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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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渡”邉恵’里’

その他の方・40代・東京都

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自己紹介
アートや本が大好きで、子どもの頃よりも、今、絵本を楽しんでいます。

膠原病患者です。
(混合性結合組織病、関節リウマチ、シェーグレン症候群)
その他、間質性肺炎、甲状腺機能低下症があります。

読書は安全に楽しめる趣味の一つですが、せっかくなので、インプットだけではなく、アウトプットもしてみようと思い、レビューを書いています。
大人のための読書案内の、参考になればうれしいです。
好きなもの
演芸(落語、講談、浪曲、手品、お笑い、大道芸など)
読書(いろいろな本を読みます)
図工(絵画制作、手芸なども)
アートセラピー
東京の街歩き、下町や銭湯巡り、昔風の建物見学
喫茶店・カフェ
料理、自宅で「同居」しているぬか床とのお付き合い
6月は、梅仕事とラッキョウ漬けに精を出す(予定)
ひとこと
大人も楽しめる絵本を探しています。
図書館内のカフェや自宅でゆっくり、絵本を楽しみます。
絵本は誰でも楽しめるアートで、ちょっとした異空間に安全に旅行できます。
年齢に関係なく、いろいろな本を楽しむ事が好きです。

読書は、私のような持病のある人も、入院中も楽しめるステキな娯楽ですね。

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初期〜2020年ごろまで、読書・レビュー記載分

渡”邉恵’里’さんの声

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自信を持っておすすめしたい 大地の色に包まれた生活  投稿日:2017/03/25
世界のともだち(7) ネパール 祈りの街のアヌスカ
世界のともだち(7) ネパール 祈りの街のアヌスカ 文・写真: 公文 健太郎
出版社: 偕成社
【内容】
ネパールの首都カトマンズから東に30kほど離れた町「バネパ」に住む、7歳の小学生アヌスカ。両親が用品店を営み、小学校に通い、おばあちゃんの家にも時々遊びに行く。
ネパールの子どもの日常生活を、たくさんの写真で紹介する。

【感想】
どの写真からも、大地の気配が感じられます。
素朴な生活は、生命力にあふれ、みんな思い思いに人生を楽しんでいるようすが伝わってきました。

一番印象的だったのは、アヌスカの赤ちゃんの頃の写真。
本当に丸々とした、美しい赤ちゃんで、大きな目が宝石のよう。成長するとスッキリとした活動的な少女になっていましたが、まさに、神様から授かった子どもという感じがしました。
朝五時に起きて、水汲みにいったり、店の手伝いをしたり、生活力のある少女です。けっこう忙しそう。生活力が自然に培われる暮らしが、素敵です。

学校がお祈りから始まったり、10歳になると鼻にピアスをしたり、ネパールの風習は知らない事ばかりで、面白く読みました。
とはいえ、文化が違っても、子どもがイタズラしたり、学校帰りに買い食いしたりするのは同じ。自分もネパールの子どもになって一緒に遊んでいるような感じを楽しみました。
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自信を持っておすすめしたい あかちゃんに大ウケ。単純で、偉大な発明。  投稿日:2017/03/24
いないいないばあ
いないいないばあ 文: 松谷 みよ子
絵: 瀬川 康男

出版社: 童心社
【あらすじ】
にゃあにゃあが、いないいないばあ。くまちゃんがいないいないばあ。次々に魅力的なキャラクターがいないいないばあ、してくれる。赤ちゃんのための絵本。

【感想】
絵本のベストセラー、ということで、一度は読んでみようと思って手に取りました。
うちは赤ちゃんがいないので、赤ちゃんにどれだけ効果があるか実験できていませんが、他の人の感想を読んでいると、本当に「赤ちゃんに大ヒット」のようですね。
いろんな使い方があるようで、絵本というよりも、おもちゃの一種として愛用されている様子がうかがえます。

