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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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10月

ママ・50代・東京都、男の子20歳

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10月さんの声

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自信を持っておすすめしたい 幸せな家族の記録  投稿日:2010/02/02
わたしのかわいいナミちゃん
わたしのかわいいナミちゃん 作・絵: 加古 里子
出版社: ポプラ社
「かこさとし こころのほん」シリーズにこんな絵本があったんですね。
かこさとしさんのおうちの柴犬、ナミと奥様・お嬢さん二人。
それにかこさとしさん。
幸せな家族の記録です。

子犬のナミが家族に加わり、お嬢さんたちとともにスクスクと成長してゆく過程。
それらが、写真とかこさんのイラストで綴られます。
ナミは子犬を産み、そのまた子犬がまた母になり。
お嬢さんたちは華やかに美しい大人の女性になり・・。
なんて幸せそうな家族なんでしょうか。いいな〜〜。

ナミが子犬を産んだけれど、殆どの子犬が死んでしまった話、
そして最後にナミが寿命を全うして死んでしまうところ。
息子は「なんで死んじゃったの・・??」と悲しそうでした。
あとがきの「ナミ 死の二時間前」の写真と加古さんの記述も胸に来ました。
でもとっても幸せな犬生(人生)だったよね・・。

私自身もこどものころ、同じように「血統証つきの柴犬 ハナ」という犬を
飼っていたので・・昭和という時代を感じました。
(ナミの子供がハナという名前です)
犬と娘たちを見守る加古さんの視線を感じ、
きもちが温かくなる絵本でした。

それから余談ですが、昔から慣れ親しんだかこさとしさん。
お顔を初めて拝見し、こんな優しそうなおじさんなんだーと
嬉しかったです。
かこさとしさんの絵本に囲まれて育った30代の感想でした。笑
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なかなかよいと思う 大雪の緊迫感・・!  投稿日:2010/02/01
大雪
大雪 作: ゼリーナ・ヘンツ
絵: アロイス・カリジェ
訳: 生野 幸吉

出版社: 岩波書店
きっととても寒くて厳しいであろうスイスの冬。
大雪のなか出かけていった妹を心配して、兄が探しに行きます。
なだれに遭った妹・・だけど運良く大きな木に救われて・・。
厳しい自然がそこにはあります。
その中でけなげに生きる人間と動物の姿も。

自然が厳しい土地では、お互いに助け合うようになるのでしょうね。
木に守られた女の子と動物たち。
そして春が来て、また新しい木をそこに植えた女の子。
すべてが繋がって循環している世界なんですね・・。

そして外の雪の寒さと対照的に、家畜小屋やお部屋のなかの温かくて
心地よさそうな描写もステキです。
雪のなかでひときわ鮮やかな毛糸の飾りも。

最後は、春のぬくぬくとしたやわらかさで終わってほっとします。
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自信を持っておすすめしたい ありのままを、そのまま。  投稿日:2010/02/01
かえでがおか農場のなかまたち
かえでがおか農場のなかまたち 作: アリス・プロベンセン マーティン・プロベンセン
絵: アリス・プロベンセン マーティン・プロベンセン
訳: 乾 侑美子

出版社: 童話館出版
大きな絵本で、読みごたえあります。
我が家は二晩にわけて読みました。

かえでがおか農場のなかまたちを詳しく紹介してくれます。
ネコ・犬・鶏・馬・ヤギ・・・と順々に・・淡々と。
どの動物も一匹一匹よーく観察していて、個性があるんですね。

ネコたちの個々の行動が、見開きいっぱいに描かれたページが特に
好きです。
ケンカしたり、鶏を追いかけたり。
あんま動きのないネコのことを「美しいけれど、おもしろくありません」とバッサリ表現したところが、私にはツボでした。
それからネズミなどをあやめてしまうネコの習性を
「でもネコとはそういう生き物なのです」と事実を事実として
伝えるところ。
ごまかしが無くて、ゴツンとした手ごたえのある絵本。
こういう絵本、好きです。

