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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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ひだまり☆はは

ママ・40代・京都府、男の子24歳 女の子20歳

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ひだまり☆ははさんの声

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自信を持っておすすめしたい 夢をあきらめないこと  投稿日:2012/12/09
へんたこさん せんちょうになる
へんたこさん せんちょうになる 作・絵: いとう ひろし
出版社: 偕成社
普通の絵本サイズなのに、読みごたえばっちりの冒険譚でした。

たこの『へんたこさん』には秘密の夢がありました。
それは、船の船長になって世界中の海を旅することです。
でも、タコの自分にはとうてい無理な夢だろうとあきらめていました。
そんなある日、いつものように海の上に浮かんで船を眺めていたへんたこさんの頭に、一そうの釣り船がぽかりとぶつかります。
その瞬間、あきらめていた夢があふれ出し…?

夢にチャレンジすることに、人も動物も、もちろんタコにも違いはないんだなぁとしみじみ実感させられました。
船長になる夢をあきらめず、いくつもの試練に立ち向かうへんたこさんの頑張りには、読んでいて頭が下がる思いでした。
子供達にも、頑張って夢に立ち向かうことの大切さを読み取ってほしいなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 大好き!たまごにいちゃん  投稿日:2012/12/09
きょうりゅうの たまごにいちゃん
きょうりゅうの たまごにいちゃん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 鈴木出版
あきやま先生の『たまごにいちゃん』シリーズに出てくるたまごにいちゃんは、どの子も個性があって憎めなくて、少しヌケているところが大好きです。
今回は、恐竜のたまごにいちゃんということで、わくわくしながらページをめくりました。

卵の中身はもうお兄ちゃんなのに、まだからに入ったままの恐竜のたまごにいちゃん。
お母さんにはいっぱい甘えられるし、友達には優しくしてもらえるし、毎日幸せでした。
でも、最近ちょっと卵がきゅうくつになってきたんです。
「そろそろ卵を自分で割らなくちゃなー」
そう思い始めたたまごにいちゃんは、どんなふうに卵のからを割ろうか考え始めますが…?

卵のままでいたい、でもこのままじゃいけない――その葛藤、わかるような気がします。
人間の子供で言うと、ちょうど幼稚園児くらいでしょうか。
ちょっとお母さんから離れて自分でやってみたいけど、でも不安で後ろをこっそり振り返ってみたりして。
そんなところが母親には、たまらなく可愛かったりするんですけどね(笑)

今回のたまごにいちゃんは、周りに愛されていてすごく幸せそうだなあと感じました。
でもきみ、そのことちゃんとわかってる?
やっぱりどこか自分の子供と重ねて読んでしまう母でした。
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自信を持っておすすめしたい 弁当作りも芸術だ!?  投稿日:2012/12/08
べんとうべんたろう
べんとうべんたろう 文: 中川 ひろたか
絵: 酒井 絹恵

出版社: 偕成社
この絵本を読む前に、「ベートーベンって知ってる?」と子供にたずねてみました。
すると、「あー、知ってる知ってる。音楽室に貼ってあるポスターの、なんか髪の毛ボサボサの人!」という答えが。
確かに…(笑)
私も子供の時はそんなふうに覚えていたかなぁ。
あと、有名なのはやっぱり「ダダダダーン!」ですよね。
そんなベートーベンそっくり(本人?)な『べんとうべんたろう』が、愛しいエリーゼのためにお弁当を作るお話ということで、読む前から楽しみにしていました。

お弁当を完成させるために、べんとうべんたろうがあちこち渡り歩いてお弁当箱におかずやごはんをひとつずつ詰めていきます。
お話の各所にベートーベンにまつわるだじゃれが盛り込まれているのですが、彼のことを詳しく知らなくても楽しめる内容になっていますよ。
もちろん、知っている大人も思わずくすりと笑ってしまうかも?
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自信を持っておすすめしたい 不思議な動物、バクのお仕事  投稿日:2012/12/02
だれもしらない バクさんのよる
だれもしらない バクさんのよる 作・絵: まつざわ ありさ
出版社: 絵本塾出版
「バクってなあに?」
「怖い夢を食べてくれる動物だよ」
「えーっ、どんなふうに??」
子供からそう聞かれて返答に困ってしまったこと、ありませんか?――私はあります(笑)
バクが怖い夢を食べてくれると言われているのは一般的なお話。でもよくよく考えてみると、どうやって食べるんだろう?
大人でも答えられる人は限られているのではないでしょうか。
そんな疑問を解決してくれるのが、この絵本『だれもしらないバクさんのよる』なのです。