大人になってから絵本を読むと、どうしても話のスジなどに気を取られてしまいますが、子どもはもっと単純に、見たまんまを楽しんでいたのだなあと感じました。
赤ちゃんの絵本だけど、絵はしっかりしていて、決して「かわいい、かわいい」という感じではなく、どちらかというとちょっと怖い。そこが、赤ちゃんウケするのかもしれません。大人が思うよりも、赤ちゃんはもっと、感性が豊かで、面白いものをよく知っているのかもしれません。
いつか、この本を使って、本物の赤ちゃんと遊んでみたいと思いました。

それにしても、「いないいないばあ」って、単純な遊び(?)を最初に発明した人は偉大!誰でもできて、費用も道具もいらなくて、赤ちゃんが幸せになれるなんて、素敵な方法。
ただ、やっぱり真剣に面白くやらないとダメみたい。顔が面白い作りでも、男前でも、気合いが入っていないとダメ。赤ちゃんが目が肥えていて、芸人の気持ちを読み取ってしまう不思議な能力があるのではないかしら…あやす方も、精進が必要。勉強になりました。
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自信を持っておすすめしたい つるばら村に移住したくなります。  投稿日:2017/03/23
つるばら村シリーズ(1) つるばら村のパン屋さん
つるばら村シリーズ(1) つるばら村のパン屋さん 作: 茂市 久美子
絵: 中村 悦子

出版社: 講談社
【あらすじ】
くるみさんがやっている「三日月屋」は、つるばら村で唯一のパン屋さん。お店はなく、注文をうけてから作って配達する、宅配のお店です。いつか駅前にお店を持つのがくるみさんの夢。
このパン屋さん、注文してくるのが人間とは限りません。熊やウサギ、猫、他にも…不思議な世界と現実の世界が入り混じる短編6話。

【感想】
妙にリアルな世界と、ファンタジーの世界が行ったり来たりする楽しいお話。
全てがパンにまつわるお話で、どのパンも実に美味しそう。
いろんなパンを試食しているうちに、いつの間にかおなか一杯になって、あっという間に読み終わっていました。そして、次の作品も味わいたくなります。
(シリーズは12冊でているので、楽しみが増えました)

ちょっと昔風の、レトロな表現や小道具が、愛おしい。
懐かしいような気分になり、自分も自然が豊かで、不思議な住人と一緒に平和に暮らしているつるばら村に住んでいるような気分になってきます。
こんな楽しい世界に迷い込んでいって、おいしい思いをして、安全に戻ってこられるなんて、いいことづくめ。おいしいお菓子を何度も食べたくなるように、物語も何度も読み返したくなります。幸せになる話。

「はちみつのパン」「ドングリのパン」「三日月のパン」「クリスマスのパン」「あんこのパン」「ジャムのパン」
どれもいいけど、一番好きなのは、「あんこのパン」かな。ねこの出てくる話で、ねこのお祝いの引き出物に、猫用のあんこのパン20個を注文する話。妙にリアルで、原価がかかっていそうで、他にない味わいで?、ユーモアも満載。ぜひ、味わってみてください。
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自信を持っておすすめしたい 思った通りにいかない人生。  投稿日:2017/03/23
へちまのへーたろー
へちまのへーたろー 作: 二宮 由紀子
絵: スドウピウ

出版社: 教育画劇
【あらすじ】
へちまのへーたーろーは、ある日、少女に「きゅうり」と言われる。へちまであることを必死でアピールするために、太ってみたり、つるつるになってみたり、日本語を覚えたりするが、少女にもそのお母さんにも伝わらない。ガッカリするへーたろー。間違いの原因となっているきゅうりを探しに出かけてみたら…