農場という舞台で、日々穏やかに繰り広げられる仲間たちの生活。
子供のころによくテレビでやっていた「ムツゴロウ王国」みたい♪

淡々としているからどうかしら〜と思った4歳の我が子は、
「幼稚園にもチャボいるんだよ〜」などと言いながら、
けっこう楽しんで聞いていたようでした。
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自信を持っておすすめしたい 息子の姿と重なって・・  投稿日:2010/02/01
でんしゃがくるよ!
でんしゃがくるよ! 作・絵: シャーロット・ヴォーグ
訳: 竹下 文子

出版社: 偕成社
この絵本、だいぶ前にこちらのサイトで紹介されていて、
乗り物系男子なわが息子と重なり
「これは絶対に息子好きだろうな〜」と
思っておりましたら、ドンピシャ!
当の本人が幼稚園で借りてきて、驚いたということがありました。
やっぱりね・・・!!

線路を見下ろす橋の上で、親子が電車をみつめます。
遠くからだんだんと近づく電車の気配・・・!
ワクワク ドキドキ 
まるで実況中継のような臨場感があります。
振動や音まで聞えてきそう。

走る電車を見る喜び。
これはなんなのでしょうねー。
街角の線路脇でも、キラキラした顔で電車をじーっと見ている
子供たちをみると、なんだかほほえましくなってきてしまうのでした。
この姿は世界共通なのでしょうか??
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自信を持っておすすめしたい のーんびり  投稿日:2010/02/01
がたん ごとん がたん ごとん
がたん ごとん がたん ごとん 作: 安西 水丸
出版社: 福音館書店
息子が1歳くらいのころ・・友人からのプレゼントで。

安西水丸さんのイラストはよいですね〜。
「がたん ごとん がたん ごとん」の繰り返しとともに
なんとも言えないのんびり感が・・♪

ひさしぶりに手にとったら、赤ちゃんの匂いまで
よみがえってくるような気がしました。
陽だまりでのんびり読みたい1冊です。
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自信を持っておすすめしたい 視点を変えることって面白い!  投稿日:2010/01/29
わたし
わたし 文: 谷川 俊太郎
絵: 長 新太

出版社: 福音館書店
「わたし」ってなんだろ??
「わたし」にとっては「わたし」
だけど呼ぶ人との関係で「わたし」はいろんな名前になる。
「おねえちゃん」
「めいのみっちゃん」
「でか」「ちび」
「にほんじん」!
「うちゅうじん」!!

人ごみの中では大勢のひとりだけど、
周りの身近な人々からみたら「だいじな特別なひとり」の「わたし」

自分という存在について、周りとの関係性。
子供にとっては目からウロコかもしれません。

子供のころの「わたし」は、この絵本の
谷川俊太郎さんの簡潔な文と、長新太さんのくっきりとしたイラスト
その両方ががしっと組み合わさったすてきなハーモニーに惹かれており。
再会したときはあまりの懐かしさに思わず購入してしまいました。

大人になっても個の存在について考えさせられる
面白いなぁと思う深い一冊です。
人は社会の中で生きているんだな・・と。
そして視点をかえることで、がらっと見え方が変化することの
面白さ。
これは名前に限ったことではないですね。
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自信を持っておすすめしたい こころゆさぶるお話  投稿日:2010/01/29
うさぎぐみとこぐまぐみ
うさぎぐみとこぐまぐみ 作・絵: かこ さとし
出版社: ポプラ社
息子が3歳くらいのころに、もともとは自分が子供のころに家にあった
この絵本を読み聞かせたところ、けっこうな長さにもかかわらず
いつになく真剣に聞いて、のめりこんでいたこの一冊。
「かこさとし こころのほん」シリーズです。

まず息子は幼稚園で、この絵本は保育園ですが
同じ「こぐまぐみ」があることもあり、園での集団生活や先生の出てくる展開に身近さを覚えた様子。
いろんなお子さんがいて、いろんな先生もいる。
そこへセイちゃんというぶっきらぼうなケンカっぱやい男の子や
ダウン症のショウタちゃんが仲間入り・・・
・・さぁさぁ、セイちゃんやショウタちゃんをめぐっていろんな出来事が起こります。

