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ハリボー

ママ・50代・京都府

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ハリボーさんの声

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なかなかよいと思う つねに考えさせられるテーマです。  投稿日:2014/02/23
キリンがくる日
キリンがくる日 文: 志茂田 景樹
絵: 木島 誠悟

出版社: ポプラ社
黄色い表紙に、キリンと男の子の愛らしい表情が目をひきます。

動物園の存在意義、人間のエゴと良心、そこからうまれる動物への真の尊敬の念と愛情、いろいろなものを考えるきっかけを与えてくれるお話です。

動物園にいる動物達は、遠い国から、はるばる連れてこられます。家族とも離れ離れ、それでも、動物園に連れてくる理由とは。

キリンが好きな男の子けんとが、動物園の園長さんとの交流を通じて、単純にキリンが好きという気持ちから、いろいろなことを考え、思いをめぐらし、もっと違う、信念のような強い気持ちを抱くようになります。

表紙に惹かれて、ふと手にとった読者も、けんとと同じように、いろいろ考えさせられるかもしれません。はっきりとした答えが見つからなくても、考えること、それ自体がとても大切なような気がします。
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なかなかよいと思う 背景のストーリーがまたおもしろい!  投稿日:2014/02/23
シバ犬のチャイ
シバ犬のチャイ 文: あおき ひろえ
絵: 長谷川 義史

出版社: BL出版
下町の路地にある日本家屋、小屋につながれた柴犬、近所のおっちゃんがふらりと立ち寄ったり、なつかしい昭和の香りがします。

シバ犬のチャイの過ごす一日と、その飼い主一家の過ごす一日が、特に交わるということもなく、それぞれがほどよい距離感でゆったりと過ぎていきます。読者も、昔過ごした一日のように、一緒に過ごすような気持ちでお話の中に入り込んでいけます。

こののーんびり感がとってもいいのですが、ときどき、区切りのように、チャイのセリフ「おいら、豆シバのチャイってんだ。」と入るのですが、このセリフはもういいから、もっとチャイの気持ちや様子を知りたかったなぁと思ってしまうのは、私がせっかちなのかしら・・・。
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なかなかよいと思う 食卓にいる、匂い、音までも感じられる絵本!  投稿日:2014/02/23
きょうのごはん
きょうのごはん 作: 加藤 休ミ
出版社: 偕成社
料理をリアルに再現した絵本・・・では決してありません。

一日の中で、家族みんなで食べる食事、それは、あさごはん、ひるごはん、ゆうごはんとなって、それぞれ家族の団らんの時間になります。
そんな団らんの中での、「きょうのごはん」は、家族の声や、料理を作ったり食器を運んだりする音、食欲をそそる匂いとなって、読者の心に届きます。

どのごはんも、決して豪華ではないけれど、あー食べたい!と思えるのは、そうした周りの音や匂いも感じさせるからではないでしょうか。

表紙のさんまが、一ページに収まらず、裏表紙までひろがっているのも、食卓の雰囲気が伝わってきて、いいですね!
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なかなかよいと思う ふろしきと、豪華リゾート?!のギャップがおもしろい!!  投稿日:2014/02/23
ふろしきでんしゃ
ふろしきでんしゃ 作: 山崎 克己
出版社: BL出版
ふろしきでんしゃとは、ふろしきをすっぽりかぶったおばあさんが変身した魔法の電車です。

電車に乗った人は、誰でも、畳のお部屋に素敵なお庭、そして大きなお風呂のある場所でのーんびりできます。
古めかしい唐草模様の風呂敷からは想像できないくらいの、豪華リゾート!!ナンセンス絵本ならではのギャップがおもしろいです。

なぜかハルタくんだけは、ふろしき電車に乗っても、その素敵な場所にたどり着けないのです。獅子舞のおじさん達や、カエル達、ハルタくんと同じクラスのヨシカワさん達はお風呂でのんびりできたというのに!

思わずハルタくんと一緒にアタフタ、なんでなんで?!とあせってしまいまいしたが、裏表紙をみて一安心。ちゃんと豪華お風呂にたどり着けたみたいです。帽子の上にタオルを置いているのは、やっぱりナンセンスならでは?!ですね!
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なかなかよいと思う 昭和の香りが・・・  投稿日:2014/02/17
うれないやきそばパン
うれないやきそばパン 文: 富永 まい
絵: いぬんこ
作: 中尾 昌稔

出版社: 金の星社
レトロな色合いに、哀愁漂うパンたち、行儀よく座るやきそばパンの表紙は、まさに昭和の香りが・・・、と図書館で手にとったのは、平成生まれの娘でした(笑)。

個性あふれるパン達の表情がなんともいえません。
それも、やきそばパンって、私の中ではやんちゃなイメージ、メロンパンは現代っ子・・・だったのですが、このお話では、全く逆の個性付けがされていて、そのギャップもまたおもしろく、娘とパン達の表情を細かく観察しながら読みました。

近所にオシャレなパン屋さんができて、すっかり流行らなくなったおじいさんのパン屋さん。幼いころにこのお店に通っていたお母さんが、子どもを連れて、なつかしのパンを買うことがきっかけで、おじいさんをはじめ、パン達に笑顔がもどります。

