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10月

ママ・50代・東京都、男の子20歳

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10月さんの声

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自信を持っておすすめしたい 記憶の中のちいさな太鼓  投稿日:2009/10/08
ちいさなたいこ (こどものとも)
ちいさなたいこ (こどものとも) 作: 松岡 享子
絵: 秋野 不矩

出版社: 福音館書店
子供のころに読んだ絵本です。
小さな太鼓を作って、お箸でかぼちゃの穴に入れるところの印象が
とても強く残っていました。
小さな小さな太鼓がかわいくって。

でも今回初めて読んだ4歳の息子は
「なんでかぼちゃの中に人がいるの?へんだね」と。
でもお祭りや太鼓は大好きなので、やっぱり楽しそうに聞いてました。

読んでる親の私は、こういった昔話風なものを読むのは珍しいの
ですが、自然と声の出し方がゆーっくりと日本昔話ふうになっていたのが可笑しかったです。
こういうときは、気持ちも「和風」なんですね。笑

そしてかぼちゃの中の楽しい世界に仲間入りした
おじいさんとおばあさん・・・それは今になってみると
ちょっと怖かったです。
神隠し・・??みたいな。

絵もとてもお話に合っています。
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なかなかよいと思う たくましい生命たち  投稿日:2009/10/08
洪水のあとで ノアたちのその後
洪水のあとで ノアたちのその後 作: アーサー・ガイサート
絵: アーサー・ガイサート
訳: 小塩 節 小塩 トシ子

出版社: こぐま社
虹の好きな息子、表紙の美しさに惹かれて借りてきました。

お話はキリスト教の有名な「ノアの箱舟」のその後のエピソードで、
洪水が引いてから、箱舟を山の下に下ろし、船を家に作り変えて
動物とノアたちが定住していく姿を描いています。

宗教のお話ではありますが、たくさんの動物たちがひしめきあうように
賑やかに出てくるし、畑をつくり食べ物を育て・・・そして
動物も人間も子を生み、生き延びていく・・という普遍的な姿なので
楽しく読むことができました。

中でも息子が興味を持ったのは、山からレールのようなものを作って
船を下ろすところ。
それから船をさかさまにひっくり返したら家になっちゃった!
というところ。
「すっごいねぇ!」

それと「ぶどうからはワインができた」のくだり。
「葡萄を足で踏んで、ジュースみたいなのができて、それがワインっていうお酒になるんだよ」と説明すると
「へぇ〜〜」とびっくりしていました。

そして動物の赤ちゃんがたくさん生まれるページ。
いろんな動物を見つけては楽しんでいました。

キリスト教圏では、小さな子の玩具に「ノアの箱舟」の木製のミニチュアセットがあったりすると聞いていましたが、
ナルホドこんなふうに楽しいものなんだな・・と
絵本からは離れるかもしれませんが、そんなことも思いました。

さいごのページの、大空に虹がかかる絵が美しいです。

私は無宗教ですが、命ってたくましいなぁ。
こうやってめんめんと続いてきたんだ・・・と感じました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 糸から、ですか〜!!  投稿日:2009/10/07
もぐらとずぼん
もぐらとずぼん 作: エドアルド・ペチシカ
絵: ズデネック・ミレル
訳: 内田 莉莎子

出版社: 福音館書店
青いズボンが欲しくてたまらないモグラくん。
そうだ!作ればいいんだ!
とひらめいて(じどうしゃの時と同じですね♪)
周りの人にリサーチ、協力をあおぐモグラくん。

絵本だからといってはしょることはありません!
なんと・・なんと糸の作り方からスタートです・・!
工程、長すぎ・・!と読むほうは少々喉が痛くなってまいりますが(笑)、そこはかわいい子供のためにがんばって。
もぐらくんとその仲間たちも頑張ってます。

植物から糸ができて、カエルさんやアリさんが一緒に手伝ってくれて。
何も無かったところから何かを作るって、こんなに大変。
モノがありふれた世界に暮らす私たちには、そんなところから
びっくりです。