【感想】
二つの世界は、全く交わることがないシュールなお話。
へーたろーは情熱を燃やして、猛然と問題を解決するための努力をするが、全く報われない。だんだん切なくなっていき、生意気な態度のへーたろーに同情してしまいましいた。
少女とその母親も、変わった感性の親子だと思いました。
親が、本当にへちまを知らないのか、敢て子どもの世界に合わせているのか、わからないが、なんとなくこの親子も性格に問題がありそうな、近所で浮いていそうな気がする。クールな印象を与える絵が、そのような感じを抱かせます。

どっちもどっちだなあ。
どっちも、あまり歩み寄りがなく、許容範囲が狭く、自分が信じた世界をひたすら貫くだけで、「他の価値観」があることはあまり関係なく生きている気がしました。
生きる世界が全く違うと、こんな喜劇のような悲劇が起きるのかしら。

おもしろいけど、ちょっと考えさせられる内容で、読み応えがあります。
絵本というと、明るく楽しく、ハッピーエンドという先入観がありましたが、こんな「人生はなかなか思うとおりにいかないのよ」と諭してくれる作品もあるなんて。
絵本の表現の、奥深さを知りました。いろんなことを考えました。
努力して思った通りの結果が出なくても、別の活かし方があるから、大丈夫だと、自分に言い聞かせました。
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自信を持っておすすめしたい なぞは深まるばかり…続きが読みたい。  投稿日:2017/03/22
死者をよぶアンコールワット
死者をよぶアンコールワット 出版社: 理論社
【内容】
幽霊がいるかいないか?カンボジアのアンコール遺跡群を調べた博物学者の本の世界に入って探検する。地元の人に伝わる「死者の住む都」には、はたして本当に幽霊がいるのだろうか…

【感想】
漫画に出てくる現地の人の、怖がりっぷりが素晴らしい。フランス人の博物学者が銃で脅して無理やり連れて行ってもらう、という場面も、時代を感じさせる。
アンコール遺跡を調べた、アンリ・ムーオ氏は、遺跡を訪れた翌年、35歳で死んでしまったという箇所も妙な怖さがある。
中でも一番怖いのは、人々が何度も戦争を繰り返していること。アンコールも、他の遺跡も、現代でも、人が人を殺していく事が一番恐ろしい。

人が全く住まなくなった遺跡やお化け、幽霊よりも、現実で人が起こしているいろんな戦争、事件の方がよほど恐ろしい。
その話の持っていきかたがステキです。同感です。

漫画がリアルで、でも、グロテスクではないところが、名人芸を感じさせます。
写真で見るよりも、絵で見た方がわかりやすい。
この話、続きが読みたいです。
参考図書も紹介されているので、気になったらそっちにも迷い込んでみたい。
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自信を持っておすすめしたい 魚がうじゃうじゃいる川、初めて見ました。  投稿日:2017/03/19
カジカおじさんの川語り
カジカおじさんの川語り 文・写真: 稗田 一俊
出版社: 福音館書店
【内容】
雪解けの季節、川をのぞくとハナカジカのおじさんが、子育ての準備をしている。カジカの子育て、サケやトゲウオ、ウグイにヨシノボリ、カラフトマス。川に住む魚たちの生き生きとした暮らしをカジカのおじさんが教えてくれる。
写真で綴る、魚たちの奮闘記。

【感想】
奇跡としか思えない、絶妙のタイミングで撮影した写真の数々に驚きました。
寒い川で何時間もねばって、何枚も写真を撮り続けている作者の様子を想像したら、本当に贅沢な読書だと思えてきました。

カジカのオジサンの語りが、落語の世界みたいで、面白く読み進められます。自然は遠いものではなく、身近なところにあるものだというメッセージが伝わってくるようです。
自分が子どもの頃は、身近な川は全て護岸工事がしてあり、生き物は全然いませんでした。ダムを作ったり、護岸工事をすると、生き物は住めなくなると知ったのは大人になってからです。川には魚なんかいない、というのが、田舎に住んでいた時の感覚です。魚は店で買ってくるもので、生きている魚は池の鯉くらいしか知りませんでした。
この本を見て、まだまだ地球上に豊かな自然が残されていると知り、感動しました。生き物を友達のように扱って、友達が幸せに生きられるように、どうにかならないかと思います。是非とも、自然環境をなおしてください!

