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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

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こりえ♪

ママ・50代・神奈川県、女の子18歳

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自己紹介
6歳のおてんばな娘と楽しい毎日を過ごしています。
自分が絵本好きな子供だったので、娘にもいろいろな絵本を読んであげたいと思っています。
大人になっても忘れない、大切な絵本とたくさんめぐり合ってくれることを願います。
ひとこと
最近は娘の読み聞かせ以外にも、自分のために絵本を読むことも多くなりました。
絵本を読んで感じるたくさんのことを、いつまでも大切に心に留めておきたいです。
こちらのレビューも大変参考になります。
同じ本を読んでも感想は様々。自分とは違った感想などは特に、新しい発見としてとても興味深く読ませてもらっています。

こりえ♪さんの声

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自信を持っておすすめしたい 粋な計らい  投稿日:2009/03/28
落語絵本11 おおおかさばき
落語絵本11 おおおかさばき 作・絵: 川端 誠
出版社: クレヨンハウス
お金を拾った男金太郎と、お金を落とした男吉五郎が言い争い。
「このお金はオレのものだ!」そういう争いかと思ったら、これが全く逆。
お互い金はいらないと揉めにもめ、決着をお奉行さまにゆだねることとなります。

この男同士がとても口が悪くて、正直ちょっと怖かったです。
でもこれが江戸っ子なんですね。

この揉め事、お奉行様の粋な計らいにより、丸く収まります。
役人などのお偉い様はとても頭が固く、厳しいイメージがあるので、感心してしまいました。
また、口が悪い男2人も本当はまじめで、何よりも心優しい人間だったのですね。
もめていたけど似たもの同士。結構馬が合いそうで、最後はとても微笑ましく思えました。
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自信を持っておすすめしたい 自然とのふれあい  投稿日:2009/03/28
宮沢賢治の絵本 狼森と笊森、盗森
宮沢賢治の絵本 狼森と笊森、盗森 作: 宮沢 賢治
絵: 片山 健

出版社: 三起商行(ミキハウス)
自分たちの都合で森や林の木を伐る私たち人間。
自然が失われていく中で、改めて手にしてみたい絵本です。

このお話に出てくる人々は、森と会話をしながら共に暮らしをしていきます。
そこには「自然は自分達のもの」などという驕りは全く見られません。
自分達の子供たちや大切な農具などを奪われても、返してもらえれば御礼をするという、大切な礼儀も持っているのです。

森のちょっとしたいたずら心にも、躍起になることもなく会話で解決していく人々に心の穏やかさを感じました。
今の人たちが忘れている大切なものを見たような気がします。
自然とこんな形でふれあえたら素敵ですね。
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自信を持っておすすめしたい 人間味溢れるお坊さん  投稿日:2009/03/28
風来坊
風来坊 作・絵: 川端誠
出版社: BL出版
木ぼりの得意なお坊さん、風来坊。
(最初、木のぼりと勘違いしていました。笑)
腹をすかせては盗みをはたらいたり、ちょっとお坊さんらしくないところもありますが、人間味に溢れている部分をたくさん見せてくれます。

食事と引き換えに村の人々に頼まれごとをされた風来坊。
この頼まれごとが想像もしない大事で、風来坊も予想外です。
それでも何とかしようと得意の木ぼりで挑むのですが、これが何だか子供だましのようで笑えます。
本人が必死なのでそれもまた面白さ倍増。
とんだハプニングが功を奏する展開も愉快で、何だかひとつのショーを見ているようでした。

風来坊。シリーズ化されているんですね。
早速他のお話も読んでみようと思います。
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自信を持っておすすめしたい 機転のよさ  投稿日:2009/03/27
落語絵本7 たのきゅう
落語絵本7 たのきゅう 作・絵: 川端 誠
出版社: クレヨンハウス
たのきゅうって、もろきゅうの仲間かと勝手に思っていました。笑
田能村の久平さんで、たのきゅうなのですね。

母の病に実家へ帰る人気役者のたのきゅうさんと、人を襲う妖怪(?)うわばみとの、ちょっとドキドキするけど楽しいお話です。
「芸は身を助ける」の言葉通り、役者であることで命が助かったたのきゅうさん。
でも、お話はその後もまだまだ続きます。
うわばみをやっつけた後で、またとんでもない幸運が。
たのきゅうさんの機転のよさが、大きく大きく功を奏した展開に。

ラストは同じ落語の「まんじゅうこわい」にソックリだなと感じましたが、作者である川端さんは少し言葉を付け足して違った形で終わらせています。
今まで落語をそのまま絵本にしているのかと思ったら、違ったのですね。
その作品作品だけでなく、シリーズ全体を通してひとつの作品にしているようで大変感心しました。
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自信を持っておすすめしたい 切ない  投稿日:2009/03/27
天の町やなぎ通り
天の町やなぎ通り 作: あまん きみこ
絵: 黒井 健

出版社: あかね書房
亡くなった母へ手紙を書き続ける男の子と、郵便局長さんのちょっと不思議で心が優しくなれる絵本です。

母が亡くなったという事実を受け入れるには、男の子はまだ幼すぎたのでしょう。
この男の子の父親は直接お話には登場しません。
それでも我が子の為に悩み考え、そして母は別の場所で暮らしていると話したのだろうと思うと、本当に胸が痛みます。

