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たべもののまちABCity

たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)

A〜Zのたべものでできた世界で一番おいしそうな街。おいしくてかわいい、ふしぎな街を一緒に探検しよう!

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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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YUKKO

ママ・30代・愛知県、女12歳 女10歳 女8歳

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YUKKOさんの声

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自信を持っておすすめしたい 頭とシッポの感動の再会に爆笑!  投稿日:2006/01/30
ながいながいへびのはなし
ながいながいへびのはなし 作: 風木 一人
絵: 高畠 純

出版社: 小峰書店
この「ながいながいへびのはなし」は、
あまりにも長すぎるヘビのお話です。
そのヘビが子供の頃は振り向きゃシッポが見えたのに…
いつの間にか長くなりすぎました。

どのくらい長いかというと、
頭が昼間にいる時にシッポは夜の世界にいたり、
正反対の季節にいたりするほどです。
そのヘビの頭を見た男の子がシッポを見る頃には、おじいさん!

アタマとシッポがそれぞれ擬人化されていて、
しばらく会っていないアタマとシッポが
急に恋しくなって、相手に会いに行きます。

急いで急いで走って会いに行って、ようやく会えて
「あたま!」「しっぽ!」「元気でよかった!」
という感動の再会シーンには
思わず笑いがこみ上げてきます♪

読み聞かせでは、絵本は単調に読んだほうが
イメージを聞き手の想像力に委ねることが出来て
好ましいと言われています。
でも、頭とシッポの感動シーンなど
思わず感情的に読んでしまいましたが
この絵本のこの場面に関して言えば、
聞き手のイメージに合っていて
良かったのではないかと考えています。

大切なのは、読み手自身が楽しむこと、
なのかなあ…と感じました♪
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なかなかよいと思う 冬の夜におすすめ♪  投稿日:2006/01/30
よぞらのほしは
よぞらのほしは 作・絵: 村上 康成
出版社: フレーベル館
寒い夜空の下で口から出る白い息を
怪獣の火に見立てて遊ぶシーンが面白いです。
子供たちがマネしそう!

冬の夜に動物達がお散歩したり、お出掛けしたり…
というシーンが続きます。
(大人の視点で考えると、冬眠してそうな動物まで入っています)

そこへ、大きな雲がやってきて夜空の星を隠してしまいます。
雲の形は大きな口を開けた怪獣のようで、
どんどん星が飲み込まれていきます。
大きな雲は、やがて雪となって舞い落ちてきます。

寒い冬の夜に外で過ごす機会なんて、あまりなさそうですが
「寒いから早く家に入ろう!」なんて考えずに
この絵本のように遊び心を持てたら素敵だなあ♪、と思いました。
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自信を持っておすすめしたい 殻から出た自分の姿は…カッコイイ!  投稿日:2006/01/30
たまごにいちゃん
たまごにいちゃん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 鈴木出版
このお話は、なかなか殻から出たがらず、
いつまでも卵でいたい、ひよこのお兄ちゃんのお話です。
弟はとっくに殻から出て、お兄ちゃんより大きなヒヨコです。

卵でいれば、いつでも お母さんに温めてもらえるからです。
卵だったら、みんなにイタズラしても怒られません。
たまごにいちゃんは、いつも卵が割れないように気を使っています。

でもある日、ブタの鼻の中に入った たまごにいちゃん、
ブタがくしゃみをしたので飛ばされてしまいます。
そのおかげで殻にヒビが入って、翌朝には割れてしまいます。

殻から出た姿を、お母さんも弟も褒めてくれます。
水たまりに映った自分の姿を見ると、
思ったよりカッコイイ自分がいました。

子供って、弟や妹が生まれる時に赤ちゃん返りして、
「いつまでも赤ちゃんみたいに甘えていたい」
「パパやママを赤ちゃんに取られちゃいそうで不安…」
「でも、弟(妹)が生まれるんだから、しっかりしなきゃ」
という複雑な気持ちと闘いながら成長していくものですが、
この、たまごにいちゃんは成長しきれなかったのですね〜♪

