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うさ。

ママ・30代・大阪府、女9歳

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うさ。さんの声

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自信を持っておすすめしたい 静けさの中。  投稿日:2004/12/03
急行「北極号」
急行「北極号」 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: あすなろ書房
いろんなクリスマスの絵本があって、どれもこれもすてきなのですが、
クリスマスイブの静けさと、ドキドキした気持ちと、キラキラした光をこんなにすてきに描いた絵本があるなんてと、大感激しました。
クリスマスイブは、どんなことも起こりそうな事を想い出させてくれます。
オールズバーグさんの絵本は大人っぽくて、お話も長いものが
多いのですが、これは小さなお子さんから、昔子供だった大きな大人まで、
きっと心がきゅっとなる絵本だと思います。
鈴の音が聞こえる人でいれてるのかな?と誰もが素直に思ってしまうのではないでしょうか?
映画もきっとすてきだと思うけれども、絵本の方が心に刻み込まれるような短い文と、静けさと明るさが一緒になった神秘的な絵と一緒になって、きっとみんなを広い想像の世界につれってくれると思います。村上さん(絵本と同じくらい大好き)の素敵な訳が、さらに心に響く余韻をいっぱい残してくれます。
寒い静かな夜に、ゆったりと読んでほしい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい どんどん大きくなーれ。  投稿日:2004/12/03
はちうえはぼくにまかせて
はちうえはぼくにまかせて 作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: 森 比左志

出版社: ペンギン社
小学生になって「生き物係」になった娘なのですが
学校に動物がいなく、なんだかちょっとがっかりしていました。
でもみんなで植えたおいものお世話をしているというので
「この本はぴったり!」とプレゼントしました。
夏休みで留守にするみんなの植木をお世話する男の子。
なんとも前向きで、関心するやら、おかしいやら。
自分で勉強し、自分でどんどんお世話する男の子。けっして協力的でないパパ(笑)。
読んでいくうちに「どんどんやれー!どんどん大きくなれー!」と、とてもすかっとした気持ちにさせてくれます。
最後もとてもあたたかくて幸せな気持ちになれます。
娘も読み終わった後ニコニコで「おもしろかったー」と満足そうでした。
無事おいもの収穫も終わり、今はお花のお世話や雑草抜きの生き物係をがんばってる娘。
絵本の男の子みたいに、どんどんがんばってほしいなぁと思います。
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自信を持っておすすめしたい 一緒に旅行を。  投稿日:2004/12/02
旅の絵本1 中部ヨーロッパ編
旅の絵本1 中部ヨーロッパ編 作: 安野 光雅
出版社: 福音館書店
私は高校生の時に、絵本がとても大好きになったのですが
そのきっかけになった数冊の中の一冊が「旅の絵本」です。
文もないのに、ページをめくるたびにどんどん本の中に
吸い込まれていくような不思議な気持ちがしました。
高校生なので絵本も高価で、なかなか買うことが出来ず
なんども立ち読みしにいったものです(笑)。
この本を読むたびに、絵本の中に入り込み、いっしょに旅をしているような気持ちになります。
いろんなページにかくれている「おまけ」を探すのも楽しいし、
きっと子供の頃に出会っても大好きになっていたと思います。
いろんなみたこともない風景に出会えて、そこにいるという気分も味わえるすてきな絵本です。

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自信を持っておすすめしたい 心のつながり。  投稿日:2004/05/30
おおきな木
おおきな木 作・絵: シェル・シルヴァスタイン
訳: ほんだ きんいちろう