宛先不明の郵便物を返しに行った局長さんも、きっと同じ気持ちだったと思います。
男の子、父親、そして局長さん、それぞれの思いが不思議な世界を生み出したのかもしれません。
心の痛みが少し和らいだ気がしましたが、これからのみんなのことを思うとやっぱり切なくなります。
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自信を持っておすすめしたい ツボだらけ  投稿日:2009/03/26
どうぶつニュースの時間 2
どうぶつニュースの時間 2 作・絵: あべ 弘士
出版社: 理論社
前作でその面白さにどっぷりハマり、この2も急ぐ気持ちで読みました。
内容は前作と全く同じ流れなのですが、この方が安心して楽しむことができます。

動物ならではのニュースはもちろん、登場人物やCMのパロディが、やたらとツボにはまります。
内容自体が楽しいので、子供はもちろん楽しむことができるのですが、やっぱり大人のほうが懐かしさも合わさってさらに楽しめると思います。

前作で野牛ヒロシにすっかりやられた私ですが、今回は「うさぎ竜堂」にやられました。
そんなにかわいくなっちゃって・・・・
うさぎの耳をつけた宇崎さんが、頭から離れません。笑
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なかなかよいと思う 乗りたい!  投稿日:2009/03/26
かばくんのふね
かばくんのふね 作: 岸田 衿子
絵: 中谷 千代子

出版社: 福音館書店
派手さはないですが、かばって子供に人気だったりしますよね。
娘ももちろん、その仲間です。

動物園の洪水。
この時にみんなの船となって力を発揮したのがかばの親子でした。
洪水という、本来なら緊迫した雰囲気の中、みんなが安心して穏やかに見えるのは、このかばへの信頼感があるからでしょうか。
みんなを乗せてのんびりと泳ぐ姿は、何だか微笑ましく見えます。

娘はというと、かばが水に浸かっているのがちょっと分からなかったのでしょうか。
長い体を見て「ワニー!」と言ってました。
ワニだったらみんなこんな穏やかにはなれないでしょうね。
姿がちゃんと見えてかばだと分かった娘。
みんな乗せてもらっているのを見て、自分も乗りたいと言っていました。
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自信を持っておすすめしたい こちらまで緊張  投稿日:2009/03/26
さあ、犬になるんだ!
さあ、犬になるんだ! 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: 河出書房新社
オールズバーグさんの作品を読むのは、「まさ夢いちじく」に続き2作目となります。
今回もラストのオチに、驚くと共に思わずニヤリとしてしまった私でした。
もしかすると、ブラック好きなのかもしれません。笑

妹にかけた催眠術が解けない焦りを感じる少年たちの様子に、こちらまで緊張してしまいます。
このまま戻らなくなったらどうなるんだろう??
もうすっかり話しにのめりこんでしまっている自分がいました。

兄にしろ妹にしろ、どちらもやりすぎの感があるので、好き嫌いが分かれるかもしれません。
確かにとっても面白いお話なのですが、娘がこんな風に誰かにいたずらしたり騙したりするようになったら・・・と思うと、ちょっと怖くもなります。
お話だから楽しめる。そんな内容です。
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自信を持っておすすめしたい 命の輪  投稿日:2009/03/26
山のいのち
山のいのち 作: 立松 和平
絵: 伊勢英子

出版社: ポプラ社
夏の間、おじいちゃんに預けられることになった少年、静一。
ここで静一はいのちについて大切なことを、このおじいちゃんから教えてもらうことになります。

イタチを使った漁をはじめるおじいちゃん。
その光景に最初はドキッとさせられますが、それはいのちを大切に使うことの教え。
一つの命が一つの命の源となり、それは繰り返され命の輪となる。
きっとこのイタチの姿を見てこそ、むやみに生き物の命を奪ったりすることの愚かさも分かるだろうし、何かを食べるときの「いただきます」の意味も分かるのではないかと感じました。

久しぶりに声を発した静一。
それは何かを感じ取った証でしょう。

孫を自分の息子と勘違いするおじいちゃんですが、長年繰り返されてきた技はしっかりと体が覚えています。
そして、いのちの大切さを教えることも。
もしかしたら本当の息子(静一の父)にも、昔何度も見せていたのかもしれません。
静一の父もきっとそれが分かっていて、静一を預けたのではないかと感じました。
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自信を持っておすすめしたい 精悍なふくろう  投稿日:2009/03/26
しまふくろうのみずうみ
しまふくろうのみずうみ 作・絵: 手島 圭三郎
出版社: リブリオ出版
しまふくろうの親子の一夜の光景です。
おなかをすかせた我が子のために、魚をとる父親の姿がとても精悍に、頼もしく見えます。
また、静けさの中、しっかりとした力強さを感じ、魚を捕らえる瞬間には息をのみます。
こんなに躍動感に溢れるふくろうをみたのは初めてかもしれません。
ふくろうというと、木の上で静かにたたずむ姿をイメージしますが、何だか印象がかわりました。

それにしても、静かにして欲しいここぞというときに声を出す子供は、人間の子供と同じに見えてほほえましく感じました。
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