でも、その気持ちもとってもよく分かるし、
その姿もまた可愛いなあ…と思いながら読みました。
我が家の長女と次女は、サッサと卵の殻を脱いでしまったので
頼もしいけれど、親としては少し寂しいのが本音ですね。
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自信を持っておすすめしたい 臨場感があって、いい!  投稿日:2006/01/27
じゃんけん
じゃんけん 作・絵: むらいきくこ
出版社: 岩崎書店
小1の国語の授業で「じゃんけん」を扱っている関連で
読み聞かせボランティアで、この「じゃんけん」を読みました。
(娘の小学校では、月に一度、朝の15分間を頂いて
 ボランティアのお母さん達が絵本を読み聞かせするのです)

主人公の男の子は じゃんけんが弱い。
それなのにお母さんは、いつもじゃんけんで物事を決める。

今日は絶対に負けられない。
だって、今日じゃんけんで貰える物は…
ぼくの大好きなイチゴのケーキだから♪

最初は遠くに小さく見えているケーキが
じゃんけんをするたびに少しずつ大きくなる。
自分のものになるかもしれない時が
着々と近づいてくる臨場感やドキドキ感がよく伝わってきて、いい。

結局、妹にじゃんけんで負けてケーキは妹のものになってしまう。
そのページの絵は 真っ黒い背景に砕け散ったケーキ、
主人公の「ガーン!」とショックな気持ちが大いに伝わってくる。

でも…
「おにいちゃん、どうぞ!」
優しい妹が分けてくれて至福の味わい♪

「そんなの、いらない!」と
突っぱねたい気持ちもあったけれど…
やっぱり大好きなケーキ、パクリと食べてしまう。
ビミョウな気持ちの変化が上手く表現されていて
「分かる、分かる!」と頷きながら読みました。

じゃんけんで決めるシーンでは、子供たちは
「どうなる?」という期待の目を向けて聞いてくれたり、
じゃんけんに負けてケーキが砕け散るシーンなどは
自分のことのように「あ〜あ…」と落胆したり、
主人公に自分を重ね合わせているのが伝わって面白かったです♪
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なかなかよいと思う 「はなくそ」みたくインパクトが欲しかった  投稿日:2006/01/27
どろんこ
どろんこ 作・絵: アラン・メッツ
訳: いしづ ちひろ

出版社: パロル舎
この本は
アラン=メッツ作「はなくそ」の続編です。

ある日、おおかみのジルが水浴びをして
ひなたぼっこをしていると、
隣で泥遊びをして昼寝してしまった
ブタのジュールの姿が。

ジュールのいびきがうるさくてジルは眠れません。
とうとう取っ組み合いになって
2人とも泥だらけになってしまいます。

そこへ女の子の声がしたので姿をひそめて見ると
ジルとジュールのお姉ちゃん達です。2人は大の親友。
ジルとジュールはどろんこおばけになって
お姉ちゃん達を驚かせてほくそ笑い。
それがお父さん達にバレて大目玉をくらいます。

最後は
それぞれ仲良く自分のお父さんに身体を洗ってもらい
それをお姉ちゃん達が覗いてクスクス笑っています。

子供ってケンカしても、誰かを驚かすとか
一緒に何かをしているうちに、いつの間にか
仲直りしてしまっているんですよね♪

インパクトの強烈だった「はなくそ」の続編なので
どんな内容かと思いましたが、ジルもジュールも
家族まで登場して最後はほのぼのとしていて
なんだか意外な感じがしました。
「ほのぼの」もいいけど、
更なるインパクトも欲しかったかも…!?
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自信を持っておすすめしたい   投稿日:2006/01/25
はなちゃんすべりだい
はなちゃんすべりだい 作: 中川 ひろたか
絵: 長 新太

出版社: 主婦の友社
中川ひろたか&長 新太合作の
「おとうさんといっしょ」シリーズ、
3冊の中の1冊。

長 新太さんが亡くなったのが
2005年6月末だったから、その約1ヶ月前の出版。。
ギリギリまで頑張ってらしたんですねぇ。(涙)

主婦の友社の「はじめてブックシリーズ」の1冊で
1歳半からが対象となっています。

滑り台の好きな、はなちゃん。
お父さんと一緒に滑り台で遊んでいます。

滑り台から滑り降りる時に
飛行機になったつもりでビューン!
空に飛び立っていきます。

はなちゃんの飛行機は
高速道路を越えて、富士山も越えて…東京タワーが見える!