さておき、生き物の写真は面白い。宇宙人とか、SFみたいな形。生き物の成長は、不思議なことがいっぱい。10gが3000g〜4000gに成長するって、…人間だったらどんな感じか想像してみたりして。
スゴイ写真物語です。どなたでも楽しめる一冊です。
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なかなかよいと思う 母と、女性の心の暗黒を描き出した短編集  投稿日:2017/03/19
Little Selections あなたのための小さな物語(5) マザー
Little Selections あなたのための小さな物語(5) マザー 編著: 赤木 かん子
出版社: ポプラ社
【内容】
「ひとりぼっちの誕生日」 赤川次郎(2001年)
「コスモス」 山岸凉子(1991年)
「アリスちゃん」 シャルル・ルイ・フィリップ(1910年?)
「夢の子供」 ルーシー・モード・モンゴメリ(1912年)

【感想】
「ここに登場してくる「お母さん」はどちらかというと、どこにでもいそうな、平凡な、ごく普通の人たちです」(赤木かん子)

あとがきにはそう書かれていたが、私はこの話に出てくる「お母さん」たちは、普通じゃないと思う。普通じゃない環境にあって、少しずつ狂っていく人の、心の闇をしっかり見据えて描き出した作品だと感じました。
母性というよりも、強い感情が行き過ぎて引き起こす悲劇の数々が目の前に展開されて、恐ろしい話でした。特に、「ひとりぼっちの誕生日」は設定が現代ということもあり、より身近に、リアルな恐怖感を感じられます。ホラー作品集として、おすすめします。
「コスモス」も、母性ではなく、「夫をつなぎとめておくために、息子の病気を利用する」という身勝手な女の情念、執念を感じさせます。一見、よいママのように見えているところが、なお一層、恐怖感と不気味な感じが強調されています。下手な虐待よりも、よほど強烈なインパクト。こういうお母さん、けっこう、世の中にいると思います。
母をテーマにした作品はいろんな切り口があって、どの作品も読みごたえがあります。母が壊れていく作品、心が癒されていく作品、子どもや夫の目線で書かれた作品。どれも、その作家の別の作品も読んでみたくなる、興味深い短編ばかりです。
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自信を持っておすすめしたい ラーメンは平和の使者  投稿日:2017/03/19
ラーメンちゃん
ラーメンちゃん 作: 長谷川 義史
出版社: 絵本館
【あらすじ】
ラーメンちゃんが、困っている子どもに会うたびに、ラーメンネタのギャグで励ます。
夢と希望と笑いを届ける一冊。

【感想】
元気がない時に、こういうナンセンス・ギャグの絵本を見ていると、どうにかなるような気がしてくる。
ラーメンちゃんは、何者かわからないけども、私は出てきた時に「待ってました!」の声がかかっていたから、芸人だと思って読み進めてみた。年もわからないけど、ギャグのセンスがオヤジだ。オヤジが描いているのだから、仕方がない。
そんな懐かしい昭和の匂いがするオヤジギャグで、子どもたちが次々に元気になっていく。けっこう、悩みが深刻そうな子どももいたけど、全く問題なく全開。

オヤジギャグの偉大さ、ラーメンの人気と影響力を思い知りました。
驚異的なラーメン・パワー。ラーメンは平和の使者。
だれもラーメンを食べていないのに、元気もりもりになって、行く先がわからない未来に向かってずんずん歩みだしていく。しかし、安心なのです。中華麺が未来をさ示しているから。

