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ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

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渡”邉恵’里’

その他の方・40代・東京都

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自己紹介
アートや本が大好きで、子どもの頃よりも、今、絵本を楽しんでいます。

膠原病患者です。
(混合性結合組織病、関節リウマチ、シェーグレン症候群)
その他、間質性肺炎、甲状腺機能低下症があります。

読書は安全に楽しめる趣味の一つですが、せっかくなので、インプットだけではなく、アウトプットもしてみようと思い、レビューを書いています。
大人のための読書案内の、参考になればうれしいです。
好きなもの
演芸(落語、講談、浪曲、手品、お笑い、大道芸など)
読書(いろいろな本を読みます)
図工(絵画制作、手芸なども)
アートセラピー
東京の街歩き、下町や銭湯巡り、昔風の建物見学
喫茶店・カフェ
料理、自宅で「同居」しているぬか床とのお付き合い
6月は、梅仕事とラッキョウ漬けに精を出す(予定)
ひとこと
大人も楽しめる絵本を探しています。
図書館内のカフェや自宅でゆっくり、絵本を楽しみます。
絵本は誰でも楽しめるアートで、ちょっとした異空間に安全に旅行できます。
年齢に関係なく、いろいろな本を楽しむ事が好きです。

読書は、私のような持病のある人も、入院中も楽しめるステキな娯楽ですね。

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初期〜2020年ごろまで、読書・レビュー記載分

渡”邉恵’里’さんの声

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自信を持っておすすめしたい 実際に子どもたちが作ったものが見られる  投稿日:2023/09/06
地図や年表で伝えよう
地図や年表で伝えよう 監修: 鎌田和宏
出版社: ポプラ社
学校の調べ学習の時に、テーマを決めて、地域を実際に歩いて取材し、地図や年表を使った形にまとめて発表する(掲示する)具体的な方法を教えてくれる実用書。学習絵本。
実際にいろんな地域の学生たちが作った防災マップや、地域の特産品特集、地元の偉人や歴史の特集など、いろんなタイプの地図や年表が見られる。

大変そうだけど、楽しそうでもある。
自分が学生の時は、こういう調べ学習(グループワーク)はなかったから、ちょっと新鮮な発見。
大人になって、日本の歴史に興味を持つようになってからは、改めて、地図や年表を見る機会が多くなった。
覚えたいところは、白地図を使って、自分なりにまとめてみようかと思っていたけど、やり方がわからないので、参考にした本。
本書は、テーマに沿って取材する対象を決めたり、地元の人に聞きこみをしたり、図書館やインターネットで情報を調べたりするなどをして、しっかりした地図を作っていたので感心した。

学生が自分で歩いていける範囲で、いろんな発見があっただろうし、制作途中でいろんな体験もしたと思う。
形になった物をみて、作った人たちのことを想像すると、尊い作業だと思った。
調べものをして、世の中に発表する人たちの大変さもわかった。

調べものをしなくても、見ているだけでも楽しい本。
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自信を持っておすすめしたい お箸は意外と深い。  投稿日:2023/09/06
箸の絵本
箸の絵本 作: 兵左衛門
絵: 土橋 とし子

出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
お箸の使い方、マナー、歴史、お箸を使う地域(世界の食文化)を紹介してくれる学習絵本。
木を削って自分のお箸を作る方法も詳しく紹介されている、工作の本でもある。実用書。

毎日使うものなのに、意外と知らないことが多かった。
お箸の形が、中国や韓国、ベトナムなど、アジアでお箸を使う地域ごとに長さや、使い方が違っているのが面白かった。
フォークやスプーンを使う食べ方が、一番新しい方法だったのも心に残った。とても古いものだと思い込んでいたので、意外だった。

お箸などを使わず、手で直接食べものをつかんで食べる方法が、一番古く、人数も多いという。
人類最古の食事法で、「手で味わう」という要素もあり、楽しい発見だった。

日本人の精細な感覚が、地域によるお箸の形の違いや、箸遣いのマナーなどに表れているようで、興味深い。
しっかり美しいマナーで食べられる大人になろうと思った。
こういう日常の動作や、道具についてよく知っていることは大切だ。
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自信を持っておすすめしたい 成長する様子が素敵だ。  投稿日:2023/09/01
ほーら、大きくなったでしょ (11) こうま
ほーら、大きくなったでしょ (11) こうま 作: メアリー・リング
写真: ゴードン・クレイトン
訳: 山口 文生

