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ほしの

ママ・50代・広島県、女の子19歳 男の子16歳 男の子14歳

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ほしのさんの声

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なかなかよいと思う 親向けの本です  投稿日:2009/05/14
いいこってどんなこ?
いいこってどんなこ? 文: ジーン・モデシット
絵: ロビン・スポワート
訳: もき かずこ

出版社: 冨山房
娘に読んだけれど、3歳だと理解するには難しいかも。それより、親向けの本だと思います。

うさぎのバニーぼうや。
「いいこって どんなこ?」とお母さんに尋ねます。
「ぜったい なかないのが いいこなの?」
などと、どんな子がいい子なのか尋ね、お母さんは、「ないたっていいのよ」など、優しく答えてくれるのですが、
途中から、「ぷんぷん おこっている ぼくなんか、おかあさん きらいでしょ?」
とか「ぼくが ばかなことばっかり してると、おかあさん いやに なっちゃうよね」などと、愛情確認に変わっていきます。

子どもって、とにかく親に愛されたいです。
愛されていると感じることで安心感を得られることができます。
こんなことしたら、お母さんに嫌われちゃうかな、いい子じゃないと、嫌われちゃうかな。
特に、叱られたり、よくないことをしちゃったかなと自分で感じた時は、親に嫌われたのではないかと、そんな不安でいっぱいいっぱいになると思います。
「そんなことする子、お母さん嫌いよ」などと叱る親もいますが、愛情を武器に子どもを躾けてはいけません。

駄目なものは駄目だけど、どんな子であっても、お母さんは自分を好きでいてくれている、という安心感を子どもに与えねばと思います。
でも、いいこって、ほんと、どんな子なんでしょうね。
よく使う言葉ですが、深く考えると、嫌な言葉だなって思います。
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ふつうだと思う 声に出して伝えること  投稿日:2009/05/13
ずーっとずっとだいすきだよ
ずーっとずっとだいすきだよ 作・絵: ハンス・ウィルヘルム
訳: 久山 太市

出版社: 評論社
これは、飼っていた犬のエルフィーが死んでしまうお話なんですが…
動物への愛のお話なんでしょうか。それとも、動物への愛をモチーフに、人と人との愛を伝えようとしているのでしょうか。

アメリカの絵本ですね。アメリカ人って、日本人よりも、ストレートに「好きだよ」って言葉を声に出して伝える国民だと思っていたのですが、アメリカ人でも、家族、もしくは動物に対しては、「好きだよ」なんて、言わなくても分かるって、なかなか言わないものなのかなってこの本を通じて知りました。

愛するものを亡くしてから、言い残したことが次から次へと思い浮かぶことはあると思います。今いることを当たり前と考えず、もちろん、自分が先に死ぬことも含めて、大切な人に、声に出して思いを伝えられればいいですね。でも、それが難しいんですね。

主人公は、エルフィーに、「ずーっと、だいすきだよ」っていってやったから、気持ちがいくらか楽だったと言ってはいるけど、これは強がりと思います。
「だいすきだよ」っていってやれて、ほんとうによかった、と思ってはいても、悲しみをこらえる為に、理由付けをしているように感じます。

いいお話なんだけど、最後が…
「いつかぼくも、ほかの犬を、かうだろうし 子ネコやキンギョも、かうだろう。」
飼ってもいいんだけど、でも、絵を見てると、そんなに飼っちゃうんですか〜?
寿命の関係上、動物たちがみんな先に死んじゃうんでしょうが、なんかあまりに次から次へと飼って次から次へと死んでいく、と絵を見ると感じてしまって…
何も、将来飼うであろう動物たちを勢揃いさせなくても…
最後の絵で、なんかしらけてしまって。
この絵がなければよかった。正直、見なかったことにしたいです…
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なかなかよいと思う 精霊のようなもの?  投稿日:2009/05/12
めっきらもっきらどおんどん
めっきらもっきらどおんどん 作: 長谷川 摂子
絵: ふりや なな

