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えっこ

ママ・40代・東京都、男13歳 女10歳 女6歳

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えっこさんの声

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自信を持っておすすめしたい これぞ、おとぎの世界  投稿日:2004/11/10
シンデレラ
シンデレラ 作: シャルル・ペロー
絵: 東 逸子
訳: 天沢 退二郎

出版社: 三起商行(ミキハウス)
ペローの原作を天沢退二郎さんが訳し、東逸子さんが絵を描いています。

シンデレラというとどうしても、ディズニーのあのドレスを着たあのお顔の女性を思い浮かべてしまいますが、このシンデレラは違います

東さんの絵は、幻想的で眺めているだけでうっとりしてくる上に、登場人物の性格や思いまで描ききっているようです。また、原作を忠実に訳されたであろう、天沢さんの日本語は読んでいて気持ちいいです。この年になるまで、知らなかった細かなエピソードもあって、改めて、昔話、おとぎ話の世界を(シンデレラだけでなく)確かな訳で読んでみたくなりました。
4歳の末娘には長すぎるかなと思ったのですが、あきずに聞いていました。
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ふつうだと思う この本が児童書の棚になぜあるの?  投稿日:2004/11/04
王女さまは4時におみえになる
王女さまは4時におみえになる 作: ヴォルフディートリヒ・シュヌレ
絵: ロートラウト・ズザンネ・ベルナー
訳: ひらのきょうこ

出版社: 偕成社
図書館で4歳の娘用に本を探している時に見つけました。つまり、幼児向けの棚で。でもねえ、この内容を理解できる幼児がはたしているのでしょうか?百歩譲って、この絵本を楽しめる幼児がいるでしょうか?絵も、一風変わった雰囲気で、キリンやフクロウはそれとわかりますが、肝心のハイエナは虎と猿の間の子のようです。背景の書棚の本には題名も書いてあったりして、大人なら細部を楽しめると思います。

日常生活に疲れてしまった大人のための絵本ではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい おじいちゃんへの思いがつたわってきます  投稿日:2004/11/04
おじいちゃんへのプレゼント
おじいちゃんへのプレゼント 作: ニコラ・ムーン
絵: アレックス・アイリフ
訳: そのひかる

出版社: 評論社
一日がかりで貼り絵を作り上げるルーシーの姿に、おじいちゃんが大好き!という思いが伝わってきます。目も見えないおじいちゃんのことをちゃんとわかっていて、思いやっているルーシー、きっと、目の不自由な人だけでなく、他の障害を持った人にも、自分より小さな子にも、優しくしてあげられるのでしょうね。

この本の絵も貼り絵で表現されていて、色調も優しく、読んでいてほんわかした気持ちになってきます。

原作の初版は1994年です。日本では今でこそ、盲導犬のことも良く知られるようになってきましたし、駅にエレベータが次々と設置されていますが、はて、10年前はどうだったでしょうか?その10年前に、こんな絵本が出版された国にすばらしいと思います。
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自信を持っておすすめしたい なんてステキな山登り  投稿日:2004/11/03
パパといっしょに
パパといっしょに 作: イ・サンクォン
絵: ハン ビョンホ
訳: おおたけ きよみ

出版社: アートン
ソリちゃんがパパと二人で山に登ります。首都ソウルに住みながら、気軽に山を楽しめるのには理由があり、風水を重んじるかの国の人々は幾重もの山に守られた環境のよい地に、首都を作ったためだそうです。私はソウルに行ったことがないので、この本から想像するだけなのですが、生活の場のすぐ近くに豊かな自然があるのは、同じ首都に住む人間として羨ましく思います。

ソリちゃんのことが羨ましいのは、身近に自然があるだけでなく、お父さんが実に遊び上手なことです。山登りの途中で次から次へと、遊びをソリちゃんに教えてくれます。いえいえ、お父さん自身が遊びを楽しんでいるのです。いろいろはっぱのちらしっこ、すすきのクサユミなどなど、私もやってみたいものばかりです。こんな親に育てられると、ソリちゃんも遊び上手で豊かな感性の人になるでしょうね。親としての我を反省しなくては。

最後の見開き2ページ、山の頂上のソリちゃん親子を囲む自然と人工物の対比が圧巻です。
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自信を持っておすすめしたい クマくんがんばれ!  投稿日:2004/11/03
クマくんのやくそく
クマくんのやくそく 作・絵: フランク・アッシュ
訳: 山本 文生

出版社: 評論社
なにをやっても上手くできないクマくん。でも一生懸命。なかなか思った通りにことは運ばないコトリ。でもあきらめない。二人の対比が見事です。あまりに二人の望みが実現しそうもないので、読んでいる方はやきもきし、応援したくなってきます。