シンプルなストーリーですが、絵が味わい深いので、親子でじっくり読みいることができました。
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なかなかよいと思う 実話かと思いきや  投稿日:2014/02/17
アントンせんせい
アントンせんせい 作: 西村 敏雄
出版社: 講談社
表紙だけを見て、なぜか、実話を絵本にしたものかと思ってしまいました。アントン先生って、実際に昔の偉人でいそうな名前・・・(私だけ?!)。

そんなことはさておき、実際は、アントンせんせいは森のお医者さんで、朝早くから次々にくる動物達の病気やけがの診察に大忙し。
あまりの忙しさに朝ごはんも食べずにがんばったので、次はアントンせんせいが倒れてしまいますが・・・。

ほのぼのタッチの絵にほのぼのな内容のお話で、親子で安心して読める絵本です。つい、刺激や新鮮さを求める私には、ちょっと物足りない感じもしましたが、親子でまったりの絵本タイムにはぴったりかもしれませんね。
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自信を持っておすすめしたい おひとよしなくしカツさん  投稿日:2014/02/13
くしカツさんちはまんいんです
くしカツさんちはまんいんです 作・絵: 岡田 よしたか
出版社: PHP研究所
くしカツさんちがまんいんって、一体どういうこと?という単純な疑問から、絵本を手にとったが最後、あまりのインパクト&おもしろさ、そして心温まるお話に、夢中になって読みいってしまいました!

くしカツさんちとは、くしカツさんのくしのこと。
くしカツさんのくしには、自分の串から離れてしまった、きりたんぽ、やきとりのねぎ、みたらしだんごが刺さっています。そのせいで、くしカツさんは、横向きにささった状態。
なんて、おひとよしなくしカツさん!でも、横向きのままでは困るので、みんなの串を探して歩きます。途中で、串にとってかわりそうなものに出合いますが、もっともな理由で断り、本来の串を探します。

くしカツさんちにお邪魔している食べ物達の、自分の串から離れてしまった理由はいかにも!と、納得させられてしまう説得力に思わず笑ってしまい・・・、はたまた、一緒に一つの串にいると、お互いの嫌なところもみえて、思わず愚痴ってしまう場面の、あまりの人間味あふれたやりとりに、またまた笑ってしまい・・・、最初から最後まで笑いの要素が満載です。

このメンバーがいっしょくたに刺さった串って、味覚的にはそそられないけど、読み終える頃には、出合ってみたくなるくらい惹かれてしまいました!
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自信を持っておすすめしたい 一家に一冊!  投稿日:2014/02/01
えっちらおっちら 日本だじゃれ旅
えっちらおっちら 日本だじゃれ旅 文: 中川 ひろたか
絵: 高畠 純

出版社: 絵本館
日本全国、都道府県の観光地、名産・名物などを、えっちら(ツッコミ役)、おっちら(ボケ役)の二人が、だじゃれ満載の漫才で紹介してくれます。

だじゃれと聞くと、子どもは純粋に楽しめても、大人はちょっとひくかも・・・と思ったら、そんな不安は吹き飛ぶくらいの、期待以上のできで、ツボにはまること数知れず・・・(私だけかしら?)

のほほーんとしたタッチの絵に、二人の愛らしいトークが、すごくマッチしてて、ダジャレもかなりハイセンス!純粋にダジャレ漫才を楽しむのもよし、記憶にも残りやすいので、都道府県の特徴を覚えたい子ども達にもピッタリの内容で、一家に一冊、置いておきたいなと思える絵本です!!
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なかなかよいと思う こんなスタンプラリーがあったらなぁ☆  投稿日:2014/02/01
ぽんこちゃん ポン!
ぽんこちゃん ポン! 作: 乾 栄里子
絵: 西村 敏雄

出版社: 偕成社
うちの子ども達もスタンプラリー、大好きです。博物館でも、高速のサービスエリアでも、イベント会場でも、最近参加したものだけでも数しれず・・・。

ぽんこちゃんになりきって、ワクワクしながら読み進めていくと、楽しみに出かけた動物園のスタンプラリーが「昨日で終了しました」と、ショックをうけるぽんこちゃん。

ここからが絵本ならではのワクワクする展開に。
動物達が、しっぽや鼻、足などを使って、直接スタンプを押してくれるなんて!素敵です!!

動物達と交流しながら、オリジナルなスタンプがもらえて、こんなに楽しいこと、本当にあったらいいですよね。ワクワクしちゃう展開に、読み終えて、ポンッとニコニコスタンプを押したくなる絵本です☆
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自信を持っておすすめしたい 何度読んでもおもしろい!!  投稿日:2014/02/01
りんごかもしれない
りんごかもしれない 作: ヨシタケシンスケ
出版社: ブロンズ新社
図書館でこの絵本を出合って、久しぶりに絵本から衝撃をうけました!
シンプルなタッチの絵に、あふれる想像力、クスッと笑えるユーモアが満載で、ページをめくるたびに、ビビッと脳が刺激を受ける感じです。

りんごを見て、想像がここまで膨らむのか〜と感心するくらい、笑いあり、感動あり、絵本を読み終わる頃には、このりんごに、なんともいえない愛着がわいてきます。

最初は親子で読みましたが、その後、何度も、子ども達は、りんごの世界にどっぶりとはまって読みいっていました。借りるだけでは飽き足らず、絵本ナビでサイン本が出たのを機に購入しました。

今では、リビングのいつでも手に取れるところに置いて、みんながそれぞれにりんごの世界に浸ってます。
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