出版社: 福音館書店
子どもたちと遊んでいた時に、私が何となく「あそぼうぼう」と言ったんだけど、はて、これは何の絵本の中の言葉だったかな、と娘にきいたら、
もんもんびゃっこ、と即答。そうですそうです、めっきらもっきらどおんどん、の中に出てきた言葉でした。実際には、おたからまんちんの台詞ですが、即答した娘に親バカながら、すごい、と感心しました。

最初買った時、娘は、「めっきらもっきらどおんどん」だ、と、保育所で読んでもらったことがあるらしく、知っているようでした。でも本には無関心。
代わりに本棚から持ってきたのが、それまで全然興味無しだったセンダックの「かいじゅうたちのいるところ」

読み比べてみると似ていますね。娘が持ってきたのはたまたまなのか、分かってなのか。
それ以来、かいじゅうたちの〜は娘のお気に入りの本になり、
そして何週間かして、めっきらもっきら〜も持ってきて、読んでやるようになり、こちらもお気に入りの本になりました。

私は最初、この本は好きではなかったのです。多分、冒険とかファンタジーがあまり好きではないので、抵抗があったのかも。
でも、何度か読んでいくうちに、なかなかいいなと思えるようになりました。

異次元?の世界の物語なんだけれど、本当は異次元ではないのかもしれない。
子どもにしか見えない精霊のようなものとふれあっているのかもしれませんね。

最後のページにある、ビー玉のようなものは、貰った水晶玉?そしてマントや縄跳びも。
それらは、彼らと遊んでもって帰ってきたもの?実は最初からかんたが持っていて、それらから夢というか幻想を見たのか…
不思議な余韻を感じます。
そして、何度も読んでいると「かいじゅうたちの」とはだいぶ違う話だなと感じるようになりました。
両方持っている方は、読み比べてみてくださいね。
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自信を持っておすすめしたい 月食の夜の物語?  投稿日:2009/05/12
かいじゅうたちのいるところ
かいじゅうたちのいるところ 作: モーリス・センダック
訳: じんぐう てるお

出版社: 冨山房
最初、絵がどうしても好きになれなかったのです。
何か不気味。娘も怖がりはしないものの興味無しで、ずっと本棚にしまってありました。

でも、ある日、「めっきらもっきら どおんどん」の絵本を買った時、そちらには興味を示さず、この「かいじゅうたちのいるところ」を読んでと持ってくるようになりました。
どちらも、行きて帰りし物語ですね。娘は3歳ながら、共通性を感じていたのでしょうか。

それ以来、かいじゅうたちのいるところ、は、何度も読むようになりました。
最初、不気味に見えた絵も、なかなか可愛いと思えるようになりました。

マックスは叱られて寝室に放り込まれ、不思議な世界に航海して行き、お母さんの用意してくれた夕食のにおいによって、元の世界に戻ってくるのですが…

部屋の窓から見える月の形。最初は三日月で、最後は満月ですね。
月食の夜の物語なのでしょうか。

月って、魔力で何かが起こりそうですね。
月食の間だけ、魔界への扉が開いたのでしょうか?
魔界への扉が開いて旅をして…
スープのにおいのおかげで元の世界へ戻りたくなったのですが、戻ってきたタイミングで月食が終了。魔界への扉が閉じてしまった。
もし、お母さんの愛情=温かい夕食がなければ、マックスは、あちらの世界に閉じ込められ戻ってくることができなかった…
なんて考えるのは、考え過ぎかな?