出版社: 評論社
生まれたてから、5か月目までの馬の成長記録を紹介してくれる写真絵本。1994年刊行。(原書1992年)

生まれた時からすでに歩けるようになっていることにビックリ。生まれたてはまだ、足がよろよろしているが、すぐに立ち上がり、自分で母馬のところに行ってミルクをもらう。
生後0日ですでに自立している動物。エライ。

赤ちゃんの時と、子ども時代と、大人になった時で、体の形が若干違う。生まれた手が一番足が長い。スーパーモデル&少女漫画のような雰囲気。ちょっと妖精っぽい。
段々と地に足がついてくるというか、しっかりした体つきになってきて、体毛の色も濃くなり、5か月で殆ど大人の馬と変わらない大きさになる、という。
大人になるのが早い生き物だ。

草が足に当たる感じや、お友達が来てくれて一緒に楽しく遊ぶ様子が、生き生きとした短い文章で伝わってくる。
素敵な絵本。このままずっと大好きなママやお友達と一緒に幸せに過ごして欲しい。

動物の成長を見ていると、心が温かくなる。
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自信を持っておすすめしたい SFです  投稿日:2023/08/27
わたしのワンピース
わたしのワンピース 絵・文: にしまき かやこ
出版社: こぐま社
1969年刊行。
突然、白い布が降ってきた。うさぎちゃんは、これでワンピースを作ってみた。身に着けたワンピースが不思議な変化をして、うさぎちゃんが奇想天外な体験をするファンタジー。

2006年で、139刷。ロングセラー大人気絵本。
2023年の時点で、54年経っているのに、ちっとも古くならないどころか、新鮮で鮮やかな印象を与える楽しいお話。
絵も、お話も、まだまだ現役で活躍しそうな不思議な力強さを感じる。きっと作者が、何世代にもわたって楽しめるような、普遍的な面白さを追求したのだろう。

私は、このお話はSFだと思った。
絵やタイトルからは想像できないユニークな展開が待っている。短いお話なのに、とっても濃厚な楽しい経験をしたような気がした。
白いワンピースから、こんな大冒険が待ち受けているなんて。
是非ともご一読下さい。
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自信を持っておすすめしたい 思い込みが現実化&伝説化  投稿日:2023/08/27
むらの英雄
むらの英雄 文: 渡辺 茂男
絵: 西村 繁男

出版社: 瑞雲舎
2013年刊行。エチオピアの昔話。
村の男たち12人が、粉を挽いてもらいに別の村に行った帰り、人数を数えたら11人になっていた。いなくなった1人を探して大騒ぎになる楽しいお話。

最初に種明かしがされているので、読者は「みんなが探している1人」について、よく知っている。だから、物語があらぬ方向にどんどん突き進んでいくのがおかしくてたまらない。
どういう話になっているかは、是非とも本書を読んで、実際に体験して欲しい。

しかし、現実の生活では、こういうことはよく起こると思った。人は「思い込み」で生きているところがあって、ひとりで思い込んでいる場合と、集団で思い込んでいる場合がある。
それは真実でなかったとしても、みんなが思い込んでいることで、現実となってしまう。この話のように愉快な展開だったらよいが、問題がある思い込みが現実化したら困ってしまう。

非常に哲学的なお話でもあり、生活上の注意喚起ともとれる話でもあり、ただのほら話としても楽しめる。
昔話のすごい魔法を体験した気分だ。
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自信を持っておすすめしたい 良く見るけど、知らないことだらけの植物  投稿日:2023/08/23
ホウセンカの絵本
ホウセンカの絵本 出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
ホウセンカの栽培方法や、性質、歴史や利用法などを教えてくれる学習絵本。実用書。

その辺によく生えている草花なのに、実はよく知らないことだらけだった。種がはじけることは知っていたけど、花を集めて染物に使う(布を染めたり、ネイルアートのように使ったり)のは初めて知った。食用の花だったり、漢方薬として使われていたのも初耳。

