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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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お金の計算と買い物が得意になる おかねのれんしゅうちょう おかいもの編 7さいまでに身につけたい

お金の計算と買い物が得意になる おかねのれんしゅうちょう おかいもの編 7さいまでに身につけたい(Gakken)

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ヤキング

ママ・40代・東京都、男の子21歳 女の子15歳

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自己紹介
子どもと一緒に読んだ本の履歴や感想を残したくて登録しました。

私が読んでみたい、読ませたい本と、本人が読みたい本が合致することがあまりないのですが、だからこそ、いろいろな発見があって面白いです。
好きなもの
私 映画 音楽 読書

息子 数字 テレビにもちろん本

娘 かわいい靴に歌を歌うこと、そしてもちろん絵本
ひとこと
小学校で図書ボランティアをしています。
小学生への読み聞かせも新鮮で興味深いです。
絵本ももちろんですが、小学生くらいの子が読む童話や児童書に興味を持っています。
それらのレビューが増えると嬉しいです(もちろん私も読んだら投稿していきます)。
よろしくお願いします。

児童書・幼年童話

公開

ヤキングさんの声

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自信を持っておすすめしたい どれだけ食べれば気が済むの!  投稿日:2012/11/17
おなかのなかの、なかのなか
おなかのなかの、なかのなか 文: あさのますみ
絵: 長谷川 義史

出版社: Gakken
ねこがねずみを食べ、ライオンがねこを食べ、ヘビがライオンを食べ。
なのに気付くとお腹はペッコペコ。
一生懸命、食べ物を探し、ヘビが食べると、お腹の中でそれをライオンが食べ、さらにねこが食べ、そしてまたねずみが食べ。
いつまでたってもお腹はペッコペコ。

それもそのはず、ねずみはとても大食いなのです。
ねずみはいつもお腹をすかせていたのに、ねこに食べられてからと言うもの、気付くと食べ物が降ってくるという素晴らしい生活に。
食べた方の動物はたまったものではありません!

ねずみが最初に食べられたときにはハッと目を見開いて驚いていた娘ですが、次第に笑顔に。
食べられたままの状態の方が良いなんてお話、他にありませんよね。
読み終わった後で、私の手から絵本を奪い、最初からまた繰り返し読んでいました。
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自信を持っておすすめしたい 常識を覆すということ  投稿日:2012/11/15
わたしはガリレオ
わたしはガリレオ 作: ボニー・クリステンセン
訳: 渋谷 弘子

出版社: さ・え・ら書房
最近、宇宙や科学の好きな息子。
今まで読んできた本の中にたくさん出てきたガリレオと言う言葉。
人物の名前だけど、それを一種の記号のように認識しているのではないかと感じて、手に取りました。
500年前、天動説を唱えた為に異端児とされ、幽閉されたまま生涯を閉じたガリレオが、幽閉先の自宅で自らの人生を語る絵本です。

彼の生まれ育った環境にはじまり、
医学を志すも、彼の全く新しすぎる提案に誰も耳を傾けず、挫折したり、
数学に興味を持ち、25歳で大学の教授になるも、やはり周りの軋轢によりやめたり、
もしその当時、彼の話を聞き、理解を示してくれる人がいたなら、現在はどのような世界になっているのだろうと思ってしまいました。

そして天体に興味を持ち、発見し、天動説に至るまでの経過や、確信を得るまで、それらを公表したがために受けた迫害。
晩年は自宅から出ることも叶わなくなり、ついには目も見えず、終えた生涯。

1993年、ガリレオの説は正しかったと公に認められますが、彼の名前はあまりにも偉大すぎて、どこか神話めいたものになってしまいました。
そんなガリレオが確かにその時代に存在したのだということを改めて実感することができました。

最後に、太陽を長時間、直接見たから、目が見えなくなったんだよ、当時は太陽は目に悪いって分からなかったんだ。
と息子に説明しておきました。
蛇足ではありますが、一言付け加えた方が、より良かったかと思います。
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自信を持っておすすめしたい 同じ言葉の繰り返し  投稿日:2012/11/12
10までかぞえられるこやぎ
10までかぞえられるこやぎ 作: アルフ・プリョイセン
絵: 林 明子
訳: 山内 清子