二人とも自分の願いを一人でかなえることはできなかったけれど、お互いの協力で満足のいく結果がでるのです。なんだか、いいなあ。この感じ。努力だけではどうにもならないことって現実に沢山あるんですよね。でも、智慧をしぼって工夫すれば、そして、頼りになる仲間がいれば、なんとかなるさ!!
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なかなかよいと思う これが、エロール・ル・カイン?  投稿日:2004/11/03
白猫
白猫 作・絵: エロール・ル・カイン
訳: 中川 千尋

出版社: ほるぷ出版
幻想的で繊細、ちょっとおどろおどろしいような、ため息がでるような絵をいつも描いているエロール・ル・カインの絵本です。

でも、この本の絵はちょっと違っていました。ヒロインの白猫が何とも言えずおちゃめでかわいらしく、王様や王子達にいたってはコミカルで間が抜けています。色調も明るく柔らかいので、小さな子にも親しみやすかったようです。

お話は定番の末っ子成功物語ですが、もう一歩、王様や末っ子王子の性格を掘り下げてほしかったと思いました。
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ふつうだと思う ゴミはすててもなくならない!!  投稿日:2004/11/02
かたづけ ポイ・ポイ!
かたづけ ポイ・ポイ! 作: トニー・ボニング
絵: サリー・ホブソン
訳: 工藤 直子

出版社: 小学館
ゴミはすててもなくならない、ということが、読んで行くうちにわかる本でした。きつねくんの捨てたゴミは、めぐりめぐってまた、本人の所に戻って来てしまうのです。

また、きつねくんはゴミだと思っていたものが、ねずみ達にとっては、たからものに思えるものでした。これは、リサイクルしましょうというメッセージなのでしょうね。

でも、このテーマ、この絵本が対象としているであろう幼児にわかるでしょうか?小学生位にならないと、メッセージが伝わらないのではないかと思います。残念です。

それから、動物達がきつねくんのだしたゴミをたらいまわしにしている様子はちょっと、読んでいて不愉快になりました。うさぎさんの家では、なんと食卓の上に落ちて来てしまうのです。
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自信を持っておすすめしたい レイチェルの気持ちが伝わってきます  投稿日:2004/11/01
レイチェルのバラ
レイチェルのバラ 作: カレン・クリステンセン
絵: バーナデット・ワッツ
訳: 八木田 宜子

出版社: 西村書店
「バーナデット・ワッツの絵が素敵だったので」とお友達からいただいた絵本です。私もバーナデットの絵は好きなので、お気に入りの1冊になりました。

レイチェルがおばあちゃんからもらったバラを大事にかざっていたのですが、とうとう枯れてしまい、そのことを嘆いていました。あんまり、悲しそうなので、お母さんが一緒に園芸店に行ってバラの苗を買ってくれました。そして、一冬越して6月、バラが花を咲かせるまでのことが綴られています。

淡々と、レイチェルのバラに対する気持ちが書かれています。バーナデットの絵がそれをいっそう生き生きと描いています。レイチェルの家の中の様子や庭のたたずまい、草花の様子など、絵を見ているだけでもあきません。この本を見ていると、マンション住まいの我が身が恨めしく、やはり植物を育てるには、庭のある家がいいなあと思ってしまいます。

また、切り花のバラの世話の仕方や、バラの苗木の育て方、冬の越し方なども詳しく書かれていて、バラを育てる入門書のようです。
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自信を持っておすすめしたい こんな電車あったらいいな  投稿日:2004/11/01
こぎつねでんしゃはのはらゆき
こぎつねでんしゃはのはらゆき 作・絵: 南塚 直子
出版社: 小峰書店
長男が小さいころに、電車の絵本だからと買ったのですが、内容はメルヘンチックでどうも女の子向けです。でも、彼は電車少年(幼児)ではなかったせいか、気にいったようで、何度も何度も読まされました。

私が野原で電車を待っていると、こぎつねが運転する電車がやってきます。それは春の野原行き。途中で、れんげやすみれ、たんぽぽを探していてまだ見つけられないでいた動物達を乗せて、電車は野原に着きます。でも、まだそこには春の花は咲いていません。でも、こぎつねが歌を歌いながらあることをすると、春の花が一面に咲くのです。我が家では、こぎつねが歌う歌にメロディをつけていました。

お話もメルヘンなら、絵もパステルなのでしょうか、優しいタッチです。色使いも、春の野原のお話にぴったりの淡いきれいな色で、心を優しくしてくれる絵本です。
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なかなかよいと思う だじゃれシリーズの植物達は・・・  投稿日:2004/10/31
だじゃれしょくぶつえん
だじゃれしょくぶつえん 作: 中川 ひろたか
絵: 高畠 純

出版社: 絵本館
普段は顔がない野菜や花々が高畠さんの手で目鼻を描かれ、駄洒落で命を吹き込まれています。植物達の表情が、駄洒落をますますおかしくしています。仕事をさぼっているサボテンなんて最高!!アロエの坊やも笑えます。
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