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ヒラP21

その他の方・70代以上・千葉県

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自己紹介
子どもの通う小学校の読み聞かせをスタートに、絵本の世界に飛び込んだ私ですが、いつの間にか子どもは親離れ。
私だけが絵本の世界に残ってしまいました。
小学校、中学校での読み聞かせをベースに、障害者関連施設、高齢者福祉施設と新境地を開拓中です。

読み聞かせおすすめコーナー

公開

ヒラP21さんの声

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なかなかよいと思う 金斗鉉さんの描くかぐや姫  投稿日:2024/09/17
日本名作おはなし絵本 かぐやひめ
日本名作おはなし絵本 かぐやひめ 作: 舟崎 克彦
絵: 金斗鉉

出版社: 小学館
金斗鉉さんの描いた「かぐやひめ」は、竹取の翁の住まいが、最初から立派なお屋敷だったような印象を受けました。
その辺りの感覚に戸惑ったのですが、今まで見た「かぐやひめ」の絵本の中で一番美しいと感じました。
文章にも品を感じる作品です。
ちょっと上品にまとまりすぎているようにも思えるのですが。
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自信を持っておすすめしたい なんという奇策でしょう  投稿日:2024/09/17
鬼 作: 今江 祥智
絵: 瀬川 康男

出版社: あかね書房
瀬川康男さんの描いた鬼は、決して怖くありません。
お話にしても、決して凶暴な鬼ではありません。
ただ、人間の食べているものに、美味しさを感じて味をしめてしまったのです。
人間の食べ物を求めて、鬼は村へ、町へと進んでいきます。
逃げ出す人々もいますが、向かっていっても歯が立ちません。
エサを求めて町に出てくるクマやイノシシに近い感じがします。
そこで庄屋藤四郎は、奇策の心理戦を繰り出します。
決して怖くない鬼は、自信のない鬼でもありました。大いになっとくです。
思慮のない鬼には使えません。

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なかなかよいと思う あんぱんまんの正義  投稿日:2024/09/17
あんぱんまんと ごりらまん
あんぱんまんと ごりらまん 作: やなせ たかし
出版社: フレーベル館
「アンパンマン」が、まだ「あんぱんまん」だった頃のお話です。
いろんなキャラクターがでてくるわけではなく、素朴なところが良いと思いました。
空腹で困っている人のために、自分の顔を与えるという視覚的に分かりやすくて、少々心の痛む献身が、アンパンマンの世界に一貫した「正義」なのだと再認識しました。
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自信を持っておすすめしたい 腐ったミカン  投稿日:2024/09/17
千両みかん
千両みかん 作: もとした いづみ
絵: 長谷川 義史

出版社: フレーベル館
先に、野村たかあきさんの「千両みかん」を読んで、ものの価値について考えさせられたりしたのですが、もとしたいずみさんと長谷川義史さんのペアは笑い先行の喜劇調です。
もともと落語がベースですから、気楽に読めて、最後に首を傾げるお話でした。みかん屋
さんの店にあった大量のみかんは、みんな腐っていました。
まとめて千両分の腐ったみかんの中から、ひとつだけ傷んでいないみかんが見つけられたのでこんな話になったのでしょうが、大量なみかんをダメにしてしまったみかん屋さんの商売方法とはいかがなものでしょうか。
きっと「腐ってもみかん」などと構えていると、店はつぶれますね。
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なかなかよいと思う シマのないシマウマ  投稿日:2024/09/16
おにごっこだいすき
おにごっこだいすき 作: 今江 祥智
絵: 村上 康成

出版社: 文研出版
シマウマから、シマのないふたごのシマウマが産まれました。
シマがなくてもシマウマと言っていいのかどうかわかりませんが、なんとなく仲間たちからは受け容れてもらえないような気がします。
ところが、この馬は闇に隠れる黒いウマと、昼間は見えづらい白いウマで、それが役立つことにもなりました。
何よりも、のびのびと育って、走力をつけたのも良かったのです。
ユーモラスで力強い作品です。
村上康成さんならではの絵の世界の中で、2頭の兄弟シマウマが大活躍です。
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自信を持っておすすめしたい 少年時代に体験した戦争の記憶  投稿日:2024/09/16
ぼくが子どものころ戦争があった 「いくさの少年期」より
ぼくが子どものころ戦争があった 「いくさの少年期」より 作: 寮 美千子
絵: 真野 正美
原作: 田中 幹夫

