新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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こりえ♪

ママ・50代・神奈川県、女の子18歳

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自己紹介
6歳のおてんばな娘と楽しい毎日を過ごしています。
自分が絵本好きな子供だったので、娘にもいろいろな絵本を読んであげたいと思っています。
大人になっても忘れない、大切な絵本とたくさんめぐり合ってくれることを願います。
ひとこと
最近は娘の読み聞かせ以外にも、自分のために絵本を読むことも多くなりました。
絵本を読んで感じるたくさんのことを、いつまでも大切に心に留めておきたいです。
こちらのレビューも大変参考になります。
同じ本を読んでも感想は様々。自分とは違った感想などは特に、新しい発見としてとても興味深く読ませてもらっています。

こりえ♪さんの声

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自信を持っておすすめしたい 爽快な気分に  投稿日:2009/06/06
ほこらの神さま
ほこらの神さま 作: 富安 陽子
絵: 小松 良佳

出版社: 偕成社
小学5年生の男の子3人組が体験する不思議な出来事を描いた作品です。
同じくらいの子どもたちは、共感する部分をたくさん見つけながら、ドキドキワクワクとした気持ちで読むことができると思います。

男の子らしい行動力、元気のよさに、とても爽快な気分になります。
見えない力に頼ろうとするちゃっかりさもありますが、いざというときには自分たちの力で何とかしようとする姿。
仲間を助けようとする優しさにも心温まりました。

お話の不思議な出来事は、偶然だったのかそうでなかったのか、結局謎のまま終わります。
物事がハッキリしないと気持ち悪い性分の私ですが(笑)、これは違いました。

神さまは本当にいたのかも・・・・
この本を読み終えたとき、そんなことを思いました。
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自信を持っておすすめしたい 勝負までの過程が愉快  投稿日:2009/06/06
森のじゃんけんぽん!
森のじゃんけんぽん! 作・絵: はらだゆうこ
出版社: 旺文社
オオカミとキツネのじゃんけん勝負が楽しい絵本です。

意外な優勝賞品(何でも物を捨てる人間を風刺した感じも)に、真剣すぎる両者。
じゃんけん勝負にありがちな出すもの宣言と、延々と続く深読み。
勝負までの過程が愉快で、正直どちらが勝つかなんてもうどうでもよくなってきます。笑

やっと勝負のときが来たところで、読み手のこちらも同時勝負してみました。
もちろん、相手は2歳の娘です。
すると意外な結果が・・・・オオカミと娘、キツネと私、同じものを出したので笑ってしまいました。
もちろんそのあとは、2人でオオカミとキツネの真似をしました。

最後はほのぼのとした微笑ましい光景を見て、温かい気持ちになりました。
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なかなかよいと思う 人に助けられる魔女  投稿日:2009/06/06
魔女の本棚(3) さかさま魔女
魔女の本棚(3) さかさま魔女 作: ルース・チュウ
絵: たんじあきこ
訳: 日当 陽子

出版社: フレーベル館
人に悪さをする魔女、人を助ける魔女、人と関わりを持たない魔女。
魔女が出てくる絵本や物語を、これまで多く見てきましたが、これは今までにないタイプの魔女でした。
人に助けられる魔女です。

何とも頼りない魔女ですが、女の子2人で助けてあげようと奮闘する展開が面白いです。
これくらいの女の子って、おませなところもあるけれど、本当にしっかりしているんですよね。

魔法のじゅうたん(期せずして誕生したところがまた面白い)で飛ぶのもとても気持ちよさそう。
この物語を読んで、子どもたちは夢のような世界にきっとワクワクすることでしょう。
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自信を持っておすすめしたい のりたーい!  投稿日:2009/06/06
つみきくん
つみきくん 作・絵: いしかわ こうじ
出版社: ポプラ社
様々な形に姿を変えるつみきくんの旅が、とっても楽しい絵本です。

ふねになったつみきくんに、娘はもちろん「のりたーい!」です。
確かにとても楽しくて気持ちよさそう。
子ねこを助けてあげる優しさに心温まり、つみきならではの救助方法に感心してしまいます。

絵本を読んだ後、つみき遊びがしたくなりますね。
まだ高く積み重ねるのがメインの娘ですが、つみきくんのように想像力を働かせて、いろいろなものを一緒に作っていきたいと思いました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 子供の不安な気持ち  投稿日:2009/06/05
バスたろうはじめてのうんてん
バスたろうはじめてのうんてん 作・絵: のぶみ
出版社: 講談社
父さんにかさを届けるためにバスに乗ったかんたろう。
やってきたバスに乗っていたのは、ちょっと奇妙な仲間たち。
でもみんなの共通点が。
それは、初めて一人でバスに乗ったということでした。

どんな子どもも初めての一人バスは不安でいっぱい。
そんな気持ちがとてもよく表現されています。
お母さんと会ったときの、緊張の糸がほどけた瞬間、みんなこんなふうになるんじゃないかなと。
娘はまだそんな不安を感じることもなく、自分もひとりで乗りたいと、やる気満々でしたが。笑

そんな娘が気に入ったのはパンのまち。
おいしそうなたくさんのパンを目の前にして、指をさしてはこれは自分のものだとアピールしていました。

お話とは直接関係ない部分にも面白さが隠れています。
すみずみまでよく見て楽しんでほしい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい フェンスの意味  投稿日:2009/06/05
縞模様のパジャマの少年
縞模様のパジャマの少年 作: ジョン・ボイン
訳: 千葉 茂樹

