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感覚に訴える絵本のシリーズ、「におい」の次は「あじ」。これはもっと直接的でわかりやすいですね。 絵も明快。おいしそうな食べ物の絵に、それを食べるこぶたくんの「あじ」を感じる表情。貼り絵だけどなぜかとってもリアルな、面白い魅力です。 代表的な味覚「あまい、からい」から始まって、「つるつる、ぱりぱり、ねばねば・・・」色んな刺激が重なった味覚へと続き、最後は感情に左右される味覚というのも示唆されていたりしてなかなか充実した内容。味覚、というのは毎日の食事の中で赤ちゃんの頃から感じているはず。しゃべれない赤ちゃんは食べた後の顔の表情だけで「あつい!」とか「すっぱい!」とか訴えかけます。その表情をよく観察して考えながら毎日の食事を作っていくお母さん。そう考えると、子供の食べる時の表情が豊かなのは当然なのかも! そういう訳で、小さな子でもすぐに読んでいる人と一緒に盛り上がるはず。だんだん理解できる味覚も増えていき、今度は日によっておいしく感じたりまずく感じたりする日もでてきたりして・・・。成長と共に大人との共感部分が増えていくのかな。逆に子供の新鮮な味覚の感じ方に教えられたりもして。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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甘い、すっぱい、からい、 という味覚から、 歯ごたえや雰囲気によっても 味が違うことを、 実際の体験の中から 呼びさましていきます。
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感覚をフルに使って楽しむ絵本のシリーズ
「The Book of Sense」の1冊。
味覚バーション。
このシリーズは、新しい絵本の世界だなと思います。
このシリーズ、4冊とも、絵は力があるし、とても、いいです。
他の3冊もおすすめです。 (ピンピンさん 50代・その他の方 )
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