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ヒラP21

その他の方・70代以上・千葉県

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自己紹介
子どもの通う小学校の読み聞かせをスタートに、絵本の世界に飛び込んだ私ですが、いつの間にか子どもは親離れ。
私だけが絵本の世界に残ってしまいました。
小学校、中学校での読み聞かせをベースに、障害者関連施設、高齢者福祉施設と新境地を開拓中です。

読み聞かせおすすめコーナー

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ヒラP21さんの声

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自信を持っておすすめしたい 素晴らしいアイデア  投稿日:2024/08/05
ぼくのなまえはサンゴール
ぼくのなまえはサンゴール 作: カレン・リン・ウィリアムズ カードラ・モハメッド
絵: キャサリン・ストック
訳: 小野寺美奈 當銘美菜 山西優二 小野寺美奈、當銘美菜、山西優二、前田君江 前田 君江

出版社: ゆぎ書房
スーダンという国で起きている内戦、ディンカ族という少数民族の事を知らなければ、サンゴールのこだわりは充分に理解できないのかも知れません。
でも、私はこの絵本から、スーダンに思いを馳せることが出来ました。

サンゴールは、難民の家族でした。
同じ名前の父親は、戦争で死んでしまいました。
サンゴールは何代も受け継がれてきた名前だったのです。
それだからこそ、誰に何を言われようとサンゴールはサンゴールなのです。

たまたまアメリカに迎えられて、サンゴールと母妹と「空飛ぶ船」に乗ります。
全てが未知の世界だから、飛行機でアメリカに渡るシーンに書かれた1行だけの文は重要です。
「動く階段」、「魔法で開くドア」、都会の日常が全て驚きでした。
それでもサンゴールはサンゴールのままの男の子でした。

自分の名前を覚えてもらうためのアイデアはグッドジョブでした。
工夫すれば伝わる道をサンゴールは見つけたのです。
しかも自分の名前を着て歩けます。

この絵本は、サンゴールのディンカ族としての誇りの物語です。
でも、同時にスーダンに残してきた難民のこと、スーダンで起こっていることを忘れないための物語でもあります。
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自信を持っておすすめしたい あやまり方のお勉強  投稿日:2024/08/05
ごめんなさいできるかな
ごめんなさいできるかな 作: きむら ゆういち
出版社: 偕成社
失敗した時のあやまり方、あやまることの大切さを教えてくれる、すてきなしかけ絵本です。
口先だけではなく、こんなに頭を下げられたら、許すしかないですね。
この本、許す側の気持ちも感じ取ることができます。
何よりも、あとくされなく気持ちをリセットできる事が大切だと、大人として考えるのでした。
強制はいけません。
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自信を持っておすすめしたい 心の穴  投稿日:2024/08/04
胸に穴があいたから
胸に穴があいたから 作: マサニエロ
出版社: みらいパブリッシング
不鮮明で見づらい絵が効果的な、不思議な絵本です。
読みづらい文字も、主人公の青年の心の頼リない思いを絞り出しているようです。
失恋のお話です。
心の穴の中にいる女性は、去っていった人でしょうか。
思い出の女性の幻想とのやりとりは、どこか病的です。
想像の彼女と抱き合うところでお話は終わります。
自分としては、心の傷を乗り越えた、鮮明な絵で描かれる第2章を期待したい思いです。
心のもやもやを考える絵本でした。
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自信を持っておすすめしたい 鬼殺し  投稿日:2024/08/04
お化けの海水浴
お化けの海水浴 作・絵: 川端 誠
出版社: BL出版
お化けたちの水着姿が、妙に現代風な絵本です。
それぞれの個性を生かしての海水浴で、海の幸もいっぱい取れて、とても楽しいお話でした。
鬼ころしと桃太郎、児童書なのに酒好きを喜ばせる部分もあって、楽しく読みました。
川端誠さんのあくの強い絵が、なぜかぴったりしています。
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なかなかよいと思う おじいちゃんの武勇伝  投稿日:2024/08/04
おじいちゃんちで おとまり
おじいちゃんちで おとまり 作・絵: なかがわ ちひろ
出版社: ポプラ社
ひとりで孫が泊まりに来たら、おじいちゃんは嬉しくてしょうがないのでしょうね。
緊張するまごを煙に巻くようなほら話が続きます。
おじいちゃんのサービス精神に富んだお話は、何か思い出につながるお話のように思いました。
きっといろんなお話があふれて来るのでしょう。
だって、おじいちゃんだから。
経験はお話の宝庫です。
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なかなかよいと思う やぎの奥さんいけませんよ  投稿日:2024/08/04
もりはおもしろランド 10 もりのほんやさん
もりはおもしろランド 10 もりのほんやさん 作: 舟崎 靖子
絵: 舟崎 克彦

