新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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ヒラP21

その他の方・70代以上・千葉県

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自己紹介
子どもの通う小学校の読み聞かせをスタートに、絵本の世界に飛び込んだ私ですが、いつの間にか子どもは親離れ。
私だけが絵本の世界に残ってしまいました。
小学校、中学校での読み聞かせをベースに、障害者関連施設、高齢者福祉施設と新境地を開拓中です。

読み聞かせおすすめコーナー

公開

ヒラP21さんの声

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自信を持っておすすめしたい おもいっきりはじけてます  投稿日:2009/10/22
まあ、なんてこと!
まあ、なんてこと! 作・絵: デイビッド・スモール
訳: 藤本 朝巳

出版社: 平凡社
日頃私の選ぶ絵本は理屈っぽいとのたまう嫁さんが、固まってしまいました。
まさに、「まあ、なんてこと」状態。
息子は喜んでくれました。
たまに、絵本のエンターテイメントもいいもんです。
それにしても、つののはえたイモジェンが可愛い。
弟のノーマンは冷静で、息子が絵本の中で一番気になったキャラクターです。
「まあ、なんてこと」
絶叫して気絶するお母さん。
こんな時にパニックになるのは母親?
考えるのはやめましょう。
理屈抜きに楽しい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい おとうさん?  投稿日:2009/10/20
なみ
なみ 作・絵: スージー・リー
出版社: 講談社
言葉のない絵本だから読み手が物語を作るのかも知れないのですが、何度も見ているうちにこの波はお父さんかも知れないと感じてしまいました。
母親と海に来た少女は、さまざまな形で打ち寄せる波と戯れます。
まるで会話をしているように、そして波に包み込まれて…。
ひとしきり遊ぶと、母親と立ち去る少女。
お父さんはどうしたんだろう?
そう考えるとこの波はけっこう重みを持ってきます。

見る人によってとらえ方が違うから、感想はいろいろだと思います。
他のお父さんはどう感じるでしょうか?
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自信を持っておすすめしたい きにかかるはくちょうのこ  投稿日:2009/10/20
つきとはくちょうのこ
つきとはくちょうのこ 作: 志茂田 景樹
絵: 石川あゆみ

出版社: Kiba Book志茂田景樹事務所
心にしみる哀しい話です。
体の弱い子供と母親を置いて南に飛んで行ったお父さん。
子どもを守るために、山犬の犠牲になったお母さん。
悲しいけれども、自然の摂理かもしれません。
月の模様の中に白鳥が飛んでいると言ったお母さん。
お母さんが死んだあと、白鳥の住んでいた舟は湖に流され沈んでいきます。
月から飛び出た、お父さんお母さんが子供を迎えに来て…。
子どもには、姿を消した白鳥の子は飛んで行ったのだと思わせたいですが…。

この絵本、表には出ませんが「こうしのぼうけん」とカップリング。
書き直された「こうしのぼうけん」と読み比べると、絵本の話を考える上で非常に参考になると思います。

「つきとはくちょうのこ」も改訂版が出ているので、比べてみるのも参考になるかもしれません。

(事務局注:このレビューは1999年版に寄せられたものです。)
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自信を持っておすすめしたい カレーライスが本当に食べたくなります  投稿日:2009/10/18
ぼくんちカレーライス
ぼくんちカレーライス 作: つちだ のぶこ
出版社: 佼成出版社
話がリズミカルで、読んでいるうちに本当にカレーライスが食べたくなります。
でも、この絵本の醍醐味は絵。
何故か忍者や、天狗や、お相撲さんやあれこれと気になる登場人物。
お店や貼られているチラシにも細かいワザが込められていて、絵の全体が気になるのです。
カレーってけっこうあやしげなところがあって、それがみんなを惹きつけるのかも。
読み終えてからも、絵のチェックを続けた父子でした。
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自信を持っておすすめしたい よい子に読み聞かせ隊隊長  投稿日:2009/10/18
こうしのぼうけん
こうしのぼうけん 作・絵: 志茂田 景樹
出版社: Kiba Book志茂田景樹事務所
志茂田景樹というと、独特のファッションと小説家としてしか知らなかったのですが、絵本を書き読み聞かせ運動を推進していると聞いて驚いたのですが、この「こうしのぼうけん」を読んで唸ったのです。
以前、「こうしのぼうけん」は「つきとはくちょうのこ」と言うタイトルのお話しと合冊で、絵も別の人が書いていました。
そのときの印象は、力が入りすぎているというか、子どもの感覚と違うなということ。
「※メートル」という表現が時折出てくるのですが、「子どもたちは右何メートルとかいちいち考えんだろう」とか川を渡るところなどは妙にオヤジ臭さを感じたりしたものです。

今回、この絵本はストーリーはそのままに、自分が気になったところが訂正されており、絵も自分で描いています。
本気になって読み聞かせをしているのだと痛感。
絵本作家ではなく、絵本の読み聞かせが好きなおじさんの作品だと思いました。

牧場から外に出たい近眼のウシ。
親切なすずめとずるがしこいカラスに導かれてする冒険。
はらはらするところもありますが楽しい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 20年前にかかれた環境問題絵本  投稿日:2009/10/15
ちきゅうの子どもたち
ちきゅうの子どもたち 絵: アンネゲルト・フックスフーバー
出版社: ほるぷ出版
環境問題に対しての問題提起。
この絵本が20年前に書かれたことに驚きを感じます。
繁栄を目指して、大人たちは石油や石炭をエネルギーに変え、鉄をつかって工業化を進め、原子炉まで作って地球環境を破壊していきます。
空は汚れ、地面はコンクリートで被われ、地球が苦しくてたまりません。
大人たちに助けを求めても相手にされない地球は子どもたちに救いを求めます。
どうか、子どもたちにとって安心できる地球を取り戻して欲しい。
子どもたちの言葉に大人は耳を貸しません。
大人たちが地球に投げつける「子どもたちは、子どもたちでなんとかするさ」と言う言葉。

