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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい シャルルも、きっと信じたに違いありません  投稿日:2009/12/09
いじわるシャルル
いじわるシャルル 作・絵: ステファニー・ブレイク
訳: ふしみ みさを

出版社: PHP研究所
 意地悪なおじさんだ〜。
 大金持ちで、冷たい眼差し。
 子どもが嫌いで、大事なのはお金だけ。
 その理由がまた、いつまでも大人げない。
 
 特に嫌いなクリスマス。
 12月のある晩に、シャルルが考えた身の毛もよだつ恐ろしい計画。
 ここで、私はドキッ! 
 親たちが困るんじゃないかと。
 でも翌日の様子に、読んでいるこどもたちは、
 『やっぱりサンタさんはいる。
 工場から作って持ってきてくれたんだ〜。』と思った事でしょう。

 シャルルも、きっと信じたに違いありません。
 サンタクロースを。
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自信を持っておすすめしたい 子の心・目線に降りていくことを怠らぬよう  投稿日:2009/12/07
せかいでいちばんママがすき
せかいでいちばんママがすき 作: あいはら ひろゆき
絵: あだち なみ

出版社: 教育画劇
 こちらのレビューを読み、タイトルにも興味を持ち図書館で借りてきました。
 ママが病気という、家のピンチに、兄であるゆうたがたくさんの我慢を強いられ、幼い妹のももの我が儘に振り回されます。
 読んでいて、長子ってつらいな〜、最初に生まれたって子どもは子ども、もものように時にはママに駄々を捏ねたいだろうに、と読んでいて可愛そうになりました。
 後味の悪いママとの別れ方が、お見舞いのゆうたの足を重くさせているのが伝わってきます。
 でも、このママは、素晴らしい。
 すべてわかっていてくれた。
 自分の病気のこともあるだろうに、そこは母親ですね。
 病床に伏せっていても、思いはいつもこどもたちのことへ馳せていたんでしょう。
 ゆうたの、たくさんの我慢で頑なになっていた心も、ママの言葉で柔らかく融けていくシーンは泣かされます。
 
 ぞんざいな口癖を反省し、こどもの心・目線に降りていくことを怠らぬようにと、反省させられました。
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自信を持っておすすめしたい 「これだぁ〜!」って、言う感じです  投稿日:2009/12/07
くるみわり人形
くるみわり人形 原作: E.ATホフマン
絵: いせひでこ
抄訳: 中井 貴惠

出版社: ブロンズ新社
 「これだぁ〜!」って、言う感じです。
 
 『くるみわり人形』は、チャイコフスキーが、バレエの台本にマリウス・プティパ(デュマの仏訳を使用)に依頼し、それが一人歩きし、バレエのステージ毎に脚色が変わり、クローズアップされるストーリーの山もそれぞれ微妙に異なります。
 
 この絵本は、原作ホフマンの『くるみ割り人形とネズミの王様』に、近づけられた作品だという印象です。

 ドイツの古い町。
 クリスマスの日。
 主人公シュタルバーム家のマリーの父親の友人ドロッセルマイヤーおじさんが、今年も素敵なプレゼントを。
 兵隊の姿の胡桃割り人形。
 マリーの喜びもつかの間、兄のフリッツが乱暴に扱い、人形はこわれてしまい…。
 壊れた胡桃割り人形と眠ったマリーが夜中に目を覚ますと…。

 ここから、夢かうつつか境界の霞んだ世界です。
 読みながら、どんどん胡桃割り人形の身の上話に引き込まれていきます。
 後半の(バレエの舞台ではクライマックスとも言える)お菓子の国への招待のシーンは、やはり子ども心を惹き付けます。
 
 ラストをあっけないと見るか、クリスマスの夜にみた素敵なファンタジーの世界の余韻を楽しむページと見るかは、読者によって取り方が異なるかと思います。

 中井貴恵さんの訳が柔らかく、ゆっくりと落ち着いて穏やかに読み進められます。
 いせ先生の大ファンの私にとっては、夢の実現という作品です。
 女の子には おねえさん になっても お母さん になっても、 おばあさん になっても、この時期に読み楽しめる名作だと思います。
 
 今年のクリスマスのプレゼントに友人のお嬢さんに贈ります。
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自信を持っておすすめしたい 人間社会への風刺  投稿日:2009/12/07
しあわせミシュカ
しあわせミシュカ 作・絵: マーカス・フィスター
訳: 斉藤 洋

出版社: 講談社
 読後、メーテルリンクの『青い鳥』を思い出しました。
 あ〜あ、人間社会への風刺のようなお話だな〜、と母は思いました。
 
 「旅に出て、幸せをつかまえるため、ほかのみんながどんな努力をしているか見てきなさい!」と、はりねずみミシュカのおじいちゃん。
 努力は大切。
 でも、幸せは人と比べるものでも、はかれるものじゃない。
 