可愛いイラストなのに、ストーリーはなかなか粘り強いパワーに
満ちているのです。

これは続編?の「もぐらとじどうしゃ」も一緒ですね。
4歳の子には少しまだ難しいし、長いかもしれません。
でもこのモグラくんみたいに、欲しいものがあったら
「買えばいい」ではなく「作ってみよう」なんて思う子になったら
ちょっとステキですね。

途中の苦労と完成したときの達成感、どちらもきちんと描かれています。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 雨続きの日に・・  投稿日:2009/10/07
あめふり
あめふり 作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
雨続きの日に、ちょうどいいかなと読んでみました。

窓の外は雨、雨、雨・・。
たまには晴れておくれと願うばばばあちゃんに対抗するかのように雨を
降らせているのは・・?
勇ましく宣戦布告するばばばあちゃんが頼もしいです。
いろんなものや薪を燃やして燃やして・・・
そして最後に秘密兵器をちょちょいっと。

ばばばあちゃんの作戦にやられて落ちてきたカミナリたち。
なぜかみーんな子供のような可愛らしさです。

たくさんのカミナリさままでも操っちゃうばばばあちゃん。

最強です。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 胸がぎゅっと痛くなる  投稿日:2009/10/05
さっちゃんのまほうのて
さっちゃんのまほうのて 作・絵: たばた せいいち
出版社: 偕成社
うまれつき片方の手の指が無いさっちゃんの物語。

おままごとのときに私も「お母さん」役をやってみたい!
と思うさっちゃんでしたが、みんなに反対されて・・・
「片手しかないお母さんなんていないよ!」という
心無いこどもの声に胸を痛めるさっちゃん。
「大きくなっても、ほんとにお母さんになれるのかな・・」と心配で夜中にひそかに
悩むさっちゃん。

こんなに小さな子が眠れないほどに悩んでしまうことに
胸が痛くなります。

そしてさっちゃんの手のことを、しっかりと向き合って
自分の言葉で語るお母さん。
「さっちゃんの手は魔法の手」というお父さん。

両親の言葉と、お友達の言葉でまた元気になって
成長するさっちゃんの姿。
(お友達も「言葉で相手が傷つく」という経験をして気づいたんですね。)

どうしてもお母さん目線で見てしまいますが、さっちゃんほんとにえらいな。よかったな。
そう思ったラスト。
外で読んでたのに、涙が出そうになりました。
参考になりました。 2人

なかなかよいと思う 謎の一言  投稿日:2009/10/05
かげぼうし 新装版
かげぼうし 新装版 作・絵: 安野 光雅
出版社: 冨山房
左のページはおなじみアンデルセンの「マッチ売りの少女」
右のページは切り絵でモノトーンの「影の国」

別々かと思われた二つのお話(世界)がクロスして・・??

アンデルセンの「マッチ売りの少女」もまだ知らない
4歳の息子にはまだ難しかったかも。

大人の私もまた、さいごの一言が謎で心に残っています。

「あれ、おうさまのおっしゃるのは、ほんとうかな。」

・・これの意味するところは??
喋っているのは水晶をもった魔女のような人。
初めはカラーで、さいごのつぶやきのところは影になっています。

それとマッチ売りの少女と影の国の見張り番が結婚する・・・
という展開も意外でした。

切りえの表現がすごいです。
黒と白だけでこんなにも表現できちゃうんですね。

読み終わった息子はもう一度表紙を見て、
雪の積もる町の絵をじっとみていました。
「雪ってきれいで面白いね。雪ってどうして溶けるんだろ。今度の冬も
ゆきだるまつくれるといいね。」
・・となぜか雪景色に惹かれたもよう。

親子でそれぞれ違う謎に包まれ、違う余韻にひたって居ました・・笑。
まぁ、それもアリですよね。

ふしぎで、懐の深い絵本。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 動物も載ってます♪  投稿日:2009/10/02
ジス・イズ・オーストラリア
ジス・イズ・オーストラリア 作・絵: ミロスラフ・サセック
訳: 松浦弥太郎