みんなが寝静まった頃に起きて、出かける準備を始めるバクさん。
バクさんのことを知る人は誰もいないけど、彼には大切なお仕事がありました。
怖い夢を食べるお仕事です。
今夜も壁にかかった『こわいゆめほうちき』のベルが鳴って、怖い夢を見ている動物を教えてくれます。
さあ、バクさんのお仕事の始まりです。

どちらかというとダークな色合いなのですが、書かれている内容やキャラクターが愛らしいのでほんわかさせてくれます。
特に怖い夢を一番に見た時のバクさんの涙目は必見です☆
こんなに頑張ってお仕事をしているのに、バクさんの存在がみんなに知られていないのは、ちょっと残念な気もしました。

娘はブロッコリーの粒々のひとつひとつまで細かく書き込まれているのを見て、驚いたようです。
絵の細かさからも、作者さんの作品にかける思いが伝わってくるお話でした。

「バクってなあに?」とお子さんに聞かれた時には、ぜひ読んであげてください。
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なかなかよいと思う 不思議な大時計  投稿日:2012/12/02
大時計のおばけたち
大時計のおばけたち 作・絵: マウリ・クンナス
訳: 稲垣 美晴

出版社: 偕成社
なんだか見覚えのある絵だなぁと思っていたら、『ぐっすりメーメさん』を描いた作者さんだったんですね。
メーメさんがちょっぴり登場しているのは、作者さんの遊び心でしょうか。

ケラケラホテルの女主人フィーナ夫人が、止まってしまったカッコー時計の代わりに新しい時計を手に入れます。
それはサルビ王時代の大時計という年代物。
みんな気に入りましたが、修理しても大時計は朝になるといつも止まっているのです。
しかも、ぜんまいの間にスプーンがささっていたり、ベルトが巻きつけてあったり――。
どうやら誰かがわざと時計を止めているようだと気づいたみんなは…?

大時計をめぐって巻き起こるドタバタ劇がコミカルに描かれていて、とても楽しかったです。
みんなが満足のいく方法を見つけたのは意外な人物でしたが、ハッピーエンドにおさまってほっとしました。
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自信を持っておすすめしたい 勇気を出して!  投稿日:2012/12/02
おひさまぷりん
おひさまぷりん 作: いしだひかり
絵: colobockle(たちもとみちこ)

出版社: BUONO
たくさんの動物達が暮らす『なかよし村』
ここには『週のはじめに“おやつ会議”を開いて、みんなでおいしいおやつを作ること』という素敵なきまりがあります。
オカピのおかぴくんは、とっても恥ずかしがり屋。
おやつ会議にお母さんが作る“おひさまぷりん”を提案したいのですが、いつもうまくいきません。
でもそんなある時…?

題名の『おひさまぷりん』という言葉からも、なんだかとってもおいしそうな予感がしてきませんか?
引っ込み思案なおかぴくんを見ていると、読みながら「がんばれ!」と応援したくなってくるから不思議です。

一生懸命勇気を振り絞ったおかぴくん。
その後は、「これがあのおかぴくん?」と驚くほどしっかりたくましくなっていきます。
ひとつハードルを越えると、何倍もお兄ちゃんやお姉ちゃんになっていく様子が、我が子達にも共通するところだなぁと母親目線で楽しませてもらいました。

みんなで協力して作り上げた、おいしそうな“おひさまぷりん”の場面は必見です。
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なかなかよいと思う 二人でいることの嬉しさ  投稿日:2012/12/02
ともだち できたよ
ともだち できたよ 文: 内田 麟太郎
絵: こみねゆら

出版社: 文研出版
友達のいないうさぎは、いつもひとりで池を眺めていました。
「誰か友達になってくれないかなあ」
そんなある日、うさぎが池へ出かけると切り株の上に手紙が置いてありました。
「うさぎへ  おれとともだちにならないか  っぱより」
嬉しくなったうさぎは、名前の一文字が消えた手紙を元に差出人を探しますが…?