 幸せをたくさん手にするために、出会った動物たちは、様々の努力をしていました。
 その様子は、悲壮感漂う、ストレスの固まりのようです。
 彼らが努力の末、結果を得たとして、幸せを感じられるのかしら?
 もっと、幸せになることを求め、またストレスが積み重なっていきそう。
 
 主人公のミシュカは、幸せってなにかを始めから分かっていました。
 自分で、感じるものが幸せ。
 今、存在していること自体に、喜びを見いだせるってすごいですね。
 のんびり、ゆっくり、なすがまま。無為自然っていうんですかね。
  
 「旅をすれば良かったのは、おじいちゃんさ。」と息子。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい おのき先生もバオバブの大樹になられた  投稿日:2009/12/05
かたあしだちょうのエルフ
かたあしだちょうのエルフ 文・絵: おのき がく
出版社: ポプラ社
 この絵本が出て、39年。
 おのき先生が亡くなって、33年。
 色あせない名作です。
 
 学生時代初めて手にした時に、日本の方の作品と気づき、驚き何度も読み直した作品です。
 
 ダチョウの名、「エルフ」は、一息で千メートルも走る事に由来し、アフリカの言葉で「千」をあらわす言葉。

 アフリカの草原で、子ども好きな名実ともに強いダチョウ、エルフ。
 草原の危機を救うため、肉食獣に果敢に立ち向かい、自らの命をかける姿に感動します。
 傷を負い、片足を失い、時の移り変わりと共に、かつて守ったものたちに顧みられなくなり、自分の役割を失い静かに孤高の精神を持ち続けたエルフ。
 最後の力を振り絞り、その命にかえるラストは、けものとはいえ崇高な精神[誰かのために何かをする=生きている証]に読者の心を揺さぶります。
 
 おのき先生が、この作品のモチーフとされたバオバブの大樹に、エルフが、姿を変えるラストは、永遠の命を得、高邁な精神が常に草原の生き物を見守り続けていくエルフ究極の幸福の形と思えました。
 
 優しさとは、“真の精神の強さ”であると改めて親子共々教えられました。

 ストーリーと共に、登場する生き物たちの迫力ある動きが、生き生きと表現されているこの強烈なインパクトのある版画絵が、出会った読者にとっては忘れられない感動の一冊としてなる所以だと思います。
 
 おのき先生もこの作品を残され、バオバブの木になられたのだと思いました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい とにかく、原作より面白い!  投稿日:2009/12/05
コワフの消えた鼻
コワフの消えた鼻 作・絵: 牧野良幸
出版社: 長崎出版
 ロシアの文豪ニコライ・ゴーゴリの『鼻』をモチーフに創作された作品だそうです。
 牧野先生の手によって、子ども向けにわかりやすく、ユーモアたっぷりに表現されています。
 
 原作の主人公コワリョーフ(成り上がりものの自称少佐)が、癇癪持ちで横暴な権威主義者の市長コワフとして、お話が再生しています。

 ある日、コワフ市長の鼻が顔から消え、ずかずかと入ったパン屋の鏡で今一度顔を確認していると、店の一つのパンの中から、ハットをかぶり、礼服をつけた自分の鼻が紳士然として出てきた。

 鼻紳士を追いかけるハンカチで顔を隠したコワフ市長。
 町の至る所で、人望を集めていく良心の固まりのような鼻紳士。
 市長の指名手配書に誰も協力せず、両者の立場は逆転の状況へ…。
 
 コワフの自省のシーンにほっとし、その後のエンディングに息子も笑いながら「よかった。よかった。」

 とにかく、原作より面白い!
 ストーリーに起伏があり、読者をドキドキさせてくれます。

 さらに、絵が、本当に楽しい。
 鼻紳士を追いかける通りのページは、コワフ市長が人の鼻にばかり目が奪われているのがよくわかります。
 鼻紳士の町での活躍も、可愛らしく見えてくるから面白い。
 鼻パン大ヒットのページも大爆笑。
 なんといっても、ラスト前のコワフ市長に鼻が戻り、鏡の前で喜び涙を流しているページに、申し訳ないけれど、ワッハッハでした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 動きません。息子が。  投稿日:2009/12/04
だれも知らないサンタの秘密
だれも知らないサンタの秘密 作・絵: アラン・スノウ
訳: 三辺 律子