そこへ鳥が飛んできて飛行機をつつきました。
「とり あっち行け」
お父さん(いつの間にか、身体が飛行機になっている!)が
飛行機をギュイーンと宙返りさせて帰ってくる お話です。

いつもの公園も、お父さんと一緒だと
子供たちは母親と遊ぶより楽しそうなのは何故でしょう?

ところで、長 新太さんの可愛がっていらした
孫娘さんのお名前は「はなちゃん」です。
はなちゃんシリーズは、可愛いお孫さんへの形見なのでしょうか。

長 新太さんの葬儀が執り行われた日の、
中川ひろたかさんの日記に、こう書かれていました。↓

>だけど、このあと、どうするんだ?
>長さんが、いないんだぜ。
>ちょっとまじめに「ナンセンス」やらないとな。
>と、畏れ多くも、そう思った中川でありました。

中川さんのダジャレの利いた作品も面白いけれど、
中川流ナンセンス絵本も見てみたいなあ♪
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なかなかよいと思う パグにはパグの良さがある!  投稿日:2006/01/22
ダサいぬ
ダサいぬ 作・絵: ダン・ヤッカリーノ
訳: もとした いづみ

出版社: 講談社
表紙を見てもらえば お分かりと思いますが、ストーリー展開の関係上、
主人公のパグは、ちんちくりんな感じが強調して描かれています。

主人公の名前はアルフレッド。
同じ家に住んでいる他の動物達だけでなく、よその犬たちにも
見た目が悪いと馬鹿にされています。

ある日、隣の家に新しい家族が引っ越してきました。
その家の飼い犬と塀越しに挨拶をする時、
アルフレッドは自分が「ゴールデン・レトリバー」であると嘘をついてしまいます。
うんうん、分かるよ…その気持ち。

そのうち、隣の家のレックスが、塀の下の土を掘って会おうと提案。
アルフレッドは乗り気ではありませんでしたが
ついに通れるほどの穴が開いて、ご対面!
なんと、レックスもアルフレッドと瓜二つのパグだったのです!

劣等感に苛まれていたアルフレッドが自分そっくりなレックスに出会い、
無二の親友を得るハッピー☆エンドに嬉しくなります♪

余談ですが、この絵本のオリジナル・タイトルは「Unlovlable」。
直訳すると「嫌われ者」って感じでしょうか。
絵本の顔である題名を、原語に捉われすぎずに
インパクトのある良い訳にされたなあ、と思いました。
(でも「ダサイ」という言葉が死語になったら、どうなんでしょ?)
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自信を持っておすすめしたい とっさの意外な機転!(*^m^*)  投稿日:2006/01/21
はなくそ
はなくそ 作: アラン・メッツ
訳: ふしみ みさを

出版社: ロクリン社
ジャーン!
インパクトのある表紙に図書館で出会い、
興味をひかれて借りてきました。
子供たちって、こういう絵に反応しますね。(笑)

ジュール(男の子ブタ)は
隣の家のジュディ(女の子ブタ)が好き。
でも実はジュディは
いつも臭くてハエのたかっているジュールが大嫌い。

ある日、2人(2匹?)は森で
オオカミに捕まってしまいます。

いざ、オオカミに食べられるという時、
ジュールの意外な機転で
2人は難を逃れるのです!