出版社: 偕成社
面白いけれど困ったお話です。
本屋さんが売り物の本のページを食べてしまっては、売り物になりませんよ。
しかもこれからという所で、お話がぷつりと切れてしまうのです。
「やぎさんゆうびん」の童謡を思わせてユーモラスなのですが、仕事に手がつかなくなってしまった、郵便局のはりねずみさんの気持ちがよくわかりました。
周りの人が本の結末を想像し合うところは、おまけですね。
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自信を持っておすすめしたい お母さんへの応援歌  投稿日:2024/08/03
あかちゃんがわらうから
あかちゃんがわらうから 作: おーなり 由子
出版社: ブロンズ新社
赤ちゃんがお母さんを応援しているような絵本です。
いろいろと考え込み、重い気持ちでいるときも、赤んぼうの笑い声が自分を正気に戻してくれるというのです。
自分は一人ではないと気づかされる瞬間でしょうか。
その子どもたちのために未来があると、思えるし、そのために今はお母さんでいてと言われているようだし、たまらないシチュエーションが塗り重ねられて行きます。
子どもたちの笑顔を大切にしたいですね。
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自信を持っておすすめしたい 知らないってこんなこと?  投稿日:2024/08/02
こどものとも まわるおすしやさん
こどものとも まわるおすしやさん 作: 藤重 ヒカル
出版社: 福音館書店
想像すると笑えてくるお話ですが、笑いきれない自分もいます。
言葉だけで、この絵本のタイトルから回転寿司のお話だと思っていた私も、手にとってビックリしたのですから。
先入観だけで物事を始めようとするとこんなことになるのでしょう。
店自体が回っても「回るお寿司屋さん」です。
椅子が回っても、店員が回っても「回るお寿司屋さん」です。
最後に、寿司を乗せた皿を回して、猿の「回るお寿司屋さん」は、大人気になりました。
確かに本当の回転寿司より楽しいかもしれません。
知らないことのこわさと、知らないからこそ生まれる発想の強さを感じました。
世の中、勘違いから生まれた発明、発見もあるようです。
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なかなかよいと思う 心の中まで見える鏡?  投稿日:2024/08/01
なんでも見える鏡―ジプシーの昔話
なんでも見える鏡―ジプシーの昔話 再話: フィツォフスキ
画: スズキ コージ
訳: 内田 莉莎子

出版社: 福音館書店
何でも見えてしまう鏡と言う物があったら、それはそれで怖い話かも知れません。
見えない方が幸せな時の方が多いに違いありません。
でも、王女様は男の隠れ場所を見てしまうだけではなく、その男に惹かれていきました。
見る人によって、見えるものの捉え方は違うのです。
直ぐ側に隠れた男の姿を、自分の心の中にいると思ってしまった王女様に、もう鏡は不要でした。
見たいものを見たら、それ以上鏡にしばられることはありませんから。
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なかなかよいと思う どのように使いましょう  投稿日:2024/07/31
音で楽しむ昔ばなし(1) ももたろう
音で楽しむ昔ばなし(1) ももたろう 絵: 中山 信一
出版社: 文響社
桃太郎のお話を、オノマトペで語ろうとしている絵本です。
ここまで簡略化されると物足りなさもあるのですが、音で楽しむというヒントをいただきました。
絵を見ていると、文字化されていない音が隠れているようにも思えます。
どのように活用しようか、思案中です。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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