あまり書くと、大人が悪者になってしまいますが、大人たちが良かれと思ってやってきたことが環境破壊なんて、その歴史の中にいる自分にとって、善悪がひっくりかえっていくようで複雑な思い。

地球は、子どもたちを自分の中に導きいれて、荒廃していく社会から包み込みます。
大人たちは、探し回り、悲しみ、活動を止めてしまう。
そうすると、自然が戻ってきて、自分たちの過ちに気づくのです。
最後に、風力発電や、ソーラー発電が出てきます。
絵本の中で、大人たちは地球環境に理解を示します。
それが救い。

何よりも20年前に、現在を予測したかのような絵本。予測して書かれた絵本だからか絵は辛辣です。
ストーリーも少し固いかも知れません。
しかし、なにより現在に通じるし、これほど環境を考えさせてくれる本はないとおもうのです。
入手が難しいらしいのが残念です。
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なかなかよいと思う 絵がストーリーに深みをあたえています  投稿日:2009/10/15
たからもの
たからもの 作・絵: ユリ・シュルヴィッツ
訳: 安藤 紀子

出版社: 偕成社
たからものは、遠くではなく近くにあるという教訓?
大事なものを見つけるためには回り道も必要?
話はシンプルです。
アイザックが都に向かう道中、都から戻る道中、同じフレーズが繰り返され、話の本題をくっきりさせてくれます。
しかし、一見説教ぽくって単純な話を、シュルヴィッツの絵は成長過程の子どもに示唆を与えているようです。
絵を見ているとじっくりとこの本の言いたいことが染み込んできます。
楽しい話ではないので、低学年にはむりかな?
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なかなかよいと思う 平和を願う  投稿日:2009/10/11
白いからす
白いからす 作・絵: ほんまわか
出版社: 自由国民社
平和を願うカラスの話です。
他のカラスに相手にされなくても、一羽で白いカラスのいる東の国に向かいます。
戦火の中で生活する人たち、戦争で荒れた国の絵が響いてきます。
しかし、たどり着いた国は緑に被われているわけではなかった。
話がストレートで、絵がシンプルなので、低学年でも判るお話かと思いました。

ただ、平和を願う国が中東で、平和の国が日本で、カラスがハトになりたかったのだとしたら、カラスは極めて日本人的で、少し独善的になってしまったような気がします。

中東の人の気持ちが東にある国(日本)に向かうものだろうかという大疑問。
中東をイメージするなら、その国の人が何を考えているのか、それに対して日本人である私たちは何ができるかということの考察がベースにあって話を展開するのが良いのではないか。
日本人からの発信ならば、白いカラスが西に向かっていって、西の国で何を感じるかを話にした方が理解しやすいのではないかと思いました。
今度カラスさんに聞いてみたいと思います。

平和を願う気持ちを批評しているのではないことだけは、追記します。
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自信を持っておすすめしたい 発想がすごい  投稿日:2009/10/11
おふろ
おふろ 作・絵: 出久根 育
出版社: Gakken
一人でお風呂に入ったら、赤いネクタイの男の人がぼくを待っていた。
それから始まる、あれやこれや…。
ナンセンス絵本と言ってしまっても、お風呂にまつわるあれこれを象徴しているのだろうといってしまっても違う、飛び抜けてしまったイマジネーションがある。
少し不気味で、少し不思議で、要するに訳が分からないのだけど、次々と展開されるミステリアスな出来事。
湯あたりしそうなくらい、印象に残る絵本でした。
出久根さんに脱帽です。
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自信を持っておすすめしたい 父親にとって感動の作品  投稿日:2009/10/07
パパはジョニーっていうんだ
パパはジョニーっていうんだ 作: ボー・R・ホルムベルイ
絵: エヴァ・エリクソン
訳: ひしき あきらこ

出版社: BL出版
声に出して読みたい本だけど、相手は子どもではない。
もう一人の自分に向って声を出して読みたいような絵本です。
別れてから久しぶりに会う、父親のジョニー。
大好きなお父さんあえてうれしい息子のティム。
二人だけの一日に楽しい思い出が詰め込まれていきます。
会う人会う人に父親を紹介して自慢するティム。
その姿に心がしめつけられます。(読み聞かせをするだけではなく、自分も誰かに読んでもらいたい)
そして、父親との別れ。
お父さんも、ティムを電車の車内に連れ込んで、乗客に息子を紹介します。
二人とも、互いに大好きで、会えばうれしくて、別れたくないのです。
感動!
お父さんと別れた後のティムの父親を思う心。
これでもか、これでもかと私の涙腺を刺激。(これは、映画館の観客のように絵本に浸りたい)
父親っていいもんだぞ〜。

でもこの絵本、夫婦のことも考えさせられる。
離婚ってこんなこと?
父親に会う息子を置いて帰る母親。
父と別れた後、息子を迎えにきた母親。
お父さんとお母さんは顔を合わせることはない。
お母さんの表情が見えないので、どんな夫婦だったのか分からない。
一緒に暮らしているお母さんとティムはどんな親子なんだろう。
どうして別れてしまったんだろう。
親子と夫婦。
絆とつなぎ止められない心。

この絵本。
子ども、父親、母親、読む人にとって感じ方が違うのだろうな?

電車は去ってしまいました。
別れて暮らしていても、ジョニーとティムの気持ちがずっと続いて欲しいと思いました。
成長したティムと再会できるジョニーは、人間として認め合えるでしょう。
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