新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

  • かわいい
  • 学べる
  • 全ページ
  • ためしよみ

TOP500

ヒラP21

その他の方・70代以上・千葉県

  • Line
自己紹介
子どもの通う小学校の読み聞かせをスタートに、絵本の世界に飛び込んだ私ですが、いつの間にか子どもは親離れ。
私だけが絵本の世界に残ってしまいました。
小学校、中学校での読み聞かせをベースに、障害者関連施設、高齢者福祉施設と新境地を開拓中です。

読み聞かせおすすめコーナー

公開

ヒラP21さんの声

12431件中 361 〜 370件目最初のページ 前の10件 35 36 37 38 39 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい ADHDの世界  投稿日:2024/10/26
オチツケオチツケこうたオチツケ−こうたはADHD
オチツケオチツケこうたオチツケ−こうたはADHD 作: さとうとしなお
絵: みやもとただお

出版社: 岩崎書店
発達障がいを熟知した方の作品だけに、ADHDのことを理解するのにうってつけの絵本です。
本人はしてはいけないとわかっているのに、悪い子を演じてしまうこうたくんは本当は辛いのでしょうね。
それとも起こした混乱で、どうして叱られているのか、理解できていないのかも知れません。
繋がらない気持ちと行動が引き起こすパニックの中で仕事をしている自分は、フリーズしてしまいます。
結果的に、改善から逆方向に向かってしまうこともあります。
パニックを起こした利用者さんに対しては、冷静に冷静にと、自分を抑えなければいけないと思います。
「オチツケオチツケ」の言葉が、自分にも響いてくる絵本です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う ミニチュア写真の面白さ  投稿日:2024/10/26
おすしが あるひ たびにでた
おすしが あるひ たびにでた 作: 田中 達也
出版社: 白泉社
田中達也の技にかかると、何よりも楽しい世界が広がります。
ちょいワルおすしが旅に出ます。
寿司ネタにとどまらない、遊びの世界が展開します。
寿司の世界に寄り添いながら、背中のネタの鮮度が落ちそうな、なりふり構わない旅が楽しめました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 富とは、人生とは  投稿日:2024/10/25
おじいさんのダイヤモンド
おじいさんのダイヤモンド 作・絵: セシリ・ジョセフス・イッタ
訳: 池上彰

出版社: 今人舎
ダイヤモンドはとても高価な宝石です。
特にこの絵本のように大きなダイヤモンドならば、なおのことでしょう。
この絵本には「富を考える」という副題が付いています。
このダイヤモンドは大きな富であるには違いありませんが、同時に装飾品です。
かつては身につける人を引き立てていたダイヤモンドをおじいさんが買いました。
おじいさんは資産として手に入れたのです。
自分たち家族の生活を支えるために購入したダイヤモンドを、おじいさんはイングランド銀行に保管しました。
おじいさんは、オランダに住むユダヤ人で第二次世界大戦が始まろうとしていました。
この絵本は、富について考える絵本だと思います。
設定された時代背景で、ダイヤモンドはお金よりも確かな富だったに違いありません。
それにこれからの人生設計に重要だったものにも違いありません。
しかしおじいさん家族は、イギリスには渡らず、ユダヤ人迫害に呑み込まれたようです。
おじいさんは、収容所から帰ってきませんでした。
娘夫婦は、隠れ住んでいて難から逃れることができました。
娘はロンドン銀行にあるダイヤモンドを取りに行こうという気持ちにはなれません。
仮想の話ですから、ここから先は口を閉じましょう。
タラレバのお話ではあります。
こんな資産を持っていない人には雲の上の話かも知れません。
でも、生きることの上で、多くの選択を続けてきて今があるのかも知れません。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ピョンの仲間さがし  投稿日:2024/10/25
ちいさなピョン
ちいさなピョン 作: 串井 てつお
出版社: 講談社
オタマジャクシからカエルに育ったピョンが、自分の仲間を探します。
同じカエルでも、いろんなカエルがいるのですね。
ピョンの身体の色や模様の変化と、仲間ではないカエルとの出会いが面白いと思いました。
やっと見つけた仲間たちで、ピョンがアマガエルだったことがわかります。
アマガエルの敵や、変色できる特徴も知りました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う ねこのための旅でした  投稿日:2024/10/24
ねこでんしゃ
ねこでんしゃ 作: 山口 マオ
出版社: 交通新聞社
不思議な電車で、ねこのための旅でした。
ねこの好きなもの、猫の習性、つぎつぎに登場する風景になるほどと思われるねこつながりを見つけられました。
季節の移りまで感じさせる長旅のようですが、毎日、出ているんですね。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい レトロな町並みで  投稿日:2024/10/24
かくれんぼ
かくれんぼ 作: 尾崎 玄一郎 尾崎 由紀奈
出版社: ひさかたチャイルド
おばけのかくれんぼです。
おばけたちの隠れ方もユニークですが、背景のレトロな町並みに描き込まれたこだわりの景色や人たちが、面白く感じられました。
こんな町並みはなくなってしまいました。
少し不気味なところも、逆に郷愁感があります。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 主役は白いねこ  投稿日:2024/10/24
サンタクロースのしろいねこ
サンタクロースのしろいねこ 作: スー・ステイントン
絵: アン・モーティマー
訳: まえざわ あきえ