出版社: 篠崎書林
この本は前から知っていましたが、どうしても買うことができませんでした。
何度も本屋さんで手にとっては、もどして・・という感じです。
今回、大切な人にこの本をプレゼントしたくなり、自分の分も・・と思い切って買いました。
こんなに、読む人、読む年齢、読む時などで大きく気持ちが変わる絵本もないと思います。
木の大きな何者にも変えれない、愛。少年のゆるぎない心からの、甘え。
木があたえてくれるだろうと絶対の、信頼。
それぞれをうらやましくも思えるのですが、
「だけど それは ほんとかな?」の問いかけは
木と少年に向けられたのか、読者に向けられたのか・・。
親子でも夫婦でも恋人でも、それぞれがそれぞれ個人であるということを
それぞれの幸せを自分で掴んで行く大切さを
与えるだけが幸せじゃない、与えられるだけが幸せじゃない。
いろんな意味で、お互いを思いやって心の中で支えあえることにこそ、
幸せがあるんじゃないかな?と今の私は思いました。
また歳を重ねたら、変わるかもしれません。
娘とも読みましたが、娘にはまだなにも受け取れるものはなかったようです。
きっと自然に手にとるときがくると思います。
時間をかけて、自分の為に読んでいきたい、読んでほしい絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい せつなさと優しさ。  投稿日:2004/05/27
花さき山
花さき山 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
「八郎」などで有名な、斎藤さんと滝平さんお二人の絵本。
このお二人の絵本、恥ずかしながら小さい頃
何故だか空から覆い被さるような闇の感じがして
怖くて読む事ができなかったのです・・・。
この「花さき山」も山姥が出てくるのを知っていて
手にとる事がないまま、大人になってしまいました・・・。
今はそれが残念!でしょうがないです。
山の中に迷い込んでしまった「あや」に山姥がやさしく語りかけます。
山姥はすべて知っています。自分のことよりも人のことを思うやさしい気持ちを持った人のことを。
そのせつない思いや優しい気持ちが、花さき山に花を咲かせるのだと。
あやが最後に言う台詞。ぜひ読んでほしいです。
みんながそういう風に思えれば、もっともっとすてきな花が
咲くのではないでしょうか?
私の子供の頃のように、「怖い」と思ってしまう子供さんもいると思いますが、
ぴったりと抱っこして(大きくても)、声を出して読んであげれば
きっと読んだ後、この絵本の黒と花の色の美しさに、
この本の静かな優しさに、気がついてもらえるんじゃないかと思います。
娘も最初、あまり乗り気ではなかったですが
読み進むうちに顔が真剣になり、最後は何か考えてるようでした。
心の中で、花さき山に花が咲くところを想像してたのかもしれません。
ずっとそばに置いておきたい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい ちいさな命。  投稿日:2004/05/24
ちいさなとりよ
ちいさなとりよ 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: レミー・シャーリップ
訳: 与田 凖一

出版社: 岩波書店
ちいさなとりの横たわる絵で始まるこの絵本。
子供たちがそのとりを見つけたときにはそのとりは
もう死んでしまっていました。
子供たちは、そのとりが死んでしまっていることを
とてもかなしみ、お墓を作ってあげるのです。
死について描かれている絵本はいくつかありますが
この絵本はとても静かに、それも子供たちだけの中で、表現されています。
自然とちいさなとりの死を受け入れ、大事にしてあげる子供達。
それが大袈裟ではなく、とても素直に描かれています。
初めて読んだ時はとても不思議な感じがして、でも心があったかくなる絵本だと思いました。
小さなお子さんには少し難しいかもしれませんが、
一緒に読んで、読んだ後いろんなお話をしてほしいと思います。
生き物を大切にする気持ち、優しい気持ち、普段は話せない
いろんなお話ができるのではないかと思います。
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なかなかよいと思う 気がつかないこと。  投稿日:2004/05/24
いえ
いえ 作: 片山 令子
絵: 片山健

出版社: ビリケン出版
のうさぎさんは、自分の住んでいる家が
壊れてて、くらくて、寒いといやになります。
森で出会ったおおかみくんに、新しい家探しをお願いするのです。
家を探してもらってる間、ちょっと家を掃除してみると
見違えるほどすてきな家になるのです。
そして家がいつも雨や風から守ってくれていることに気がつきます。
イヤになったからやめちゃう、壊れちゃったから捨てちゃってもいい、新しいものがほしい・・。
普段の生活でも、よくあることです。
でもそれを直してぴかぴかにしてあげると
すてきなものだったことを思い出せるかもしれないですよね。
子供も親も、よくあることだから、一緒にこの絵本を読んで
ぴかぴかにしたいものを、探してみるのもいいかもしれません。
ものを大事にしなくなったとき、新しいものがほしくてたまらないとき、
読んでみてほしいなぁと思います。
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自信を持っておすすめしたい 愛すべきふくろうくん。  投稿日:2004/05/24
ふくろうくん
ふくろうくん 作: アーノルド・ローベル
訳: 三木 卓

