箱のなかにはいっているのは?!
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寒い冬。ふりつもる雪は大人にとってはやっかいでも、子どもにはわくわくする特別な一日に早変わり。何もかもがいつもとは違う景色に目を輝かせる……そんな気持ちがつまった絵本がたくさんあります。楽しく遊ぶ雪の日、静かで美しい雪景色、喜んだり冬眠する動物たち、街にふる雪、厳しい自然の様子。様々な表情を見せてくれる雪の絵本。あたたかい部屋で楽しんでくださいね。
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キーツの作品の中でも貼り絵の技法がひと際効果的な、シンプルだけどとても印象に残る美しい絵本です。雪の中に立ったときのピーターのわくわくした気持、とめられない好奇心などが画面から直接伝わってきます。小さい子や大人も関係なく雪の美しさに感動するでしょう。
ゆきのなかで遊びます。ゆきだるまにはにんじんで鼻をつけ、寒くてないていることりにはおうちを作ってあげました。
よいしょよいしょと、みんなでつくったゆきだるま。ももんちゃんとおんなじ赤いぼうし、赤いてぶくろ、赤いながぐつをつけたら…。
初雪が降った日、チリとチリリは自転車で森へ出かけます。雪で一面真っ白となった森の中を進んでいくと、そこには氷の扉があり、中に入ってみると…。幻想的な氷の世界や温かい飲み物。チリとチリリが活躍するこのシリーズは夢がいっぱい!女の子に大人気です。
14ひきのシリーズの冬のお話。森は雪にうもれています。ねずみたちは、部屋の中でゲーム遊び。おじいさんはそりを作って…。外は寒いけど、家の中は温もりに満ちています。そんな雰囲気も雪の日ならではの風景なのかもしれませんね。
ゆきやこんこ あられやこんこ…。雪が降ると、だれもがくちずさむあの歌がはたこうしろうさんの絵で絵本に!歌いながらページをめくるだけで、幼かった日、窓の外に雪を見た日のまぶしい気持ちがよみがえり、表紙の女の子といっしょに雪野原にかけだしていきたくなります。
雪の降る森のなか、とてもあたたかそうな手袋が片方落ちています。そこに次々と動物たちがやってきて手袋の中はいっぱいに…。やって来る動物がどんどん大きくなっていくので子ども達もハラハラ。子ども達はこの繰り返しが大好きなんですね。
今日は大雪のため学校は早く終わり。主人公は一年生の男の子。雪の降る帰り道を一人で寒さや切なさに耐え、親切なおとなに励まされながら帰宅します。男の子の色々な気持ちを温かく描いています。
雪がつもった森の中を歩いていく、赤い帽子をかぶったキッコちゃんの姿がとっても印象的。キッコちゃんが持っているのはケーキ。おばあちゃんのうちに届けにいくのです。ところが途中、見た事のない館にたどりつき、そっと中をのぞいてみれば、沢山の動物たちがお茶会を開いているではありませんか!
今日は朝から雪が降り続き保育園は休み、帰ってくる予定だったお父さんの飛行機も停まってしまいぼくとままの二人きり。外はすっかり雪に覆われて一面真っ白の雪景色。この世に二人だけしかいないようないつもとは違う別世界、特別な時間が過ぎていきます。心が温まる親子のおはなしです。
「堅雪かんこ、しみ雪しんこ」雪がすっかり凍った夜、四郎とかん子が小さな雪沓をはいて、歌いながら歩いていくと、森の中から子狐の紺三郎が出てきて、歌に入ってきます。二人は、紺三郎と友達になり、狐小学校の幻燈会に招待されました…。宮沢賢治の美しい言葉を、色彩を多く使わない黒と白で描いて更に幻想的な世界が広がります。
大雪です。学校もお店も休み、病院も消防署も電話局も困っているとき、トラクターのケイティーの大活躍で、人びとは大助かりします。雪かきをするケイティーが頼もしい!乗り物好きにはたまらない絵本ですね。
男の子が朝目を覚ますと、外は一面の雪。せっせとスノーマン(雪だるま)を作ります。みかんで鼻をつくり、炭で目をつくり、マフラーと帽子で大きなスノーマンが出来上がります。男の子が眠り、目が覚めるとスノーマンが動き出し…。文字はなく、コマ割りの絵でストーリーを楽しむことができます。
あしたは子どものそり大会、二人は準備にとりかかります。フルリーナは兄に言われて毛糸を買いに出かけますが…。厳しい冬の自然の姿、生活、その中にきらきらと輝く子供達の生命力や華やかに飾り付けられたそりの美しいこと。スイスの画家借りジェの作品です。
小さな農村で、生涯を雪の研究と結晶の写真撮影にささげ、ついに世界的な雪の専門家としてたたえられるようになったW・A・ベントレー。その一生を、素朴な木版画で綴った心あたたまる伝記絵本です。1999年度コールデコット賞受賞作品。
どんより曇った空から街に雪が降り始めます。冷めた大人の反応をよそに、男の子は大きな期待感で胸を膨らませながら街を走り回ります。この気持はとてもよくわかりますよね。そしてどんどん雪が降り積もり、真っ白な雪景色に生まれ変わった時の街の静かな美しさ。この辺りはさすがシュルビッツの表現力です。
冬、ずっと眠って春を待つクマの3兄弟。でも冬ってどんなところなの? 途中で起き出した兄弟たちが初めて見る冬は、とっても楽しくておいしいところでした!
工藤ノリコが描く、夢いっぱいの冬景色が楽しい絵本。
「もりのてつどう」は冬の間、雪がとけるまではおやすみです。
大掃除を終えた駅長さんがほっと一息ついていると「シー ゴトン、ナイショ ナイショ・・・」一体だれが運転しているの!?
あなの中で冬ごもりしている熊の坊やが、お母さんに尋ねました。「ぽとんぽとんってなんのおと?」春を待つ熊の母子の交流と、季節の移り変わりを暖かい言葉と絵で描いた絵本です。
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