出版社: ロクリン社
実際の体験を基にした体験記としての重みのあるお話です。
寮美千子さんが、絵本作成のために文章化されたことにも、この絵本の思いを感じました。
田中さんが小学校3年生の時に、太平洋戦争が始まったといいます。
「少国民」として目にした戦争は、恐ろしい現実と疑問だらけの現実の中で、田中さんに大きな影響を与えたことでしょう。
極力感情を抑えた記憶の描写だけに、戦争というものに踊らされていた国民の心理の、矛盾と葛藤を汲み取りました。
あの戦時下において、足の悪い子に合せてみんな一緒にゴールした徒競走のエピソードが印象的です。
思いやりの心を伝え、自らは戦地で亡くなった長谷川先生の姿が、この絵本を引き締めています。
こんなことがあったから、田中さんは弁護士への道を歩んだのですね。
小学高学年から中学生にお薦めの絵本です。
戦争を知らない大人たちにも、体感してほしい絵本です。
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なかなかよいと思う 病院ごっこ  投稿日:2024/09/16
ぼくがげんきにしてあげる
ぼくがげんきにしてあげる 作・絵: ヤーノシュ
訳: 石川 素子

出版社: 徳間書店
とらくんは本当はどこが悪かったんでしょう。
いろんな仲間たちが関わって、楽しいお話です。
病気や治療のお話なのですが、コメディータッチで、とにかく明るいのです。
お話以上に、いろんなキャラクターが、絵の中でいろんなことをしています。
それも楽しみのひとつですね。
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なかなかよいと思う 人間とバッファローの恋  投稿日:2024/09/15
バッファローのむすめ
バッファローのむすめ 作・絵: ポール・ゴーブル
訳: もりしたみねこ

出版社: ほるぷ出版
狩りの名人の若者と、バッファローの娘の恋という、不思議な関係が心に響くまでに昇華された物語です。
自分たちの命を奪う者に畏敬を持つ殺される者たちの関係は、どこかアイヌの世界の神という存在に近いものを感じました。
人間の姿になった牝のバッファローは、若者と結ばれ息子まで産まれます。
でも、若者の周りの人間たちは、野生の匂いを忌み嫌い、バッファローの娘とその子どもを追い出してしまうのです。
あくまで娘と子を思う若者の行動はしんぴてきです。
そして若者はバッファローの世界の人間として化身します。
絵があまりにも美しくて、この物語に説得力を持たれています。
かつてバッファローは、これほどに人間と深い関係だったのですね。
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なかなかよいと思う 赤ちゃんに戻りたい?  投稿日:2024/09/15
もしもぼくがあかちゃんだったら
もしもぼくがあかちゃんだったら 作・絵: そうま こうへい
出版社: 講談社
赤ちゃんに戻りたいなんて思ったのは幾つぐらいでしょうね。
自分の成長が未熟だった頃、弟や妹が生まれて、急にお兄ちゃんやお姉ちゃんになってしまった頃の短い時間なんですよね。
大人になったら、子どもの頃に戻りたいとは思っても、赤ちゃんに戻りたいなどとは思いません。
むしろ自分の子どもの赤ちゃん時代を、親が懐かしむ位の話でしょう。
あっという間に、気づけば赤ちゃんは赤ちゃんじゃなくなっていきます。
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なかなかよいと思う はるきくんの秘密  投稿日:2024/09/14
みけねえちゃんに いうてみな モフモフさいこう!
みけねえちゃんに いうてみな モフモフさいこう! 著: 村上 しいこ
絵: くまくら珠美

出版社: 理論社
みんなと一緒に遊べない理由を知って、うなずいてしまいました。
何でもないようなことが、人につらい思いをさせていることってあるんですよね。
物語では、みけねえちゃんが問題解決にひと役かいましたが、実際にはどうなんだろうと考えられることが大事ですね。
子どもの世界にも、人知れず貧困差別が入りこんでいくこと、社会の仕組みとして考えると、ちょっと切ないですね。
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