてきたのではありません。幸せになろうと思って生まれてきたのです。」「水不足や環境の悪化が、いまある危機の原因ではないのです。ほんとうの原因は、わたしたちがめざしてきた幸せの中身にあるのです。見直さなくてはならないのは、わたしたち自身の生き方なのです。」どの言葉も、耳が痛く、だからこそ心に刺さりました。絶えず訪れる物欲や見栄に流されそうになった時、自分を諌めるためにそっと開きたい一冊です。

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