出版社: 福音館書店
ぼくでひとつ、こうしでふたつ、かあさんうしでみっつ、とうさんうしでよっつ・・・
10まで数えられるようになったこやぎが、道々でであった動物たちを数え、数えられた方は「勝手に数えるなんて!」と怒って追いかけます。
どんどん数が増えるごとに、追う動物も増え、読んでいるこっちも息を弾ませながら読んでしまいます。
子どもたちは、そんな言葉と、林明子さんの可愛らしい、でも繊細で勢いのある絵に釘付けです。

でも最後には定員が10の船にたくさんの動物たちが乗ってしまい、「早く数えて!」と懇願する動物たち。
やっぱり、読む方も息を切りながら一生懸命読んでしまいます。
結局、船に乗っているのは定員ピッタリの10だと知り、子どもたちは大きく「はぁ〜」。

読む方も、聞く方も思わず、熱中してしまいました。
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なかなかよいと思う やさしいオオカミ  投稿日:2012/11/12
オオカミだぁ!
オオカミだぁ! 作・絵: サーラ・ファネリ
訳: 掛川 恭子

出版社: 岩波書店
優しくしたのに、オオカミだと気付いたとたん、逃げられたり、追い払われたり。
みんな、助けてもらっても「ありがとう」も何も言わないんです!
そんな自分にがっかりのオオカミ。
でも最後は誤解を解き、皆で仲良く遊びました、と言うお話。

最後、皆で仲良くなる場面が実に唐突で、最初ページを読み飛ばしてしまったのかと、何度もめくってしまいました。
聞いている子どもたちは特に違和感は感じていなかったようですが、大人としては少し残念です。
「ごめんなさい、ありがとう」とか、「本当はいい人だったんだね」の一言でもあれば、すんなりなじめたかと思いますが。

コラージュを駆使して作られた絵は素晴らしく、見入ってしまいます。
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自信を持っておすすめしたい 夢を叶えた子どもたち  投稿日:2012/11/11
宇宙飛行士になった子どもたち
宇宙飛行士になった子どもたち 作: 杉山由美子
絵: 阿部 真理子

出版社: 岩崎書店
子どもの頃の夢を叶えられる人はどの位いるのだろうか。
大きくなるにつれて現実を知ったり、妥協を覚える中で諦める人々も多い中、自分の目標に向かって努力し続け、叶えてしまう。
そんなお手本でもある宇宙飛行士の面々。
そんな日本人宇宙飛行士4人の子どもの頃を追った本です。

4人に共通しているのは子どもの頃は元気に外で遊び、自然を愛し、たくさんの生き物に触れてきたということ。
そして、興味を持ったことはとことん追及し、親は多少危なく感じていてもそれを見守り、本人に実感させるということ。
そんな懐の深い親になりたいです。

宇宙飛行士と言うと、頭が良くて、語学が堪能というイメージでしたが、別に子どもの頃から勉強ばかりしてきたわけではないのですね。
でも目標ができると、それに向かって取り組む集中力はそういった環境で培われたのかもしれません。
それを許し、受け入れる親たちももちろんすごいけど、やはり一番は本人のやる気なのは言うまでもありません。
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自信を持っておすすめしたい 小さい子でもわかる原子の本  投稿日:2012/11/11
もしも原子がみえたなら
もしも原子がみえたなら 作: 板倉聖宣
絵: さかたしげゆき

出版社: 仮説社
化学に興味を持ちはじめた息子に。

何となく今まで得た知識で水イコールH2Oだというのは知っていたけど、原子、分子について理解しているとは言い難かった息子。
全てのものは分子でできていて、それらは原子が集まってできているんだよ、と口で説明しても、え〜といった反応でした。
でも、絵も使って分子の構成や、大きさ、量などが分かりやすく、でも詳しく書かれていて、納得していました。

授業で出てくるような周期表は出てこないが、どういったものがあり、どのように結合するのか、と言うことまで書かれていて、学校で勉強する前にこの本に出会えていたら、科学に興味を持ち、好きになっていたかもしれないな、と思いました。
そういった意味で、今この本に出会えた息子はラッキーだったと思います。
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自信を持っておすすめしたい コツコツ努力を続ける大切さ  投稿日:2012/11/06
理科室から生まれたノーベル賞 田中耕一ものがたり
理科室から生まれたノーベル賞 田中耕一ものがたり 著: 国松 俊英
絵: 藤本 四郎

出版社: 岩崎書店
2002年、ノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんのノンフィクションです。
ノーベルの生い立ち、ノーベル賞設立のいきさつから、田中少年の生い立ちや人間性が書かれています。

