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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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はなしん

ママ・50代・東京都、女の子27歳 男の子25歳

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自己紹介
中三の長女が小学校入学した時から、学校での読み聞かせを始めました。
下の子も、中学生になり、少し絵本から遠ざかっていますが、時々話題の本を借りて読んだりしています。

読み聞かせがなくなり、淋しい限りですが、でも、ナビに残してある、今までの絵本の記録は、私にとって子育て中の宝物です。

他の誰かの絵本選びの参考にもしていただければ、とても嬉しいです。

好きなもの
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絵本ナビ
 

はなしんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 大人には、すごく深いお話  投稿日:2004/05/08
新装 ぼくを探しに
新装 ぼくを探しに 作・絵: シェル・シルヴァスタイン
訳: 倉橋 由美子

出版社: 講談社
実にシンプルな絵とお話なので、子供は子供で単純に楽しめるのですが、大人にとっては、人生観を考えさせられるとっても深い絵本です。
若いうちは、生真面目に完璧な大人にならなくてはと、つい力が入ったり、あせったり、見かけの美しさばかりを気にしてしまったりもしましたが、あるていど歳を重ねると、自分は自分、自分なりのスタンスで生きてゆけばいいのだと、私なりに考えたりするようになりました。なにも完璧な丸になることはない。自分なりに、納得のいく形を作れればよいのではないでしょうか。
哲学的なので、手元においておいて、一生のうちに、時々手にして何度も自分の生き方について考えたくなる本かもしれませんね。
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なかなかよいと思う なんともせつないお話  投稿日:2004/05/07
ふき
ふき 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 講談社
「モチモチの木」の名コンビによるお話です。滝平二郎さんの木版画が、ここでもいい味をだしています。
でんでろ山の青鬼に、木こりのおとうを殺されたふきという少女。ふきは、仲良しの、だいば山の大男、大太郎に青鬼を探し出してもらい、おとうの仇を討つのです。心の優しい大太郎は、嘆き悲しみ、春になり、ふきのとうが芽を出すと、ふきのことを思ってまた悲しくなるのです。
なんともせつなく、胸をうつお話に、こちらまで悲しくなります。ふきが、青鬼に敵討ちをするのだという一途なほどの健気さ、凛とした強さに胸が苦しくなります。小さなふきが、小さな花かんざしを手に握り締め、大きな青鬼に向かって走り出すところでは、そんなもので鬼は殺せまいと思うのですが、雪崩を起こし、青鬼を巻き込んで、その思いを果たします。しかし、大男の大太郎が、雪の中からふきの花かんざしを見つけ、愛しそうに涙を流す最後の絵がなんともいえませんでした。
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なかなかよいと思う つまらない欲をかくな。  投稿日:2004/05/07
きつねのよめとり
きつねのよめとり 作・絵: 大友 康夫
出版社: 福音館書店
キツネにそそのかされた、器量よしの娘が、キツネの嫁にされてしまうことになり、嘆き悲しんでいると、ネズミに助けられ、無事に家に帰るという昔話です。
娘は、一番大事にしていた黒髪と交換条件で、嫁にならないですむ方法をネズミから伝授されるのです。嘆いているばかりでは、危機を回避できない。最後まで諦めずに、知恵を絞り、行動するのだ。娘も、つまらない欲から、キツネについて来てしまったばかりに騙されて、後悔したことでしょう。母の言いつけだけを守って行動していれば、こんなことには、ならなかったのですから。
つまらない欲目から、悪い人間に騙されるなという戒めが感じとれます。
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なかなかよいと思う 大事な七つ道具が、しゃべりだすユーモア  投稿日:2004/05/07
あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま
あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま 作・絵: イヨンギョン
訳: 神谷丹路