出版社: ブルース・インターアクションズ
サセックさんのジスイズ〜シリーズの中でもひときわ表紙が可愛い
オーストラリア編。
私のお気に入りはエアーズクロックのページ。
光とともに変わる風景が、とっても美しいです。
それからカンガルーやコアラなどの動物たちが満載のページには
幼稚園児の息子も喜んで見ていました。
自然も街も紹介されていて、「オーストラリアってこんな国なんだー」と、勉強になりますね。

オーストラリア人の旦那様と結婚した友人にプレゼントしました。
「すてきな本だね!」と、とても喜んでくれました♪
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 風を感じる  投稿日:2009/10/01
ひこうきと ぼく
ひこうきと ぼく 作・絵: 谷内 こうた
出版社: 至光社
文字の少ない、静かな絵の絵本。

男の子がひこうきを作って、丘で飛ばします。
飛行機がふわっと飛ぶ風を感じます。
ほおを優しくそよぐ風も。

高ーく飛ぶ飛行機から見えるのは、それを見上げる男の子と一面の緑。
男の子の顔は描かれていませんが、きっと驚いたり喜んだりしているのでしょう。
想像で補うからなのか、不自然さは感じません。

飛行機を追いかけるものの、飛行機は大きな木の茂みに・・。
気づかずに雲の中まで飛んでいったのだろうと思う男の子がかわいいです。
息子はここで「ひこうき、ここだよー!」とクスクス。

さいごは男の子が飛行機になりきって、びゅーん。

飛行機のすきな男の子の心が、青い穏やかな空高く吸い込まれて
いったような、そんなラストでした。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい おなじみの愉快な仲間たち!  投稿日:2009/10/01
そうべえごくらくへゆく
そうべえごくらくへゆく 作・絵: 田島 征彦
出版社: 童心社
息子の大好きな「じごくのそうべえ」の続編があったので読んでみました。
1作目に比べてちょっと長くて、ストーリーも地獄と極楽が
混ざっちゃうような、よりハチャメチャストーリーでした。
4歳の子には少し長いかなーとは思ったけど、今回もお馴染みの
そうべえ、ふっかい、ちくあん先生に閻魔さま登場で嬉しい。

えらいこっちゃ えらいこっちゃ と繰りひろげられるドンちゃん騒ぎが愉快でたまりません。
山伏のふっかいのまじないで、糞尿地獄が閻魔さまごと固まってしまったり(大爆笑!)
ちくあん先生のにおいぶくろで、極楽のあみださんを眠らせてしまったり。
やりたい放題のそうべえたち!
4歳の息子も何度も噴き出してました。

読みきかせ、もちろん関西弁イントネーションでノリノリに。
地獄の閻魔さまはドスを効かせた声に。
極楽のあみださまはちょっと優しく上品な声でやってみました。

読んでる親もなんだか楽しくなってくる「そうべえシリーズ」最高☆

それと極楽の色合いが、いかにも汚〜い感じの地獄と大違いでキレイ。
でも極楽はちょっぴり退屈そうで、地獄のほうが人間味があり楽しそうに
みえてしまいました・・・笑。
変かな。

続編もさらに読んでみます。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい ママとぼくとよるくまと  投稿日:2009/09/30
よるくま
よるくま 作: 酒井 駒子
出版社: 偕成社
夢の中。
よるくまとぼく。
よるくまのお母さんを探しに。

お母さんを探して心細くて寂しくて・・泣いてしまうよるくま。
そのよるくまをかわいそうに思って、いっしょに探すぼく。
そのぼく・・眠っているぼくを温かく見守るお母さん。
そしてよるくまのためにと魚を釣っていたよるくまお母さん。

みんな、みんな、温かい。
背景の色と光と影の表現が、気持ちの色となって。
まっくらな中にビューンとひとすじの流れ星が流れるページ、効果的です。

4歳の我が子も、この「ぼく」と同じ柄のパジャマでクマのぬいぐるみと寝ています。
そして「ママ あのねあのね」と一生懸命話しかけてくるところも
一緒。すごく重なるところが多くて、切ない愛しさでいっぱいになりました。

ちなみに息子は「よるくま クリスマスのまえのよるに」も大好き。
(友人のお子さん・女の子は「よるくま」を「一番大好きな絵本!」と云ってました)
参考になりました。 1人

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