小学校のときから理科の実験が大好きで、先生の手伝いをよくしていたり、議論をしているときに皆の意見が二分していても、それをまとめて両方を納得させる意見を言ったり、何事にも興味を持ち、熟考する少年の姿が印象的でした。

物を大切にする、最後まで諦めない、じっくり物事をよく観察し、見極める。
当たり前のこと、誰でもできそうでできないことを積み重ねた上でのノーベル賞受賞。

読み終わった後で、すごいすごいを連発する子どもに、「大きくなったらノーベル賞貰う?」と聞いたら「無理!」と即答。
田中さんにはなれそうにありません。
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自信を持っておすすめしたい 急激に国際化する日本  投稿日:2012/11/04
ヘンダワネのタネの物語
ヘンダワネのタネの物語 作: 新藤悦子
絵: 丹地陽子

出版社: ポプラ社
両親ともイラン人で、自身ももちろんイラン人なのに、日本で生まれ日本の学校に通う男の子アリと、
絵を描くのが大好きで周りから変わり者扱いされている女の子、直の心の交流を描いた作品。

アリは両親がうまく日本語を話せなかったり、日本語の読み書きができなかったりするのを恥ずかしく思い、ペルシア語(イランの言葉)で話したり、イランについて話す母に怒ったり、にらみつけたり。
でも直はペルシア語の響きを心地よく感じ、アリの家で触れたイランの文化やアリの母親の人柄に惹かれて、なぜそこまで否定するのかと反発し。
でもアリの本心を知り、多様な文化を受け入れていく、異なるものを認めていく様子が素敵です。

実際の学校にも片方、或いは両方の親が外国人なんて人は珍しくなくなり、そんな中で起こる子どもの心の葛藤が好く描かれています。
周りは「ハーフは可愛い」ともてはやしたりするけど、本人は「自分は日本人!」と言い張っていたりするのを見たりして。
様々な人種の人たちが共存する国ではこのようなことはないのかな?
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自信を持っておすすめしたい うさぎのぼうけん  投稿日:2012/11/02
おばけのめをみて おとうとうさぎ!
おばけのめをみて おとうとうさぎ! 作・絵: ヨンナ・ビョルンシェーナ
訳: 菱木 晃子

出版社: クレヨンハウス
おばけが好きな娘に読み聞かせました。

おばけの本と思いましたが、これはおとうとうさぎの冒険の絵本です。
ブルーベリーを摘みに行ったら蝶を追い掛け回し、気がつくと怖い森の中に・・・
森の中は怖さ満点。
絵を見て怖いと腕にしがみついてきました。

最初はおばけもこわいと言って腕にしがみついていた娘でしたが、おばけが本当は友達がいなくて寂しがっていると知ると、おばけに対する見る目も変わったようでした。

他にもシリーズがあるようなので、読み聞かせたいです。
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自信を持っておすすめしたい 自分を諦めないということ  投稿日:2012/10/24
生きるってすてきだね
生きるってすてきだね 作: いながきようこ
出版社: 偕成社
とある公立小学校で行われた生活の授業をまとめた本です。

例えば・・・車椅子の人は明るく生きていけるのか、をテーマに、
実際に車椅子に乗って体験し、明るく生きていけるか、いけないか自分の意見を決め、
必要ならば資料を集め、皆で話し合う。
そして最後にゲストティーチャーとして実際に車椅子で生活している人に話を聞くという、とても楽しそうな授業をしています。
読んでいるだけなのに本当に楽しそうで、私も一緒に参加したいです!

面白いのは子どもたちは最初は大体「明るく生きていけない」、
理由は「アレができない」「コレができない」なのに、
実際にそういった生活をしている人は「アレはこういう風にします」「コレは周りの人たちに助けてもらいます」「そのうえでこんなこともしちゃいます」と子どもたちの斜め上の回答に驚きます。

他にも夢を叶えるには何が必要か、お金、若さ、健康な体、親の協力など、いろいろなものが出てきますが、実際にそれらがない人は夢を叶える事はできないのか、と再び話し合いを始めるんです。

本当にたくさんのことを子どもたちは話し合い、たくさんのゲストティーチャーに出会い、子どもが書いた文章の中でも成長を感じられました。
全ての話を通じて感じたことは、どんな困難があっても夢を叶えた人は自分はそれをできると信じ、諦めずに努力を続けたということです。
大きくなると、ついつい現実と直面し、できるはずがないと諦めてしまいがちですが、そんな自分を少し恥ずかしく感じました。
小さなことからコツコツと積み重ねていきたいです。
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