出版社: 福音館書店
針仕事がとても上手な、赤手ぬぐいをかぶっている奥さんのお話。
ある日、針仕事に必要な七つ道具、物差し、はさみ、針、糸、ゆびぬき、のしごて、ひのしがが、我こそが一番大事なものだと、口々に言い争います。それを聞いた奥さんは、一番偉いのは、私で、腕のいい私がいるから、お前たちも自分の役目を果たせるのだと怒り出します。ところが、夢の中で奥さんは、七人の仲間の道具が見当たらず、泣き出してしまうのです。
韓国の絵本だけあり、個人的には、その衣装や、文化を垣間見られて、興味深いものがありました。また、七つ道具を擬人化したその姿も、それぞれ個性的であり、ユーモアたっぷりに描かれていて楽しい作品です。のしごて、ひのしなど、馴染みのない道具も出てきますが、使い方も出てくるので子供でもよくわかり、楽しめます。女同士の醜い罵り合いもありますが、最後は、ひとり、ひとり、みんな大切で、誰か一人でもいなくなったら、だめなのだ、という言葉が、とても印象的です。
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自信を持っておすすめしたい いたずらたぬきに、騙された!  投稿日:2004/05/07
まあちゃんのまほう
まあちゃんのまほう 作・絵: たかどの ほうこ
出版社: 福音館書店
子供が、大喜びした絵本です。
まあちゃんが、お母さんに魔法をかけたつもりが、実は、たぬきに騙されていたという、どんでん返しにびっくりするやら、おかしいやら。
このたぬきが化けたお母さんが、やる遊びが、普段やったら怒られることばかり。危ないこと、お行儀の悪いこと、汚いことなど、やっちゃいけないことをやってしまう、ドキドキが、だんだん読んでいて、ワクワクに変わっていきます。
大騒ぎで遊んでいたら、とうとう本当のお母さんが、飛び出してきて、お母さんが二人になってしまいます。一体どちらが本物か?答えは、スカートから、ほんのちょっぴりしっぽが覗いているのが、たぬきの化けた偽お母さんです。
最初から、よーく見返してみると、どこにたぬきが隠れていたのかわかって、二度楽しめます。
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あまりおすすめしない なんだかちょっと不思議なお話  投稿日:2004/05/01
ふきまんぶく
ふきまんぶく 作・絵: 田島 征三
出版社: 偕成社
表紙の絵が、なんだかちょっとホラーチックな印象。
「ふきまんぶく」という言葉もはじめて聞きました。
ふきにつかれたような、少女の気持ちが最後までよく理解できませんでした。
これは、実際のふきを見たことがないので、その魅力がわからないだけかもしれませんが・・・。
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自信を持っておすすめしたい おでんの不思議な世界に夢中。  投稿日:2004/05/01
おでんくん
おでんくん 作・絵: リリー・フランキー
出版社: 小学館
おでんんのお話なのに、作者がリリー・フランキーというカタカナ名なので、ずーっと日本通の異国の方が書いたのかと思っていました。ところが、リリーとは名ばかりの日本人でした。しかも、バラエティ番組に出演してる方とは・・・びっくりです。
この絵本は、おでんのぐつぐつと煮える鍋の中に人間界と同じような世界観があるのだという、すごい設定で描いています。たくさんのおでんの具を個性あふれる様々なキャラクターとして登場させています。この不思議な世界観の発想には脱帽です。おちゃらけたキャラクターの姿とは裏腹に、実に夢と希望に満ち溢れた感動的な展開とのギャップがまた、たまらない魅力となっています。
キャラクターはかわいいし、話もすごく面白いです。
もっと、違ったおでんの具を主人公に変えて、是非シリーズ化してもらいたいです。
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自信を持っておすすめしたい いたずらっ子のゴリラが、楽しい  投稿日:2004/05/01
おやすみゴリラくん
おやすみゴリラくん 作・絵: ペギー・ラスマン
訳: いとう ひろし

出版社: 徳間書店
まるでドリフターズのコントでも見ているようなおかしさがあります。志村けんの悪戯に、長さんだけが、気が付かないけれども、会場のみんなが「後ろー!]と叫んでいる、あののりです。つまり、単純ですが、子供心を惹きつけて離さない面白さがあるのです。
ゴリラをはじめ、動物たちの表情もとてもいいです。
最後まで、クスクス笑わせてくれます。
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自信を持っておすすめしたい 大どんでん返しの面白落語  投稿日:2004/04/30
落語絵本8 いちがんこく
落語絵本8 いちがんこく 作・絵: 川端 誠
出版社: クレヨンハウス
「いちがんこく」って、一体何のこと?と、思って読み進めてゆくと、最後にやっと「一眼国」という感じが当てはまるということがわかります。これが、はじめから漢字で書いてあると、落ちがわかりすぎて、全然面白くなくなってしまうでしょう。
自分のように二つ目の人間が当たり前だと思ったら大間違い、ひょっとしたら、自分達は、少数派で、一つ目が当たり前の多数派なのかもしれないというちょっと考えさせられるお話。自分の価値観が、絶対ではなく、その価値観がわけもなく簡単に崩れ去ることもありうるのだという深いお話に、思わず、うーん、とうなりたくなりました。
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なかなかよいと思う 盛者必衰と子孫繁栄  投稿日:2004/04/30
せかいいちつよいおんどり
せかいいちつよいおんどり 作: イ・ホベク
絵: イ オクベ
訳: おかだ ゆりこ

出版社: 新世研
生れた時から、何でもできて、世界一の立派なおんどり。しかし、ある時、もっと強いおんどりが表われたのです。それは、時代の流れというものなのでしょう。生きている者は、必ず歳をとり、衰えてゆくものです。そこで、がっくりきたおんどりに優しいめんどりの奥さんが、自分達の孫達がいかに強く立派に育っているかを見せてあげるのです。その姿を見て、おんどりも自信を取り戻し、家族に支えられて輝きを取り戻します。
家族っていいなー、と感じる作品です。
おんどりが、本当に実に美しく、立派に描かれています。歳をとったら、若い頃のようにいかないこともたくさんありますが、歳を重ねたからこそ得られるものも、たくさんあるはずです。そのことに、気が付くと、もっと幸せになれるのですね。
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