しょんぼりと肩を落として、いつも切り株に座っているうさぎの姿が本当に寂しそうでした。
そんな様子を、新しい友達はずっと見ていたんでしょうね。
言葉数は少なくても、隣に誰かがいるという安心感は二人にとってかけがえのないものだっただろうと思います。
友達ができたという静かな喜びが、じんわり伝わってくるお話でした。
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自信を持っておすすめしたい こんなおばあちゃんになりたい!  投稿日:2012/11/25
チュンタの あしあと
チュンタの あしあと 作・絵: おくはら ゆめ
出版社: あかね書房
家の屋根の隙間にすんでいる、スズメのチュンタ。
この家にはウメコさんという小さなおばあさんが住んでいました。
いつもウメコさんからの視線を感じて気になって仕方ないチュンタは、ある日こっそり家の中にいるウメコさんをのぞいてみました。
すると…?

チュンタもさることながら、ウメコさんが丸くて小さくてとにかくかわいい!
言葉数は少ないですが、存在感ばっちり。
やわらかな笑顔、チュンタをこっそり見ている様子、ちょっぴり怖がりなところ、そして家の中での秘密の趣味まで、ウメコさんのかわいさにノックアウトされてしまいました。
さぞや素敵な歳の重ね方をしてきたんでしょうね。
こんなかわいいおばあちゃんになりたいなぁと憧れてしまいました。

チュンタとウメコさんの交流に、読んだ後胸の中がぽかぽかしてきました。
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自信を持っておすすめしたい わかり合うことの難しさ  投稿日:2012/11/25
復刊絵本セレクション キラキラ
復刊絵本セレクション キラキラ 作・絵: やなせ たかし
出版社: フレーベル館
『アンパンマン』で有名なやなせたかしさんの、ちょっぴりせつないお話。

高い山のふもとにあるオビエ村。
いつからでしょうか、山にはキラキラという怪物が住むようになり、村人は怖がって近づかなくなります。
そんなオビエ村に、勇ましい兄弟が住んでいました。
兄のキルは弓の名人、弟のキリは棒の名人です。
「キラキラがなんだ、このぼうでたたきころしてやる!」
山に登ったきり帰ってこないキリを探して、キルは山に登りますが…?

子供にも簡単に読めるお話でしたが、その内容の深さに胸がつまりました。
人はどうしても見た目や自分との違いを重視してしまいます。それが間違っていると、頭でわかってはいても――。
「人を見た目で判断してはいけないよ」
私達大人も、そんなふうに子供に注意を促したことがあるのではないでしょうか。
でも自分達大人もそれを実践できているかと問われると、言葉に詰まってしまうところです。

キルが弓と矢を投げ捨てた場面のキラキラの表情が、深く胸に残りました。
わかり合うことの難しさを、改めて考えさせてくれる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい ケンカするほど仲がいい!?  投稿日:2012/11/25
バナナンばあば
バナナンばあば 作: 林 木林
絵: 西村 敏雄

出版社: 佼成出版社
つながっているバナナを三姉妹、しかも個性豊かなおばあさんとしてお話を作るなんて、着眼点がすごい!と目からウロコでした。

バナばあ、ナナばあ、ナンばあのバナナンばあばは三姉妹。
一つにつながって仲良く暮らしているけれど、個性がいろいろなため時にはケンカをすることも。
今日も庭の縁側でひなたぼっこをしていると、
「温泉にでも行って、たまには一人でのんびりしたいよ」
「果物屋に行って、たくさんの仲間達と遊びたいもんだ」
「南の島に行って、ふるさとをもう一回見たいねえ」
あらら、またまた意見が食い違ってしまいました。
それぞれが好きな方へ行こうとしたために、つながっているところが切れてしまい…?

個性が強くて、肝が据わってて、ちょっぴり意地悪で、でも仲良しで――どこか憎めないバナナンばあば。
それぞれピンチを切り抜けるところは、さすが年の功。
口ではいろいろ言ってても、三人一緒が一番居心地がいいんでしょうね。
何度ケンカをしても、また元通り。
私も姉妹の妹の方ですが、どんなに年をとっても姉妹ってこんな感じなのかなって笑っちゃいました。
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