特に印象に残ったのは、アジアで爪を染めるために使われていたこと。私は体験したことがないが、赤いマニキュアのように色が付くらしい。人類はお洒落が大好きなようだ。

花の種類がいろいろあったり、挿し木をすると花がもりもりに着いたり(切る位置による)、いろんな実験も紹介されていた。本当に、身近な存在ほど、知らないことだらけ。あえて調べようとも思わないから、こういう本でも読まないと、知らないまま一生が終ってしまいそうだ。

お野菜みたいに、食用でもりもり食べるというものでもないけど、存在しているだけで楽しい植物だと思った。
大人になってから、いろんなことを改めて知る機会がたくさんあって、楽しくてありがたい。
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自信を持っておすすめしたい 人も牛も地球も安心で幸せな生き方  投稿日:2023/08/22
しあわせの牛乳
しあわせの牛乳 写真: 安田 菜津紀
著: 佐藤 慧

出版社: ポプラ社
2018年刊行。子どもの頃から「牛飼い」になりたかった筆者が、牛も人間も幸せになれる山地酪農に出合い、自分の農場を持ち経営を安定化させるまでの話。実話。

写真に写る牛は、山間部でのんびりと過ごし、新鮮な草を美味しく食べて、親子で幸せにくらしている。美しく、賢く、強い生き物だ。
現在、多くの場所で行われている「近代酪農」は、牛をまるで機械のように扱い、牛が本来食べないものを無理に食べさせ、運動もさせず、狭い部屋に閉じ込めて、肉と牛乳を利用するだけ。牛にとっても悲惨だが、実は、人間にとっても籠城条件も、体と心の健康においても問題ばかりであることがわかった。
しかも、政府が余計なことをして、将来有望な山地農業で自然と調和して良いものを作ろうとしている若い人をつぶしている。現状の苦しいところを知ると、本当に心が張り裂けそうだ。

そんな中、筆者は、大好きな牛と一緒に幸せに暮らし、働く道を選んだ。周囲の理解がない時もあり、お金の問題で絶望的になったことも何度もあるのに、乗り越えていった。
そして、とうとう理想の山を体に入れ、販路も確保し、事業を成功させ安定化させることで、次の世代を担う人たちに希望を与えた。研修生として受け入れて、育てる側の立場になった。

食や農業の問題は、いろんな難しい事が多い中、こういう心が洗われる素晴らしい実話を知ると、自分も勇気をもらう。
「今までのやり方ではダメだ」と気付いている人たちも、大いに励まされると思う。

さっそく、山地酪農で作った牛乳(ノンホモジナイズ、低温殺菌)を買って飲んでみた。
今、大多数を占める近代酪農の牛乳よりも、すっきりさわかやで、嫌な臭みもないし、変に濃い味もなく、体にすっと入って来る快適な牛乳だった。

牛が本来は、自分の子どもを育てるために出すものだから、
貴重なものである。私は謙虚に、「頂いている」ことを実感し、人間と共存する道を選んだ牛たちに感謝して生きていこうと思った。

人と命、食について、畜産業(酪農)について、日本の環境や将来について深く考えさせられる。
読みやすくまとめられているので、年齢を問わず、いろんな人に読んでもらいたい良書。

大変な思いをしながらも、良いものを提供し続けているすべての人たちに感謝します。(合掌)
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自信を持っておすすめしたい 牛乳がどうやってできるかわかった  投稿日:2023/08/22
乳牛の絵本
乳牛の絵本 編: 三友 盛行
絵: スズキ コージ

出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
2004年刊行。
牛や牛乳の歴史、酪農家の仕事、牛の成長や体のしくみ、講師を育てて牛乳を搾る方法などを教えてくれる学習絵本。実用書。

スズキコージさんの大胆でカラフルな絵が印象的。
牛の巨大さや、迫力が伝わってくる。

子どもの頃、牛乳はどうやってできるのか不思議だった。
うちは配達の牛乳を取っていたので(当時は瓶だった)、工場で作るような気もするし、「牛のおっぱい」という情報もテレビなどで入ってくるし、でも、どうやってもあんなに大量におっぱいがでるのが不思議だったし…
疑問に思いながらも、牛乳を美味しくいただいていたのを思い出した。