出版社: 文化出版局
「がまくん」「かえるくん」で有名な、大好きなアーノルド・ローベルさんの本です。
一人暮らしのふくろうくんに振りかかる(?)すてきなお話が5つも入っています。
娘のお気に入りは、「こんもりおやま」。
ふくろうくんの、気の毒なほどの真面目さが生み出す
愛すべきちょっぴりおバカなお話(笑)。
これを読むとなると、娘は読む前から笑いだして大変です。
読む方も笑いをこらえるのが大変なんですけどねー。
ふくろうくんの性格がよくわかる「おきゃくさま」。
哲学的な香りさえする「うえとした」。
想像力がものをいう「なみだのおちゃ」。
優しい気持ちにつつまれる「おつきさま」。
どれもこれもすてきなお話。
ちょっと早めにお布団にもぐりこんだ夜に
一冊をまとめて読んであげると、映画一本みたような気持ちで
ぐっすり眠れるのではないでしょうか?
この絵本は、声に出して読んであげた方が絶対面白い絵本だと思います。
私も読んでもらいたーい!と思うくらいです(笑)。
ぜひ、一緒にふくろうくんの生活を覗いてみてください。
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自信を持っておすすめしたい 自分が自分であるということ。  投稿日:2003/03/27
たいせつなこと
たいせつなこと 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: レナード・ワイズガード
訳: うちだ ややこ

出版社: フレーベル館
「スプーンはたべるときにつかうもの」という出だしで始まるこの絵本。スプーンにはいろんな形があったり、いろんなものをすくうことができるけど「でもスプーンにとってたいせつなのはそれをつかうとじょうずにたべられるということ」。あたりまえのことなのに、ふんわりとした語り口とひらがなとカタカナの文字が心に染みわたります。それぞれがそれぞれ、大切なことをもっている。それぞれがそれぞれらしくあること。それ以上でもそれ以下でもなく、そらはそこにあり、ひなぎくはしろくある、それが大切なこと。最後のページでは心がほんとに温かくなります。「あなたらしくあること」という言葉が普段忘れかけていたことを思い出させてくれて、励まされるような気がします。当たり前のことのようで難しく、忘れやすいこと。そんなことをやさしく教えてくれる素晴らしい絵本です。小さな子供から昔子供だった大人まで、ぜひ読んでもらいたい絵本です。
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なかなかよいと思う 大きくなること。  投稿日:2003/02/28
ももちゃんのおさかなズボン
ももちゃんのおさかなズボン 作・絵: メグ ホソキ
出版社: 佼成出版社
メグ ホソキさんの「ももちゃんといちご」の続編です。
ももちゃんがおねぼうしちゃった朝、弟のようへいくんが、ももちゃんが大好きなおさかなのアップリケのついたズボンを
はいています。ももちゃんは大泣き。
ようへいくんからズボンを取り上げて自分ではいてみるのですが、どういうわけか、つんつるてん。ももちゃんは大泣き。
「大きくなんかなりたくない!」
子供自信は自分が大きくなっていくことに気がつきにくいです。
大きくなるということが不安に思う時もあると思います。
大きくなることは古い服をきれなくなるだけじゃなくて、心も体も新しくなって大きくなっていくということ。
大きくなっていくことはとてもすてきなことだよといってあげたい。
そんなことをふんわりとした雰囲気で教えてくれる絵本です。
兄弟ができてちょっぴり不安になっている、お兄ちゃんやお姉ちゃんにぜひ読んであげてほしい一冊だと思います。
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