出版社: あすなろ書房
 昨年書店の絵本コーナーで、クリスマスの絵本がたくさん陳列されていて、とてもウキウキ気分の私。
 そろそろ、別のコーナーへ移動しようかと思っていたら、動きません。息子が。
 『エッ?何を夢中になって読んでいるのか?』と思ったら、この絵本でした。
 「これ、面白いよ。」と夢中です。
 
 後日一人で書店へ行き、読んでみたら楽しい。
 図鑑のように、テーマ毎に見開きです。
 たくさんの疑問が、それぞれ詳しく回答されています。
 絵が、ユーモアたっぷり。
 なんといっても、1ページめから氷の下のサンタさんの様子と、氷上のシロクマ君たちの様子が同時に眺められ笑いながら、読みました。
 
 タイトル文字も、漢字まじりであることから、大人も楽しめる内容だと思いました。
 今年、図書館で見つけ借りてきました。
 息子には見せていません。
 書店でラッピングしてもらい、プレゼントにしたものを隠していますので。
 
 表紙だけでも、見てください。
 おもわず、開きたくなると思います。
 サンタさんをまだ信じていたそうなお子さんへプレゼントにいかがでしょうか。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい お手伝いしたくなる子が増えそうです  投稿日:2009/12/04
ゴリララくんのコックさん
ゴリララくんのコックさん 作・絵: きむら よしお
出版社: 絵本館
 親戚の家で見つけました。
 図書館で予約待ちをいていて、読みたかった一冊です。
 ちくわが大好きなコックさんが海辺でちくわ料理を披露してくれます。
 みんな食べに来ます。
 本格的なちくわ作りです。
 魚肉をすりつぶしたものを棒に塗りつけて焼いていますよ。
 そのちくわに、各ページお客さんに合わせて色んなものを詰めてお料理として出しています。
 へ〜、うわ〜、???、リアクション様々です。
 アイスクリームはやってみたいような、恐いような(笑)。
 ちくわの穴は、無限の可能性を持っていますね。
 ゴリララくんが本当にちくわが好きなんだなってわかります。
 ラストも、クスッと周りの大人から笑い声が。
 
 読後、こどもたちはコックさんの背景の海の上のサイドストーリーを説明してくれました。
 こんな所に、おさるさんが…。
 パンダさん何に乗っているのかな。って具合に。
 ホント、隅々楽しさ満載です。
 よく、こどもたちは見つけるもんですね。
 
 ちくわ料理をお手伝いしたくなる子が増えそうです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい スッポ〜ン! のページニ大爆笑  投稿日:2009/12/04
ポルトガルのむかしばなし はしれ!カボチャ
ポルトガルのむかしばなし はしれ!カボチャ  作: エバ・メフト
絵: アンドレ・レトリア
訳: 宇野 和美

出版社: 小学館
 ポルトガルの昔話といえば、『王様の耳はロバの耳』を思い出しますが、こちらは初めてです。
 
 おばあさんが孫娘の結婚式に行く途中で、つぎつぎに「…おまえをくってやる!」と宣言しつつ襲いかかって来るけものたちに、素晴らしい提案を…。
 めでたいお祝いの帰り道が恐くなっているおばあさんへの、花嫁の素敵なアイディア。
 次のページの スッポ〜ン! のページニ大爆笑。
 見事、けものたちを次々騙して帰れたおばあさん。

 行きも帰りも繰り返しのシーンにこどもたちが喜びそうです。
 11歳の息子は、私の笑い声に絵本を横取りして、ラストのページで笑いながら、「この絵本の絵が面白いね。小さい子にはちょっと迫力がありすぎるかもね。」と言っていました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい うちもお世話になりました  投稿日:2009/12/04
おふろだいすき
おふろだいすき 作: 松岡 享子
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
 北国はそろそろ雪が本格的に舞って来る季節です。
 お風呂に早めに入って温まるのがいちばんです。

 この絵本は、大人気ですね。
 うちもお世話になりました。
 まこちゃんは、いつもどおりアヒルのプッカちゃんとお風呂に入りました。
 ここで、えらいな〜、一人ではいれるなんて。と思いました。
 しっかり洗っています。ここでもすごい!
 
 そしたら「うみは上のほうがあついんだね」って、大きなかめが…。
 ここから、息子は夢中です。
 まこちゃんと一緒にお風呂に入っているようでした。
 
 なんて素敵な想像の世界でしょう。
 いえいえ、まこちゃんは本当にかばくんを洗ってあげたんですよね。

 お風呂が苦手な子に、入る前に読んであげるのも良いかもしれませんね。
 「○○ちゃんのお風呂に今日はだれが来るかな〜?」なんて誘い水を向けて。

 一人で入る頃のお子さんにもタイムリーなお話かと思います。
参考になりました。 1人

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編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

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