本書を読むと、牛の一生を通して、乳がでる時期はそんなに長くないことがわかる。
しかも、妊娠出産した雌の牛が子育ての為に出すものであるから、オスの牛はわりと早々にと殺されて肉になってしまう。
乳が出にくいなら、やはり肉になるし、乳が出なくなってきたら、やはり肉にされる。牛の一生は過酷だ。

人間が無理に贅沢しなければ、動物も自然環境も傷つかずに済むのになあ。
食べないことができないなら、節度をもつとか、足りるを知るとか、贅沢なものは贅沢だと自覚して滅多に食べないで「贅沢な感じ」をより味わえるように工夫するとか…
なんとかならないものかと思う。

他人にそういうことをやってもらうよりも、自分が、「牛乳は贅沢なモノだ」と理解して、大切に頂くようにしようと決めた。
大人も食育が必要だと、最近つくづく思う。
幸か不幸か、私はあまり牛乳を飲めない体質なので、毎日飲んだりしないが、たまに頂く機会がある時は、牛のことや酪農で働いている人たちや、牛に関わって生きてきたご先祖様たちのことを思い出して、大事に、感謝して頂こうと思った。

情報が多いので、読みごたえがある。
文字を全部読まなくても、絵を見て楽しむこともできる。
実用(学習)と楽しみと、両方できる素敵な絵本だ。
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自信を持っておすすめしたい 意外と足が長いね  投稿日:2023/08/16
ほーら、大きくなったでしょ (8) ふくろう
ほーら、大きくなったでしょ (8) ふくろう 作: メアリー・リング
写真: キム・テイラー
訳: 山口 文生

出版社: 評論社
1994年刊行。(原書:1992年)ふくろうが卵からかえって、ひなが大人と同じ大きさになるまでを写真で紹介してくれる絵本。ふくろうの成長記録。

12週間(2〜3か月)で大人と同じくらいの大きさになり、飛べるようになるふくろう。成長が早いのもびっくりだが、意外と足が長いのもびっくり。なんだかモデル体型で、首は180°後ろに回るし、身体能力が高くて、それもびっくり。
白い産毛が、羽に生え変わる様子など、珍しい場面がたくさん見られた。

生まれたての赤ちゃんの時代は、かなりファンキーな容姿。それが羽が生えそろってくると、とたんにきりっとした高貴な印象に変わるのだから、面白い。動物も幼少期と、大人時代はずいぶん様変わりするのだ。

表紙を開けたところにあるふくろうの成長記録のイラストも素敵。いたずらでもしそうな、楽しい雰囲気で和む。

不思議な鳥で、見ているだけで面白い。
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自信を持っておすすめしたい ブタの素敵さをたくさん楽しめる  投稿日:2023/08/06
ほーら、大きくなったでしょ (12) こぶた
ほーら、大きくなったでしょ (12) こぶた 作: メアリー・リング
写真: ビル・リング
訳: 山口 文生

出版社: 評論社
ブタが生まれてから、コブタが産めるようになるまでの成長を写真で紹介してくれる動物の絵本。

1994年刊行。(原書:1993年)
生まれたてのコブタは、耳が小さくて、生まれてからどんどん耳が大きくなる。最初はとってもスリムで、スタイルがいい。
まるでハイヒールを履いているお姉さんのようなカッコよさ。
愛くるしいお顏で、たくさんのいたずらをしまくる。
すぐに大きくなって、長い胴体に、がっしりした足腰、くるんとチャーミングなしっぽ。
顔がみんな違って、個性が光る。

ブタがいかに個性的な動物かがよくわかる。
私はマイクロブタ・カフェに行ってからは、全く肉を食べなくなった。ブタ=家族、お友達と認識してしまったから。
ブタも、牛も、「家畜」と言われている動物は、全部、個性があって、素敵な一生を楽しく送って欲しいと思う。

裏表紙などに、たくさんの絵が描いてあって、ブタの日常生活をかわいく紹介している部分も注目。
楽しくブタと暮らしたくなる。

短い文章も、すてきなので、ゆっくり楽しんで欲しい一冊。
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