出版社: 徳間書店
そりに乗ったサンタクロースのポケットから、落ちてしまった白いねこスノウのお話です。
空の上から落っこちて、良くぞ無事だったと思います。
スノウのサンタクロース探しが始まります。
クリスマスの雰囲気が高まりました。
ネタバレは避けるとしても、高いビルの上から、サンタクロースはスノウを見つけることができたのでしょうか。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 組み木絵の魅力  投稿日:2024/10/23
ふるいみらい
ふるいみらい 作: 中山 千夏
絵: 中村 道雄

出版社: 復刊ドットコム
緻密に組み合わされて、木の香りを醸し出しながら絵となった世界に引き込まれてしまいました。
工芸的で寄せ木細工のような不思議さで、1点1点の作品に立ち止まったとき、言葉は不要のようにも思えました。
絵に力と気高さのある絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 素晴らしい物忘れ  投稿日:2024/10/23
フルーツパフェをちゅうもんしました
フルーツパフェをちゅうもんしました 作・絵: 岡田 よしたか
出版社: PHP研究所
忘れていた買い物を思い出して、買い物していた ら別の用事を思い出してと、忘れていた用事を次々と思い出していくとてつもないお話です。
それでもフルーツパフェを頼んだことは忘れていないのですから、食べ物への執着心の強さをつくづく感じさせられます。
裏表紙を見ると、宇宙服で無事フルーツパフェを食べられたようですが、何日経ったのでしょうか。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 【再投稿】一瞬の長さ  投稿日:2024/10/23
まばたき
まばたき 作: 穂村 弘
絵: 酒井 駒子

出版社: 岩崎書店
3枚の絵からなる世界は、さりげなく心の不安感をひっぱり出してしまいました。
瞬きする間に何が変わるのでしょう。

瞬きして、ちょうが飛び立つ所を目にしたとき、一見変化のない1枚目の絵と2枚目の絵の違いを探しました。違わないようで、飛び立つ準備をしている花にも動きはあるのです。

鳩時計が12時を指すとき、鳩が出てくるかどうか、眼は鳩の出てくる扉の一瞬に集中するのです。

ねことねずみの絵で、緊張感が増してきました。猫の怖さを2枚目の絵で語っているようです。

紅茶に入れた角砂糖が沈んでいく瞬間を見つめていた私は、不覚にもその背後にいたみつあみちゃんを意識できませんでした。

そして、まさかラストシーンです。

表紙の絵が予告はしていたのですよね。

一生は瞬きする間に、こうも変わってしまう無気味さを秘めているのでしょうか。

あまり神経質にならないで、酒井駒子さんの精度の高い世界を味わいましょう。

参考になりました。 0人

12431件中 361 〜 370件目最初のページ 前の10件 35 36 37 38 39 ... 次の10件 最後のページ

【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット