モペット

ママ・20代・、女5歳 男4歳

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モペットさんの声

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自信を持っておすすめしたい 子供がみているもの  投稿日:2003/04/01
いってらっしゃーい いってきまーす
いってらっしゃーい いってきまーす 作: 神沢 利子
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
女の子が朝保育園に行って、夕方帰ってくるまでのお話。
朝、お父さんの自転車で保育園へ向かいます。途中、友達のことや遊びのことを話しています。おばあちゃんや友達に会ったら挨拶もします。昼は先生や友達と遊んだり、給食を食べたり、いろんなことをして過ごします。夕方のお迎えはお母さん。一緒に買い物をしてからお家に帰ります。女の子はカニさん歩きをしてみたり、壁の穴を覗き込んだり、あちこちで立ち止まったり、座り込んだりしています・・・
見事なまでに女の子の目線で描かれた作品。朝の登園時は自転車に乗っているので、街中のものがすっかり見えています。楽しそうに喜んで保育園へ向かってる様子が伺えます。夕方の退園時は徒歩。女の子の目線には、大人たちの下半身しか入っていません。混み合った所ではお尻がいっぱいだし、壁の穴も大人にはきっと気づかない。女の子があらゆるものに興味を示している様子がよく現れています。
大人と子供は背の高さも違うし、歩く速度も違う。目線の高さはもちろんのこと、目を向けるものも違ってきます。普段大人が何気なく通ってる道も、子供たちにはきっと様々な発見があることでしょうね。たまには時間を気にせず、子供の目線、子供の速度で街を歩いてみるのもいいかもしれないですね。
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自信を持っておすすめしたい 素敵なぼうし  投稿日:2003/04/01
ゆうこのキャベツぼうし
ゆうこのキャベツぼうし 作・絵: 山脇 百合子
出版社: 福音館書店
ゆうこは畑でキャベツを1個もらいました。お日様が照ってきたのでキャベツを1枚頭にかぶりました。こぐまに会いました。「かぶる?」「うん」。こぶたとこぎつねとうさぎもかぶりました。遊んでいるとおおかみが来ました・・・ おおかみもキャベツぼうしをかぶって一緒に遊びました。「おなかすいた」「もうかえろう」。みんなはお家に帰ってキャベツを食べました。でもおおかみだけは食べずに大事にとっておきました。
キャベツを帽子にしてしまうなんて!とっても素敵な発想。確かにキャベツの葉は丈夫だし、きれいにはがれると帽子にちょうどいいですね(反対にしたらお皿かな)。子供たちも「キャベツぼうし!キャベツぼうし!」と喜んでいました。
最後、みんなはキャベツを食べてしまったけど、おおかみだけは食べずにとっておきます。みんなと一緒に遊べたことが楽しくて嬉しかったんだろうな。除け者にされがちのおおかみの心情が現れていたように思います。
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自信を持っておすすめしたい 本当はさみしがりやのがぶり  投稿日:2003/03/28
ゆうびんうさぎとおおかみがぶり
ゆうびんうさぎとおおかみがぶり 作: 木暮 正夫
絵: 黒井 健

出版社: ひさかたチャイルド
郵便局長の《はやきち》は、みんなから”ゆうびんうさぎ”と呼ばれています。ある日、手紙にスタンプを押していると、みかけない手紙が。なんと!宛先は『おおかみがぶりさま』。乱暴で、威張りんぼうのがぶり。配達に行ってがぶっとかじられたらどうしよう・・・ 元気のない”ゆうびんうさぎ”に、みんなは「気をつけてね」「逃げるが勝ち」と忠告します。おっかなびっくり配達に行くと・・・
とっても心があたたまるお話です。友達ができないがぶりの寂しさ、そんながぶりに気づいたゆうびんうさぎの思いやり、みんなの優しさ・・・いろんな感情が上手に込められています。
おおかみは怖い役回りが多いし、苦手な子供たちも多いですよね(うちの娘もその一人です)。でもおおかみを身近に感じ、好きになれる、そんな作品です。
ただ、この作品は(確か)もう絶版になってしまいました。とても残念です。今手元にある本は大切に大切に残していこうと思います。
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自信を持っておすすめしたい 切なくて、切なくて、心から泣けました  投稿日:2003/03/28
きつねのでんわボックス
きつねのでんわボックス 作: 戸田 和代
絵: たかす かずみ

出版社: 金の星社
娘が保育園の4歳児クラスになり、お昼寝前の読み聞かせが絵本から童話にかわったそうです。1冊を何日にも分けて読むのですが、この1年で読んでもらった本は約20冊。娘に「どの本が一番好き?」と聞くと、迷わず「きつねのでんわボックス」と答えが返ってきました。そんなわけで我が家の本棚にもこの作品が並ぶようになりました。
大切なぼうやを亡くしたきつねのおかあさん。ある日、きつねは男の子に出会います。男の子は病気のお母さんに電話をするため、毎夕電話ボックスへやって来るのです。亡くしたぼうやと重ね合わせ、男の子を優しく見守るきつねのおかあさん。ところが、ある日、古くなったその電話は使えなくなって・・・
かあさんぎつねのぼうやへの想い、男の子への想い、男の子のお母さんへの想い・・・ いろんな想いが詰まった作品です。こんなふうに心に響く作品は、感想を言葉にするのが難しいですね。本当に本当に素晴らしいお話です。
4・5歳の子供たちには、ちょっと長いかなぁと思いつつ、最後までいっきに読んでしまいました。
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なかなかよいと思う わるいねずみ?  投稿日:2003/03/28
2ひきのわるいねずみのおはなし
2ひきのわるいねずみのおはなし 作・絵: ビアトリクス・ポター
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
ピーターラビットシリーズの第7話。
赤いレンガに白い窓、モスリンのカーテン。この家に住んでいるのは2人の人形。ある朝、2人は出かけて行きました。そこへ2匹のねずみがやってきました。テーブルのご馳走を見つけ、食べようとしましたが、硬くて食べられません。2匹のがっかりしたこと、怒ったこと!2匹はできるだけのいたずらを始めました・・・
なんてひどいねずみたち!散々好き勝手やって!と思ったら続きがありました。1匹は、拾った銀貨をクリスマスの前の晩に靴下へ入れておいたし、1匹は、毎朝気づかれないうちに家の掃除に出かけます。
勿論、それで許されたわけではありません。でもこの2匹、そんなに悪いねずみではないのかもしれませんね。子供たちもちょっと安心したようでした。
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なかなかよいと思う たろうの強い意志  投稿日:2003/03/26
たろうのともだち
たろうのともだち 作: むらやまけいこ
絵: 堀内 誠一