出版社: 岩波書店
父の仕事の都合で、ベルリンから遠い地への引越しをした少年ブルーノ。
彼の新しい部屋の窓から見えたものは、何とも言いようのない不気味な世界でした。

本文中にはそこがどこなのか、ハッキリした名前は明確にされていませんが、ブルーノの父への言葉で予感が的中したことを確信しました。
「ハイル、ヒトラー」
そう、舞台となっていたのはユダヤ人大虐殺が行われていた、あの収容所だったのです。
ブルーノは、その言葉の意味を「さようなら、ごきげんよう」だと思っていたのでした。

フェンスをひとつ隔てたむこうとこちらでは世界が全く違います。
ブルーノは自分と同じ日に生まれた少年と出会いますが、その境遇はまさに天と地。
2人の心は、何一つ変わりがないというのに。

このフェンスは「差別」の象徴のように思いました。
今では当時のような恐ろしいことはもちろん行われていませんが、差別意識を持つ人は少なくありません。
日本で本書を読んだ人たちも、人種差別や宗教による差別は自分たちには無関係だと思うでしょう。
でも、それ以外の差別は?
自分と異なる行動をしたり、考えを持つ人を、見下したりいじめたり不当な待遇をするのも差別です。
私たち人間の心の中からフェンスが取り外されたとき、世の中はもっと平和になるのではないかと感じました。

このお話のラストは、私の中で過去にないほどの衝撃的なものでした。
それだけ読後にも、深く考えさせられるものとなりました。
本書は2009年度の青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校)であり、2009年夏には映画も公開予定です。
お話はフィクションですが、背景となっている大虐殺は実際にあったことです。
同じ過ちを繰りかえさないためにも、このような事実があったことを多くの人に知ってもらいたいです。
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なかなかよいと思う 想像する楽しみも  投稿日:2009/06/05
3びきのぶたたち
3びきのぶたたち 作・絵: デイヴィッド・ウィーズナー
訳: 江國 香織

出版社: BL出版
この絵本を読み終わったら、次には愉快で楽しい絵本が読みたくなります。
怖い絵本だと、何だか恐ろしいものが飛び出してきそうなので・・・笑
(そんな映画もありましたね)

お話の登場人物(人ではありませんが)がお話から飛び出してくるという、ユーモアたっぷりな内容です。
ラストも自分たちで変えてしまい、本来と違う結末になるのも面白いです。

全く違う絵本を手にして、そこに出てくる人や動物が出てきたら何をするんだろうと、いろいろ想像するのもまた楽しそうですね。
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自信を持っておすすめしたい サバンナの友情  投稿日:2009/06/05
サバンナのともだち
サバンナのともだち 作: キャロライン・ピッチャー
絵: ジャッキー・モリス
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
父に内緒でライオンと仲良くなるジョゼフに、秘密がばれてしまうのではないかとドキドキさせられながらも、その仲むつまじい光景に心がなごみます。

そして、ライオンのピンチを必死に助けようとする姿には、友だちの大切さを改めて感じることができます。
いざというときに勇気を出して、体をはって守ってくれる友だち。
そんな友だち関係を、子どもたちに築いていってほしいと願います。
そして、動物に対する愛情もしっかりと持っている子どもになってほしいです。

驚きのラストでしたが、そこに待っているのは幸せな気持ちでした。
心温まる素敵なお話です。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい ぞうさん?  投稿日:2009/06/05
かばががばー
かばががばー 監修: 堀 浩 (那須ワールドモンキーパーク顧問獣医師)
写真: 内山 晟

出版社: ひさかたチャイルド
だじゃれのようなこのタイトル。笑
かばの特徴がたくさん紹介されている写真絵本です。

様々なかばの姿に興味津々な娘。
しっぽのついている後ろ姿に、「ぞうさん?」
(確かにゾウに見えます。笑)
赤ちゃんかばの大あくびに、「かわいー!」「だっこしたーい!」
と、とても楽しんでいました。

大人でもフムフムと感心してしまうことも。
かばって、普段はのんびりしていて動きが遅いイメージがありますが、走ると意外とスピードが出るのですね。
原付バイク並みの速さで走るカバを間近で見たら、怖そうです。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 話をする時間が必要  投稿日:2009/06/04
花さき山
花さき山 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
誰かのために辛抱すると咲く花。
そんな花でうめつくされたのが「花さき山」です。

目に涙をためて我慢する双子の兄の姿に、正直何故我慢しなければならないのか疑問に感じました。
子どもはまだこんな幼い乳飲み子のうちは甘えるのはごく当たり前のことだし、それを受け入れるのは母としてこれも当たり前のこと。
こういう考えは、時代が変わったからでしょうか。
上の子ばかりが我慢をしなければならないように思える流れも、上の子へ我慢の押し付けをしているように勘違いされる可能性もあります。

人を思いやる心で花が咲くというお話自体はとっても素敵に思います。
自分の心に花を咲かせることによって、他人の幸せも自分の幸せのように感じることができるでしょう。
ただ、辛抱=優しさ、思いやりでは決してないと思うのです。

子どもに読み聞かせをすときには、何をどう感じたか、この花はどういうものなのか、何故花は咲くのかなど、しっかりと話をする時間が必要だと感じました。
参考になりました。 1人

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