その機転とは…?
ヒントは絵本のタイトルです。
そして、中川ひろたかさんの
「さつまのおいも」にも通じる、
もう一撃が加わるのです。
そのあたりは読んでのお楽しみっ♪

私はこの絵本を読んで、テレビで拝見した
ジャズ歌手の綾戸智絵さんのエピソードを
思い出しました。

アメリカに住んでいた頃、夜遅くに
暴漢数人に襲われかけた綾戸さんは
とっさの機転で白目をむいて叫び、
おもらしをしたのだそうです。
すると、彼女を囲んでいた暴漢は
驚愕して走り去っていったのだとか。(*^m^*)
とっさの判断で身を守ったところに
この絵本との共通点を感じます。

ところで、この本の作者の絵本作家デビューの話と
訳者の方が面白いと思いました。

作者のアラン=メッツさんのデビューのきっかけは
カフェでトミー=ウンゲラーを見かけ
自分のスケッチブックを見せたことなのだそうな。
(トミーは数々の有名な賞を受賞した仏の絵本作家)
それがきっかけで編集者が紹介されたと書かれている。

また、訳者の伏見 操さんは餃子店を営むかたわら、
絵本の翻訳や紹介をされているのだとか。
フランス語の堪能な餃子店主って、かっこいい!o(≧∇≦)o
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自信を持っておすすめしたい 「ひぃひぃ…」笑いながら読む絵本♪  投稿日:2006/01/20
おじいちゃんのおじいちゃんの おじいちゃんのおじいちゃん
おじいちゃんのおじいちゃんの おじいちゃんのおじいちゃん 作・絵: 長谷川 義史
出版社: BL出版
「ひいおじいちゃんは見たことあるけど、
 そのお父さんは、誰なんだろう?」
物心つく頃になると、子供たちは疑問に思うのかもしれませんね。

そう言えば我が家でも、
遠方に住む私の祖母に会いに行った帰り、子供たちが
「今日会ったおばあちゃんは誰のお母さん?」と聞いてたっけ。
私が「じいじのお母さんだよ」と言うと、
「えぇ〜っ、じいじにもお母さんがいるのぉ〜!」
と不思議な反応をしてたのを思い出しました。煤i ̄ロ ̄|||)
今から3年ほど前のことだから、子供たちが4歳・2歳・0歳。
たま〜にしか会わないから分からないんですねぇ。

お父さん&お母さん、おじいちゃん&あばあちゃん、
ひいおじいちゃん&ひいおばあちゃん、
そして、ひいひいおじいちゃん&おばあちゃん。
この絵本では代表して、おじいちゃんをずっと辿っていきます。

当然ですが、一世代さかのぼるたびに
時代背景や服装などが変わっていきます。
タイムマシンがあって自分のご先祖様に会えたら面白いでしょうね。

絵本のイラストが「ひいひいひいひい…」だらけのページには
思わず親子で爆笑してしまいました!
「ひいひいひいひい…」の言葉が続いて、ちょっと口が疲れました。

…が、その分、ゲラゲラ笑って脳内に楽しいアドレナリンが溢れました♪
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自信を持っておすすめしたい 缶詰の中身がおばけという発想が楽しい♪  投稿日:2006/01/19
おばけのかんづめ
おばけのかんづめ 作・絵: なかや みわ
出版社: ブロンズ新社
怖がりで臆病で弱虫な男の子が主人公。
その名も「くよくよ」。

ある日、「おばけの缶詰」を見つけ、
気になって開封すると、なんと、おばけが出てきました。
そのおばけは、“おばけ学校”から修行に来た、「ぽぽ」。

人間が驚いて悲鳴をあげると胸に☆がつきます。
(人間の悲鳴が電力になる、モンスターズ・インクみたい!)
その☆を7個集めないと、おばけの国には帰れません。

くよくよは、ぽぽの☆集めに協力しているうちに
いつの間にかたくましく、勇敢になっていくお話です。

缶詰から
(まさか出てくるとは予想もつかない)おばけが出てくる、
という発想が面白いなあ、と思いました♪

ぽぽのために、という心意気が
くよくよを勇敢にさせたのでしょうか?
らいおんがいてくれると思うと勇気の湧いてくる、
マレーク=ベロニカ作「ラチとらいおん」みたいですね。
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