出版社: 福音館書店
小さなコオロギはひよこの家来になりました。ひよこはネコの、ネコは犬の家来になります。んん?最初から家来、家来って何だか嫌だなぁと思いました。子供の世界に家来も親分も、そんなの登場させなくていいのに・・・
でもたろうは「家来なんてイヤ」「友達になろう」と言います。そのきっぱりとした言い方に救われた気がします。「イヤなものはイヤ」そう言える強さや勇気はとても大切。たろうの強さをはっきり感じることができました。マーカーで描かれた絵はとても可愛らしく、親しみやすい作品です。
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自信を持っておすすめしたい さまざまな感情  投稿日:2003/03/24
まほうのえのぐ
まほうのえのぐ 作・絵: 林 明子
出版社: 福音館書店
よしみはお兄ちゃんの絵の具を借りて絵を描きます。初めての絵の具だし、膝の上では描きにくいし、上手にはいきません。描いた絵の具がタレていく様子や、重ねた色が混ざり合っていく様子がよくわかります。あら、小さい動物たちが画用紙や絵の具を運んでいきます。よしみは追いかけます。「お兄ちゃんのだからダメ」「他の色も出してあげようか?」。よしみの責任感と優しさとがよく現れています。
最初はなかなか貸してあげられないお兄ちゃん。でもよしみの描いた絵を見て喜ぶお兄ちゃん。いろんな感情が絶妙に重なりあっている作品だと思いました。たまにはクレヨンや色鉛筆ではなく、魔法の絵の具でお絵描きするのもいいですね。
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自信を持っておすすめしたい おおかみとやぎは似た者同士!?  投稿日:2003/03/24
あらしのよるに
あらしのよるに 作: きむら ゆういち
絵: あべ 弘士

出版社: 講談社
すごい作品!
本屋さんに全6巻のリトル版が並んでいたのを見たのが最初。表紙は怖そうなおおかみだし、他の巻もどこか怖ーい雰囲気を漂わせていて、うちの子供たちには不向きと勝手に思い込んでしまいました。それから少しして、保育園の読み聞かせでこの本が取り上げられたと知り、娘に聞くと「おもしろいよ」。というわけで家でも読むことにしました。
おおかみとやぎが真っ暗な嵐の夜に出会い、お互いの正体もわからないまま友情が芽生えていくというお話。本人たちは「似た者同士」なんて言ってるけど、傍から見てる私たちには微妙に食い違っていることが明らか。それが面白くて、いっきに読んでしまいました。小さい子でもこのへんのやり取りはわかるのかしら?どちらかというと、大きい子や大人向けの絵本なのかなという気がしました。ちなみにパパはめちゃくちゃハマったようで、喜んで読んでいました。とても面白いけれど、最後には心がじんわりとくるお話です。早速2巻を読まなければ・・・
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自信を持っておすすめしたい 友達=やぎ=ご馳走  投稿日:2003/03/24
あるはれたひに
あるはれたひに 作: きむら ゆういち
絵: あべ 弘士

出版社: 講談社
「あらしのよるに」の続編。前回、嵐の夜に正体も分からぬまま友情が芽生え、今度は晴れた日に会いましょう、ということで再会したふたり。おおかみにとってやぎはご馳走。やぎにとっておおかみは脅威。さて、正体がわかっても、2人の友情は成立するのか・・・
おおかみをすっかり信じきっている(フリをしている?)やぎに対し、友達=やぎ=ご馳走という葛藤と闘い続けるおおかみ。何度も食べようとしては思い留まり、そのたびに読んでる者は「食べちゃうのかな?」というドキドキに襲われます。
2人が別れたあと、おおかみが引き返して発する一言。「こ、こんど、いつあうっす?」。またまた3作目が楽しみになりました。
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自信を持っておすすめしたい おやすみなさい  投稿日:2003/03/24
どこで おひるね しようかな
どこで おひるね しようかな 作: きしだ えりこ
絵: やまわき ゆりこ

出版社: 福音館書店
これは「きょうのおべんとうなんだろな」の続きかしら?お弁当を食べておなかいっぱいになった動物たちはお昼寝の場所を探し始めます。木の上だったり、葉っぱの上だったり、大きな木の下だったり・・・それぞれぴったりのお気に入りの場所を見つけて、おやすみなさい。
とっても気持ち良さそうな寝姿と寝息に、見ている方も眠りに誘われてしまいます。お昼寝前に読むと、動物たちと一緒に眠りにつけるかも・・・
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