他の方の感想を読んでも、いろんな見方をされていて、すごく奥深い話なんだと感じさせられる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 不思議な魅力  投稿日:2009/05/10
げんきなマドレーヌ
げんきなマドレーヌ 作・絵: ルドウィッヒ・ベーメルマンス
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
まず、最初に思ったのが、「文が少ない〜でした」
一般的な絵本のサイズからして、すごーく大きなサイズの絵本で、でも、1ページごとの文は少ないです。
リズミカルな文章で、気持ちがいいです。
娘は、一度読んでもらっただけで、気に入って、自分で声を出して読むのも大好き。
時々ページを開いて持ってきて、ここ何て書いてあるの?ときいてくるので読んでやると、一生懸命、文をまるごと暗記しています。

深く考えると3歳児には難しい内容ですが、何故?なんて疑問も持たずに娘は楽しんでいます。
もう少し大きくなったら、どうして両親と一緒に暮らしていないのか?などの疑問も持ち始めるかも?

ところで、12人の女の子がみんなよく似ています。というより、マドレーヌが、ページによって髪型も違うし、どこにマドレーヌがいるの?
そして、12人の筈が13人だったり、マドレーヌが入院して11人の筈が12人いたり、???な絵本なんだけど、不思議な魅力を感じます。

1939年のアメリカの絵本なんですね。同じ年に、アメリカでは映画「風と共に去りぬ」が公開され、世界史的には第二次世界大戦が始まった年なんですが、その頃日本はどんなだったのかなと考えると、こういう絵本が当時作られたアメリカってすごいなと思うし、フランスでも、こういうゆったりとした生活があって、かつ傷病兵が出てくるのは、戦争というものが身近な所にあったんだなと、感じます。
「むねのいたむ」のは、怪我をした人、だからではなく、戦争で怪我をした人だからなんですね。そんなことが分かるのは、ある程度大人になってからでしょうね。
大人は子どもとは違った魅力を感じる絵本かもしれませんね。
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なかなかよいと思う 絵にインパクトが  投稿日:2009/05/09
きこりとおおかみ
きこりとおおかみ 再話: 山口智子
画: 堀内 誠一

出版社: 福音館書店
私が幼稚園児だった時に、園からの月刊絵本で持ち帰った本です。
実家からまとめて持ち帰った中の一冊ですが、内容は全然覚えていないのに、おおかみの肩におおかみが次々と乗っかってきこりを追いつめる場面を見て、懐かしい〜と思いました。

読み返してみると、こんな話だったのね、ふむふむと。当時、5歳でしたが、話の内容が記憶に残っていないということは、5歳児にはちょっと難しかったのかもな。
大人の目で読むと、面白い話だなと思います。いや、大人じゃないと分からない面白さがあるように思えます。
娘は娘で気に入ってはいますが、内容となると、分かってないみたい。当時の私と同じかも。

堀内誠一さんの絵なんですね。堀内さんの絵の絵本は何冊かあるのですが、全て画風が違っていて、すごいなと感心させられます。知らなければ、フランスの画家さんの絵と信じてしまいそう。

ところで、慣れると問題ないのですが、奥さんのカトリーヌのことを、おかみさん、と表現してあるのですが、間違って、おおかみさん、と読んでしまいます。私だけ?
みなさん、気をつけて読んでくださいね。
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ふつうだと思う テレビを知っていると読むのが難しくて…  投稿日:2009/05/08
シマウマしましまなぜあるの?
シマウマしましまなぜあるの? 作・絵: リラ・プラップ
訳: 松田 素子

出版社: アノニマ・スタジオ
テレビでやっていたのは娘がとてもお気に入りでした。
なので、この本もどうかなと思ったのですが…

テレビのインパクトが強過ぎて、読み聞かせにはどうなんだろう?
テレビを知らずに読んだら楽しかったかも。
娘は本を読んでもらうのを喜んではいたけれど、読むこちらは、正直苦痛。

室井滋さんのように読まなくてもいいよね?あの独特の口調が番組をさらに良くしていたんだろうな。
それに、絵本は、たとえばしまうまだと「シマウマのからだはみんなしましまだ。なぜかななぜかな?わかるかな?」と質問があって、大きなシマウマの絵があるんだけど、”実は間違い”の三つの答えが同じページにあり、でも、その答えに対する絵はないのです。だから、想像力を働かせねばならないし、「ほかにもあるかな?まだまだあるかな?きみのかんがえたこたえはなあに?」
で、ページをめくると、正しい答えを教えてくれず、三つの答えが実は全て間違いとも知らせることもなく、新しい質問、「クジラがしおふき、なぜふくの」となっているのです。

巻末に正しい答えが書いてあるんだけど、これが小さい子には難しい。テレビは答えに対しても絵でも説明されていたので分かりやすかったけど、絵本だと、小学生くらいにならないと理解できないかも?