セイちゃんの初めてのケンカのシーン。
ショウタちゃんを通してセイちゃんのお兄さんへの秘めた思いが爆発するところ。
その後のセイちゃんがボロボロとなくところ。
こちらまで感情がゆさぶられます。
そして見守るイトちゃんの優しさ。
子供たちがちょっとしたことでぶつかったりするところも
とてもリアルで、だからこそ息子も物語にググーっと入り込むのでしょう。私も横でじわっときます。
我が子は何度も「読んで!」とせがんできます。
どんなことを感じているのでしょうか。
まだよく分りませんが、お話を聞く顔はいつもとても真剣です。
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自信を持っておすすめしたい ほんわかします  投稿日:2010/01/29
新装版 フランシスのいえで
新装版 フランシスのいえで 作: ラッセル・ホーバン
絵: リリアン・ホーバン
訳: 松岡 享子

出版社: 好学社
うちの4歳の息子とフランシスは似ているなぁ〜。
歌が好きで、甘えん坊で、ベッドにぬいぐるみを並べているところ。
いつでも親の注目を浴びたいところ。
なんだか親近感を感じました。笑

下の赤ちゃんにかかりきりの両親の手前、ちょっとすねて
テーブルの下に家出するフランシスがかわいいです。
そして彼女が見えないかのようにふるまう両親。
フランシスがいかに大事でステキな子か・・噂話をする
お母さんとお父さん・・ナイス!

息子は題名を聞くなり「家出ってなに?」
フランシスの歌「ポトリン ポトリン ポトリンコン・・」でクスクス♪
さいごはフランシスが戻ってきてチュー。ほっ。
そして「いつだってたくさんチョコレートケーキを焼いてあげますよ」のお母さんの言葉に息子真剣に「いいなぁ!!」。笑
終始とてもいいニコニコ笑顔で楽しんでいました。
私も。あったかくてほのぼのして・・読みながら癒されました。
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よいと思わない うーむ・・・・・  投稿日:2010/01/29
サンタのサムタンさん
作: 溝江玲子
出版社:
息子が図書館で借りてきました。

クリスマスのお話・・だけどサンタさんに名前がついてて
しかもほかにもサンタさんがいっぱいいる・・!
クリスマスイブの晩に時間を止められる時計があるという設定。
(え〜〜?!)

サンタクロースを信じている子供にとって、混乱するのでは?
親がする説明とくいちがってしまいそう・・と思いました。

ストーリーも妙に長くて、でもなんだか安易な展開・・。
「子供は喜ぶだろう」とヘンに迎合している絵本に感じました。

かなり辛口ですみません。
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なかなかよいと思う 妖しくてシュール  投稿日:2010/01/28
ねこだまし
ねこだまし 作: 斉藤 洋
絵: 高畠 那生

出版社: 理論社
子供向けかは分からないけれど、ひとつの不思議な世界がきちんとあって、こういう絵本があってもいいんだって思いました。

絵もお話も・・妖しくてシュール。
猫らしき隣人のにやっとした笑顔も不気味だし、
この町も独特なムードで「少しずれた世界の、異次元の隣町」とでも
いったらよいのかしら・・。どこかにありそうで、けして無い町。
お祭りの様子も妙・・・。

お祭りという異質な時間がスイッチとなって、
くるっと猫を人間に化けさせたのかしら・・。
ほのめかすだけの描き方が想像をくすぐりますね。

怖がるかな・・と思った4歳の息子はお話はよくわからなかったのかな??怖がりもせず、お祭りの威勢のよい掛け声のリズムに
うけてました。(そこだけ3回も読ませられました)

最後、裏表紙の後ろ向きの隣人(猫?)がまた意味深・・。

お部屋の細かい置物などもデザイン系雑誌にでてくるような
オシャレさで、全体的に大人な味わいでした・・。
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