面白いから年齢問わず、皆さん、見てください。
見ると、なんとなくラーメンが偉大な気がしてきます。
オヤジギャグも、世のため人のために役立っていることが分かって、早速、調子に乗ってギャグを連発したくなります。しらけてもめげずに、周囲が明るくなるまでやりましょう。
トッピングは、なると、シナチク、ほうれん草。ラーメンちゃんは明るい子なので、たぶん塩じゃないかと思います(色からして)。ラーメンを食べるたびに、思い出したい名作の1つです。愛情と根性、世界平和の願いを感じます。お見事!
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自信を持っておすすめしたい いつの間にか異空間へ  投稿日:2017/03/18
ずんたたくん
ずんたたくん 作: 戸田 和代
絵: 石倉 ヒロユキ

出版社: 佼成出版社
【あらすじ】
 雪の夜、眠れない熊のこどもは、そっと家を抜け出して外に遊びに行きます。そこで山の子どもに出会い、二人はいろいろなおしゃべりをします。そのうち山の子どもが秘密の場所に行くというので、熊の子どもは無理に頼んで一緒に連れて行ってもらいます。二人が空飛ぶ汽車に乗って、行った先にはお月様がいて…

退屈な眠れない時間が、いつの間にかファンタジーの世界になってしまう物語。

【感想】
眠れない子どもの描写がリアルで、自分の子ども時代を思い出しました。
夜中に急に目が覚めて、誰も起きていない時間は、不思議な雰囲気がして、この話のように、不思議な人が現れて、何かが起きそうな気がしたものです。

童話の世界にはいろいろな人が現れますが、「山の子ども」というのは初めて。大きな山になるまでは、あちこちに歩いていけるとか、お月様が友達とか、壮大な話。
現実世界と異空間の境界線があいまいになってしまうのが不思議。
お母さんの山とお父さんの山があって、子どもの山があるというところは、神話の世界のよう。山の話をもっと聞きたいと思いました。山が生まれるなら、死んだりもするのかな?

絵が全体的においしそうで、ちょっとレトロな雰囲気がステキでした。
何度か読み返すと、ますます不思議な感じがして、いろんな空想ができるのも魅力。
全体的にひっそりとした静かな感じで、秘密の話を、読者も聞かせてもらっているような体験ができて面白かったです。
心が秘密のマッサージを受けたような、ほっこり感のある一冊。
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自信を持っておすすめしたい つっこみどころ満載。カッコいい絵本  投稿日:2017/03/15
かぶきわらし
かぶきわらし 作・絵: 庄司 三智子
解説: 古井戸 秀夫

出版社: 出版ワークス
【内容】
子どもにしか見えない、かぶきわらしが、歌舞伎の芝居小屋を案内する。
玄関から入り、客席、楽屋、黒御簾。今日の演目は「白波五人男」。名場面、見どころ、名セリフを迫力のある仕掛け絵本で紹介。歌舞伎ならではの仕掛けや、歴史など、盛りだくさん。

【感想】
美味しいところだけ、いろいろ寄せ集めた豪華な絵本。
作者の歌舞伎に対する愛情が伝わってきます。
名セリフ「しらざあ、いって、きかせやしょう」(by 弁天こぞう in 浜松屋)が一通り乗っているので、実際になり切ってセリフを言ってみて楽しめる。ルビ付きなので、安心です。
泥棒がいよいよつかまりそうな場面で、一人ずつ自己紹介するとか、歌舞伎は知ってみるとつっこみどころ満載。ギャグがたくさんできそうだ。
この絵本でいろいろな仕掛けや演目を紹介してあるので、それぞれ実際に見たくなってしまう。

歌舞伎は難しい!という先入観がなくなり、「おもしろそう」と素直に思える一冊。
何の知識もなくても、絵をみているだけでよい、歌舞伎の超・入門書としてもおススメします。
白波五人男の、ラストシーンが、エキセントリックで面白い。
とにかく、江戸時代にたくさんの人が、よってたかって「おもしろさ」や「かっこよさ」を追求していった結果、今にも残る名作の数々ができたとよくわかりました。

歌舞伎のコスプレをやってみたくなるかも!?
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