娘からすれば、正しい答えなんて必要ないように思えるし、いろんな動物さんが出てくるのが楽しいようですが、読むこっちはちょっとしんどいな。
それに、私は娘に対して「きみ」なんて呼びかけたことないし、「何でやと思う?」とか、きみではなく「○○ちゃん」とか文章通りに読まずに自分の言葉に変えてもいいのかな?

小学生くらいの子が自分で読む科学絵本としては優れているとは思います。
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自信を持っておすすめしたい タイムリーな絵本  投稿日:2009/05/08
おべんとう
おべんとう 作・絵: 小西英子
出版社: 福音館書店
この4月から娘は幼稚園に通いだしお弁当を持って行くようになりました。
これまで、お弁当と言えばピクニックで食べるものでしたが、もっと日常的な食べ物となり、
そして、月刊絵本として最初に持って帰ってきたのがこの絵本。
すごくタイムリーです。

しかも、絵本の中のおかずが、いつも私が入れているようなおかずばかりで、まるで娘のお弁当箱みたい。
娘も馴染みのあるおかずばかりで、嬉しいみたいです。
こうなったら、近いうちに、絵本と全く同じに作ってやりたいです。
イチゴがそろそろ店頭から消える時期なので、はやいうちに作らねばね。

絵本と見比べて、全く同じなら、びっくりするだろうな、喜ぶだろうな。
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なかなかよいと思う 歌ってる  投稿日:2009/05/08
もけらもけら
もけらもけら 作: 山下 洋輔
絵: 元永 定正

出版社: 福音館書店
元永定正さんの絵の絵本はほかにもありますが…
この本は、読むとき、節がついています。
音符なんて書いてあるわけではないです。我流の節ですが、何故か歌のようになってる。

文を書いた山下洋輔さんは、ジャズピアニストさんなんですね。
だから文が音楽になってる?

夫が読むと、全然違った読み方になっているし、読み手によって、もうさまざまな音楽になってしまうのでしょうね、この本。


そして、意味不明な内容なのに、娘は好き。
こういう絵本、頭が凝り固まらない小さいうちに、いっぱい読んでやらねばと思います。
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なかなかよいと思う たかが あー、されど あー  投稿日:2009/05/08
あーといってよあー
あーといってよあー 作: 小野寺悦子
絵: 堀川 理万子

出版社: 福音館書店
息子は一歳。時々、あーと声を出しながら、口をたたいて「あわわわわー」と遊んでいますが、小さな子どもにとって、それはとても不思議で楽しいことだと思います。

喉に手を当ててあーと言うとぶるぶる震えているのが分かるけど、大人はそんなことくらい知っているけど、子どもにとっては新鮮。

嬉しいものを発見したとき、失敗した時、怒った時、そして幸せな気持ちで思わず漏れるあー。
いろんなあーがあるんだと、この本で改めて気付かされました。
娘は読んでもらいながら、一緒にあーと声を出し、嬉しそうです。

本の中では、あーという声が、いろんな絵で表現されていますが、ミルクをこぼしちゃった時のあーが、クレヨンで落書きしたような絵で、一瞬、娘がいたずら書きしたのかと疑ってしまいました。娘よ、ごめんなさい。まぎらわしいし、ここがもっと違う絵だったらよかったのに、と思います。

この本に関しては、親が子へ、などの一対一で読むより、集団の前で読んだらもっと楽しめると思います。
みんなで、あー、と絵本に合わせて言ったら、それはそれは楽しいでしょうね。
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